udevとは、Red Hat Enterprise Linux v.4(以下、RHEL4と記述します)で導入された、
システム上に実在する装置に対し動的なデバイス命名機能を提供するためのホットプラグサブシステムの一部です。
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udevを利用する際には、udevルールの設定が必要です。このudevルールはユーザが自由に定義することが可能です。
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udevによって作成されるデバイスファイルは、カーネルが作成するデバイスファイル
(例:/dev/sda等)への単なるシンボリックリンクファイルです。
従って、udevのルール設定に関わらず、カーネルが作成するデバイスファイル名を直接使用することも可能です。
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udevの機能の詳細については、以下を参照してください。
- dev(8)、udevinfo(8)のオンラインマニュアル
(udevinfo(8)はudev情報の検索・表示用のコマンドです。)
- /usr/share/doc/udev-vvvディレクトリ内の各ドキュメント
(vvvはインストールされているudevのバージョン番号)
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