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ホーム > 製品 > コンピュータプラットフォーム > Express5800シリーズポータル > Linux on Express5800 > Linux動作確認情報 一覧 > Linux動作確認情報 詳細
2009年12月8日
Express5800/iR120a-1E
ディストリビューション CentOS 4.8 (x86/x86_64)
( KERNEL 2.6.9-89.EL )

      本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。
      ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。


      なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。

記号の意味
◎…当該ディストリビューションで動作可能
○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能
×…動作不可
−…未サポート
空欄…未確認
製品情報 / インストール確認 / 共通動作確認 / ハードウェア増設 / バックアップ動作

■製品情報 UP

型番 装置名称

N8100-1575Y
N8100-1576Y
N8100-1577Y
Express5800/iR120a-1E 2.5インチディスクモデル (ディスクレスモデル)
クアッドコア Intel®Xeon®プロセッサー E5504 2 GHz
クアッドコア Intel®Xeon®プロセッサー L5520 2.26 GHz
クアッドコア Intel®Xeon®プロセッサー L5506 2.13 GHz

N8100-1578Y
N8100-1579Y
N8100-1580Y
Express5800/iR120a-1E 3.5インチディスクモデル (ディスクレスモデル)
クアッドコア Intel®Xeon®プロセッサー E5504 2 GHz
クアッドコア Intel®Xeon®プロセッサー L5520 2.26 GHz
クアッドコア Intel®Xeon®プロセッサー L5506 2.13 GHz

■インストール確認 UP

ハードウェア構成

構成 ドライブ 構成概要
1 2.5インチ ディスクモデル
SATA/SSD
増設用 HDD 6
2 3.5インチ ディスクモデル
SATA
増設用 HDD 4
3 2.5インチ ディスクモデル
SATA/SSD/SAS-DAC
RAID1
N8103-116A/N8103-118A ディスクアレイコントローラ (内蔵SATA/SAS HDD用) 1
増設用 HDD (RAID1) 2
4 3.5インチ ディスクモデル
SATA-DAC
RAID1
N8103-116A/N8103-118A ディスクアレイコントローラ (内蔵SATA/SAS HDD用) 1
増設用 HDD (RAID1) 2
5 2.5インチ ディスクモデル
SATA/SSD/SAS-DAC
RAID5
N8103-117A/N8103-118A ディスクアレイコントローラ (内蔵SATA/SAS HDD用) 1
増設用 HDD (RAID5) 3
6 3.5インチ ディスクモデル
SATA-DAC
RAID5
N8103-117A/N8103-118A ディスクアレイコントローラ (内蔵SATA/SAS HDD用) 1
増設用 HDD (RAID5) 3
7 2.5インチ ディスクモデル
SATA/SSD/SAS-DAC
RAID6
N8103-117A/N8103-118A ディスクアレイコントローラ (内蔵SATA/SAS HDD用) 1
増設用 HDD (RAID6) 4
8 3.5インチ ディスクモデル
SATA-DAC
RAID6
N8103-117A/N8103-118A ディスクアレイコントローラ (内蔵SATA/SAS HDD用) 1
増設用 HDD (RAID6) 4

動作確認

評価項目 結果 コメント
構成1,2 構成3,4,5,6,7,8
OSのインストール
(注1,2,4)

(注1,2,3,4)
ディストリビューションの CD/DVD メディアから起動してインストール。
作成パーティション数 14 14 ドライブ全領域を使用。
ハードドライブ ファイルのコピー/比較動作を確認。
RAIDドライブの縮退動作 Hotplug対応の場合は、運用中にRAID構成のHDDを1つ取外す。
RAIDドライブの再構築 Hotplug対応の場合は、運用中にHDDを交換し自動で再構築すること。
負荷ランニング 12h 12h 各ドライブ、ネットワークへの連続負荷時間。
再起動 10 10 繰り返し回数。
(注1)
ディストリビューションの CD/DVD メディアから起動し、「boot:」と表示されたところで次を入力してください。
x86 システム linux usb-handoff apic=bigsmp
x86_64 システム linux usb-handoff
あとは通常通りのインストールを行います。

(注2)
x86_64 環境では largesmp カーネルで運用する必要があります。「uname -r」コマンドを実行して「2.6.9-89.ELsmp」と表示された場合、以下の手順にてlargesmp カーネルの環境を設定してください。
  1. インストールメディア「Install Disc 2」または 「Install DVD」をマウントし、largesmpカーネルをインストールします。
    # mount /media/cdrom
    # rpm -ivh /media/cdrom/RedHat/RPMS/kernel-largesmp-2.6.9-89.EL.x86_64.rpm
  2. インストールメディアを取り出してください。
    # eject
  3. /boot/grub/grub.conf を編集し「default=0」として、largesmp カーネルで起動する設定とします。
  4. システムを再起動してください。
(注3)
この構成では、インストール後に以下のドライバのアップデートを行います。
megaraid_sas 00.00.04.01n-RH1

[ドライバ適用手順]
  1. こちら(rhel4.8_WEB.zip) を入手し、/tmp にコピーします。
  2. 使用しているカーネルバージョンを確認します。次のコマンドの結果の文字列を記録します。
    # uname -r
    2.6.9-89.ELsmp (←表示例。以下、この例にて説明します)
  3. 次を順に実行します。
    # cd /tmp
    # unzip rhel4.8_WEB.zip
    # cd RHEL4_X86/driver/megaraid_sas (← x86システムの場合)
    # cd RHEL4_EM64T/driver/megaraid_sas (← x86_64システムの場合)
    # tar zxvf megaraid_sas_2.6.9-89.ELsmp -C / (←使用カーネルにあわせます)
    # depmod -aF /boot/System.map-2.6.9-89.ELsmp 2.6.9-89.ELsmp (←使用カーネルにあわせます)
    # mkinitrd -f /boot/initrd-2.6.9-89.ELsmp.img 2.6.9-89.ELsmp (←使用カーネルにあわせます)
  4. 再起動します
(注4)重要
インストール終了後、EDAC機能が有効にならない設定を行ってください。EDAC機能が有効になると、ハードウェアの保守に必要な「システムイベントログ」を記録できなくなります。
  1. /etc/modprobe.conf に下記を追記します。
    install *_edac /bin/true
    install edac_* /bin/true
  2. rebootします。
  3. lsmod コマンドのリストに「edac」という文字列がないことを確認します。

■共通動作確認 UP

評価項目 結果 コメント
X Window System の動作 解像度 1024x768、色数 16bit が表示される。
インストール直後の設定が適切でない場合は、設定しなおしてください。
マウス・キーボード X Window System における動作を確認。
標準LANポート
(注1)
sshでログインできる、ftpで100MBのファイルが転送できる。
標準LANポート二重化 (bonding) bondingドライバを使用し ssh,ftpが動作する。 こちらのページを参照。
CPUの認識 cat /proc/cpuinfo にて、動作周波数、論理CPU数を確認。
メモリの認識 cat /proc/meminfo にて総容量を確認。
最大CPU実装 2 (個) 物理CPU個数
最大メモリ実装 32
(注2)
(GB) 物理メモリ総容量
光ディスクドライブ ファイルのコピー/比較動作を確認。
フロッピードライブ
シリアル・ポート 設定を行うことで、コンソール出力が表示され、ログインできる。
EXPRESSSCOPEエンジン2
リモートKVM/リモートメディア
※ご利用には、N8115-03「リモートマネージメント拡張ライセンス」の購入が必要です。
リモートKVMでの解像度 1024x768、色数 16bit の表示
リモートメディア(DVD/FDD)の認識・使用
リモートKVM/リモートメディアを使用したインストール
(注1)
システムログに下記のような記録がされますが、動作や性能に問題はありません。こちらを参照してください。0000:00:01.0: eth1: Failed to initialize MSI-X interrupts. Falling back to MSI interrupts.

(注2)
x86版で16GB以上のメモリを使用する場合は、hugememカーネルを使用します。

■ハードウェア増設 UP
増設可能なオプションは、本体に接続定義されている製品となります。

機器名称 結果
ハードディスクドライブ 2.5インチSAS
2.5インチSATA
2.5インチSSD
3.5インチSATA
バックアップ装置 (注1)
増設LANボード (注1)
(注1)
バックアップ装置/増設LANボードについては、RHEL4 オプションの動作確認ページ (こちら) を参照してください。

■バックアップ動作 UP
バックアップ装置を接続した場合の本体装置の動作確認です。

ハードウェア構成

接続 型番 機器名称 ドライバ
接続1 N8103-107 増設ボード SCSIコントローラ (U320) aic79xx
接続2 - オンボード USBコントローラ (USB2.0) -
接続3 N8103-104A 増設ボード SASコントローラ mptxxx

動作確認

評価項目 結果 コメント
接続1 接続2 接続3
バックアップ、リストア tar コマンドの簡易動作。
再起動 5 5 5 繰り返し回数。

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