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ホーム > 製品 > コンピュータプラットフォーム > Express5800シリーズポータル > Linux on Express5800 > Linux動作確認情報 一覧 > Linux動作確認情報 詳細
2008年12月24日
Express5800/110Ge-S
ディストリビューション CentOS 5.2 (x86/x86_64)
( KERNEL 2.6.18-92.el5 )

      本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。
      ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。


      なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。

記号の意味
◎…当該ディストリビューションで動作可能
○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能
×…動作不可
−…未サポート
空欄…未確認
製品情報 / インストール確認 / Xen仮想環境 / 共通動作確認 / ハードウェア増設 / バックアップ動作

■製品情報 UP
ハードウェア製品情報はこちらを参照してください。

対象本体モデル

型番 装置名称

N8100-1465Y
N8100-1466Y
Express5800/110Ge-S 3.5inchディスク空冷モデル(ディスクレスモデル)
Intel®Pentium®デュアルコアプロセッサー E2160 1.8GHz
Intel®Xeon® デュアルコア プロセッサー 3065 2.33GHz

N8100-1467Y
Express5800/110Ge-S 2.5inchディスク空冷モデル(ディスクレスモデル)
Intel®Xeon® デュアルコア プロセッサー 3065 2.33GHz

N8100-1468Y
N8100-1469Y
Express5800/110Ge-S 3.5inchディスク水冷モデル(ディスクレスモデル)
Intel®Pentium®デュアルコア プロセッサー E2160 1.8GHz
Intel®Xeon® デュアルコア プロセッサー 3065 2.33GHz

N8100-1470Y
Express5800/110Ge-S 2.5inchディスク水冷モデル(ディスクレスモデル)
Intel®デュアルコアXeon®プロセッサー 3065 2.33GHz

■インストール確認 UP

ハードウェア構成

構成 ドライブ 構成概要
1 3.5インチ ディスクモデル
SATA-DAC
RAID1
N8103-116 ディスクアレイコントローラ (内蔵SATA/SAS HDD用) 1
増設用 HDD (RAID1) 2
内蔵/外付FDD(USB接続)1
2 2.5インチ ディスクモデル
SAS-DAC
RAID1
N8103-116 ディスクアレイコントローラ (内蔵SATA/SAS HDD用) 1
増設用 HDD (RAID1) 2
内蔵/外付FDD(USB接続)1
3 2.5インチ ディスクモデル
SAS-DAC
RAID5
N8103-117 ディスクアレイコントローラ (内蔵SATA/SAS HDD用) 1
増設用 HDD (RAID5) 3
内蔵/外付FDD(USB接続)1
4 SATA 増設用 HDD 3
内蔵/外付FDD(USB接続)1
SATA HDDとSAS HDDは混在できません。
RAID構成時には、同型番のハードディスクを選択して下さい。
オンボードディスクアレイ機能 (LSI Embedded MegaRAID) は使用できません。

動作確認

評価項目 結果 コメント
構成1,2 構成3 構成4
OSのインストール
(注1)

(注1)

(注1)
ディストリビューションの CD-ROM から起動してインストール。
作成パーティション数 14 14 14 ドライブ全領域を使用。
ハードドライブ ファイルのコピー/比較動作を確認。
RAIDドライブの縮退動作 - Hotplug対応の場合は、運用中にRAID構成のHDDを1つ取外す。
RAIDドライブの再構築 - Hotplug対応の場合は、運用中にHDDを交換し自動で再構築すること。
負荷ランニング 12h
(注2)
12h
(注2)
12h
(注2)
各ドライブ、ネットワークへの連続負荷時間。
再起動 10 10 10 繰り返し回数。
(注1)
インストール後にKMPモジュールを導入することで、以下のドライバをアップデートしてください。
megaraid_sas 00.00.03.15n2-RH1
e1000 7.6.15.5-NAPI
e1000e 7.6.15.5-NAPI

[KMPモジュール設定手順]

以下の設定を行うと、カーネルをアップデートした際に上記で導入した外部ドライバのバージョンに自動でアップデートされます。 この設定を行わないでカーネルをアップデートすると、ドライバはカーネル標準のバージョンが適用されます。
  1. こちらの圧縮ファイルを展開したなかの、下記のディレクトリに移動します。
    # cd RHEL5_x86/driver → x86 (32bit) システムの場合
    # cd RHEL5_EM64T/driver → x86_64 (64bit) システムの場合

  2. 使用しているカーネルごとに、kmp ドライバパッケージをインストールします。
    カーネル 2.6.18-92.el5 を使用している場合
    # rpm -ivh --nosignature megaraid_sas/kmod-megaraid_sas-00.00.03.15n2-RH1.*.rpm
    # rpm -ivh --nosignature e1000/kmod-e1000-7.6.15.5-1.*.rpm
    # rpm -ivh --nosignature e1000e/kmod-e1000e-7.6.15.5-1.*.rpm

    カーネル 2.6.18-92.el5PAE を使用している場合
    # rpm -ivh --nosignature */*-PAE-*.rpm

    カーネル 2.6.18-92.el5xen を使用している場合
    # rpm -ivh --nosignature */*-xen-*.rpm

  3. kmp common パッケージをインストールします。
    # rpm -ivh --nosignature */*noarch.rpm

  4. システムを再起動してください。
(注2)
IDE接続のCDROMドライバ(ide_cd)の問題により、高負荷な状態が連続する場合、まれにシステムがハングする現象が確認されています。装置のIDEインターフェースを無効にする以下のカーネルパラメータを設定することにより、この問題の発生を防ぐことができます。ただしこの処置にて、標準の内蔵光ディスクドライブが使用できなくなります。再び使用するには、下記の設定を削除して元に戻してください。
[設定方法]
/boot/grub/grub.conf ファイルを編集し、「kernel 」で始まる行の最後尾に次の文字列を追記してからシステムを再起動してください。
   「 hde=noprobe hdf=noprobe hdg=noprobe hdh=noprobe」

■Xen仮想環境 UP
Xen仮想環境については、こちらも参照してください。

評価項目 結果 コメント
完全仮想ドメインの作成
(注1)
作成・運用したドメイン数。
メモリを1-2GB割り当て、ゲストOS として RHEL4.7 または 5.2 をインストール。
準仮想ドメインの作成 2 作成・運用したドメイン数。
メモリを1-2GB割り当て、ゲストOS として RHEL4.7 または 5.2 をインストール。
仮想ドライブ ファイルのコピー/比較動作を確認。
仮想ネットワーク 外部ネットワークに対し ssh,ftp が動作する。
負荷ランニング(完全仮想)
(注1)
各ドライブ、ネットワークへの連続負荷時間。
負荷ランニング(準仮想) 12h 各ドライブ、ネットワークへの連続負荷時間。
再起動 (dom0) 10 繰り返し回数。
再起動 (domU) 10 繰り返し回数。
(注1)
完全仮想環境は、推奨しません。

■共通動作確認 UP

評価項目 結果 コメント
X Window System の動作
(注1)
解像度 1024x768、色数 16bit が表示される。
インストール直後の設定が適切でない場合は、設定しなおしてください。
PS/2 マウス・キーボード X Window System における動作を確認。
標準LANポート
(注2)
sshでログインできる、ftpで100MBのファイルが転送できる。
標準LANポート二重化 (bonding)
(注3)
bondingドライバを使用し ssh,ftpが動作する。 こちらのページを参照。
CPUの認識 cat /proc/cpuinfo にて、動作周波数、論理CPU数を確認。
メモリの認識 cat /proc/meminfo にて総容量を確認。
最大メモリ実装 8
(注4)
(GB) 物理メモリ総容量
光ディスクドライブ
(注5)
ファイルのコピー/比較動作を確認。
フロッピードライブ
シリアル・ポート 設定を行うことで、コンソール出力が表示され、ログインできる。
(注1)
X windowの起動に失敗する場合がありますので、OSのインストール完了後に、以下のコマンドにて回避する設定を行います。

system-config-display --noui --set-driver=vesa

(注2)
ドライバ e1000, e1000e をアップデートしています。

(注3)
Xen環境では対応していません。

(注4)
x86版で4GB以上のメモリを使用する場合は、PAEカーネルを使用します。

(注5)
インストール確認の項の(注2)を参照してください。

■ハードウェア増設 UP
増設可能なオプションは、本体に接続定義されている製品となります。

機器名称 結果
ハードディスクドライブ3.5インチSATA
2.5インチSAS
バックアップ装置(注1)
増設LANボード (注1)
(注1)
バックアップ装置/増設LANボードについては、RHEL5 オプションの動作確認ページ (こちら) を参照してください。(こちら) を参照してください。

■バックアップ動作 UP
バックアップ装置を接続した場合の本体装置の動作確認です。

ハードウェア構成

接続 型番 機器名称 ドライバ Version
接続1 N8103-95 増設ボード SCSIコントローラ (U160) aic7xxx 7.0
接続2 N8103-75 増設ボード SCSIコントローラ (U320) aic79xx 3.0
接続3 N8103-107 増設ボード SCSIコントローラ (U320) aic79xx 3.0
接続4 - オンボード USBコントローラ (USB2.0) - -

動作確認

評価項目 結果 コメント
接続1 接続2 接続3 接続4
バックアップ、リストア tar コマンドの簡易動作。
再起動 5 5 5 5 繰り返し回数。

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