ここからサイト内共通メニューです。
サイト内共通メニューを読み飛ばす。
サイト内共通メニューここまで。
ホーム > 製品 > コンピュータプラットフォーム > Express5800シリーズポータル > Linux on Express5800 > Linux動作確認情報 一覧 > Linux動作確認情報 詳細
2004年12月2日現在
Express5800/110Ei
ディス トリビューション   Miracle Linux SE 2.1 Update3
(KERNEL 2.4.9-e.25.60mlsmp)

      本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。
      ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。


      なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。

記号の意味は以下の通りです。
◎…当該ディストリビューションで動作可能
○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能
×…動作不可
−…未サポート
単体HDD構成 / ディスクアレイ構成 / HDD増設 / メモリ増設 /
LAN増設 / LANポート二重化 / バックアップ装置 /

■単体HDD構成 ↑UP

ハードウェア構成

構成 機器名称 型番
単体HDD
構成1

(SCSI)
Express5800/110Ei
(ディスクレスモデル/Pentium4 3.80FGHz/メモリ -MB)
N8100-1005 1
512MBメモリ 標準搭載
1
SCSIコントローラ (U320) N8103-75 1
73.2GB(10krpm) HDD N8150-158 1
109型キーボード(W) 標準添付 1
マウス (PS2, 2ボタン) 標準添付 1

単体HDD構成の動作

No. 評価項目 結果 コメント
構成1
1 OSのインストール Update3 インストールCD-ROMからのBootにてインストール。(注1)(注2)
2 HDD ファイルのコピー/比較動作を確認。
3 FDD
4 CDROM
5 標準LAN telnet,ftpにて動作を確認。
6 マウス・キーボード 動作を確認
7 CPU Hyper-Threading/SMP動作
8 Memory /proc/meminfo を確認
(注1)
本装置にOSをインストールする際には、ドライバディスクが必要になります。 また、GUIモードでOSをインストールする際には、パラメータ設定が必要ですので、 下記の手順にて実施してください。

・ドライバディスクの作成方法
  1. ミラクルLinux社のホームページ から次のようにリンクをたどります。
  2. サポート → MIRACLE LINUX アップデート情報 → インストール関連 → 04/08/31 driverdisk 「MIRACLE LINUX Standard Edition V2.1 Update3 ドライバディスクの更新」
    (このページに、インストール手順の詳細が記載されています。)
  3. このページからドライバディスクのイメージ( ml21u3_drv_20040806.img ) をダウンロードします。
  4. ダウンロードしたファイル名を dd.img に変更します。
  5. DOSフォーマットされたフロッピーディスクをドライブに挿入し、 Windows のコマンドプロンプトより、rawrite.exe(※)コマンドを実行します。 下記のように表示されるのでファイル名「dd.img」、 フロッピーディスクドライブ名「a」、 最後にEnterキーを順に入力すると、フロッピーに書き込まれます。
        Enter disk image source file name: dd.img
    Enter terget diskette drive: a
    Please insert a formatted diskette into drive A: and press
    -ENTER-:
    ※RAWRITE.EXE ユーティリティはインストールCD のDOSUTILS の中にあります。
    ※MIRACLE LINUX Standard Edition V2.1 Update 3 のインストール CD には RAWRITE.EXEは含まれておりません。以下のURLからファイルをダウンロードしてください。 展開するとRAWRITE.EXEがあります。
    http://ftp.miraclelinux.com/pub/Miracle/ia32/standard/2.1/boot-images/dosutils.zip
・OSインストール手順
  1. 「インストールCD」をドライブにセットして、起動します。
  2. 「boot:」と表示されたら、すかさず「linux dd vga=789」とタイプして、 FDドライブにドライバディスクをセットし、Enter を押します。
  3. 以降は、通常どおりインストールを行います。
(注2)
X Window System を使用する場合は、インストール時には設定をせず、 インストール後に以下の設定を行ってください。
・インストール時
  1.  "グラフィカルインターフェース(X)の設定"において、"Xの設定を行わない"のチェックをつける。
・インストール後
  1. "/usr/X11R6/lib/X11/Cards"を編集
    "END"の前に以下の3行を追加
    NAME VESA
    CHIPSET VESA
    DRIVER vesa
  2. "Xconfigurator"を実行し、"Choose a Card"において"VESA"を選択

■ディスクアレイ構成 ↑UP

ハードウェア構成

RAID
構成1
ディスクアレイ コントローラ[N8103-80]
(FWレビジョン:1N38)
増設バッテリ[N8103-79]
┳ 146.5GB HDD
[N8150-171]
RAID5 構成
HDDデバイスベイ実装 キット[N8154-02]
┣ 146.5GB HDD
[N8150-171]
  デバイスベイ変換キット[N8154-03] ┗ 146.5GB HDD
[N8150-171]

RAIDドライブの動作

No. 評価項目 結果 コメント
構成1
1 OSのインストール Update3 インストールCD-ROMからのBootにてインストール。(注1)
2 4GB パーティションの作成 数10MB データのコピーと比較
3 ファイルシステム作成, mount, umount
4 データアクセス
5 2GB以上の領域へのデータアクセス
6 利用確認パーティション数 11
7 DISKがDEAD時の動作、Rebuild動作 運用中に DISK を交換しAutoRebuildを確認。(注2)
(注1)
X Window System を使用する場合は、■ 単体HDD構成の(注2)で示した手順で設定してください。
(注2)
RAIDユーティリティ(MegaMonitor)を導入することにより、RAIDの状態 (DISKの縮退、Rebuildの実行/完了、等)を確認することができます。
  1. ここよりMegamonitor ver3.0 を入手します。
  2. 上記を対象マシンの適当なディレクトリにコピーし、次を順に実行します。 「インストールを中止するか Yes/No」と聞かれるので、No を選択します。
          # tar zxvf lsi_v30.tgz
    # ./install
    # MegaCtrl -start
  3. RAIDの状態を、/var/log/megaserve.log にて確認できます。 使用法詳細については、ヘルプを参照のこと。
          # MegaCtrl -help

■HDD増設 ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 SCSI 73.2GB HDD N8150-158 SCSIコントローラ[N8103-75]に接続、
ファイルのコピー/比較動作を確認。
2 SCSI 146.5GB HDD N8150-171 ディスクアレイコントローラ[N8103-80]に接続、
ファイルのコピー/比較動作を確認。

■メモリ増設 ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 増設メモリボード 256MB ( DDR400 ) N8102-213 4 計1GB 動作
2 増設メモリボード 512MB ( DDR400 ) N8102-214 4 計2GB 動作
3 増設メモリボード 1GB ( DDR400 ) N8102-215 4 計3.3GB動作 (最大使用可能容量)

■LAN増設 ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 1000BASE-T接続ボード N8104-103 1 telnet,ftpにて動作を確認。
2 1000BASE-T接続ボード(2ch) N8104-113 1
3 1000BASE-SX接続ボード N8104-112 1
4 100BASE-TX接続ボード(2ch) N8104-86 1
5 100BASE-TX接続ボード N8104-111 1

■LANポート二重化 ↑UP
 標準で搭載されている、Bondingドライバを使用して耐障害性(FT)/負荷分散(LB)機能を確認。

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
FT LB
1 100BASE-TX接続ボード(2ch) N8104-86 1 耐障害性(FT)機能を確認。 負荷分散(LB)機能は性能の検証が必要です。(注1)
2 1000BASE-T接続ボード(2ch) N8104-113 1

(注1)
下のテキストを参考に評価を実施しました。
/usr/src/linux-2.4/Documentation/networking/bonding.txt
評価における設定の概要は、こちらを 参照願います。

■バックアップ装置 ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 SCSIコントローラ N8103-65 1 下記バックアップ装置を接続。(注1)
2 内蔵AIT(50GB) N8151-46A 1 [N8103-65]に接続
データのBackup、テープ操作を確認
3 内蔵AIT(100GB) N8151-41A 1
4 内蔵DAT(DDS1/2/3/4)(20GB) N8151-45 1
5 内蔵DAT(DDS3/4/DAT72)(36GB) N8151-51 1
(注1)
OSインストール後にSCSIコントローラ N8103-65 のドライバを以下の手順にて設定します。
  1. /etc/modules.conf ファイルを編集して次の行を追加します。
  2.    alias scsi_hostadapter a100u2w
  3. 下記のコマンドを順に実施します。
  4.    # cd /boot
    # mkinitrd -f initrd-2.4.9-e.25.60mlsmp.img 2.4.9-e.25.60mlsmp
  5. システムを再起動します。

戻る ↑UP

この情報へのご意見をお寄せください。
この情報は役に立ちましたか?
はい
いいえ
わからない
 
動作確認を希望する組み合わせはありますか?
  個人情報保護のため、補足欄には個人情報の記入はご遠慮ください。
 


Copyright NEC Corporation. 1994- All rights reserved.