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2007年04月26日現在
ディスクアレイコントローラ(SATA2) N8103-101/103
Linuxバンドルモデル MIRACLE LINUX V4.0 - Asianux Inside (Linuxバンドルモデル製品)

ディスクアレイコントローラ
(SATA2)用ドライバ
Promise SuperTrak EX Series Driver for Linux
Version 3.0.0.2

記号の意味は以下の通りです。
◎…ドライバを適用し動作可能
○…ドライバを適用し一部問題があるが動作可能
×…動作不可
動作確認環境 / 動作確認内容 / ドライバの適用方法

■動作確認環境 ↑UP

動作確認マシン: Linuxバンドルモデルでディスクアレイコントローラ(SATA2) N8103-101/103を接続した下記Express5800/100シリーズ

No. 動作確認マシン
1 Express5800/110Gd
2 Express5800/110Gc-C

■動作確認内容 ↑UP

No. 動作確認内容 結果 コメント
1 ドライバ適用後のシステム立ち上げ 問題なくシステムが起動することを確認
2 パーティションの作成/削除 正常に動作することを確認
3 ファイルシステムの作成、mount/umount 正常に動作することを確認
4 ディスクアレイコントローラ(SATA2)配下のディスクにアクセス Read/Write/データ比較で問題ないことを確認
5 ランニング評価 Read/Write/データ比較を繰り返すTPにて48時間以上問題ないことを確認

■ドライバの適用方法 ↑UP

本ドライバのインストール概要

MIRACLE LINUX V4.0 SP2のインストール後、以下の手順にて、本ドライバをインストールしてください。
OSのインストールについては「Express5800/Linuxインストール代行サービス説明書」に記載されている 「第2章 再インストール」の手順を参照してください。


動作検証に使用したドライバ

現在、動作検証しているカーネルとドライバの組み合わせは、以下の一覧です。

kernel version Driver version
 2.6.9-42.7AX(smp/hugemem) - SP2 3.0.0.2[Download]
 2.6.9-42.10AX(smp/hugemem) - アップデート 3.0.0.2[Download]



ドライバの適用方法について

2.6.9-42.7AX以降のカーネルにはドライバが含まれていますが、 必ず以下の操作を実施して、本ドライバに入れ替えてください。
  1. 2.6.9-42.7AX以降のカーネルを適用
  2. # rpm -ivh kernel-(smp/hugemem)-(kernel version).i686.rpm
    (例: # rpm -ivh kernel-smp-2.6.9-42.10AX.i686.rpm)
    注意1: 既にカーネルが適用されている場合は、再度実施する必要はありません。
  3. 既存ドライバの退避
  4. # cd /lib/modules/(kernel version)/kernel/drivers/scsi/
    # mv stex.ko stex.ko_org
  5. ダウンロードしたファイルを任意のディレクトリに格納
  6. ダウンロードしたファイルを展開
  7. # tar zxvf stex-3.0.0.2_(kernel version).i686.tar.gz
  8. 展開したドライバを適用
  9. # tar zxvf stex_(kernel version).i686.tar.gz -C /
    (例:# tar zxvf stex_2.6.9-42.10AX.i686.tar.gz -C /)
  10. ローダブルモジュールを自動起動にするための依存関係ファイルの作成
  11. # /sbin/depmod -aF /boot/System.map-(kernel version) (kernel version)
    (例:# /sbin/depmod -aF /boot/System.map-2.6.9-42.10AX 2.6.9-42.10AX)
  12. インストールされたモジュールイメージの作成
  13. # /sbin/mkinitrd /boot/initrd-(grub.confのinitrd内容) (kernel version)
    (例:# /sbin/mkinitrd -f /boot/initrd-2.6.9-42.10AX.img 2.6.9-42.10AX)
    注意1: mkinitrdで作成するイメージファイルが 既に存在する場合、エラーとなります。 ファイルを削除して実行するか、-fオプションを使用してください。
    注意2: "/boot/initrd-xxxxxx.img already exists." が出力された場合は、正しくイメージファイルが作成されていません。
  14. システムリブート
  15. # sync
    # reboot
ドライバ適用に関しての注意事項

  1. ドライバ適用後、必ず以下コマンドにてドライバ versionを確認し、 ドライバが置き換わっていることを確認してください。


  2. # cat /proc/scsi/stex/X (Xは任意の数値。ご使用の環境によって異なります。)
    ***** SuperTrak EX8350/8300/16350/16300 Driver x.x.x.x*****
    ***** Copyright 2005 by Promise Technology, Inc. *****

    注意1: x.x.x.xの箇所にドライバ versionが表示されます。

  3. 動作検証は、下記ドライバソースで行っています。
動作検証に使用したドライバソース
kernel version ドライバソース
 2.6.9-42.7AX(smp/hugemem) 3.0.0.2[Download]
 2.6.9-42.10AX(smp/hugemem)


RAID管理ユーティリティについて

  1. N8103-101/103 ディスクアレイコントローラ(SATA2)をご使用の際は、 「N8103-101/103 ディスクアレイコントローラ(SATA2)管理ユーティリティ Web-based Promise Array Manager (WebPAM)」を必ずインストールしてください。
    WebPAMは、以下のページに登録されている「ドライバ/ユーティリティ集」から、入手することが可能です。

    NEC 8番街 Linux on Express5800 -ダウンロード-


    WebPAMがインストールされていない場合、ディスクアレイの監視・管理ができず、 縮退検知の遅れにつながる可能性があります。
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