Express5800/140He | |
ディストリビューション |
Red Hat Enterprise Linux AS 3 Update 4 (KERNEL 2.4.21-27ELsmp) |
本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。 ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。 なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。 |
記号の意味は以下の通りです。 |
◎…当該ディストリビューションで動作可能 ○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能 ×…動作不可 −…未サポート |
インストール確認 /
HDD増設 /
CPU増設 /
メモリ増設 / LAN増設 / バックアップ装置 / |
■インストール確認 | ↑UP |
■ハードウェア構成
構成 | 型番 | 機器名称 | 数 |
---|---|---|---|
構成1 (オンボードRAID) |
N8100-1036 | Express5800/140He (ディスクレスモデル/Intel Xeon MP 3.16G/メモリ 2GB) |
1 |
N8150-172 | 増設用 73.2GB HDD(U320,15krpm) (オンボードRAID,RAID5) | 3 | |
N8150-193 | 増設用 146.5GB HDD(U320,15krpm) (オンボードRAID,RAID1) | 2 | |
構成2 (オンボードRAID) |
N8100-1037 | Express5800/140He (ディスクレスモデル/Intel Xeon MP 3.66G/メモリ 2GB) |
1 |
N8150-172 | 増設用 73.2GB HDD(U320,15krpm) (オンボードRAID,RAID5) | 3 | |
N8150-193 | 増設用 146.5GB HDD(U320,15krpm) (オンボードRAID,RAID1) | 2 | |
N8101-305 | 増設CPUボード Cranford (Xeon MP 3.66G/667/1M) | 3 | |
N8102-216 | 1GB増設メモリボード(DDR2-400, Registered,512MB x 2) | 7 |
■動作確認
評価項目 | 結果 | コメント | |||
---|---|---|---|---|---|
構成1 | 構成2 | ||||
OSのインストール | ○ | ○ | UPDATE4 CD-ROM からのBootにてインストール。ドライバディスクを使用(注1)。 | ||
X Window Systemの動作 | ◎ (注2) |
◎ (注2) |
|||
PS/2 マウス・キーボード | ◎ | ◎ | |||
標準LANポート | ◎ | ◎ | telnet,ftp(100MBファイルのput/get)にて動作を確認。 | ||
標準LANポート二重化(Bonding) | ◎ (注3) |
◎ (注3) |
Bondingドライバを使用して耐障害性(FT)/負荷分散(LB)機能を確認。telnet,ftp(100MBファイルのput/get)にて動作を確認。 | ||
CPUの認識 | ◎ | ◎ | cat /proc/cpuinfo コマンドにて、動作周波数、論理CPU個数(HT有効時)を確認。 | ||
メモリの認識 | ◎ | ◎ | cat /proc/meminfo コマンドにて総容量を確認。 | ||
作成パーティション数 | 14 | 14 | ドライブ全領域を使用。 | ||
ハードドライブ(HDD/RAID) | ◎ | ◎ | ファイルのコピー/比較を確認。 | ||
CD-ROMドライブ | ◎ | ◎ | |||
フロッピードライブ | ◎ | ◎ | |||
RAIDドライブの縮退動作 (Hotplug対応) |
◎ (注4) |
◎ (注4) |
運用中にRAID構成のHDDを1つ取外しても、動作。 | ||
RAIDドライブの再構築 (Hotplug対応) |
◎ (注4) |
◎ (注4) |
運用中にDEADのDISKを交換すると、自動で再構築する。 | ||
負荷ランニング | ◎ | ◎ | 各ドライブ、ネットワーク・ドライブへの負荷。1h以上。 | ||
再起動繰り返し | ◎ | ◎ | 再起動を5回以上。 |
(注1)
この構成にインストールするには、ドライバディスクが必要です。
・ドライバディスク作成方法以上でドライバディスクの作成は終了です。
- LSI Logic社の ダウンロードのページ あるいは ここより、 ドライバディスクのイメージ「 dr_linux_2.10.10.1.zip 」をダウンロードします。
- ダウンロードしたファイルを「 megaraid2-v2.10.10.1-kernel2.4.21-27-up4-dd.img 」になるまで解凍します。
- 解凍したファイルの名前を「dd.img」に変更します。
- DOSフォーマットされたフロッピーディスクをドライブに挿入し、 Windowsのコマンドプロンプトより、rawrite.exe コマンドを実行します。 rawrite.exe コマンドは、RedHatLinuxインストール CD1 /dosutils に入っています。
- 下記のように表示されるのでファイル名「dd.img」、 フロッピーディスクドライブ名「a」、 最後にEnterキーを順に入力すると、フロッピーに書き込まれます。
Enter disk image source file name: dd.img
Enter terget diskette drive: a
Please insert a formatted diskette into drive A: and press
-ENTER-:
・ドライバディスクを利用したOSインストール方法以上でOSインストールは完了です。
- インストールCDを入れ、起動させます。
- インストーラの初期画面で boot: と出ているところで "linux dd" と入力し、ドライバディスクを利用したインストールを行います。
boot: linux dd- 続く画面で「Do you have a driver disk ?」や「Insert your driver disk and press "OK" to continue.」 などの表示に従い、 作成したドライバディスクを挿入して [Yes] [OK]などと選択します。
- 以降は通常のインストールを継続します。 インストールが終了したら、ドライバディスクを取り出して再起動します。
(注2)
X Window System を使用する場合は、以下の変更を行ってください。
(注3)
- インストール中のグラフィカルインターフェース(X)の設定画面において、 自動認識される"ATI Radeon 7000"ではなく、 "Other"選択後の "VESA driver (generic)"に変更してください。
- インストール時に 上記変更を行わなかった場合は、以下のコマンドを実行してください。
# redhat-config-xfree86 --set-driver=vesa
その後、redhat-config-xfree86コマンドで必要な設定を行ってください。 また、その際に、ビデオカードのドライバ設定を自動認識される "radeon"ではなく、 "vesa"に変更してください。
Linuxに標準で搭載されている、Bondingドライバを使用します。(注4)
- 評価における設定の概要は こちらを参照願います。
- 負荷分散(LB)機能は性能の検証が必要です。
RAIDユーティリティ(MegaMonitor)を導入することにより、RAIDの状態 (DISKの縮退、Rebuildの実行/完了、等)を確認することができます。 詳細はこちらのページを参照してください。
■HDD増設 | ↑UP |
型番 | 機器名称 | 結果 | 評価概要 |
---|---|---|---|
N8150-163 | 増設用 73.2GB HDD(U320,10krpm) | ◎ | オンボードRAIDコネクタに接続、 ファイルのコピー/比較動作を確認。 |
N8150-171 | 増設用 146GB HDD(U320,10krpm) | ||
N8150-192 | 増設用 300GB HDD(U320,10krpm) | ||
N8150-165 | 増設用 36.3GB HDD(U320,15krpm) | ||
N8150-172 | 増設用 73.2GB HDD(U320,15krpm) | ||
N8150-193 | 増設用 146GB HDD(U320,15krpm) |
■CPU増設 | ↑UP |
型番 | 機器名称 | 数 | 結果 | 評価概要 |
---|---|---|---|---|
N8101-304 | 増設CPUボード Cranford (Xeon MP 3.16G/667/1M) | 1 | ◎ | cat /proc/cpuinfo コマンドにて、動作周波数、論理CPU個数(HT有効時)を確認。 |
N8101-305 | 増設CPUボード Cranford (Xeon MP 3.66G/667/1M) | 3 | ◎ |
■メモリ増設 | ↑UP |
型番 | 機器名称 | 数 | 結果 | 評価概要 |
---|---|---|---|---|
N8102-216 | 1GB増設メモリボード(DDR2-400, Registered,512MB x 2) | 8 | ◎ | cat /proc/meminfo コマンドにて計8GBを確認。 |
N8102-217 | 2GB増設メモリボード(DDR2-400, Registered,1GB x 2) | 7 | ◎ | cat /proc/meminfo コマンドにて計16GBを確認。(標準実装分を含む) |
N8102-218 | 4GB増設メモリボード(DDR2-400, Registered,2GB x 2) | 8 | ◎ | cat /proc/meminfo コマンドにて計32GBを確認。 |
■LAN増設 | ↑UP |
■バックアップ装置 | ↑UP |
■ハードウェア構成
接続 | 型番 | 機器名称 | 使用ドライバ | Version |
---|---|---|---|---|
接続1 | (オンボードRAID) | オンボード RAIDIコントローラ (MegaRAID SCSI 320-2E) | megarad2 | 2.10.10.1 |
接続2 | N8103-95(注1) | 増設ボード SCSIコントローラ (PCI,U160) | aic7xxx | 6.2.36 |
接続3 | N8103-75(注1) | 増設ボード SCSIコントローラ (PCI-X,U320) | aic79xx | 1.3.10-RH1 |
■動作確認
評価項目 | 結果 | コメント | ||
---|---|---|---|---|
接続1 | 接続2 | 接続3 | ||
Backup装置を接続してのOSインストール | ◎ | ◎ | ◎ | Update4 CD-ROM からのBootにてインストール。 |
負荷ランニング | ◎ | ◎ | ◎ | バックアップ装置、ハードドライブへの読み書き。1h以上。 |
再起動 (内蔵バックアップ装置接続) | ◎ | ◎ | ◎ | 繰り返し5回以上。 |
(注1)
OSインストール後にSCSIコントローラ N8103-95 を増設した場合や、N8103-75を実装している場合、
下記の方法で設定します。
- /etc/modules.conf ファイルを編集し、次の行を追加します。
alias scsi_hostadapter aic7xxx (N8103-95の場合)
alias scsi_hostadapter aic79xx (N8103-75の場合)- 下記のコマンドを順に実施します。
# cd /boot
# mkinitrd -f initrd-2.4.21-27.ELsmp.img 2.4.21-27.ELsmp
- システムを再起動します。
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