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Red Hat Enterprise Linux 8.2 x86_64 ドライバ情報

表中の記号の意味については、新しいウィンドウを開きます。ドライバ情報一覧 補足」を参照してください。
本ページには、各OSで利用可能な最新のドライババージョンを掲載しています。旧版のStarter Packに収録されているドライバのバージョンについては、「Starter Pack / ドライババージョン対応表」を参照してください。

RHEL8.2 Errataカーネル利用時のqedeドライバについて
[2021年12月24日現在]

RHEL8.2 Errataカーネル (4.18.0-193.6.3.el8_2以降) を利用する場合は設定が必要です。
また、システムの構成によっては、Starter Packを適用する前にqedeドライバの手動インストールが必要になる場合もあります。
以下の [手動インストール手順] および [設定手順] を参照して必要な手順を実施してください。

Starter Pack Version S8.10-009.01

ドライバ名 RHEL8.2
カーネルバージョン
4.18.0-193.el8 〜
4.18.0-193.1.2.el8_2
4.18.0-193.6.3.el8_2 〜
4.18.0-193.28.1.el8_2
qede


Ver8.55.5.0


Ver8.55.5.0

手動インストール手順

以下のいずれかのカーネルがインストールされていない状態でStarter Packを適用すると、デプロイエラーが発生し、Starter Packの適用が失敗します。

該当する場合は、Starter Packを適用する前に以下のコマンドでqedeドライバをインストールしてください。本RPMパッケージは、Starter Pack Version S8.10-009.01 のpackagesディレクトリに格納されています。

# rpm -Uvh --nodeps kmod-qlgc-fastlinq-8.55.5.0-1.rhel8u2.x86_64.rpm

設定手順

本設定は手動インストールの要否によらず必要です。本設定を行わないと、RHEL8.2 Errataカーネル (4.18.0-193.6.3.el8_2以降) で起動する際にqedeドライバがロードできず、当該LANポートがOS上で認識されない状態になります。そのため、RHEL8.2 Errataカーネル (4.18.0-193.6.3.el8_2以降) で起動する前に本設定を実施することを推奨します。

一時的にLANポートが認識されない状態になりますが、RHEL8.2 Errataカーネル (4.18.0-193.6.3.el8_2以降) で起動後に設定を行うことも可能です。
本手順は、RHEL8.2 Errataカーネル (4.18.0-193.6.3.el8_2) を例に説明します。他のカーネルを使用する場合は読み替えてください。
  1. カーネルパッケージのインストール確認
    本設定は、RHEL8.2 Errataカーネルのパッケージがシステムにインストールされた状態で実施する必要があります。以下のコマンドでRHEL8.2 Errataカーネルのパッケージがインストールされていることを確認してください。

    # rpm -q kernel
    [表示例]
    kernel-4.18.0-193.6.3.el8_2.x86_64

  2. ドライバパッケージのインストール確認
    以下のコマンドでqedeドライバがインストールされていることを確認してください。

    # rpm -q kmod-qlgc-fastlinq
    kmod-qlgc-fastlinq-8.55.5.0-1.rhel8u2.x86_64

    何も表示されない場合や異なるバージョンが表示された場合は、qedeドライバのインストールが必要です。以下のコマンドでqedeドライバをインストールしてください。本RPMパッケージは、Starter Pack Version S8.10-009.01 のpackagesディレクトリに格納されています。

    # rpm -Uvh kmod-qlgc-fastlinq-8.55.5.0-1.rhel8u2.x86_64.rpm

  3. シンボリックリンクの作成
    以下のコマンドでqedeドライバのシンボリックリンクを作成してください。

    # mkdir /lib/modules/4.18.0-193.6.3.el8_2.x86_64/weak-updates/qlgc-fastlinq*1
    # ln -sf /lib/modules/4.18.0-193.el8.x86_64/extra/qlgc-fastlinq/* /lib/modules/4.18.0-193.6.3.el8_2.x86_64/weak-updates/qlgc-fastlinq/

    *1:すでにディレクトリが存在する場合は本コマンドは不要です。

  4. モジュール依存関係の更新
    以下のコマンドでモジュールの依存関係を更新し、initramfsイメージファイルを再作成してください。

    # depmod -aF /boot/System.map-4.18.0-193.6.3.el8_2.x86_64 4.18.0-193.6.3.el8_2.x86_64
    # dracut -f /boot/initramfs-4.18.0-193.6.3.el8_2.x86_64.img 4.18.0-193.6.3.el8_2.x86_64

    ※ 実際の環境のカーネルバージョンに読み替えてください。
    ※ 既存のinitramfsイメージファイルはバックアップすることを推奨します。

  5. システムの再起動

    # reboot

  6. ドライバモジュールの適用確認
    再起動後に以下のコマンドでドライババージョンを確認してください。

    # cat /sys/module/qede/version
    [表示例]
    8.55.5.0

注意事項

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