概 要

Express5800シリーズの再セットアップをするときは、「シームレスセットアップ」と「マニュアルセットアップ」の2つの方法があります。(Express5800シリーズのセットアップは、「シームレスセットアップ」を使ってセットアップすることをお勧めします。)


[シームレスセットアップ]

「シームレスセットアップ」とは、ハードウェアの内部的なパラメータや状態の設定からOS(Windows 2000)、各種ユーティリティのインストールまでを添付の「EXPRESSBUILDER®」CD-ROMを使って切れ目なく(シームレスで)セットアップできるExpress5800シリーズ独自のセットアップ方法です。

購入時の状態と異なるハードディスクのパーティション設定で使用する場合やOSを再インストールする場合は、シームレスセットアップを使用すると煩雑なセットアップをこの機能が代わって行います。
シームレスセットアップの方法については「ユーザーズガイド」で説明しています。

また、再インストールのときに前回使用したセットアップパラメータFDを使用すると、前回と同じ状態にセットアップすることができます。
「セットアップパラメータFD」は、EXPRESSBUILDERにある「ExpressPicnic®」を使って事前に作成しておくことができます。
事前に「セットアップパラメータFD」を作成しておくと、シームレスセットアップの間に入力や選択しなければならない項目を省略することができます(セットアップパラメータFDにあるセットアップ情報は、シームレスセットアップの途中で作成・修正することもできます)。セットアップパラメータFDの作成方法については、「ユーザーズガイド」で説明しています。


[マニュアルセットアップ]

Windows 2000やディスクドライバ、ネットワークアダプタドライバ、各種ユーティリティのインストールなどをひとつひとつ手作業で行う方法です。

セットアップ後にシステム固有のモジュールを適用するアップデートモジュールのインストールを行ってください。


[システムを修復する場合は・・・]

システムの修復をするときは、以下の2つの方法があります。

システムの修復

システムの修復とは、何らかの原因でOSを動作させるために必要なファイルが破損した場合に、バックアップCD-ROMを使用してシステムを起動できる状態にするものです。
破損したファイルが修復対象となっている場合は、各種ユーティリティやユーザー情報なども保存された状態でシステムを起動できるようにすることができますが、システムの修復を行っても、OSが完全な状態で起動されるとは限りません。その場合は次に説明する「再セットアップ」でシステムを復旧させてください。
システム修復の方法についてはシステムの修復の項で説明しています。

再セットアップ

システムの破損などの原因でOSを起動できなくなった場合などに、添付のバックアップCD-ROMを使って、再セットアップしてください。
バックアップCD-ROMを用いた再セットアップ方法については再セットアップの項で説明しています。


[オペレーティングシステムをアップグレードするには・・・]

Windows 2000からWindows XPへアップグレードするには、別途オペレーティングシステムを購入してから、購入したオペレーティングシステムの再インストール手順を説明している項目を参照してください。


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