Express5800/i110Rb-1h | |
ディストリビューション | SUSE Linux Enterprise Server 10 for x86 ( KERNEL 2.6.16.21-0.8-smp ) |
本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。 ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。 なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。 |
記号の意味 |
◎…当該ディストリビューションで動作可能 ○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能 ×…動作不可 −…未サポート |
製品情報 / インストール確認 / HDD増設 / メモリ増設 / LAN増設 / USB機器/ バックアップ装置 |
■製品情報 | UP |
■インストール確認 | UP |
■ハードウェア構成
構成 | 型番 | 機器名称 | 数 |
---|---|---|---|
構成1 (SATA) |
N8100-1369Y | Express5800/i110Rb-1h ディスクレスモデル CoD/2G(2) | 1 |
N8150-205A | 増設用160GB HDD (SATA2/7200rpm) | 1 | |
N8160-64 | USB DVD-ROM | 1 | |
構成2 (SATA-DAC) |
N8100-1369Y | Express5800/i110Rb-1h ディスクレスモデル CoD/2G(2) | 1 |
N8102-281 | 512MB増設メモリボード | 1 | |
N8150-206A | 増設用250GB HDD (SATA2/7200rpm) (RAID1) | 2 | |
N8116-12 | ライザカード(PCIExpress) | 1 | |
N8103-101 | ディスクアレイコントローラ(SATA2)(注) | 1 | |
N8160-64 | USB DVD-ROM | 1 | |
N8460-002 | USB FDD | 1 |
(注)
※BMCファームウェアが Rev00.07 未満の場合はアップデートが必要です。こちらに掲載しています。
※ N8103-101 ディスクアレイコントローラ(SATA2) のファームウェアが ver.1.1.70.23 の場合、アップデートが必要です。こちらに掲載しています。
■動作確認
評価項目 | 結果 | コメント | |
---|---|---|---|
構成1 | 構成2 | ||
OSのインストール | ◎ (注1) |
○ (注2) |
CD-ROM#1 からの Boot にてインストール。 |
X Window System の動作 | ◎ (注3) |
◎ (注3) |
1024x768 16bit color |
マウス・キーボード | ◎ | ◎ | |
標準LANポート | ◎ (注4) |
◎ (注4) |
telnet,ftpの動作を確認。 |
標準LANポート二重化 | ◎ | ◎ | Bondingドライバを使用、telnet,ftpの動作を確認。 |
CPUの認識 | ◎ | ◎ | cat /proc/cpuinfo にて、動作周波数、論理CPU数を確認。 |
メモリの認識 | ◎ | ◎ | cat /proc/meminfo にて総容量を確認。 |
作成パーティション数 | 14 | 14 | ドライブ全領域を使用。 |
ハードドライブ | ◎ | ◎ | ファイルのコピー/比較を確認。 |
RAIDドライブの縮退動作 | - | ◎ | 電源断後にRAID構成のHDDを1つ取外しても、起動、動作。 |
RAIDドライブの再構築 | - | ◎ | 電源断後にDEADのDISKを交換し、BIOSユーティリティにて再構築。 |
負荷ランニング | 12h | 12h | 各ドライブ、ネットワーク・ドライブへの負荷。 |
再起動 | 10 | 10 | 繰り返し回数 |
シリアル・コンソール | ◎ (注5) |
◎ (注5) |
設定を行うことで、コンソール出力が表示される。ログインできる。 |
(注1)
インストールに際して、BIOS設定を確認してください。HDDがDMAモードで動作するために必要です。
BIOS設定確認手順(注2)
- 起動時にF2キーで、BIOSセットアップメニューに入る。
- Advancedメニューを開く。
- Peripheral Configurationを選択。
- 設定が次と異なる場合はこのように変更する。
Serial ATA : [Enabled]
Native Mode Operation: [Serial ATA]
この構成へのインストールには、N8103-101 対応ドライバディスクが必要です。Promise社サイト から該当物件「SuperTrak EX Series suse sles10 32 (SR2)」(SuperTrak-EX-Series-suse-sles10-i386-2.9.0.22.tgz) を入手し、ドライバディスク(フロッピィディスク)を作成しておきます。
以下の手順でインストールを行ってください。(注3)
- CD-ROM#1 からブートします。
- インストール初期にF5キーを押し、あとはインストーラの表示にしたがってドライバを適用します。
- インストールの途中で再起動が行われる際に、OSが認識するドライブ名が変わってしまうため、次の設定を行います。
- ブートローダの画面で、「 Boot from Hard Drive」を選び、次の画面で Escキーを押して、テキストモードに入ります。
- 矢印キーで kernel で始まる行を選択し、e キーを押して編集モードに入ります。
- この行にある /dev/sdb という文字列を全て /dev/sda に書き換えます。Enterキーを押して編集モードを抜けます。
- b キーを押すと起動が開始します。
- インストールの続きが再開されず、「press enter for login: 」と表示されたら Enterキーを押してログインします。ここで次の操作を行います。
- /etc/fstab があるドライブのパーティションがマウントされていない場合は、/mnt にマウントします。
例) mount /dev/sda2 /mnt- fstab ファイルをviエディタなどで編集して /dev/sdb という文字列を全て /dev/sda に書き換えます。
- マウントしている場合は、アンマウントします。
- /bootがあるパーティションがマウントされていない場合は、/mntにマウントします。
例) mount /dev/sda1 /mnt- /boot/grub/menu.lst を編集し、/dev/sdb という文字列を全て /dev/sdaに書き換えます。
- 再起動します。
- インストーラが再開されたら、続行します。
自動で設定されるグラフィックドライバは正常に動作しないため、変更します。(注4)
- ブートローダの画面で Esc キーを押して、テキストモードに入ります。
- 矢印キーで kernel で始まる行を選択し、e キーを押して編集モードに入ります。
- 行末にスペースと「single」を追記し Enter キーを押して編集モードを抜けます。
- b キーを押すと Boot します。
- single user mode でログインします。
- /etc/X11/xorg.conf を編集し、「Driver "mga"」とあるところを「Driver"vesa"」に変更します。
- 設定を有効にするため再起動してください。
Linuxに標準で搭載されている、Bondingドライバを使用します。評価における設定の概要はこちらのページを参照してください。
(注5)
シリアルポートは ttyS1 となります。
■HDD増設 | UP |
型番 | 機器名称 | 結果 | 評価概要 |
---|---|---|---|
N8150-204A | 増設用80GB HDD (SATA2/7200rpm) | ◎ | オンボードのSATAコネクタ、SATA-DACに接続。 ファイルのコピー/比較動作を確認。 |
N8150-205A | 増設用160GB HDD (SATA2/7200rpm) | ◎ | |
N8150-206A | 増設用250GB HDD (SATA2/7200rpm) | ◎ |
■メモリ増設 | UP |
型番 | 機器名称 | 数 | 結果 | 評価概要 |
---|---|---|---|---|
N8102-281 | 512MB増設メモリボード | 1 | ◎ | cat /proc/meminfo にて総容量を確認。 |
N8102-282 | 2GB増設メモリボード(1GB x2) | 1 | ◎ | cat /proc/meminfo にて総容量を確認。 |
N8102-283 | 4GB増設メモリボード(2GB x2) | 1 | ◎ | cat /proc/meminfo にて計約3.5GBを確認。 |
■LAN増設 | UP |
型番 | 機器名称 | 数 | 結果 | 評価概要 |
---|---|---|---|---|
N8104-122 | 1000BASE-T接続ボード(2ch,LowPro) | 1 | ◎ | telnet,ftpの動作を確認。 LANポート二重化機能の動作を確認。 |
■USB機器 | UP |
型番 | 機器名称 | 数 | 結果 | 評価概要 |
---|---|---|---|---|
N8460-002 | USB FDD | 1 | ◎ | OS起動後に接続して自動認識に問題なし。 ファイルのコピー/比較を確認。 |
N8160-64 | USB DVD-ROM | 1 | ◎ |
■バックアップ装置 | UP |
■ハードウェア構成
接続 | 型番 | 機器名称 | 使用ドライバ | Version |
---|---|---|---|---|
接続1 | (Intel 6300ESB) | オンボード USBコントローラ (USB2.0) | - | - |
■動作確認
評価項目 | 結果 | コメント |
---|---|---|
接続1 | ||
バックアップ、リストア | ◎ | tarコマンドの使用。 |
再起動 (バックアップ装置接続) | 10 | 繰り返し回数。 |
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