■Windows XPのインストール

次の手順に従ってインストールします。

1
システムの電源をONにする。

2
システムの光ディスクドライブにバックアップCD-ROMまたはWindows XP CD-ROMをセットする。

3
バックアップCD-ROMまたはWindows XP CD-ROMを光ディスクドライブにセットしたら、リセットする(<Ctrl>+<Alt>+<Del>キーを押す)か、電源をOFF/ONしてシステムを再起動する。

重要
ハードディスク上に起動可能なOSがインストール済みの場合は、画面上部に「Press any key to boot from CD...」が表示がされている間に<Enter>キーを押してください。起動可能なOSが存在しない場合は不要です。

CD-ROMからシステムが立ち上がり、システムが起動します。

Windows XPのセットアップ画面が表示されます。画面が表示されなかった場合は、<Enter>キーが正しく押されていません。システムの電源をONし直してから始めてください。


4
SASモデルおよび、本体の起動用ハードディスクドライブをディスクアレイコントローラに接続している場合、もしくは本体標準装備のRAIDコントローラ(LSI Logic Embedded MegaRAIDTM)を使用している場合は、画面上部に「Setup is inspecting your computer's hardware configuration..」が表示されている間に<F6>キーを押す。

ヒント
<F6>キーを押しても、このときには画面上には何の変化もあらわれません。

LSI Logic Embedded MegaRAIDTMを使用している場合、事前にRAIDドライブを作成する必要があります。ユーザーズガイドのRAIDコンフィグレーションの項を参照してください。

オプションのディスクアレイコントローラを使用している場合は、ボードに添付されているマニュアルを参照してください。

5
以下のメッセージが表示されたら<S>キーを押す。

以下のメッセージが表示されます。


6
Windows XP OEM-DISK for EXPRESSBUILDERをフロッピーディスクドライブにセットし、<Enter>キーを押す。

SCSIアダプタのリストが表示されます。

SATAモデルご使用の場合は手順8へ進んでください。

7
SASモデルご使用の場合は、SCSIアダプタリストから[LSI Logic PCI Fusion-MPT Driver (XP 32-bit)]を選択し<Enter>キーを押す。

手順5の画面に戻ります。

8
SCSIアダプタリストから以下を選択し、<Enter>キーを押す。

- N8103-101の場合
[Promise SuperTrak EX8350/8300 Controller-Intel x86 platform]

- N8103-103の場合
[Promise SuperTrak EX4350 Controller-Intel x86 platform]

- LSI Logic Embedded MegaRAIDTMの場合
[LSI MegaRAID Software RAID (Windows XP/2003)]

以降は、メッセージに従って作業を続けてください。

ヒント
SCSIアダプタリストよりドライバを選択した場合、ロゴテストに合格していない旨のポップアップが出る場合がありますが、システム上問題ありません。[OK]をクリックし処理を継続してください。

9
Windows セットアップの画面が表示されたら、<Enter>キーを押してWindows セットアップを開始する。

重要
セットアップの途中で、Windwos XPをインストールするパーティションを設定する画面が表示されます。このとき表示される先頭にある55MBの領域は、Express5800シリーズ特有の構成情報や専用のユーティリティを保存するために使用されるパーティションです。この領域の削除は推奨しませんが、55MBの領域を確保させたくない場合は、「D=パーティションの削除」で削除してください。

100,000,000MB(100TB)以上の領域を持ったディスクにWindows XP をインストールする場合、デフォルト値のパーティションサイズ以外では、8桁(99,999,999MB)以下の値しか設定できません。

ヒント
ファイルのコピーの後、自動的に再起動します。
フロッピーディスクおよびCD-ROMを取り出す必要はありません。
ただし、フロッピーディスクを取り出さない場合は、CD-ROMも取り出さないでください。

以降は、メッセージにしたがって作業をすすめてください。インストールの詳細については、「ファーストステップガイド」を参照してください。


10
必要に応じて「ステップ バイ ステップ インタラクティブ(SBSI)」をインストールする。

SBSIはWindows XPを学習するためのトレーニングソフトウェアです。アニメーションと音声を使用し、簡単で使いやすい学習環境が用意されています。SBSIは、以下の方法でインストールできます。

(1) SBSI CD-ROMを光ディスクドライブにセットする。
(2) 「<CD-ROMのドライブレター>:\setup.exe」を実行する。

以降は、メッセージに従ってインストールを行ってください。

11
システムのアップデートを参照してシステムのアップデートを行う。

12
ドライバのインストールと詳細設定を参照してドライバのインストールと詳細設定をする。



■システムのアップデート 〜サービスパックの適用〜

システムを再起動後、必ずシステムをアップデートしてください。
システムのアップデートはExpress5800 シリーズに必要なドライバを適用します。

重要
次の場合も必ずシステムのアップデートを行ってください。

システム構成を変更した場合(内蔵オプションの機器の取り付け/取り外しをした場合。システム構成を変更した後、再起動を促すダイアログボックスが表示される場合は[いいえ]をクリックし、システムをアップデートしてください。)

バックアップ媒体からシステムをリストアした場合(サービスパック関連のExpress5800用差分モジュールを適用したシステムの場合は、再度RURのFDを使用してExpress5800用差分モジュールを適用してください。このときサービスパックを再適用する必要はありません。)

本装置のBIOSセットアップユーティリティを使って「Hyper-Threading Technology」の設定を変更した場合(プロセッサに関する設定項目です。)

サービスパックをアンインストールした場合

ヒント
本装置にはWindows XP ServicePack 2以上を適用してください。
ServicePack 2が含まれたWindows XP CD-ROMを使用しインストールをされた場合は、再度Service Pack2を適用する必要はありません。

1
管理者権限のあるアカウント(administrator等)で、システムにログオンする。

2
「EXPRESSBUILDER」CD-ROMを光ディスクドライブにセットする。

マスターコントロールメニューが表示されます。

3
[ソフトウェアのセットアップ]を左クリックし、[システムのアップデート]をクリックする。

ヒント
マスターコントロールメニューで右クリックすると現れるメニューでも同様の操作ができます。

画面のメッセージに従って作業を進め、サービスパックを適用してください。[OK]ダイアログボックスが表示されます。


4
[OK] をクリックしてシステムを再起動させる。

5
システムのシャットダウン開始後、ただちに「EXPRESSBUILDER」CD-ROMを光ディスクドライブから取り出す。


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