Express5800/120Lj | |
ディストリビューション | Red Hat Enterprise Linux 5.1 (x86/x86_64) ( KERNEL 2.6.18-53.el5 ) |
本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。 ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。 なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。 |
記号の意味 |
◎…当該ディストリビューションで動作可能 ○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能 ×…動作不可 −…未サポート 空欄…未確認 |
製品情報 / インストール確認 / Xen仮想環境 / 共通動作確認 / ハードウェア増設 / バックアップ動作 |
■製品情報 | UP |
■対象本体モデル
型番 | 装置名称 |
---|---|
N8100-1417 N8100-1418 N8100-1419 N8100-1445 N8100-1420 |
Express5800/120Lj デュアルコア Intel®Xeon®プロセッサーE5205 1.86 GHz デュアルコア Intel®Xeon®プロセッサーX5260 3.33 GHz クアッドコア Intel®Xeon®プロセッサーE5420 2.50 GHz クアッドコア Intel®Xeon®プロセッサーX5450 3 GHz クアッドコア Intel®Xeon®プロセッサーX5460 3.16 GHz |
■インストール確認 | UP |
■ハードウェア構成
構成 | ドライブ | 構成概要 | 数 |
---|---|---|---|
1 | SATA/SAS-DAC RAID1 |
標準搭載 ディスクアレイコントローラ (内蔵SATA/SAS HDD用) ( N8103-118 と置き換え可 ) |
1 |
増設用 HDD (RAID1) | 2 | ||
内蔵/外付FDD(USB接続) | 1 | ||
2 | SATA/SAS-DAC RAID5 |
標準搭載 ディスクアレイコントローラ (内蔵SATA/SAS HDD用) N8103-119 RAIDアップグレードキット ( N8103-118 と置き換え可 ) |
1 |
増設用 HDD (RAID5) | 3 | ||
内蔵/外付FDD(USB接続) | 1 | ||
3 | SATA/SAS-DAC RAID6 |
標準搭載 ディスクアレイコントローラ (内蔵SATA/SAS HDD用) N8103-119 RAIDアップグレードキット ( N8103-118 と置き換え可 ) |
1 |
増設用 HDD (RAID6) | 6 | ||
内蔵/外付FDD(USB接続) | 1 |
※SATA HDDとSAS HDDは混在できません。
※RAID構成時には、同型番のハードディスクを選択して下さい。
※オンボードディスクアレイ機能 (LSI Embedded MegaRAID) は使用できません。
■動作確認
評価項目 | 結果 | コメント | ||
---|---|---|---|---|
構成1 | 構成2 | 構成3 | ||
OSのインストール | ○ (注1) |
○ (注1) |
○ (注1) |
ディストリビューションの CD-ROM から起動してインストール。 |
作成パーティション数 | 14 | 14 | 14 | ドライブ全領域を使用。 |
ハードドライブ | ◎ | ◎ | ◎ | ファイルのコピー/比較動作を確認。 |
RAIDドライブの縮退動作 (Hotplug対応) |
◎ | ◎ | ◎ | 運用中にRAID構成のHDDを1つ取外しても、動作。 |
RAIDドライブの再構築 (Hotplug対応) |
◎ | ◎ | ◎ | 運用中にDEADのDISKを交換すると、自動で再構築する。 |
負荷ランニング | 12h | 12h | 12h | 各ドライブ、ネットワークへの連続負荷時間。 |
再起動 | 10 (注2) |
10 (注2) |
10 (注2) |
繰り返し回数。 |
(注1)
ドライバディスクを作成し下記の手順でインストールを行います。
ドライバディスクから導入されるドライバは以下です。
megaraid_sas 00.00.03.10n2 e1000 7.6.9-NAPI
[ドライバ適用手順][KMPモジュール設定手順]
- こちらの圧縮ファイルを展開し、x86 版の場合はディレクトリ RHEL5_x86/driver/driverdisk 内の、x86_64版の場合はディレクトリ RHEL5_EM64T/driver/driverdisk 内のイメージファイル dd.img からドライバディスク(フロッピーディスク)を作成してください。あるいは、extend フォルダの中身をフォーマットしたフロッピーディスクにコピーすることでも、作成できます。
- ディストリビューションのCD-ROM から起動し、「boot:」と表示されたところで次を入力してください。
linux dd- 表示に従ってドライバディスクを使用してください。
- 後は通常のインストールを行ってください。
以下の設定を行うと、カーネルをアップデートした際に上記で導入した外部ドライバのバージョンに自動でアップデートされます。 この設定を行わないでカーネルをアップデートすると、ドライバはカーネル標準のバージョンが適用されます。(注2)
- カーネルごとに下記の場所にコピーされたドライバを削除します。
# rm /lib/modules/2.6.18-53.el5*/updates/*
- 上記の圧縮ファイルを展開したなかの、下記のディレクトリに移動します。
# cd RHEL5_x86/driver → x86 (32bit) システムの場合
# cd RHEL5_EM64T/driver → x86_64 (64bit) システムの場合
- 使用しているカーネルごとに、kmp ドライバパッケージをインストールします。
カーネル 2.6.18-53.el5 を使用している場合
# rpm -ivh --nosignature e1000/kmod-e1000-7.6.9-1.*.rpm
# rpm -ivh --nosignature e1000e/kmod-e1000e-7.6.9-1.*.rpm
# rpm -ivh --nosignature megaraid_sas/kmod-megaraid_sas-00.00.03.10n2-1.*.rpm
カーネル 2.6.18-53.el5PAE を使用している場合
# rpm -ivh --nosignature */*-PAE-*.rpm
カーネル 2.6.18-53.el5xen を使用している場合
# rpm -ivh --nosignature */*-xen-*.rpm
- kmp common パッケージをインストールします。
# rpm -ivh --nosignature */*noarch.rpm
- システムを再起動してください。
cpufreq デーモンに関するカーネルの問題により、 まれにシャットダウン時にシステムがハングする不具合が報告されています。 この問題を回避するには、カーネルアップデート ( 2.6.18-53.1.21.el5 ) を Red Hat Network から入手して適用してください。 こちらを参照してください。
■Xen仮想環境 | UP |
評価項目 | 結果 | コメント |
---|---|---|
完全仮想ドメインの作成 | - (注1) |
作成・運用したドメイン数。 メモリを1-2GB割り当て、ゲストOS として RHEL4.5 または 5.1 をインストール。 |
準仮想ドメインの作成 | 2 | 作成・運用したドメイン数。 メモリを1-2GB割り当て、ゲストOS として RHEL5.1 をインストール。 |
仮想ドライブ | ◎ | ファイルのコピー/比較動作を確認。 |
仮想ネットワーク | ◎ | 外部ネットワークに対し ssh,ftp が動作する。 |
負荷ランニング(完全仮想) | - (注1) |
各ドライブ、ネットワークへの連続負荷時間。 |
負荷ランニング(準仮想) | 12h | 各ドライブ、ネットワークへの連続負荷時間。 |
再起動 (dom0) | 10 | 繰り返し回数。 |
再起動 (domU) | 10 (注2) |
繰り返し回数。 |
(注1)
完全仮想環境は、推奨しません。
(注2)
domU の起動・再起動が最初期にキャンセルされる場合があります。
■共通動作確認 | UP |
評価項目 | 結果 | コメント |
---|---|---|
X Window System の動作 | ◎ | 解像度 1024x768、色数 16bit が表示される。 インストール直後の設定が適切でない場合は、設定しなおしてください。 |
PS/2 マウス・キーボード | ◎ | X Window System における動作を確認。 |
標準LANポート | ○ (注1) |
sshでログインできる、ftpで100MBのファイルが転送できる。 |
標準LANポート二重化 (bonding) | ◎ (注2) |
bondingドライバを使用し ssh,ftpが動作する。 こちらのページを参照。 |
CPUの認識 | ◎ | cat /proc/cpuinfo にて、動作周波数、論理CPU数を確認。 |
メモリの認識 | ◎ | cat /proc/meminfo にて総容量を確認。 |
最大CPU実装 | 2 | (個) 物理CPU個数 |
最大メモリ実装 | 48 (注3) |
(GB) 物理メモリ総容量 |
光ディスクドライブ | ◎ | ファイルのコピー/比較動作を確認。 |
フロッピードライブ | ◎ | |
シリアル・ポート | ◎ | 設定を行うことで、コンソール出力が表示され、ログインできる。 |
(注1)
ドライバディスクにて、ドライバ e1000 を導入しています。
(注2)
Xen環境では対応していません。
(注3)
RHEL 5 x86版で4GB以上のメモリを使用する場合は、PAEカーネルを使用します。
RHEL 5 x86版は、メモリサイズ 16GB までのサポートです。
RHEL 5 x86_64版では、最大容量まで使用できます。
詳細は、Red Hat 社のドキュメントを参照してください。
■ハードウェア増設 | UP |
機器名称 | 結果 | |
---|---|---|
ハードディスクドライブ | 2.5インチSAS | ◎ |
3.5インチSAS | ◎ | |
3.5インチSATA | ◎ | |
バックアップ装置 | (注1) | |
増設LANボード | (注1) | |
外付けストレージ用SCSI/RAIDボード | (注2) |
(注1)
バックアップ装置/増設LANボードについては、オプションの動作確認ページ (こちら) を参照してください。
(注2)
外付けストレージ用SCSI/RAIDボードについては、こちらを参照してください。
■バックアップ動作 | UP |
■ハードウェア構成
接続 | 型番 | 機器名称 | ドライバ | Version |
---|---|---|---|---|
接続1 | N8103-95 | 増設ボード SCSIコントローラ (U160) | aic7xxx | 7.0 |
接続2 | N8103-75 | 増設ボード SCSIコントローラ (U320) | aic79xx | 3.0 |
接続3 | N8103-107 | 増設ボード SCSIコントローラ (U320) | aic79xx | 3.0 |
接続4 | - | オンボード USBコントローラ (USB2.0) | - | - |
■動作確認
評価項目 | 結果 | コメント | |||
---|---|---|---|---|---|
接続1 | 接続2 | 接続3 | 接続4 | ||
バックアップ、リストア | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | tar コマンドの簡易動作。 |
再起動 | 5 | 5 | 5 | 5 | 繰り返し回数。 |
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