[Microsoft SQLServer6.5との混在時のCPU負荷について]

以下の状況でお使いの場合、ESMPRO/ServerAgentのサービスのCPU負荷が上昇(+10%以上)する場合があります。

(条件)
同一マシンにMicrosoft SQLServer6.5とESMPRO/ServerAgentがインストールされていて、サービスが起動している。
Microsoft SQLServer6.5のオプション[パフォーマンスモニタ統合]のチェックがオンになっている。

(確認方法)
  パフォーマンスモニタを使用して、Microsoft SQLServer6.5のオプションで[パフォーマンスモニタ統合]のチェックをオンした場合とオフした場合とで以下の値を比較してください。
  オブジェクト : Process カウンタ : % Processor Time インスタンス : ESMCMN

重要
チェックを変更した後には必ずマシンを再起動してください。再起動しないと、パフォーマンスモニタでサービスの正しい負荷率は取得できません。

(対処方法)
  「確認方法」で取得したCPU負荷率がSQLServerオプションのチェックのオン/オフで大きく違う場合はチェックをオンにすることによるCPU負荷率の増加と考えられます。

これは、SQLServerオプションがオンに設定されている事でOSから取得するパフォーマンスデータの項目が増加し、それに伴いOSからパフォーマンスデータを取得するサービス内のパフォーマンスデータ解析処理に時間を必要とするために発生します。

もし、SQLServerのパフォーマンスデータを監視する必要が無いのであれば、不必要なパフォーマンスデータを取得することによるCPU負荷の増加を避けるためにSQLServerオプションをオフにするようにしてください。