■Windows 2000のインストール

次の手順に従ってインストールします。

 
1
システムの電源をONにする。

 
2
Windows 2000 CD-ROMをDVD-ROMドライブにセットする。

重要
Windows 2000 CD-ROMは、必ずService Pack 4が含まれたWindows 2000 CD-ROMをご用意ください。

 
3
Windows 2000 CD-ROMをDVD-ROMドライブにセットしたら、リセットする(<Ctrl>+<Alt>+<Del>キーを押す)か、電源をOFF/ONしてExpressサーバを再起動する。

重要
ハードディスク上に起動可能なOSがインストール済みの場合は、画面上部に「Press any key to boot from CD...」が表示がされている間に<Enter>キーを押してください。起動可能なOSが存在しない場合は不要です。

CD-ROMからシステムが立ち上がり、Expressサーバが起動します。

Windows 2000のセットアップ画面が表示されます。画面が表示されなかった場合は、<Enter>キーが正しく押されていません。システムの電源をONし直してから始めてください。


 
4
本体の起動用ハードディスクドライブをディスクアレイコントローラに接続している場合や、オプションの内蔵フロッピーディスクドライブ(USB)が実装されている場合は、画面上部に「Setup is inspecting your computer's hardware configuration...」が表示されている間に<F6>キーを押す。

ヒント
<F6>キーを押しても、このときには画面上には何の変化もあらわれません。

オプションのディスクアレイコントローラを使用している場合は、ボードに添付されているマニュアルを参照してください。

<F6>キーを押す必要のない場合は、画面の指示に従ってセットアップしてください。詳細については「ファーストステップガイド」を参照してください。
セットアップ完了後は、手順10へ進んでください。

 
5
以下のメッセージが表示されたら<S>キーを押す。

Setup could not determine the type of one or more mass storage
devices installed in your system, or you have chosen to
manually specify an adapter. Currently, Setup will load
support for the following mass storage devices.

以下のメッセージが表示されます。

Please insert the disk labeled
manufacturer-supplied hardware support disk
into Drive A:
* Press ENTER when ready.

オプションの内蔵フロッピーディスクドライブ(USB)が
実装されている場合 :手順6へ進む
実装されていない場合:手順7へ進む


6
Windows 2000 Setup Driver for Internal FDD(USB)を内蔵フロッピーディスクドライブ(USB)にセットし、<Enter>キーを押す。

内蔵フロッピーディスクドライブ(USB)のドライバリストが表示されます。
「NEC USB FDD Windows 2000」を選択し、<Enter>キーを押してください。
手順 5 の画面に戻りますので、起動用ハードディスクドライブをディスクアレイコントローラに接続している場合は手順7へ進んでください。

 
7
Windows 2000 Server OEM-DISK for EXPRESSBUILDERをフロッピーディスクドライブにセットし、<Enter>キーを押す。

SCSIアダプタのリストが表示されます。

8
SCSIアダプタリストから以下のいずれかを選択し、<Enter>キーを押す。

N8103-101の場合
[Promise SuperTrak EX8350/8300 Controller-Intel x86 platform]

N8103-103の場合
[Promise SuperTrak EX4350 Controller-Intel x86 platform]


ヒント
SCSIアダプタリストが全て表示されていない場合は、<↓>キーを押してSCSIアダプタリストをスクロールしてください。

9
セットアップの開始画面が表示されたら、<Enter>キーを押して、Windowsセットアップを開始する。

ヒント
ファイルのコピーの後、自動的に再起動します。
フロッピーディスクおよびCD-ROMを取り出す必要はありません。
ただし、フロッピーディスクを取り出さない場合は、CD-ROMも取り出さないでください。

以降は、画面の指示に従ってセットアップしてください。詳細については、「ファーストステップガイド」を参照してください。

ヒント
手順7のSCSIアダプタリストよりドライバを選択した場合、ロゴテストに合格していない旨のポップアップが出る場合がありますが、システム上問題ありません。[OK]をクリックし処理を継続してください。

重要
セットアップの途中で、Windows 2000をインストールするパーティションを設定する画面が表示されます。このとき表示される先頭にある55MBの領域は、Express5800シリーズ特有の構成情報や専用のユーティリティを保存するために使用されるパーティションです。この領域の削除は推奨しませんが、55MBの領域を確保させたくない場合は、「D = パーティションの削除」で削除してください。

100,000MB(100GB)以上の領域を持ったディスクにWindows 2000をインストールする場合、デフォルト値のパーティションサイズ以外では、5桁(99,999MB)以下の値しか設定できません。

10
システムのアップデートを参照してシステムのアップデートを行う。

11
ドライバのインストールと詳細設定を参照してドライバのインストールと詳細設定をする。



■システムのアップデート 〜サービスパックの適用〜

システムを再起動後、必ずシステムをアップデートしてください。

重要
次の場合も必ずシステムのアップデートを行ってください。

システム構成を変更した場合(内蔵オプションの機器の取り付け/取り外しをした場合。システム構成を変更した後、再起動を促すダイアログボックスが表示される場合は[いいえ]をクリックし、システムをアップデートしてください。)

修復プロセスを使用してシステムを修復した場合

バックアップ媒体からシステムをリストアした場合
サービスパック関連のExpress5800用差分モジュールを適用したシステムの場合は、再度RURのフロッピーディスクを使用してExpress5800用差分モジュールを適用してください。このときサービスパックを再適用する必要はありません。

ヒント
本装置ではServicePack なし/1/2/3 は、サポートしておりません。ServicePack 4以上を使用する必要があります。ServicePack 4が含まれたWindows 2000 CD-ROMを使用しインストールをされた場合は、再度Service Pack4を適用する必要はありません。

 
1
管理者権限のあるアカウント(administrator等)で、システムにログオンする。

 
2
「EXPRESSBUILDER」CD-ROMをDVD-ROMドライブにセットする。

マスターコントロールメニューが表示されます。

 
3
[ソフトウェアのセットアップ]を左クリックし、[システムのアップデート]をクリックする。

ヒント
マスターコントロールメニューで右クリックすると現れるメニューでも同様の操作ができます。

画面のメッセージに従って作業を進めてください。[コンピュータの再起動]ダイアログボックスが表示されます。

 
4
[コンピュータの再起動]をクリックしてシステムを再起動させる。

 
5
システムのシャットダウン開始後、ただちに 「EXPRESSBUILDER」CD-ROMをDVD-ROMドライブから取り出す。


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