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ホーム > 製品 > コンピュータプラットフォーム > Express5800シリーズポータル > Linux on Express5800 > Linux動作確認情報 一覧 > Linux動作確認情報 詳細
2007年12月25日
Express5800/i110Rc-1h
ディストリビューション FreeBSD 6.2-RELEASE

      本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。
      ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。


      なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。

記号の意味
◎…当該ディストリビューションで動作可能
○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能
×…動作不可
−…未サポート
製品情報 / インストール確認 / 共通動作確認 / ハードウェア増設 / バックアップ装置

■製品情報 UP
ハードウェア製品情報はこちらを参照してください。

対象本体モデル

型番 装置名称

N8100-1378Y
N8100-1379Y
Express5800/i110Rc-1h メモリレスモデル
インテル®Core™ Duoプロセッサー T2500 2GHz
インテル®Core™2 Duoプロセッサー T7400 2.16GHz

NP8100-1378YP1Y
NP8100-1379YP1Y
Express5800/i110Rc-1h HDD監視機能付きモデル
インテル®Core™ Duoプロセッサー T2500 2GHz
インテル®Core™2 Duoプロセッサー T7400 2.16GHz

■インストール確認 UP

ハードウェア構成

構成 ドライブ 構成概要
1 SAS N8103-104 SASコントローラ 1
N8116-12 ライザカード(PCIExpress) 1
増設用 HDD 2
2 SAS-DAC
(stex)
N8103-105 ディスクアレイコントローラ (SAS) 1
N8116-12 ライザカード(PCIExpress) 1
増設用 HDD (RAID1) 2
RAID構成時には、同型番のハードディスクを選択して下さい。

動作確認

評価項目 結果 コメント
構成1 構成2
OSのインストール
(注1)

(注2)
CD-ROM からの Boot にてインストール。
作成パーティション数 28
(注3)
28
(注3)
ドライブ全領域を使用。
ハードドライブ ファイルのコピー/比較を確認。
RAIDドライブの縮退動作 - 運用中にRAID構成のHDDを1つ取外しても、動作継続。
RAIDドライブの再構築 - 運用中にDEADのDISKを交換すると、自動で再構築する。
負荷ランニング 12h 12h 各ドライブ、ネットワークへの連続負荷時間。
再起動 10 10 繰り返し回数。
(注1)
インストール方法1 --USB-DVD-ROMからブートする方法--

DVD-ROM から FreeBSD CD-ROM#1 をブートし、通常通りインストールを行います。

インストール方法2 --PXEブートからネットワークインストールする方法--

DHCP/TFTP/NFSサーバを準備し、PXEブートからネットワークインストールする方法の概要です(詳細は FreeBSD のドキュメントを参照)
本装置においては、mfsroot.gz を解凍しておく必要がある点に注意してください( これを行わないと、インストーラが起動できません )。この点以外は、FreeBSD 一般の手順と変わりありません。
  1. NFSサーバで Export ディレクトリに FBSD6.1 CD#1-#2 中身全部をにコピーします。コピーした内容について、次の2点の変更を行います。
    • boot/loader.conf を編集し、次の行を追記します。
      vfs.root.mountfrom="ufs:/dev/md0c"
    • boot/mfsroot.gz ファイルを gunzip コマンドなどで解凍します。
  2. DHCPサーバで IP をリースし、次のTFTP/PXEブート情報(2行)を記載します。
    ( 192.168.1.10:/nfsroot は NFS Export 情報の例 )
    filename "pxeboot";
    option root-path "192.168.1.10:/nfsroot";
  3. CD#1 内の boot/pxeboot ファイルを TFTP サーバのルートディレクトリにて公開します。
  4. インストール対象マシンのBIOS設定で、ネットワークブートを上位に設定し、DHCP/TFTP/NFSサーバと同一セグメントに接続します。
  5. インストール対象マシンを起動すると、インストーラが起動しますので、メディアの選択で 上記 NFS ( 例 192.168.1.10:/nfsroot )を選択してインストールを行ってください。
(注2)
この構成へのインストールには、N8103-105 対応ドライバディスクが必要です。
PROMISE社のサイトから SuperTrak EX4650 & 8650 FreeBSD 6.2 Version 1.00.0000.00 ドライバ (FreeBSD 6.2.rar) を入手し、同梱の readme.txt に従ってドライバディスク(フロッピィディスク)を作成してください。

インストール方法1 --USB-DVD-ROMからブートしてUSB-FDDからドライバを導入する方法--
  1. FBSD6.1 CD-ROM#1 を USB-DVD-ROM からブートし、10秒以内に「6. exit to loader prompt」を選びます。「OK?」というpromptがでます。
  2. current を CD から FD に移動しドライバを load してから boot します。
    OK set currdev=disk0
    OK load /stex.ko
    OK set currdev=cd0
    OK boot
  3. 以降通常のインストールを実施します。
  4. インストール完了画面がでたら、終了せずに Alt+F4 キーでシェル画面に移動する。
  5. FDを実装した状態で、以下のコマンドを順に実行します。
    # mount -t msdosfs /dev/da1 /cdrom
    # /cdrom/install
    # umount /cdrom
  6. Alt+F1 キーでインストーラに戻り、インストールを終了します。
インストール方法2 --PXEブートからネットワークインストールする方法--

構成1 のネットワークインストール方法 (注1 参照) に加えて、以下の手順が必要になります。
  1. ネットワークインストールで使用する NFSサーバの Export ディレクトリに 任意のディレクトリ( 以下 'driverfd' とします ) を作成し、上記ドライバディスクの中身を全てコピーします。
  2. インストール開始時の loader 画面で 6 キーで「6. Escape to loader prompt」を選択します。
  3. loader prompt にて次のコマンドを順に実施します。
    load /driverfd/stex.ko
    boot
  4. 以降、通常のインストールをを行います。
  5. インストール完了画面がでたら、終了せずに Alt+F4 キーでシェル画面に移動する。
  6. 以下のコマンドを順に実行します。
    # mkdir /cdrom
    # cp /dist/driverfd/* /cdrom/
    # /cdrom/install
  7. Alt+F1 キーでインストーラに戻り、インストールを終了します。
(注3)
最大、1ドライブで4slice以下、1スライスで7partition以下、システム全体で28パーティション以下。

■共通動作確認 UP

評価項目 結果 コメント
X Window System の動作 ×
(注1)
PS/2 キーボード
(注2)
text mode における動作を確認。
標準LANポート sshでログインできる、ftpで100MBのファイルが転送できる。
CPUの認識 cat /proc/cpuinfo にて、動作周波数、論理CPU数を確認。
メモリの認識 cat /proc/meminfo にて総容量を確認。
最大CPU実装 1 (個) 物理CPU個数
最大メモリ実装 4 (GB) 物理メモリ総容量
DVD-ROM ドライブ ファイルのコピー/比較を確認。
フロッピードライブ
シリアル・ポート
(注3)
設定を行うことで、コンソール出力が表示され、ログインできる。
(注1)
X Window System は動作しません。

(注2)
jp-106キーボード設定で「_(アンダースコア)」キーが使用できません。次の回避策を行います。/boot/loader.confを編集し、「hint.kbdmux.0.disabled="1"」を追記して再起動してください。

(注2)
シリアルポートは ttyd1 となります。

■ハードウェア増設 UP

型番機器名称結果
N8102-281512MB増設メモリボード
N8102-2822GB増設メモリボード(1GB×2)
N8102-2834GB増設メモリボード(2GB×2)
N8150-219増設用36.3GB HDD (SAS,10000rpm)
N8150-240増設用36.3GB HDD (SAS,15000rpm)
N8150-220増設用73.2GB HDD (SAS,10000rpm)
N8150-241増設用73.2GB HDD (SAS,15000rpm)
N8150-228増設用146.5GB HDD(SAS,10000rpm)
N8116-12 ライザカード(PCI EXPRESS(x8)スロットx1)
N8103-104SASコントローラ
N8103-105ディスクアレイコントローラ
N8160-64 外付DVD-ROM(USB接続)
N8160-74 外付FDD (USB接続)
N8160-75外付MO(USB)(128MB/230MB/640MB/1.30GB)
N8160-73外付DAT(USB)

■バックアップ装置 UP
外付DAT(USB)[N8160-73] を接続した本体装置の動作確認です。

ハードウェア構成

接続 型番 機器名称 使用ドライバ Version
接続1 - オンボード USBコントローラ (USB2.0) - -

動作確認

評価項目 結果 コメント
接続1
バックアップ、リストア tar コマンドの簡易動作。
再起動 5 繰り返し回数。

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