Express5800/120GR-2c | |
ディストリビュ-ション | Red Hat Enterprise Linux AS3 Update6 (KERNEL 2.4.21-37.ELsmp) |
本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。 ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。 なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。 |
記号の意味は以下の通りです。 |
◎…当該ディストリビュ-ションで動作可能 ○…当該ディストリビュ-ションに最新ドライバ等を適用し動作可能 ×…動作不可 −…未サポ-ト |
インスト-ル確認 / HDD増設 / CPU増設 / メモリ増設 / LAN増設 / バックアップ装置 / |
■インスト-ル確認 | ↑UP |
■ハ-ドウェア構成
構成 | 型番 | 機器名称 | 数 |
---|---|---|---|
構成1 (SCSI) |
N8100-1128Y | Express5800/120GR-2c (SCSIディスクモデル/Intel Xeon 3.20G/73.2GB HDD(U320,10krpm)/1GB メモリ) |
1 |
N8150-192 | 増設用 300GB HDD(U320,10krpm) | 1 | |
N8150-193 | 増設用 146.5GB HDD(U320,15krpm) | 1 | |
構成2 (MegaRAID) |
N8100-1128Y | Express5800/120GR-2c (SCSIディスクモデル/Intel Xeon 3.20G/73.2GB HDD(U320,10krpm)x3 (RAID5)/1GB メモリ) |
1 |
N8103-80 | ディスクアレイコントロ-ラ(1ch,FW:1N39) | 1 | |
N8103-79 | ディスクアレイコントロ-ラ(1ch)用バッテリ | 1 | |
構成3 (MegaRAID) |
N8100-1128Y | Express5800/120GR-2c (SCSIディスクモデル/Intel Xeon 3.20G/73.2GB HDD(U320,10krpm)x3 (RAID5)/メモリ 1GB) |
1 |
N8103-81 | ディスクアレイコントロ-ラ(2ch,FW:1N39) | 1 | |
N8150-163 | 増設用 73.2GB HDD(U320,10krpm) (MegaRAID,RAID5) | 3 | |
構成4 (ZCR) |
N8100-1128Y | Express5800/120GR-2c (SCSIディスクモデル/Intel Xeon 3.20G/73.2GB HDD(U320,10krpm)x3 (RAID5)/メモリ 1GB) |
1 |
N8103-86 | ディスクアレイコントロ-ラ(0ch) | 1 | |
N8150-165 | 増設用 36.3GB HDD(U320,15krpm) (ZCR,RAID5) | 3 |
■動作確認
評価項目 | 結果 | コメント | |||
---|---|---|---|---|---|
構成1 | 構成2 | 構成3 | 構成4 | ||
OSのインスト-ル | ◎ (注1) |
◎ (注1) |
◎ (注1) |
◎ (注1) |
Update6 CDROMからのBootにてインスト-ル。 |
X Window Systemの動作 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | |
PS/2 マウス・キ-ボ-ド | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | |
標準LANポ-ト | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | telnet,ftp(100MBファイルのput/get)にて動作を確認。 |
標準LANポ-ト二重化(Bonding) | ◎ (注2) |
◎ (注2) |
◎ (注2) |
◎ (注2) |
Bondingドライバを使用して耐障害性(FT)/負荷分散(LB)機能を確認。 telnet,ftp(100MBファイルのput/get)にて動作を確認。 |
CPUの認識 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | /proc/cpuinfo にて、動作周波数、論理CPU個数(HT有効時)を確認。 |
メモリの認識 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | /proc/meminfo にて総容量を確認。 |
作成パ-ティション数 | 14 | 14 | 14 | 14 | ドライブ全領域を使用。 |
ハ-ドドライブ(HDD/RAID) | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ファイルのコピ-/比較を確認。 |
CD-ROMドライブ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | |
フロッピ-ドライブ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | |
RAIDドライブの縮退動作 | - | ◎ (注3) |
◎ (注3) |
◎ (注4) |
運用中にRAID構成のHDDを1つ取外しても、動作。(Hotplug対応) |
RAIDドライブの再構築 | - | ◎ (注3) |
◎ (注3) |
◎ (注4) |
運用中にDEADのDISKを交換すると、自動で再構築する。(Hotplug対応) |
負荷ランニング | 12h | 12h | 12h | 12h | 各ドライブ、ネットワ-ク・ドライブへの負荷時間。 |
再起動繰り返し | 5 | 5 | 5 | 5 | 再起動繰り返し回数。 |
(注1)
X Window System を使用する場合は、以下の変更を行ってください。
(注2)
- インスト-ル中のグラフィカルインタ-フェ-ス(X)の設定画面において、 自動認識される"ATI Radeon 7000"ではなく、 "Other"選択後の "VESA driver (generic)"に変更してください。
- インスト-ル時に 上記変更を行わなかった場合は、以下のコマンドを実行してください。
# redhat-config-xfree86 --set-driver=vesa
その後、redhat-config-xfree86コマンドで必要な設定を行ってください。 また、その際に、ビデオカ-ドのドライバ設定を自動認識される "radeon"ではなく、 "vesa"に変更してください。
Linuxに標準で搭載されている、Bondingドライバを使用します。(注3)
- カ-ネルソ-スパッケ-ジに含まれる、次のテキストを参考に評価を実施しました。
/usr/src/linux-2.4.21-37.EL/Documentation/networking/bonding.txt- 評価における設定の概要は こちらを参照願います。
- 負荷分散(LB)機能は性能の検証が必要です。
RAIDユ-ティリティ(MegaMonitor)を導入することにより、RAIDの状態(DISKの縮退、Rebuildの実行/完了、等)を確認することができます。詳細はこちらのペ-ジを参照してください。(注4)
N8103-86のRAID状態の確認について、ソフトウェアからは出来ませんので運用にはご注意願います。
■HDD増設 | ↑UP |
型番 | 機器名称 | 結果 | 評価概要 |
---|---|---|---|
N8150-163 | 増設用 73.2GB HDD(U320,10krpm) | ◎ | オンボ-ドSCSIコネクタ、 ディスクアレイコントロ-ラ[N8103-80]、 ディスクアレイコントロ-ラ[N8103-81]に接続、 ディスクアレイコントロ-ラ[N8103-86]に接続、 ファイルのコピ-/比較動作を確認。 |
N8150-171 | 増設用 146.5GB HDD(U320,10krpm) | ||
N8150-192 | 増設用 300GB HDD(U320,10krpm) | ||
N8150-165 | 増設用 36.3GB HDD(U320,15krpm) | ◎ | オンボ-ドSCSIコネクタ、 ディスクアレイコントロ-ラ[N8103-80]、 ディスクアレイコントロ-ラ[N8103-81]に接続、 ディスクアレイコントロ-ラ[N8103-86]に接続、 ファイルのコピ-/比較動作を確認。 |
N8150-172 | 増設用 73.2GB HDD(U320,15krpm) | ||
N8150-193 | 増設用 146.5GB HDD(U320,15krpm) |
■CPU増設 | ↑UP |
型番 | 機器名称 | 数 | 結果 | 評価概要 |
---|---|---|---|---|
N8101-326 | 増設CPUボ-ド Xeon(3.20G/2M) | 1 | ◎ | /proc/cpuinfo にて、動作周波数、論理CPU個数(HT有効時)を確認。 |
■メモリ増設 | ↑UP |
型番 | 機器名称 | 数 | 結果 | 評価概要 |
---|---|---|---|---|
N8102-230 | 512MB増設メモリボ-ド(DDR2-400, Registered,256MB x2) | 4 | ◎ | /proc/meminfoにて計2GBを確認。 |
N8102-231 | 1GB増設メモリボ-ド(DDR2-400, Registered,512MB x2) | 4 | ◎ | /proc/meminfoにて計4GBを確認。 |
N8102-232 | 2GB増設メモリボ-ド(DDR2-400, Registered,1GB x2) | 4 | ◎ | /proc/meminfoにて計8GBを確認。 |
N8102-233 | 4GB増設メモリボ-ド(DDR2-400, Registered,2GB x2) | 4 | ◎ | /proc/meminfoにて計16GBを確認。 |
■LAN増設 | ↑UP |
■バックアップ装置 | ↑UP |
■ハ-ドウェア構成
接続 | 型番 | 機器名称 | 使用ドライバ | Version |
---|---|---|---|---|
接続1 | (AIC7902rev.B) | オンボ-ド SCSIコントロ-ラ (U320) | aic79xx | 1.3.10-RH1 |
接続2 | N8103-65 (注1) | 増設ボ-ド SCSIコントロ-ラ (UltraWide) | a100u2wx | 1.02c |
接続3 | N8103-75 | 増設ボ-ド SCSIコントロ-ラ (PCI-X,U320) | aic79xx | 1.3.10-RH1 |
接続4 | N8103-95 | 増設ボ-ド SCSIコントロ-ラ (Ultra160) | aic7xxx | 6.2.36 |
接続5 | N8103-86 | 増設ボ-ド SCSIディスクアレイコントロ-ラ (0ch) | dpt_i2o | 2.4 Build5 |
■動作確認
評価項目 | 結果 | コメント | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
接続1 | 接続2 | 接続3 | 接続4 | 接続5 | ||
負荷ランニング | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | バックアップ装置、ハ-ドドライブへの読み書き。1h以上。 |
再起動 (内蔵バックアップ装置接続) | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 繰り返し5回以上。 |
(注1)
OSインスト-ル後にSCSIコントロ-ラ N8103-65 のドライバを以下の手順にて設定します。
- Update6インスト-ルCD-ROM#4をCD-ROMドライブに入れる。
- rootアカウントでログインし、下記のコマンドを順に実行します。
# mount /mnt/cdrom
# cd /mnt/cdrom/RedHat/RPMS
# rpm -ivh kernel-unsupported-2.4.21-37.EL.i686.rpm
# rpm -ivh kernel-smp-unsupported-2.4.21-37.EL.i686.rpm
# cd
# eject
CD-ROMを取り出します。- /etc/modules.conf ファイルを編集して、次の行を追加します。
alias scsi_hostadapter a100u2w- 下記のコマンドを順に実施します。
# cd /boot
# mkinitrd -f initrd-2.4.21-37.EL.img2.4.21-37.EL
# mkinitrd -f initrd-2.4.21-37.ELsmp.img2.4.21-37.ELsmp- システムを再起動します。
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