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2007年04月02日現在
ディスクアレイコントローラ(SATA2) N8103-101/103
Linuxバンドルモデル Red Hat Enterprise Linux ES 4 (Linuxバンドルモデル製品)

ディスクアレイコントローラ
(SATA2)用ドライバ
Promise SuperTrak EX Series Driver for Linux
Version 2.9.0.13n

記号の意味は以下の通りです。
◎…ドライバを適用し動作可能
○…ドライバを適用し一部問題があるが動作可能
×…動作不可
動作確認環境 / 動作確認内容 / ドライバの適用方法

■動作確認環境 ↑UP

動作確認マシン: Linuxバンドルモデルでディスクアレイコントローラ(SATA2) N8103-101/103を接続した下記Express5800/100シリーズ

No. 動作確認マシン
1 Express5800/110Gd
2 Express5800/110Gc-C

■動作確認内容 ↑UP

No. 動作確認内容 結果 コメント
1 ドライバ適用後のシステム立ち上げ 問題なくシステムが起動することを確認
2 パーティションの作成/削除 正常に動作することを確認
3 ファイルシステムの作成、mount/umount 正常に動作することを確認
4 ディスクアレイコントローラ(SATA2)配下のディスクにアクセス Read/Write/データ比較で問題ないことを確認
5 ランニング評価 Read/Write/データ比較を繰り返すTPにて48時間以上問題ないことを確認

■ドライバの適用方法 ↑UP

本ドライバのインストール概要

OSのインストールは、 「Express5800/Linuxインストール代行サービス説明書」(以下、説明書と記載)に記載されている 「第2章 再インストール」の手順にて、Red Hat Enterprise Linux ES 4 Update 4 (x86) Install Disc から実施しますが、本ドライバ適用の際に手順の一部を読み替える必要があります。 以下の<適用順番>を参照の上、インストールしてください。

<適用順番>
RHEL4 Update4のインストール方法について

RHEL4 Update4以降用ドライバの適用方法について
  (2.6.9-42.EL以降のカーネル適用によりドライバの入れ替えが必要な場合)

動作検証に使用したドライバディスク
OS version ドライバディスク
 RHEL4 Update4 [2.6.9-42.EL] 2.9.0.13n[Download]

動作検証に使用したドライバ

現在、動作検証しているカーネルとドライバの組み合わせは、以下の一覧です。

kernel version Driver version
 2.6.9-42.EL(smp/hugemem) 2.9.0.13n[Download]
 2.6.9-42.0.2.EL(smp/hugemem) 2.9.0.13n[Download]
 2.6.9-42.0.3.EL(smp/hugemem) 2.9.0.13n[Download]
 2.6.9-42.0.8.EL(smp/hugemem) 2.9.0.13n[Download]
 2.6.9-42.0.10.EL(smp/hugemem) 2.9.0.13n[Download]


RHEL4 Update4のインストール方法について

  1. ダウンロードしたドライバディスク用のファイルからドライバディスクを作成します。
  2. # dd if=stex-2.9.0.13n_2.6.9-42.EL-x86.img of=/dev/XXX
    注意1: /dev/XXXには、フロッピーディスクドライブを指定します。
  3. 説明書に記載の「2.1.2 Red Hat Enterprise Linux ES 4 Update 4の取得と作成について」にて 作成したRed Hat Enterprise Linux ES 4 Update 4 (x86)の1枚目をサーバにセットし、起動します。
  4. bootプロンプトに"linux dd"オプションを入力します。
  5. (例: boot: linux dd)
  6. "Do you have a driver disk?"と表示されますので、[Yes]を選択してください。
  7. "You have multiple devices which could serve as sources for a driver disk. Which would you like to use?"と 表示されますので、ドライバディスクをセットするデバイスを選択した後、[OK]を選択してください。
  8. ドライバディスクが要求されますので、ドライバディスクをセットし、[OK]を選択してください。
  9. "Do you wish to load any more driver disks?"と表示されましたら、[NO]を選択してください。
以上で、インストール時のドライバ適用は完了となります。
ドライバ適用後は、説明書記載の「2.2 Red Hat Enterprise Linux ES Version 4のインストール」の手順を参照し、 OSのインストールを完了してください。

RHEL4 Update4以降用ドライバの適用方法について

2.6.9-42.EL以降のカーネルにはドライバが含まれていますが、 必ず以下の操作を実施して、本ドライバに入れ替えてください。 ただし、RHEL4 Update4インストール時に自動で適用されるカーネルには、 すでに本ドライバが適用されているため、以下の操作を実施する必要はありません。
  1. 2.6.9-42.EL以降のカーネルを適用
  2. # rpm -ivh kernel-(smp/hugemem)-(kernel version).i686.rpm
    (例: # rpm -ivh kernel-smp-2.6.9-42.0.10.EL.i686.rpm)
    注意1: 既にカーネルが適用されている場合は、再度実施する必要はありません。
  3. 既存ドライバの退避
  4. # cd /lib/modules/(kernel version)/kernel/drivers/scsi/
    # mv stex.ko stex.ko_org
  5. ダウンロードしたファイルを任意のディレクトリに格納
  6. ダウンロードしたファイルを展開
  7. # tar zxvf stex-2.9.0.13n_(kernel version).i686.tar.gz
  8. 展開したドライバを適用
  9. # tar zxvf stex_(kernel version).i686.tar.gz -C /
    (例:# tar zxvf stex_2.6.9-42.0.10.ELsmp.i686.tar.gz -C /)
  10. ローダブルモジュールを自動起動にするための依存関係ファイルの作成
  11. # /sbin/depmod -aF /boot/System.map-(kernel version) (kernel version)
    (例:# /sbin/depmod -aF /boot/System.map-2.6.9-42.0.10.ELsmp 2.6.9-42.0.10.ELsmp)
  12. インストールされたモジュールイメージの作成
  13. # /sbin/mkinitrd /boot/initrd-(grub.confのinitrd内容) (kernel version)
    (例:# /sbin/mkinitrd -f /boot/initrd-2.6.9-42.0.10.ELsmp.img 2.6.9-42.0.10.ELsmp)
    注意1: mkinitrdで作成するイメージファイルが 既に存在する場合、エラーとなります。 ファイルを削除して実行するか、-fオプションを使用してください。
    注意2: "/boot/initrd-xxxxxx.img already exists." が出力された場合は、正しくイメージファイルが作成されていません。
  14. システムリブート
  15. # sync
    # reboot
ドライバ適用に関しての注意事項

  1. 2.6.9-42.EL以降のカーネルへドライバ適用後、必ず以下コマンドにてドライバ versionを確認し、 ドライバが置き換わっていることを確認してください。


  2. # cat /proc/scsi/stex/X (Xは任意の数値。ご使用の環境によって異なります。)
    ***** SuperTrak EX8350/8300/16350/16300 Driver x.x.x.x*****
    ***** Copyright 2005 by Promise Technology, Inc. *****

    注意1: x.x.x.xの箇所にドライバ versionが表示されます。

  3. 動作検証は、下記ドライバソースで行っています。
動作検証に使用したドライバソース
kernel version ドライバソース
 2.6.9-42.EL(smp/hugemem) 2.9.0.13n[Download]
 2.6.9-42.0.2.EL(smp/hugemem)
 2.6.9-42.0.3.EL(smp/hugemem)
 2.6.9-42.0.8.EL(smp/hugemem)
 2.6.9-42.0.10.EL(smp/hugemem)


RAID管理ユーティリティについて

  1. N8103-101/103 ディスクアレイコントローラ(SATA2)をご使用の際は、 「N8103-101/103 ディスクアレイコントローラ(SATA2)管理ユーティリティ Web-based Promise Array Manager (WebPAM)」を必ずインストールしてください。
    WebPAMは、以下のページに登録されている「ドライバ/ユーティリティ集」から、入手することが可能です。

    NEC 8番街 Linux on Express5800 -ダウンロード-


    WebPAMがインストールされていない場合、ディスクアレイの監視・管理ができず、 縮退検知の遅れにつながる可能性があります。
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