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2013年3月29日
Linux LANポート二重化機能 動作確認
使用ドライバ
bonding
本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。
ページ内の情報をご活用いただく前に予め「
ご利用にあたっての注意事項
」をご覧ください。
なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談は
こちら
からお問い合わせ下さい。
■
bondingドライバ概要
Linux に実装されている Bondingドライバを使用して、LANポートの二重化機能を確認しました。
モードは主に、負荷分散と対障害機能を持つ、mode 0 の balance-rr (ラウンドロビン)で動作を確認しました。その他、多くのモードがありますが、詳細は Linux ドキュメントを参照してください。
ポート監視は、主にMIIリンク監視 miimon=100 にて実施しました。その他、監視方法の細かな設定については、Linux ドキュメントを参照してください。
Red Hat Enterprise Linux 5, 6 にて確認しています。
■
設定手順
※実際の運用にはLinuxとBondingについての知識が必要です。詳細については、各種Linuxドキュメントを参照してください。
インターフェースを停止します。
# ifconfig bond0 down ← 既に bonding が動作している場合は停止。
# ifconfig eth0 down ← slave として bonding するインターフェースを停止。
# ifconfig eth1 down ← slave として bonding するインターフェースを停止。
/etc/modprobe.d/bonding.conf を編集し、下の2行を追加します。bond0 は、bonding インターフェース名です。
「mode 0 」(balance-rr) の場合の例
alias bond0 bonding
options bonding mode=0 miimon=100
「mode 1」(active-backup) で、ポート監視にARP監視を行う設定の例
※arp_ip_target で導通確認先のIPアドレス、arp_interval で確認間隔(ミリ秒)を指定します
alias bond0 bonding
options bonding mode=1 miimon=0 arp_interval=1000 arp_ip_target=192.168.1.100,192.168.1.101,192.168.1.102
上記 option を有効にするため、bonding ドライバをロードします。
syslog (/var/log/messages) あるいは dmesg で、異常がないか確認してください。
# rmmod bonding
# modprobe bond0
bond0 インターフェースを起動します。ifconfig で結果を確認します。
# ifconfig bond0 10.10.10.10 netmask 255.255.255.0 broadcast 10.10.10.255 up
bonding にインターフェースを追加します。次は eth0, eth1 をbond0 のslaveとして起動する例です。
# ifenslave bond0 eth0 eth1
ifoconfig コマンドで、状態を確認します。また、ping コマンドで導通チェックを行います。
proc, syslog (/var/log/messages), dmesg で、ステイタスを確認します。
# cat /proc/net/bonding/bond0
(参考) Red Hat Enterprise Linux などで initscript を使用して上記の設定を再起動時に保存する方法
/etc/modprobe.d/bonding.conf を編集し、下の2行を追加します。bond0 は、bonding インターフェース名です。
「mode 0 」(balance-rr) の場合の例
alias bond0 bonding
options bonding mode=0 miimon=100
bonding に参加するインターフェースを設定します。以下は eth0, eth1 をbond0 のslaveとして起動する例です。
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 を編集し次のようにします。ifcfg-eth1 についても同様に設定します。
DEVICE=eth0
HWADDR="00:02:b3:9b:f4:XX" (ハードウェアアドレス)
ONBOOT=yes
BOOTPROTO=none
USERCTL=no
MASTER=bond0
SLAVE=yes
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-bond0 というファイルを作成し次のようにします。
DEVICE=bond0
ONBOOT=yes
BOOTPROTO=none
USERCTL=no
IPADDR=10.10.10.10
NETMASK=255.255.255.0
NETWORK=10.10.10.0
BROADCAST=10.10.10.255
システムを再起動してください。
■
動作確認
ftp、telnet などが動作すること
対障害性機能の確認
Bonding のステイタスを確認します。
# cat /proc/net/bonding/bond0
pingコマンドなどでネットワークを使用中に、インターフェースのネットワークケーブルを取り外します。
pingコマンドなどが途切れずに継続することを確認します。
インターフェースの LINK状態が down していることを dmesgコマンドで確認します。
Bonding のステイタスで、切断したインターフェースが down していることを確認します
ネットワークケーブルを再接続して60秒待ち、Link状態と Bondingステイタスが初期状態に戻ることを確認します。
残りのインターフェースについても同様に確認します。
負荷分散機能について
使用に当たっては、個々の構成における、性能の検証が必要です。
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