■ドライバのインストールと詳細設定
本体標準装備の各種ドライバのインストールとセットアップを行います。
ここで記載されていないドライバのインストールやセットアップについてはドライバに添付の説明書を参照してください。
[Broadcom Advanced Control
Suite]
Broadcom Advanced Control Suiteは、ネットワークドライバに含まれるネットワーク機能確認ユーティリティです。
Broadcom Advanced Control Suiteを使用することにより、以下のことが行えます。
− アダプタ詳細情報の確認
− ループバックテスト、パケット送信テストなどの診断
− Teamingの設定
ネットワークアダプタ複数枚をチームとして構成することで、装置に耐障害性に優れた環境を提供し、装置とスイッチ間のスループットを向上させることができます。
このような機能を利用する場合は、Broadcom Advanced Control Suiteが必要になります。
<インストール手順>
Broadcom Advanced Control Suiteをインストールする場合は、以下の手順に従ってください。
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「PROSet」がインストールされている場合、ユーザーズガイドの「オプションのネットワークボードのドライバ」の「PROSetのアンインストール」を参考にし、「PROSet」を削除してから「Broadcom
Advanced Control Suite」をインストールしてください。その際、「PROSet」にてネットワークアダプタをチームに設定している場合、すべてのチームを削除してから「PROSet」を削除してください。
「PROSet」と「Broadcom Advanced Control Suite」の混在運用は、未サポートになります。
必ずどちらか一方をインストールしてください。 |
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1 |
「EXPRESSBUILDER」CD-ROMをDVD-ROMドライブにセットする。
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2 |
エクスプローラを起動する。
[標準のスタートメニューモードの手順]
スタートメニューから[エクスプローラ]をクリックする。
[クラシックスタートメニューモードの手順]
スタートメニューから[すべてのプログラム]、[アクセサリ]の順にポイントし、[エクスプローラ]をクリックする。
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3 |
「<DVD-ROMのドライブレター>:\WINNT\DOTNET\B57W2K3\BACS\」ディレクトリ内の「SETUP.EXE」アイコンをダブルクリックする。
[Broadcom Management Programs - InstallShield
Wizard]が起動します。
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4 |
[次へ]をクリックする。 |
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5 |
[使用許諾契約の条項に同意します]を選択し、[次へ]をクリックする。 |
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6 |
[カスタムセットアップ]画面が表示されますので、[次へ]をクリックする。
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7 |
インストール画面の[インストール]をクリックする。 インストールが開始されます。
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8 |
[Broadcom Management Program]ダイアログが表示されますので、[OK]をクリックする。
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9 |
[InstallShield ウィザードを完了しました]というダイアログが表示されたら、[完了]をクリックする。
以上で完了です。 |
<アンインストール手順>
Broadcom Advanced Control Suiteをアンインストールする場合は、以下の手順に従ってください。
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1 |
[プログラムの追加と削除]ダイアログボックスを表示する。
[標準のスタートメニューモードの手順] スタートメニューから[コントロールパネル]→[プログラムの追加と削除]をクリックする。
[クラシックスタートメニューモードの手順]
(1) |
スタートメニューから[設定]→[コントロールパネル]をクリックする。 |
(2) |
[プログラムの追加と削除]アイコンをダブルクリックする。 |
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2 |
[Broadcom Management Programs]を選択し、[変更と削除]をクリックする。
[プログラムの追加と削除]ダイアログボックスが表示されます。
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3 |
[はい]を選択する。 [Broadcom
Management Programs]ダイアログボックスが現れ、[Update Successful. Please your system
to complete this process]というメッセージが表示されます。 |
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4 |
[OK]をクリックする。 |
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5 |
[プログラムの追加と削除]と[コントロールパネル]のウィンドウを終了し、システムを再起動する。 以上で完了です。
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[PROSet]
PROSetは、ネットワークドライバに含まれるネットワーク機能確認ユーティリティです。
PROSetを使用することにより、以下のことが行えます。
− アダプタ詳細情報の確認
− ループバックテスト、パケット送信テストなどの診断
− Teamingの設定
ネットワークアダプタ複数枚をチームとして構成することで、システムに耐障害性に優れた環境を提供し、装置とスイッチ間のスループットを向上させることができます。
このような機能を利用する場合は、PROSetが必要になります。PROSetをインストールする場合は、以下の手順に従ってください。
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1 |
「EXPRESSBUILDER」CD-ROMをDVD-ROMドライブにセットする。
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2 |
エクスプローラを起動する。
<標準のスタートメニューモードの手順> スタートメニューから[エクスプローラ]をクリックする。
<クラシックスタートメニューモードの手順> スタートメニューから[プログラム]、[アクセサリ]の順にポイントし、[エクスプローラ]をクリックする。
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3 |
「<CD-ROMのドライブレター>:\WINNT\DOTNET\TL3\PROSET\WIN32」ディレクトリ内の「DxSetup.exe」アイコンをダブルクリックする。
[Intel(R) PRO Network Connections - InstallShield
ウィザード]が起動します。
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4 |
[次へ]をクリックする。 |
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5 |
[使用許諾契約の条項に同意します]を選択し、[次へ]ボタンをクリックする。 |
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6 |
セットアップオプションの画面が表示されるので、[ドライバおよびインテルPROSetとAdvanced
Network Services]が選択されていることを確認して[次へ]をクリックする。 |
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7 |
インストール画面の[インストール]をクリックするとインストールが開始される。
[InstallShield ウィザードを完了しました]ウィンドウが表示されます。 |
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8 |
[完了]ボタンをクリックする。 |
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9 |
「EXPRESSBUILDER」CD-ROMをDVD-ROMドライブから取り出す。 |
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10 |
システムを再起動させる。
以上で完了です。 |
[ネットワークドライバ]
標準装備のネットワークアダプタは、システムのアップデート時に自動的にインストールされますが、 転送速度とDuplexモードの設定が必要です。以下の手順に従って設定してください。
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サービスの追加で、[ネットワークモニタ]を追加することをお勧めします。[ネットワークモニタ]は、[ネットワークモニタ]をインストールしたコンピュータが送受信するフレーム(またはパケット)を監視することができます。ネットワーク障害の解析などに有効なツールです。インストールの手順は、ユーザーズガイドを参照してください。 |
必要に応じてプロトコルやサービスの追加/削除をしてください。[ネットワーク接続]からローカルエリア接続のプロパティダイアログボックスを表示させて行います。
<Broadcom
Advanced Control Suiteがインストールされている場合>
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1 |
デバイスマネージャを起動する。 |
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2 |
ネットワークアダプタを展開し、[Broadcom NetXtreme Gigabit Ethernet]をダブルクリックする。
[Broadcom NetXtreme Gigabit Ethernetのプロパティ]ダイアログボックスが表示されます。
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3 |
[詳細設定]タブをクリックし、[Speed & Duplex]をハブの設定値と同じ値に設定する。
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4 |
[Broadcom NetXtreme Gigabit Ethernetのプロパティ]ダイアログボックスの[OK]をクリックする。
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<PROSetがインストールされている場合>
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1 |
デバイスマネージャを起動する。
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2 |
ネットワークアダプタを展開し、[Intel(R) PRO/1000またはIntel(R) PRO/100〜]をダブルクリックする。
[Intel(R) PRO/1000またはIntel(R) PRO/100〜のプロパティ]のダイアログボックスが表示されます。
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3 |
[リンク速度]タブをクリックし、[速度とデュプレックス]をHUBの設定値と同じ値に設定する。
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4 |
[Intel(R) PRO/1000またはIntel(R) PRO/100〜のプロパティ]のダイアログボックスの
[OK]をクリックする。
以上で完了です。 |
<PROSetがインストールされていない場合>
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1 |
デバイスマネージャを起動する。
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2 |
ネットワークアダプタを展開し、[Intel(R) PRO/1000またはIntel(R) PRO/100〜]をダブルクリックする。
[Intel(R) PRO/1000またはIntel(R) PRO/100〜のプロパティ]のダイアログボックスが表示されます。
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3 |
[詳細設定]タブをクリックし、[リンク速度とデュプレックス]をハブの設定値と同じ値に設定する。
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4 |
[Intel(R) PRO/1000またはIntel(R) PRO/100〜のプロパティ]のダイアログボックスの
[OK]をクリックする。
以上で完了です。 |
<再インストール>
ネットワークドライバは、自動的にインストールされます。手動でのインストールを行う必要はありません。
[オプションのネットワークのドライバ]
オプションのネットワークボード(N8104-112/111/86/119/120)を使用する場合について説明します。
「N8104-112/111/86/119/120」を使用する場合は、「EXPRESSBUILDER」CD-ROMに格納されているドライバをインストールしてください。
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(N8104-112/119/120)のボード名のドライバ
「<DVD-ROMのドライブレター>:\WINNT\DOTNET\TL3\PRO1000\WIN32」
(N8104-111/86)のボード名のドライバ
「<DVD-ROMのドライブレター>:\WINNT\DOTNET\TL3\PRO100\WIN32」
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<オプションボード用ネットワークドライバのインストール>
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1 |
デバイスマネージャを起動する。
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2 |
[ネットワークアダプタ]→[Intel(R) PRO/1000〜]または[Intel(R) PRO/100〜]をダブルクリックする。
[Intel(R) PRO/1000〜]または[Intel(R) PRO/100〜]ダイアログボックスが表示されます。
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[?その他のデバイス]→[?イーサネットコントローラ]がある場合は[?イーサネットコントローラ]をダブルクリックしてください。 |
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3 |
[ドライバ]タブを選択し、[ドライバの更新]をクリックする。
[ハードウェアの更新ウィザード]が表示されます。
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4 |
[いいえ、今回は接続しません]を選択し、[次へ]をクリックする。
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5 |
[一覧または特定の場所からインストールする(詳細)]を選択し、[次へ]をクリックする。
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6 |
[次の場所で最適のドライバを検索する]を選択し、[次の場所を含める]にチェックを入れ、
(N8104-112/119/120)のボード名のドライバ
「<DVD-ROMのドライブレター>:\WINNT\DOTNET\TL3\PRO1000\WIN32」
(N8104-111/86)のボード名のドライバ
「<DVD-ROMのドライブレター>:\WINNT\DOTNET\TL3\PRO100\WIN32」
と入力し、[次へ]をクリックする。
ドライバの検索が開始され、検索後にインストールが始まります。しばらくすると[ハードウェアの更新ウィザードの完了]画面が表示されます。
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7 |
[完了]をクリックする。
以上で完了です。 |
[グラフィックスアクセラレータドライバ]
標準装備のグラフィックスアクセラレータドライバは、システムのアップデート時に自動的にインストールされます。
OSのインストール後にグラフィックスアクセラレータドライバを削除し、再インストールする場合は以下の手順で再インストールしてください。
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1
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「EXPRESSBUILDER」CD-ROM をDVD-ROMドライブにセットする。
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2
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スタートメニューから[プログラム]、[アクセサリ]の順でポイントし、[エクスプローラ]をクリックする。
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3
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「<CD-ROMのドライブレター>:\WINNT\DOTNET\VIDEO」ディレクトリ内の[SETUP.EXE]アイコンをダブルクリックする。
メッセージに従ってインストール作業を進めてください。
途中、「デジタル署名が見つかりません。」というメッセージが表示された場合は、[はい]をクリックし、インストールを続けてください。
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4
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「EXPRESSBUILDER」CD-ROM をDVD-ROMドライブから取り出し、OSを再起動する。
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[ネットワークアダプタの二重化のセットアップ]
複数のアダプタでグループを作ることにより、使用されているアダプタに障害が発生した場合、自動的にグループ内の他のアダプタに処理を移行させることができます。
<二重化の設定>
ネットワークアダプタの二重化を設定する場合は、以下の手順に従ってセットアップしてください。
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1 |
[Broadcom Advanced Control Suite 2]ダイアログボックスを表示する。
<標準のスタートメニューモードの手順> スタートメニューから[コントロールパネル]→[Broadcom
Control Suite 2]をクリックする。
<クラシックスタートメニューモードの手順>
(1) |
スタートメニューから[設定]→[コントロールパネル]をクリックする。 |
(2) |
[Broadcom Control Suite 2]アイコンをダブルクリックする。 |
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2 |
左側にある[Broadcom NetXtreme Gigabit Ethernet]または[Broadcom
NetXtreme Gigabit Ethernet#2]アダプタを右クリックし、[チームを作成]をクリックする。
[Brodcom チーム化ウィザード]ダイアログボックスが表示されます。
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3 |
「次へ」をクリックする。
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エキスパートモードは使用禁止なので、使用しないでください。 |
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4 |
チーム名入力の欄に任意のチーム名を入力し、「次へ」をクリックする。 |
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5 |
チームタイプを以下のタイプから選択し、「次へ」をクリックする。
● |
Smart Load Balancing(TM)とファイルオーバー(SLB) |
● |
Link Aggregation Control Protocol(LACP)を使用した802.3adリンク集約 |
● |
FEC/GEC 通有中継 |
※ |
[Link Aggregation Control Protocol(LACP)]と[FEC/GEC]を選択した場合以下のメッセージが出ますが「OK」をクリックします。
”チームメンバーに接続されたネットワークスイッチが、チームタイプに対して適切に設定されていることを確認します。” |
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6 |
利用可能なアダプタをチームメンバーに「Add」する。
※ |
Broadcom NetXtreme Gigabit Ethernetを「Add」する際に以下のメッセージが出ますが「はい」をクリックします。
”[0001]Broadcom NetXtreme Gigabit Ethernetはこのシステムのリモート管理機能にアクセスするように設定されています” |
「Broadcom NetXtreme Gigabit Ethernet」以外のアダプタはチームに追加しないでください。
※ |
Smart Load Balancing(TM)とファイルオーバー(SLB)以外を使用する場合、手順9から作業を続けてください。 |
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7 |
[チームの作成/修正]でスタンバイメンバーとして、利用可能なアダプタを指定するか以下の設定より選択し、[次へ]をクリックします。
● |
スタンバイメンバーは設定しないでください。 |
● |
以下のメンバーはスタンバイメンバーとして使用します。 |
※ |
下の選択肢の配下に手順6の項目で選択したチームメンバーより選択します。 |
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8 |
[LiveLinkを設定しますか?]で[いいえ]を選択して、[次へ]をクリックします。
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9 |
[VLANを設定しますか?]で[いいえ]を選択して、[次へ]をクリックします。
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10 |
[変更を適用して、Broadcom Advanced Control Suite 2に戻ります。]を選択して[完了]をクリックします。
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11 |
[Broadcom Advanced Control Suite 2]のポップアップが表示され
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”変更の内容を適用すると、ネットワークの接続が一時的に切断されます。
処理には数分かかる場合があり、終了すると接続には再開されます。
続行しますか?” |
というメッセージが表示され[はい]をクリックするとチーム化が行われます。
以上で完了です。 |
<二重化の削除手順>
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1 |
[Broadcom Advanced Control Suite 2]ダイアログボックスを表示する。
<標準のスタートメニューモードの手順> スタートメニューから[コントロールパネル]→[Broadcom
Control Suite 2]をクリックする。
<クラシックスタートメニューモードの手順>
(1) |
スタートメニューから[設定]→[コントロールパネル]をクリックする。 |
(2) |
[Broadcom Control Suite 2]アイコンをダブルクリックする。 |
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2 |
作成したチームを選択し、[チームを削除]をクリックする。
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3 |
[Broadcom Advanced Control Suite 2]ダイアログボックスの[適用]をクリックする。
確認のダイアログボックスが表示されます。 |
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4 |
[はい]をクリックする。 |
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5 |
[Broadcom Advanced Control Suite 2]ダイアログボックスの[OK]をクリックする。
以上で完了です。 |
[アダプタフォルトトレランス(AFT)/
アダプティブロードバランシング(ALB)のセットアップ]
アダプタフォルトトレランス(AFT)とは、複数のアダプタでグループを作り、使用されているアダプタに障害が発生した場合、自動的にグループ内の他のアダプタに処理を移行させるものです。また、アダプティブロードバランシング(ALB)
とは複数のアダプタでグループを作り、サーバから送受信パケットをグループすべてのアダプタから行うことにより、スループットを向上させるものです。この機能はAFT機能を含んでいます。
AFT/ALB機能を使用する場合は、以下の手順に従ってセットアップしてください。
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1 |
デバイスマネージャより、ネットワークアダプタのプロパティを開く。 |
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2 |
チーム化のタグを選択し、「その他のアダプタとチーム化する(T)」にチェックを入れ、[新規チーム]をクリックする。
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3 |
チームの名前を入力後、[次へ]をクリックする。 |
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4 |
チームに含めるアダプタをチェックし、[次へ]をクリックする。 |
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5 |
チームモードの選択で、「アダプタフォルトトレランス」、「アダプティブロードバランシング」のいずれかを選択し、[次へ]をクリックする。
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6 |
[完了]をクリックする。 |
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7 |
デバイスマネージャより、上記で設定したチーム名のデバイスのプロパティを開く。 |
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8 |
「設定」のタグを選択し、[チームの編集]をクリックする。 |
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9 |
チーム内のアダプタで、プライマリに設定する場合、ドライバを選択し、「プライマリの設定」をクリックする。
チーム内のアダプタで、セカンダリに設定する場合、ドライバを選択し、「セカンダリの設定(S)」をクリックしてください。両方の設定が終了した場合、[OK]をクリックして画面を閉じてください。
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10 |
「スイッチのテスト」をクリック後、スイッチのテスト画面が表示されたら、「テストの実行」をクリックして実行する。
実行結果、問題なしのメッセージが表示されれば、テスト完了です。 |
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● |
AFT/ALB のセットアップは、ドライバインストール後、必ず再起動した後に行う必要があります。
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● |
アダプタフォルトトレランス(AFT)のグループとして指定するアダプタは、同一ハブ、異なるハブのどちらの接続でも使用できますが、異なるハブに接続する場合は、すべて同一LAN(同一ネットワーク)上に存在する必要があるため、カスケード接続にしてください。
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● |
アダプティブロードバランシング(ALB)を使用する場合は、スイッチングハブにのみ接続できます。
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● |
マザーボードまたはオプションのネットワークカードを交換する場合は、必ずチームを削除し、交換後にチームを再作成してください。 |
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[SCSIコントローラ(N8103-75)を追加接続する場合]
システムにSCSIコントローラ(N8103-75)を追加接続する場合、OSのプラグアンドプレイ機能が動作し、ドライバが自動でインストールされますが、その後ドライバのアップデートが必要です。
システムのアップデートを実施する事でドライバが適用されます。
[ディスクアレイコントローラ(N8103-81)を追加接続する場合]
システムにディスクアレイコントローラ(N8103-81)を追加接続する場合、OSのプラグアンドプレイ機能が動作し、ドライバが自動でインストールされますが、その後、ドライバのアップデートが必要です。
以下の手順でドライバをインストールしてください。
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1 |
[スタートメニュー]−[コントロールパネル]−[管理ツール]−[コンピュータの管理]から[デバイスマネージャ]を起動する。
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2 |
SCSIとRAIDコントローラの「LSI Logic Megaraid SCSI 320-2」をダブルクリックする。
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3 |
[ドライバの更新]をクリックする。 |
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4 |
ハードウェアの更新ウィザードが表示されるので、「一覧または特定の所からインストールする(詳細)」を選択し、[次へ]をクリックする。
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5 |
「次の場所で最適のドライバを検索する」を選択し、[リムーバブルメディア(フロッピー、CD-ROMなど)を検索]チェックボックスをチェックする。
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6 |
フロッピーディスクドライブに「Windows Server 2003 OEM-DISK for EXPRESSBUILDER」をセットして、[次へ]をクリックする。
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7 |
[完了]をクリックする。 |
以上でドライバのインストールは完了です。
画面の指示に従ってシステムを再起動してください。
[SCSIコントローラ(N8103-95)を追加接続する場合]
システムにSCSIコントローラ(N8103-95)を追加接続する場合、OSのプラグアンドプレイ機能が動作し、ドライバが自動でインストールされますが、その後、ドライバのアップデートが必要です。
システムのアップデートを実施する事でドライバが適用されます。
[Boot.iniファイルで使用可能なスイッチオプションについて]
Boot.iniファイルを編集することで、様々なスイッチオプションを使用することができます。使用可能なオプションについては、以下を参照してください。
● |
サポート技術情報-KB833721
Windows XPおよびWindows Server 2003のBoot.iniファイルで使用可能なスイッチオプション
4GBを超えるメモリを搭載できる装置では /PAE オプションの設定を行うことで 4GB
を超えるメモリを使用できるようになります。
/PAE オプションは、サポートされている製品が限定されています。
以下のマイクロソフトサポート技術情報を参照して確認してください。
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● |
サポート技術情報-KB291988
4GB RAMチューニング機能と物理アドレス拡張のスイッチの説明
以下に編集例を示します。
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(1) |
「スタート」メニューから[設定] をポイントして、[コントロール パネル]をクリックします。 |
(2) |
「コントロール パネル」から、[システム]アイコンをダブルクリックします。
「システムのプロパティ」画面が表示されます。 |
(3) |
[詳細設定]タブから「起動と回復」にある[設定]をクリックします。 |
(4) |
「起動と回復」画面にある「起動システム」の[編集]をクリックし、「Boot.ini」を開きます。 |
(5) |
「Boot.ini」ファイルの[operating systems]に“/PAE”を追加し、上書き保存してください。
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|
<Boot.ini ファイルの例>
[boot loader]
timeout=30
default=multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(2)\WINDOWS
[operating systems]
multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(2)\WINDOWS="Windows Server
2003" /fastdetect
multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(2)\WINDOWS="Windows Server
2003, PAE" /fastdetect /PAE
C:\CMDCONS\BOOTSECT.DAT="Microsoft Windows 回復コンソール"
/cmdcons
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以上でBoot.iniへの編集は終了です。
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「起動/回復」画面にある「既定のオペレーティングシステム」で選択したエントリから自動的に起動するように設定することができます。 |
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■障害処理のためのセットアップ
障害が起きたときに障害からより早く、確実に復旧できるようセットアップをしてください。詳細な手順についてはユーザーズガイドの「障害処理のためのセットアップ」をご覧ください。
■ライセンス認証の手続き
Windows Server 2003をご使用いただくためには、Windows Server 2003のライセンス認証の手続きが必要です。ライセンス認証の手続きを次に示します。
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バックアップCD-ROMのWindows Server 2003 R2をご使用の場合は、手続きの必要はありません。 |
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1 |
スタートメニューから[ファイル名を指定して実行]をクリックする。
[名前(O):]に以下を入力し[OK]をクリックする。 oobe/msoobe
/a 
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2 |
以下のメッセージが表示されたら、[次へ]をクリックする。

以下のメッセージが表示されます。 
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3 |
以下のメッセージに従って、ライセンス認証の手続きを行う。

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