■ESMPRO/ServerManager本体編
[ServerManagerとServerAgentのバージョンについて]
ESMPRO/ServerManagerのバージョンがESMPRO/ServerAgentのバージョンよりも古い場合、構成情報の確認ができない、受信したアラートが正しく表示されないといった問題が発生する可能性があります。
ESMPRO/ServerManagerのバージョン ≧ ESMPRO/ServerAgentのバージョンとなるように、ESMPRO/ServerManagerのアップデートを行ってください。
[他社製SNMP管理アプリケーションとの共存について]
SNMPトラップの受信を行う他社製SNMP管理アプリケーションとESMPRO/ServerManagerとが共存している場合は、トラップ受信ポートの競合が発生し、どちらか一方の製品でSNMPトラップを受信できなくなることがあります。そのような場合は下記に示す方法で回避することができます。
【回避策1】
他社製SNMP管理アプリケーションがOS標準のSNMP Trap Serviceを使用したトラップ受信をサポートしている場合は、ESMPRO/ServerManagerの設定を次に説明する方法で変更することで回避することができます。
ESMPRO/ServerManagerのオペレーションウィンドウから[オプション]→[カスタマイズ]→[自マネージャ]で[SNMPトラップ受信方法]を[SNMPトラップサービスを使用する]に変更する。
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SNMPトラップサービスはSNMPサービスを組み込むことで同時に組み込まれますが、初期状態ではサービスは開始していません。コントロールパネルのサービスを起動し、SNMP
Trap Serviceを開始させてください(スタートアップの種類を[自動]に設定しておくと便利です)。 |
ただし、SNMPトラップサービスを使用する場合は以下の制限があります。
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NetWareサーバからのIPXプロトコルによるトラップを受信した場合、発信元のホスト名(サーバ名)を特定できません。
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オペレーションウィンドウの[オプション]→[カスタマイズ]→[動作環境]で設定する、SNMPコミュニティ名によるトラップパケットの受信制限機能が使用できなくなります。
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【回避策2】 次に説明するESMPRO/ServerAgentの「高信頼性通報機能」を使うと、ESMPRO/ServerManagerのアラート受信機能を正常に動作させることができます。
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高信頼性通報機能: |
サーバからESMPRO/ServerManagerへのアラート転送を独自プロトコルで送信することにより、アラートを確実に転送する機能。設定手順についてはESMPRO/ServerManagerのマニュアルを参照してください。
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ただし、以下の制限があります。
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他社製SNMP管理アプリケーションのSNMPトラップ受信機能の動作は保証できません。
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ESMPRO/ServerAgent(NetWare版)では高信頼性通報機能をサポートしていません。
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ESM/SM Ver.1.0のエージェントでは高信頼性通報機能をサポートしていません。
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アラート通報先として設定可能な数はエージェントのバージョンによります。
Ver.2.0/2.1: 1カ所
Ver.2.6: 16カ所
Ver.3.0以降: 制限なし |
[ESMPRO/ActiveRecoveryManagerおよびCLUSTERPRO/
ActiveRecoveryManagerとの共存時の運用について]
同一マシンにActiveRecoveryManagerの仮想IPアドレスを使用するプログラムとESMPRO/ServerManagerが共存する場合は、ESMPRO/ServerManagerが正常に動作できないことがあります。ESMPRO/ServerManagerを使用するときには仮想IPアドレスを使用するプログラムを停止してください。
[Remote
Wake Up機能を用いて起動されるシステム側の運用上の注意]
Remote Wake Up機能を利用してシステムの電源をONにするとき、システムの起動ドライブが正しく設定されていなかったり、フロッピーディスクドライブにフロッピーディスクが投入されたままの状態になっている場合にはシステムが起動できない場合があります。
[サスペンド/リジューム機能を要するマシンでの動作について]
サスペンド/リジューム機能を使用すると、ESMPRO/ServerManagerの動作が不安定になる場合があります。この場合はサスペンド/リジューム機能を使用しないでください。
[マネージャ間通信でのDMIイベントの転送について]
マネージャ間通信ではDMIイベントは転送しません。
[他のDMI管理アプリケーションとの共存について]
他のDMI管理アプリケーションが同一マシンにインストールされている場合、アラートビューアでのDMIイベントの受信が正常に動作しないことがあります。
ESMPRO/ServerManagerと他のDMI管理アプリケーションは共存させないようにしてください。
[Ver. 3.0未満のESMPRO/ServerAgent、および、
DMIエージェントの監視について]
ESMPRO/ServerManager Ver. 4.1より、Ver. 3.0未満のESMPRO/ServerAgent、および、DMIエージェ
ントの監視機能が削除されました。その結果、それらに対しては以下のような動 作となります。
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自動発見処理では発見され、オペレーションウィンドウにアイコンが登録されます。 |
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SNMPトラップおよびDMIイベントは受信され、アラートビューアに表示されます。 |
● |
Ver. 3.0未満のESMPRO/ServerAgentに対応するアイコンの「サーバ状態監視」プロパティがOnの場合、状態色が灰色(不明)となります。「サーバ状態監視」プロパティをOffにするか、アイコンを削除してください。
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DMIエージェントのアイコンの「サーバ状態監視」プロパティがOnであっても、DMIによる状態監視は行われません。
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● |
データビューア、グラフビューアによる情報の参照、統計情報自動収集機能による情報の収集を行うことはできません。
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[複数のネットワークに属するESMPRO/ServerManagerマシンでの
DMIイベントの受信について]
複数のネットワークに属する(複数のIPアドレスを持つ)マシンにESMPRO/ServerManagerをインストールした場合、Windows NT 4.0では同じイベントを重複して受信することがあります。
[複数のネットワークに属するESMPRO/ServerAgentマシンからの
DMIイベントの受信について]
複数のネットワークに属する(複数のIPアドレスを持つ)マシンからのDMIイベントは受信できないことがあります。
システムからの障害通報にはSNMPもしくはTCP/IP(高信頼性)による通報を使用してください。
[高負荷状態でのESMPRO/ServerManagerの使用について]
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ESMPRO/ServerManagerマシン側が高負荷の場合
CPU使用率100%の状態が長く続いた場合など、非常に高負荷な状態で運用した場合、「ESM Base Serviceと通信できなくなりました」というメッセージが表示される場合があります。
通常、ESMPROアプリケーションはESM Base Serviceとの通信を行っていますが、高負荷のため、通信がタイムアウトで切断されてしまった場合にメッセージが表示されます。
このメッセージが表示された場合は、マシンの負荷を下げてから再度アプリケーションを起動してください。 |
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ESMPRO/ServerAgentマシン側が高負荷の場合
ESMPRO/ServerAgentマシン側が高負荷状態の場合、ESMPRO/ServerManagerからESMPRO/ServerAgentへの通信に対する応答が返らないため、以下のような状況が発生することがありますので、注意してください。
− |
オペレーションウィンドウ上の該当サーバのアイコンがグレー(灰色)表示になる。
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− |
データビューア起動時に以下のエラーが表示される
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サーバに対する情報取得処理がタイムアウトしました。
・ |
サーバが停止、あるいは非常に高負荷な状態にある可能性があります。 |
・ |
ネットワークに異常が発生している可能性があります。 |
・ |
SNMPコミュニティ名が正しく設定されていない可能性があります。
サーバの環境を確認してください。
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− |
データビューア起動時に以下のエラーが表示される
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− |
死活監視機能を使用していると(サーバダウン時アラート送信がOnの場合)、アラートビューアに以下のメッセージが登録される。
概要: |
サーバアクセス不能 |
詳細: |
発生時刻....
サーバがマネージャよりSNMPで認識できなくなりました。サーバがダウ ンあるいは非常に高負荷な状態にあるか、マネージャとサーバ間の回線
が正常に動作していない可能性があります。 |
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[DHCPの使用について]
ESMPRO/ServerManagerはIPアドレスを元に管理を行っています。そのためIPアドレスが動的に変わるDHCPは使用できません。
[ESMPRO/ServerManagerとESMPRO/ServerAgent間の
パケットの送受信について]
ESMPRO/ServerManagerとESMPRO/ServerAgent間では、以下のようなタイミングでパケットの送受信が行われます。
WANでの接続など、課金が問題となるようなシステムでの運用には十分ご注意ください。
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オペレーションウィンドウによるサーバの自動発見時 |
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オペレーションウィンドウによるサーバの定常的な自動発見を設定した後、指定されたインターバル時
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オペレーションウィンドウよりDMIエージェントがチェックされているサーバの削除を行ったとき
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オペレーションウィンドウよりDMIエージェントの登録を行ったとき
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オペレーションウィンドウよりDMIエージェントをOffにしたとき
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オペレーションウィンドウよりDMIエージェントをOnにしたとき
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オペレーションウィンドウよりRemote Wake Up実行時
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オペレーションウィンドウよりマネージャ間通信の設定後、不定期に
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SNMPトラップ受信時 |
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DMIイベント受信時 |
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OS起動時、オペレーションウィンドウに登録されているすべてのDMIエージェントに対して
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データビューア起動後、約1分おきに |
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グラフビューア起動後、約1分おきに |
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統計情報自動収集設定後、指定されたサーバに対して指定されたインターバル時
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サーバ状態監視のための約1分おきの定期的なポーリング*
* |
オペレーションウィンドウのサーバアイコンのプロパティで、"サーバ状態監視"をOffにすることにより回避することができますが、オペレーションウィンドウ上のアイコンの色にサーバの状態が反映されなくなります。 |
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[SNMPトラップ送信先の設定について]
ESMPRO/ServerManager, ServerAgentを同じコンピュータにインストールして使用する場合、そのコンピュータのSNMPトラップ送信先にはループバックアドレス(127.0.0.1)ではなく、ネットワークカードに割り当てたIPアドレスあるいはホスト名を指定してください。
127.0.0.1 を指定すると、アラートビューアでの表示が「不明なサーバ」となることがあります。
ただし、ネットワークに接続しないコンピュータでは逆に127.0.0.1の指定を必要とすることがあります。下記の「ネットワークに接続しないコンピュータでの監視について」を参照してください。
もし、この指定を行ってもアラートビューアでの表示が
コンポーネント:不明なサーバ
アドレス :127.0.0.1
となる場合は、オペレーションウィンドウのサーバアイコンのプロパティで、IPアドレスを 127.0.0.1に変更してください。
[ネットワークに接続しないコンピュータでの監視について]
物理的にネットワークに接続しないコンピュータに、ESMPRO/ServerManager, ServerAgentをインストールし、そのコンピュータ自身の監視を行う場合は以下の操作を行ってください。
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オペレーションウィンドウでの自動発見時にアドレス指定を行い、開始/終了アドレスに「127.0.0.1」を指定する。
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● |
SNMPトラップの送信先に「127.0.0.1」を指定する。 |
すでにサーバアイコンを登録済みの場合は、いったんアイコンを削除した後、自動発見を行ってください。
[SNMPトラップの受信について]
ESMPRO/ServerManagerは、デフォルト設定では、ESMPRO/ServerAgentが発行するSNMPトラップのみ受信/表示します。
ESMPRO/ServerAgent以外のSNMPコンポーネントが発行するトラップを受信したい場合は、オペレーションウィンドウのヘルプの"アラートビューアにSNMPトラップを詳しく表示させるには"を参照してください。
[ESMPROユーザーグループ(デフォルトAdministrators)について]
ESMPRO/ServerManagerはESMPROユーザーグループ(デフォルトAdministrators)によりセキュリティの管理を行っているため、この情報にアクセスできないと正常に動作することができません。
以下の点にご注意ください。
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ESMPRO/ServerManagerのインストール後、ESMPROユーザーグループの削除や名称の変更などは行わないでください。
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● |
ESMPROユーザーグループをグローバルグループとして登録している場合、ESMPRO/ServerManagerマシンの起動前にドメインコントローラが起動するような運用をしてください。
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[温度センサのしきい値ダイアログ表示について]
機種によっては、温度のしきい値設定画面に異常値の設定しか表示されないことがあります。
この場合、スライダの表示が警告色(黄)と異常色(赤)となっていますが、実際の状態表示では異常値より低い温度は正常色(緑)が表示されます。
[マネージャ間通信時のバージョンについて]
異なるバージョンのESMPRO/ServerManager間でマネージャ間通信を行うと、アラートが相手先マネージャに登録されなかったり、データビューアの表示で一部の情報が表示されなかったりするなどの問題が発生することがあります。マネージャ間通信を行う場合は、事前に必要に応じてアップデートインストールを行い、ESMPRO/ServerManagerのバージョンをそろえて使用してください。
[ftサーバを監視する場合のESMPRO/ServerAgentと
ESMPRO/ServerManagerのバージョンについて]
ftサーバの状態色を決定するためのポリシーが、バージョンにより変更されているため、本バージョンのESMPRO/ServerManagerで監視する場合は、ESMPRO/ServerAgent
Ver. 3.8e以降 または ESMPRO/ServerAgent Ver. 4.07以降を使用しないと状態色の不整合が発生することがあります。
ESMPRO/ServerManager、ServerAgentのバージョンの組み合わせについては、以下を参照してください。
■監視対象ftサーバがWindows版ESMPRO/ServerAgentの場合
a) |
ftサーバのESMPRO/ServerAgentが
〜Ver.3.87の場合
ESMPRO/ServerManager Ver.3.86〜3.8bまたはESMPRO/ServerManager Ver.4.0〜4.04を使用してください。
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b) |
ftサーバのESMPRO/ServerAgentが
Ver.3.88, 3.89の場合
ESMPRO/ServerManager Ver.3.8c, 3.8dまたはESMPRO/ServerManager Ver.4.05を使用してください。
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c) |
ftサーバのESMPRO/ServerAgentが
Ver.3.8a〜Ver.3.8dの場合
ESMPRO/ServerManager Ver.3.8e〜Ver.3.8fまたはESMPRO/ServerManager Ver.4.06〜4.09を使用してください。
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d) |
ftサーバのESMPRO/ServerAgentがVer.3.8e以降の場合
ESMPRO/ServerManager Ver.3.8g以降またはESMPRO/ServerManager Ver.4.0a以降を使用してください。
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e) |
ftサーバのESMPRO/ServerAgentがVer.4.07以降の場合
ESMPRO/ServerManager Ver.4.0a以降を使用してください。 |
■監視対象ftサーバがLinux版ESMPRO/ServerAgentの場合
a) |
ftサーバのESMPRO/ServerAgentがVer.3.8j以降の場合
ESMPRO/ServerManager Ver.3.8e以降またはESMPRO/ServerManager Ver.4.06以降を使用してください。 |
上記のタイプのESMPRO/ServerAgentが混在するような環境では、まずServerAgentのバージョンをあわせる必要があります。
必要に応じてESMPRO/ServerAgentのアップデートを行い、そのバージョンに対応したESMPRO/ServerManagerを使用してください。
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ESMPRO/ServerManagerのバージョンは、インストール直前に表示されるREADME、もしくはインストール後にスタートメニューの[プログラム]-[ESMPRO]-[バージョン情報]を選択し、バージョン情報確認ツールで確認してください。
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[Administrators権限を持たないユーザーでの運用について]
ESMPROユーザーグループには所属するが、Administrators権限を持たないユーザーでログオンすると、以下の機能を使用することはできません(ESMPRO/ServerManagerのインストール時に、ESMPROユーザーグループとしてデフォルトのAdministratorsをそのまま指定した場合は該当しません)。
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オペレーションウィンドウのSNMPトラップ受信方法の変更
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● |
オペレーションウィンドウのDMIエージェントの自動発見
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アラートビューアの通報の設定 |
間違って操作を実行してしまった場合は、下記に示す回避策を実施してください。 <SNMPトラップ受信方法の変更>
【現象】
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オペレーションウィンドウの[オプション]−[カスタマイズ]−[自マネージャ]より開かれる自マネージャ画面で、SNMPトラップ受信方式を変更して「OK」をクリックした後、システムを再起動すると、以下の問題が発生します。
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− |
「SNMPトラップサービスを使用する」への変更を行った場合
システム再起動後、ESM Base Serviceが一定時間 「起動中」の状態となり、 しばらくすると停止してしまいます。このため、統合ビューアを起動することができなくなります。
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− |
「独自方法を使用する」への変更を行った場合
システム再起動後、ESM Base Serviceでのトラップ受信ができなくなります。 |
【回避策】
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(1) |
Administrators権限を持つユーザでログオンする。 |
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(2) |
ESM Base Serviceが「起動中」の状態であればESM Base Serviceが停止するのを待ち、停止した後、ESM
Base Service、ESM Alert Service手動で起動する。
サービスの状態確認、サービスの手動起動は、コントロールパネル(管理ツール)の「サービス」を使用して行ってください。 |
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(3) |
オペレーションウィンドウの自マネージャ画面にて、SNMPトラップ受信方式をいったん変更前の状態に戻し、[OK]をクリックする。
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(4) |
再度、自マネージャ画面を開き、希望するSNMPトラップ受信方式に変更して、[OK]をクリックする。
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(5)
| システムを再起動する。
これ以降は、Administrators権限を持たないユーザーでの運用も可能です。 |
<DMIエージェントの自動発見>
【現象】
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オペレーションウィンドウの自動発見の詳細設定画面で、「DMIエージェントを発見する」にチェックをつけて自動発見を行うか、サーバアイコンのプロパティを開き、「DMIエージェント」、「DMIイベント監視」
を「On」に設定すると、以下の問題が発生します。
DMIイベントの受信ができません。 |
【回避策】
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Administrators権限を持つユーザーでログオンし、自動発見、あるいはプロパティの変更を再度行ってください。 |
<通報の設定>
【現象】
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アラートビューアの[ツール]-[通報の設定]メニューより開かれる通報受信手段の設定画面でエージェントからの通報受信(TCP/IP)の開始/停止を変更すると以下の問題が発生発生します。 |
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− |
開始状態(緑)から停止状態(赤)に変更を行った場合
「エージェントからの通報受信(TCP/IP)」の状態は、表示上「停止状態(赤)」に変更されますが、実際はサービス(Alert Manager
Socket(R) Service)停止は行われません。この場合、アラートの受信は行いませんが、必要のないサービスが 動作し続けているため、リソースの無駄使いとなります。また、この状態から開始状態(緑)に変更を行うと、毎回エラーが表示されます。
エラーメッセージ
「サービスの起動に失敗しました。(Alert Manager Socket(R) Service)」
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− |
停止状態(赤)から開始状態(緑)に変更を行った場合
下記のようなエラーメッセージが表示されますが、「エージェントからの通報受信(TCP/IP)」の状態は、表示上「開始状態(緑)」に変更されてしまいます。しかし、実際はサービス(Alert
Manager Socket(R) Service)開始に失敗しているためアラート受信を開始することができません。
エラーメッセージ
「サービスの起動に失敗しました。(Alert Manager Socket(R) Service)」 |
【回避策】
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Administrators権限を持たないユーザーで「エージェントからの通報受信(TCP/IP)」の変更操作をしてしまった状態の場合は、下記のように設定を行ってください。 |
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− |
Administrators権限を持つユーザでログオンしてください。
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− |
開始状態(緑)から停止状態(赤)に変更を行ってしまった場合は、いったん、「エージェントからの通報受信(TCP/IP)」を「開始(緑)」状態に変更してから再度、「停止(赤)」状態に変更してください。
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− |
停止状態(赤)から開始状態(緑)に変更を行ってしまった場合は、いったん、「エージェントからの通報受信(TCP/IP)」を「停止(赤)」状態に変更してから再度、「開始(緑)」状態に変更してください。
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[OSのアップグレードインストールについて]
ESMPRO/ServerManagerがインストールされているコンピュータのOSをアップグレードする場合は、ESMPRO/ServerManagerをアンインストール後、OSをアップグレードしてください。
ただし、Windows Server 2003にアップグレードする場合は、ESMPRO/ServerManagerをVer. 4.1にアップグレードした後、OSのアップグレードを行うことでESMPRO/ServerManagerを続けて使用することができます。この際、すでにWebコンポーネントがインストールされていると、World
Wide Web Publishing Serviceが無効のためWebコンポーネントが使えなくなることがあります。
そのような場合は、Webサーバ上でインターネット インフォメーションサービス(IIS)マネージャを起動し、既定のWebサイト(停止)を開始してください。
[BladeSystemCenterとの共存時のサーバの自動発見について]
オペレーションウィンドウから自動発見を行った際に、画面下方のリストボックス欄に何も表示されずに終了した場合は、BladeSystemCenterによって管理対象サーバの登録処理が行われている可能性があります。その場合は、しばらく時間を置いた後、再度自動発見を行うようにしてください。
[自動発見時に指定するマップについて]
オペレーションウィンドウで自動発見を行った後、以下の例のようにマップが無限に登録されているように表示される場合があります。
この現象は、ラックマウントマップ、クラスタマップ、ブレードマップなど、自動発見時に自動的に作成されたマップを指定して自動発見を行った場合に発生します。
このような表示になった場合は、例えば上記例では、上から2つめのmapA(*)を削除すれば正常な状態に戻すことができます。
すでにアイコンが登録されている状態で再度自動発見を行う場合は、ラックマウントマップ、クラスタマップ、ブレードマップなど、自動発見時に自動的に作成されたマップは指定しないでください。
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