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ホーム > 製品 > コンピュータプラットフォーム > Express5800シリーズポータル > Linux on Express5800 > Linux動作確認情報 一覧 > Linux動作確認情報 詳細

2005年9月22日現在
Express5800/140He
ディストリビューション   Miracle Linux V3.0 SP1
(KERNEL 2.4.21-20.29AXsmp, 2.4.21-20.29AXhudgemem)

      本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。
      ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。


      なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。

記号の意味は以下の通りです。
◎…当該ディストリビューションで動作可能
○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能
×…動作不可
−…未サポート
インストール確認 / HDD増設 / CPU増設 / メモリ増設 /
LAN増設 / バックアップ装置 /

インストール確認 ↑UP

ハードウェア構成

構成 型番 機器名称
構成1
(オンボードRAID)
N8100-1037 Express5800/140He
(ディスクレスモデル/Intel Xeon MP 3.66G/メモリ 2GB)
1
N8150-193
増設用 146.5GB HDD(U320,15krpm) (オンボードRAID,RAID5) 3
N8150-172 増設用 73.2GB HDD(U320,15krpm) (オンボードRAID,RAID5) 3
N8150-192 増設用 300GB HDD(U320,10krpm) (オンボードRAID,RAID5) 3
N8150-171
増設用 146.5GB HDD(U320,10krpm) (オンボードRAID,RAID1) 2
N8150-163 増設用 73.2GB HDD(U320,10krpm) (オンボードRAID,RAID1) 2
N8101-305
増設CPUボード Cranford (Xeon MP 3.66G/667/1M) 3
N8154-08
増設用HDDケージ
1
N8102-218
4GB増設メモリボード(DDR2-400,Registered,2GB x 2) 8
構成2
(オンボードRAID)
N8100-1084 Express5800/140He
(ディスクレスモデル/Intel Xeon MP 3.33G/メモリ 2GB)
1
N8150-165 増設用 36.3GB HDD(U320,15krpm) (オンボードRAID,RAID5) 3
N8101-312 増設CPUボード (Xeon MP 3.33G/667/8M) 1
N8102-216 1GB増設メモリボード(DDR2-400,Registered,512MB x 2) 8

動作確認

評価項目 結果 コメント
構成1 構成2
OSのインストール インストールCD-ROM からのBootにてインストール後、SP1+カーネルを適用。ドライバディスクを使用。(注1)
X Window Systemの動作
(注2)

(注2)
 
PS/2 マウス・キーボード  
標準LANポート telnet,ftp(100MBファイルのput/get)にて動作を確認。
標準LANポート二重化(Bonding)
(注3)

(注3)
Bondingドライバを使用して耐障害性(FT)/負荷分散(LB)機能を確認。 telnet,ftp(100MBファイルのput/get)にて動作を確認。
CPUの認識 cat /proc/cpuinfo コマンドにて、動作周波数、論理CPU個数(HT有効時)を確認。
メモリの認識 cat /proc/meminfo コマンドにて総容量を確認。
作成パーティション数 14 14 ドライブ全領域を使用。
ハードドライブ(HDD/RAID) ファイルのコピー/比較を確認。
CD-ROMドライブ
フロッピードライブ
RAIDドライブの縮退動作
(Hotplug対応)

(注4)

(注4)
運用中にRAID構成のHDDを1つ取外しても、動作。
RAIDドライブの再構築
(Hotplug対応)

(注4)

(注4)
運用中にDEADのDISKを交換すると、自動で再構築する。
負荷ランニング 各ドライブ、ネットワーク・ドライブへの負荷。1h以上。
再起動繰り返し 再起動を5回以上。
(注1)
この構成にインストールするには、ドライバディスクが必要です。

・ドライバディスク作成方法
  1. Miracle Linux社の ダウンロードのページ より、ドライバディスクのイメージ「ml30_drv_megaraid2_20050811.img 」をダウンロードします。
  2. ダウンロードしたファイルの名前を「dd.img」に変更します。
  3. DOSフォーマットされたフロッピーディスクをドライブに挿入し、 Windows のコマンドプロンプトより、rawrite.exe コマンドを実行します。 rawrite.exe コマンドは、Miracle Linux インストール CD1 /dosutils に入っています。
  4. 下記のように表示されるのでファイル名「dd.img」、 フロッピーディスクドライブ名「a」、 最後にEnterキーを順に入力すると、フロッピーに書き込まれます。
    Enter disk image source file name: dd.img
    Enter terget diskette drive: a
    Please insert a formatted diskette into drive A: and press
    -ENTER-:
以上でドライバディスクの作成は終了です。

・ドライバディスクを利用したOSインストール方法
  1. インストールCDを入れ、起動させます。
  2. インストーラの初期画面で boot: と出ているところで "linux dd" と入力し、ドライバディスクを利用したインストールを行います。
  3. 続く画面で「Do you have a driver disk ?」や「Insert your driver disk and press "OK" to continue.」 などの表示に従い、 作成したドライバディスクを挿入して [Yes] [OK] などと選択します。
  4. 以降は通常のインストールを継続します。 インストールが終了したら、ドライバディスクを取り出して再起動します。
・SP1と、オンボードRAID対応のカーネルの適用方法
  1. SP1のCDイメージを、 MiracleLinux社のWebページより入手します。
  2. OS起動後、SP1のCD-ROMからSP1を適用します。詳細については、上記MiracleLinux社のWebページを参照してください。
    この際、次の手順を行う前には再起動を行わないでください。
  3. Miracle Linux社のWebページ より、オンボードRAIDに対応したカーネル「kernel-smp-2.4.21-20.29AX.i686.rpm」を入手しインストールします。
    rpm -ivh kernel-smp-2.4.21-20.29AX.i686.rpm
  4. Hudgememカーネルを使用する場合は、こちらを入手し、インストールします。
    rpm -ivh kernel-hudgemem-2.4.21-20.29AX.i686.rpm
以上でOSインストールは完了です。

(注2)
X Window System を使用する場合は、以下の変更を行ってください。
  1. Xconfiguratorをエキスパートモードで起動してください。
    # Xconfigurator --expert
  2. 「Choose a Card」の画面では"VESA driver(generic)"を選択します。
  3. 「Error on Read」の画面が表示される場合は、"OK"を選択します。
  4. 以降は、お使いの環境に合わせて適宜設定を行ってください。
    ※但し、「Screen Configuration」画面では、必ず"Don't Probe"を選択します。
(注3)
Linuxに標準で搭載されている、Bondingドライバを使用します。 (注4)
RAIDユーティリティ(MegaMonitor)を導入することにより、RAIDの状態 (DISKの縮退、Rebuildの実行/完了、等)を確認することができます。 詳細はこちらのページを参照してください。

HDD増設 ↑UP

型番 機器名称 結果 評価概要
N8150-163 増設用 73.2GB HDD(U320,10krpm) オンボードSCSIコネクタに接続、
ファイルのコピー/比較動作を確認。
N8150-171 増設用 146GB HDD(U320,10krpm)
N8150-192 増設用 300GB HDD(U320,10krpm)
N8150-165 増設用 36.3GB HDD(U320,15krpm)
N8150-172   増設用 73.2GB HDD(U320,15krpm)
N8150-193 増設用 146GB HDD(U320,15krpm)

CPU増設 ↑UP

型番 機器名称 結果 評価概要
N8101-305 増設CPUボード(Xeon MP 3.66G/667/1M)
3
cat /proc/cpuinfo コマンドにて、動作周波数、論理CPU個数(HT有効時)を確認。
N8101-312 増設CPUボード(Xeon MP 3.33G/667/8M) 1

メモリ増設 ↑UP

型番 機器名称 結果 評価概要
N8102-216 1GB増設メモリボード(DDR2-400, Registered,512MB x 2) 8
cat /proc/meminfo コマンドにて計8GBを確認。
N8102-217 2GB増設メモリボード(DDR2-400, Registered,1GB x 2) 7
cat /proc/meminfo コマンドにて計16GBを確認。(標準実装分を含む)
N8102-218 4GB増設メモリボード(DDR2-400, Registered,2GB x 2) 8
cat /proc/meminfo コマンドにて計32GBを確認。

LAN増設 ↑UP
増設LANボードについては、増設LANボードの動作確認ページ(こちら)を参照してください。

バックアップ装置 ↑UP
バックアップ装置を接続した場合の本体装置の動作確認です。
バックアップ装置については、バックアップ装置の動作確認ページ(こちら)を参照してください。

ハードウェア構成

接続 型番 機器名称 使用ドライバ Version
接続1 (オンボード) オンボードSCSIコントローラ (U320) megaraid2 2.10.9.0-1AX
接続2 N8103-95(注1) 増設ボード SCSIコントローラ (PCI,U160) aic7xxx 6.3.9
接続3 N8103-75(注1) 増設ボード SCSIコントローラ (PCI-X,U320) aic79xx 2.0.12.AX2

動作確認

評価項目 結果 コメント
接続1 接続2 接続3
Backup装置を接続してのOSインストール

インストールCD-ROM からのBootにてインストール後、SP1+カーネルを適用。ドライバディスクを使用。
負荷ランニング バックアップ装置、ハードドライブへの読み書き。1h以上。
再起動 (内蔵バックアップ装置接続) 繰り返し5回以上。
(注1)
OSインストール後にSCSIコントローラ N8103-95 を増設した場合や、N8103-75を実装している場合、下記の方法で設定します。
  1. /etc/modules.conf ファイルを編集し、次の行を追加します。
    alias scsi_hostadapter aic7xxx (N8103-95の場合)
    alias scsi_hostadapter aic79xx (N8103-75の場合)
  2. 下記のコマンドを順に実施します。
    # cd /boot
    # mkinitrd -f initrd-2.4.21-20.29AXsmp.img 2.4.21-20.29AXsmp
  3. システムを再起動します。

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