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ホーム > 製品 > コンピュータプラットフォーム > Express5800シリーズポータル > Linux on Express5800 > Linux動作確認情報 一覧 > Linux動作確認情報 詳細
2005年9月1日現在
Express5800/140He
ディストリビューション Red Hat Enterprise Linux AS 3 Update 4
(KERNEL 2.4.21-27ELsmp)

      本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。
      ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。


      なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。

記号の意味は以下の通りです。
◎…当該ディストリビューションで動作可能
○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能
×…動作不可
−…未サポート
インストール確認 / HDD増設 / CPU増設 / メモリ増設 /
LAN増設 / バックアップ装置 /

インストール確認 ↑UP

ハードウェア構成

構成 型番 機器名称
構成1
(オンボードRAID)
N8100-1036 Express5800/140He
(ディスクレスモデル/Intel Xeon MP 3.16G/メモリ 2GB)
1
N8150-172 増設用 73.2GB HDD(U320,15krpm) (オンボードRAID,RAID5) 3
N8150-193 増設用 146.5GB HDD(U320,15krpm) (オンボードRAID,RAID1) 2
構成2
(オンボードRAID)
N8100-1037 Express5800/140He
(ディスクレスモデル/Intel Xeon MP 3.66G/メモリ 2GB)
1
N8150-172 増設用 73.2GB HDD(U320,15krpm) (オンボードRAID,RAID5) 3
N8150-193 増設用 146.5GB HDD(U320,15krpm) (オンボードRAID,RAID1) 2
N8101-305 増設CPUボード Cranford (Xeon MP 3.66G/667/1M) 3
N8102-216 1GB増設メモリボード(DDR2-400, Registered,512MB x 2) 7

動作確認

評価項目 結果 コメント
構成1 構成2
OSのインストール UPDATE4 CD-ROM からのBootにてインストール。ドライバディスクを使用(注1)。
X Window Systemの動作
(注2)

(注2)
 
PS/2 マウス・キーボード  
標準LANポート telnet,ftp(100MBファイルのput/get)にて動作を確認。
標準LANポート二重化(Bonding)
(注3)

(注3)
Bondingドライバを使用して耐障害性(FT)/負荷分散(LB)機能を確認。telnet,ftp(100MBファイルのput/get)にて動作を確認。
CPUの認識 cat /proc/cpuinfo コマンドにて、動作周波数、論理CPU個数(HT有効時)を確認。
メモリの認識 cat /proc/meminfo コマンドにて総容量を確認。
作成パーティション数 14 14 ドライブ全領域を使用。
ハードドライブ(HDD/RAID) ファイルのコピー/比較を確認。
CD-ROMドライブ
フロッピードライブ
RAIDドライブの縮退動作
(Hotplug対応)

(注4)

(注4)
運用中にRAID構成のHDDを1つ取外しても、動作。
RAIDドライブの再構築
(Hotplug対応)

(注4)

(注4)
運用中にDEADのDISKを交換すると、自動で再構築する。
負荷ランニング 各ドライブ、ネットワーク・ドライブへの負荷。1h以上。
再起動繰り返し 再起動を5回以上。
(注1)
この構成にインストールするには、ドライバディスクが必要です。

・ドライバディスク作成方法
  1. LSI Logic社の ダウンロードのページ あるいは ここより、 ドライバディスクのイメージ「 dr_linux_2.10.10.1.zip 」をダウンロードします。
  2. ダウンロードしたファイルを「 megaraid2-v2.10.10.1-kernel2.4.21-27-up4-dd.img 」になるまで解凍します。
  3. 解凍したファイルの名前を「dd.img」に変更します。
  4. DOSフォーマットされたフロッピーディスクをドライブに挿入し、 Windowsのコマンドプロンプトより、rawrite.exe コマンドを実行します。 rawrite.exe コマンドは、RedHatLinuxインストール CD1 /dosutils に入っています。
  5. 下記のように表示されるのでファイル名「dd.img」、 フロッピーディスクドライブ名「a」、 最後にEnterキーを順に入力すると、フロッピーに書き込まれます。
    Enter disk image source file name: dd.img
    Enter terget diskette drive: a
    Please insert a formatted diskette into drive A: and press
    -ENTER-:
以上でドライバディスクの作成は終了です。

・ドライバディスクを利用したOSインストール方法
  1. インストールCDを入れ、起動させます。
  2. インストーラの初期画面で boot: と出ているところで "linux dd" と入力し、ドライバディスクを利用したインストールを行います。
    boot: linux dd
  3. 続く画面で「Do you have a driver disk ?」や「Insert your driver disk and press "OK" to continue.」 などの表示に従い、 作成したドライバディスクを挿入して [Yes] [OK]などと選択します。
  4. 以降は通常のインストールを継続します。 インストールが終了したら、ドライバディスクを取り出して再起動します。
以上でOSインストールは完了です。

(注2)
X Window System を使用する場合は、以下の変更を行ってください。
  1. インストール中のグラフィカルインターフェース(X)の設定画面において、 自動認識される"ATI Radeon 7000"ではなく、 "Other"選択後の "VESA driver (generic)"に変更してください。
  2. インストール時に 上記変更を行わなかった場合は、以下のコマンドを実行してください。
    # redhat-config-xfree86 --set-driver=vesa
      その後、redhat-config-xfree86コマンドで必要な設定を行ってください。 また、その際に、ビデオカードのドライバ設定を自動認識される "radeon"ではなく、 "vesa"に変更してください。
(注3)
Linuxに標準で搭載されている、Bondingドライバを使用します。 (注4)
RAIDユーティリティ(MegaMonitor)を導入することにより、RAIDの状態 (DISKの縮退、Rebuildの実行/完了、等)を確認することができます。 詳細はこちらのページを参照してください。

HDD増設 ↑UP

型番 機器名称 結果 評価概要
N8150-163 増設用 73.2GB HDD(U320,10krpm) オンボードRAIDコネクタに接続、
ファイルのコピー/比較動作を確認。
N8150-171 増設用 146GB HDD(U320,10krpm)
N8150-192 増設用 300GB HDD(U320,10krpm)
N8150-165 増設用 36.3GB HDD(U320,15krpm)
N8150-172   増設用 73.2GB HDD(U320,15krpm)
N8150-193 増設用 146GB HDD(U320,15krpm)

CPU増設 ↑UP

型番 機器名称 結果 評価概要
N8101-304 増設CPUボード Cranford (Xeon MP 3.16G/667/1M) 1 cat /proc/cpuinfo コマンドにて、動作周波数、論理CPU個数(HT有効時)を確認。
N8101-305 増設CPUボード Cranford (Xeon MP 3.66G/667/1M) 3

メモリ増設 ↑UP

型番 機器名称 結果 評価概要
N8102-216 1GB増設メモリボード(DDR2-400, Registered,512MB x 2) 8 cat /proc/meminfo コマンドにて計8GBを確認。
N8102-217 2GB増設メモリボード(DDR2-400, Registered,1GB x 2) 7 cat /proc/meminfo コマンドにて計16GBを確認。(標準実装分を含む)
N8102-218 4GB増設メモリボード(DDR2-400, Registered,2GB x 2) 8 cat /proc/meminfo コマンドにて計32GBを確認。

LAN増設 ↑UP
増設LANボードについては、増設LANボードの動作確認ページ(こちら)を参照してください。

バックアップ装置 ↑UP
バックアップ装置を接続した場合の本体装置の動作確認です。
バックアップ装置については、バックアップ装置の動作確認ページ(こちら)を参照してください。

ハードウェア構成

接続 型番 機器名称 使用ドライバ Version
接続1 (オンボードRAID) オンボード RAIDIコントローラ (MegaRAID SCSI 320-2E) megarad2 2.10.10.1
接続2 N8103-95(注1) 増設ボード SCSIコントローラ (PCI,U160) aic7xxx 6.2.36
接続3 N8103-75(注1) 増設ボード SCSIコントローラ (PCI-X,U320) aic79xx 1.3.10-RH1

動作確認

評価項目 結果 コメント
接続1 接続2 接続3
Backup装置を接続してのOSインストール Update4 CD-ROM からのBootにてインストール。
負荷ランニング バックアップ装置、ハードドライブへの読み書き。1h以上。
再起動 (内蔵バックアップ装置接続) 繰り返し5回以上。
(注1)
 OSインストール後にSCSIコントローラ N8103-95 を増設した場合や、N8103-75を実装している場合、
 下記の方法で設定します。
  1. /etc/modules.conf ファイルを編集し、次の行を追加します。
         alias scsi_hostadapter aic7xxx (N8103-95の場合)
    alias scsi_hostadapter aic79xx (N8103-75の場合)
  2. 下記のコマンドを順に実施します。
  3.  
        # cd /boot
        # mkinitrd -f initrd-2.4.21-27.ELsmp.img 2.4.21-27.ELsmp

  4. システムを再起動します。

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