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ホーム > 製品 > コンピュータプラットフォーム > Express5800シリーズポータル > Linux on Express5800 > Linux動作確認情報 一覧 > Linux動作確認情報 詳細
2005年9月1日現在
Express5800/110GR-1c
ディストリビューション Red Hat Enterprise Linux ES3 Update5
(KERNEL 2.4.21-32.ELsmp)
記号の意味は以下の通りです。
◎…当該ディストリビューションで動作可能
○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能
×…動作不可
−…未サポート
インストール確認 / HDD増設 / メモリ増設 /
LAN増設 / バックアップ装置 /

インストール確認 ↑UP

ハードウェア構成

構成 型番 機器名称
構成1
(SATA単体)
N8100-1085Y Express5800/110GR-1c
(OSレス/3年保証モデル/Intel Pentium4 3.20GHz/メモリ 512MB)
1
N8102-224 増設メモリボード(DDR2-533,SDRAM-DIMMデュアルチャネル対応,UnBuffered,512MB) 1
N8102-225 増設メモリボード(DDR2-533,SDRAM-DIMMデュアルチャネル対応,UnBuffered,1GB) 1
N8102-226 増設メモリボード(DDR2-533,SDRAM-DIMMデュアルチャネル対応,UnBuffered,2GB) 1
N8150-204 増設用 80GB HDD(SATA2,7.2krpm) 1
N8150-206 増設用 250GB HDD(SATA2 7.2krpm) 1
構成2
(MegaRAID)
N8100-1085Y Express5800/110GR-1c
(OSレス/3年保証モデル/Intel Pentium4 3.20GHz/メモリ 512MB)
1
N8102-224 増設メモリボード(DDR2-533,SDRAM-DIMMデュアルチャネル対応,UnBuffered,512MB) 1
N8102-225 増設メモリボード(DDR2-533,SDRAM-DIMMデュアルチャネル対応,UnBuffered,1GB) 1
N8102-226 増設メモリボード(DDR2-533,SDRAM-DIMMデュアルチャネル対応,UnBuffered,2GB) 1
N8150-158 増設用 73.2GB HDD(Ultra320,10krpm, RAID1) 2
N8103-80 ディスクアレイコントローラ(1ch, Fw:1N39) 1
N8103-79 ディスクアレイコントローラ用増設バッテリ 1

動作確認

評価項目 結果
コメント
構成1 構成2
OSのインストール Update5インストールCD-ROM からのBootにてインストール。
X Window Systemの動作
PS/2 マウス・キーボード
標準LANポート
(注1)

(注1)
telnet,ftp(100MBファイルのput/get)にて動作を確認。
標準LANポート二重化(Bonding)
(注2)

(注2)
Bondingドライバを使用して耐障害性(FT)/負荷分散(LB)機能を確認。 telnet,ftp(100MBファイルのput/get)にて動作を確認。
CPUの認識 /proc/cpuinfo にて、動作周波数、論理CPU個数(HT有効時)を確認。
メモリの認識 /proc/meminfo にて総容量を確認。
作成パーティション数 14 14 ドライブ全領域を使用。
ハードドライブ(HDD/RAID) ファイルのコピー/比較を確認。
CD-ROMドライブ
フロッピードライブ
RAIDドライブの縮退動作 -
(注3)
電源断後にRAID構成のHDDを1つ取外しても、起動、動作。
RAIDドライブの再構築 -
(注3)
電源断後にDEADのDISKを交換し、BIOSユーティリティにて再構築。
負荷ランニング 各ドライブ、ネットワーク・ドライブへの負荷。1h以上。(注4)
再起動繰り返し 再起動を5回以上。
(注1)
オンボードLANは、標準のLANドライバでは動作しないため、次の設定を行います。
  1. Intel(R)社ダウンロードサイトにて、 ドライバ名「e1000」で検索し、ドライバを入手してください。動作を確認したバージョンは次です (※更新されている場合は、最新版を使用してください)。
    6.1.16
  2. ダウンロードしたファイルを /tmp にコピーします。
  3. 以下のコマンドを実施します。
    # cd /tmp
    # tar zxvf e1000-6.1.16.tar.gz
    # cd e1000-6.1.16
    # cd src
    # make
    # make install
    # insmod e1000
  4. /etc/modules.conf を編集し、NICの数分、次のように変更します。
    ( ※対応するインターフェースが eth0 と eth1 の場合の例 )
    変更後 alias eth0 e1000
    変更後 alias eth1 e1000
  5. システムを再起動します。
  6. IPアドレス等の設定が必要な場合は行ってください。
(注2)
Linuxに標準で搭載されている、Bondingドライバを使用します。 (注3)
RAIDユーティリティ(MegaMonitor)を導入することにより、RAIDの状態 (DISKの縮退、Rebuildの実行/完了、等)を確認することができます。 詳細はこちらのページを参照してください。

(注4)
高負荷が長時間連続した場合、システムストールする場合があります。回避方法については、 このページを参照してください。

HDD増設 ↑UP

型番 機器名称 結果 評価概要
N8150-160 増設用 36.3GB HDD(Ultra320 15krpm) ディスクアレイコントローラ[N8103-80]に接続、
ファイルのコピー/比較動作を確認。
N8150-158 増設用 73.2GB HDD(Ultra320 10krpm)
N8150-204 増設用 80GB HDD(SATA2 7.2krpm) ファイルのコピー/比較動作を確認。
N8150-205 増設用 160GB HDD(SATA2 7.2krpm)
N8150-206 増設用 250GB HDD(SATA2 7.2krpm)

メモリ増設 ↑UP

型番 機器名称 結果 評価概要
N8102-224 512MB増設メモリボード(DDR2-533,SDRAM-DIMM デュアルチャネル対応,UnBuffered,512MB) 4 /proc/meminfoにて計1GBを確認。
N8102-225 1GB増設メモリボード(DDR2-533,SDRAM-DIMM デュアルチャネル対応,UnBuffered,1GB) 4 /proc/meminfoにて計4GBを確認。
N8102-226 2GB増設メモリボード(DDR2-533,SDRAM-DIMM デュアルチャネル対応,UnBuffered,2GB) 4 /proc/meminfoにて計8GBを確認。

LAN増設 ↑UP
増設LANボードについては、増設LANボードの動作確認ページ(こちら)を参照してください。

バックアップ装置 ↑UP
バックアップ装置を接続した場合の本体装置の動作確認です。
バックアップ装置については、バックアップ装置の動作確認ページ(こちら)を参照してください。

ハードウェア構成

接続 型番 機器名称 使用ドライバ Version
接続1 N8103-65 増設ボード SCSIコントローラ (PCI,UWide) (注1) a100u2w 1.02c
接続2 N8103-75 増設ボード SCSIコントローラ (PCI,U320) aic79xx 1.3.10-RH1
接続3 N8103-95 増設ボード SCSIコントローラ (PCI,U320) aic7xxx 6.2.36

動作確認

評価項目結果 結果 コメント
接続1 接続2 接続3
負荷ランニング バックアップ装置、ハードドライブへの読み書き。1h以上。
再起動 (内蔵バックアップ装置接続) 繰り返し5回以上。

(注1)
OSインストール後にSCSIコントローラ N8103-65 のドライバを以下の手順にてインストールします。
  1. Update5 インストールCD-ROM#4をCD-ROMドライブに入れる。
  2. rootアカウントでログインし、下記のコマンドを順に実行します。
    # mount /mnt/cdrom
    # cd /mnt/cdrom/RedHat/RPMS
    # rpm -ivh kernel-unsupported-2.4.21-32.EL.i686.rpm
    # rpm -ivh kernel-smp-unsupported-2.4.21-32.EL.i686.rpm
    # cd
    # eject
    CD-ROMを取り出します。
  3. /etc/modules.confファイルを編集し、次の行を追加します。
    # alias scsi_hostadapter a100u2w
  4. 下記のコマンドを順に実施します。 # cd /boot
    # mkinitrd -f initrd-2.4.21-32.EL.img 2.4.21-32.EL
    # mkinitrd -f initrd-2.4.21-32.ELsmp.img 2.4.21-32.ELsmp
  5. システムを再起動します。

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