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2009年02月03日現在
Fibre Channelコントローラ(N8190-120)
Linuxサービスセット Red Hat Enterprise Linux AS 2.1 (UL型番製品)
Fibre Channel用ドライバ
Emulex Driver for Linux - Version 4.21g
Emulex Driver for Linux - Version 4.30l
Emulex Driver for Linux - Version 7.1.14

記号の意味は以下の通りです。
◎…ドライバを適用し動作可能
○…ドライバを適用し一部問題があるが動作可能
×…動作不可
動作確認環境 / 動作確認内容 / ドライバの適用方法 / 注意事項

■動作確認環境 ↑UP

動作確認マシン: Linux BTO対応機種でFibre Channelコントローラ(N8190-120)をサポートしているExpress5800/100シリーズ

No. 接続機器名称 型番
1 Fibre Channelコントローラ N8190-120 1
2 iStorage WB3240 NF9320-SS01 1
3 SFPモジュール NF9320-SF01 2
4 FCケーブル NF9310-SJ01,SJ02 2
5 Fibre Channelスイッチ N8190-119 1
6 SFPモジュール N8190-103 2
7 iStorage Sシリーズ

■動作確認内容 ↑UP

No. 動作確認内容 結果 コメント
1 ドライバ適用後のシステム立ち上げ 問題なくシステムが起動することを確認
2 パーティションの作成/削除 正常に動作することを確認
3 ファイルシステムの作成、mount/umount 正常に動作することを確認
4 Fibre Channelコントローラ配下のディスクにアクセス Read/Write/データ比較で問題ないことを確認
5 ランニング評価 Read/Write/データ比較を繰り返すTPにて48時間以上問題ないことを確認
6 ケーブルの抜差し(障害時の疑似確認) アクセスしていたコマンドが異常終了することを確認

■ドライバの適用方法 ↑UP

ドライバの適用方法

本システムで動作検証したドライバ

BTOで提供しているカーネルで、現在対応してるドライバは、以下の一覧です。

kernel version Driver version N8190-119使用の場合 左記以外の環境の場合
2.4.9-e.27(smp/enterprise) 4.21g Download Download
2.4.9-e.49(smp/enterprise) 4.30l Download Download
2.4.9-e.57(smp/enterprise) 4.30l Download Download
2.4.9-e.62(smp/enterprise) 7.1.14 Download Download
2.4.9-e.65(smp/enterprise) 7.1.14 Download Download
2.4.9-e.68(smp/enterprise) 7.1.14 Download Download
2.4.9-e.70(smp/enterprise) 7.1.14 Download Download
2.4.9-e.71(smp/enterprise) 7.1.14 Download Download
2.4.9-e.72(smp/enterprise) 7.1.14 Download Download
2.4.9-e.74(smp/enterprise) 7.1.14 Download Download

  1. ダウンロードしたパッケージのインストール
    # rpm -ivh (パッケージ名)
    (例:# rpm -ivh emulex_nec-7.1.14_pp-21N11_2.4.9.i386.rpm)
  2. /etc/modules.confに以下内容を追加
    options scsi_mod max_scsi_luns=X (Xは任意の数値[LUN認識最大数])
    alias scsi_hostadapterY lpfcdd(*1) (Yは任意の数値)
    *1:Version 7.1.14ご使用の場合は、lpfcを設定してください。
    注意1: options行では、全てのパラメータを1行で 記載してください。改行(\)は使用できません。
    注意2: Yは、ドライバのロード順番に影響が ありますので、起動時に上記内容が書かれた場合も含め、 システム起動で使用するドライバよりも後で起動するように設定願います。
  3. ローダブルモジュールを自動起動するため依存関係ファイルの作成
    # depmod -a
  4. インストールされたモジュールイメージの作成
    # /sbin/mkinitrd /boot/(grub.confのinitrd内容) (カーネルバージョン)
    (例:# /sbin/mkinitrd -f /boot/initrd-2.4.9-e.74smp.img 2.4.9-e.74smp)
    注意1: mkinitrdで作成するイメージファイルが 既に存在する場合、エラーとなります。 ファイルを削除して実行するか、-fオプションを使用してください。
    注意2: "/boot/initrd-xxxxxx.img already exists." が出力された場合は、正しくイメージファイルが作成されておりません。
  5. システムリブート
    # sync
    # reboot
[ Downloadしたドライバを入れ替える場合 ]
  1. インストールされているパッケージをアンインストール
    # rpm -e emulex_nec
  2. 上記を参照して再度インストール
ドライバ適用に関しての注意事項

  1. ドライバの最新情報は、以下Emulex社URLを参照してください。

    http://www.emulex.com/

    「DOWNLOADS」からLP1050を参照してください。

  2. Fibre Channelスイッチに複数のディスクアレイ装置を接続している場合、 システムを再起動する毎にディスクアレイ装置のスペシャルファイル名が異なり、 スペシャルファイル名を意識しているソフトウェアが、正常に動作しないことがあります。
    本問題に対応するには、お客様の環境にあったドライバを作成してください。 作成方法については、「市販ディストリビューション動作確認情報」 から環境にあったディストリビューションを選び、「ドライバの適用方法」の 「認識するディスクアレイ装置及び認識順番を固定にする場合」を参考にし、 ドライバの組み込みを行ってください。
  3. Logical Drive作成後、システムを再起動せずに以下コマンドを実行しても動的追加はできません。 システムの再起動を行い新たに作成したLogical Driveを認識させるか、 ドライバのUnload/Loadにより、新たに作成したLogical Driveを認識させてください。

    # echo "scsi add-single-device a b c d" > /proc/scsi/scsi
    ※ a:ホストアダプタ番号 / b:ホストアダプタ上のSCSIチャネル番号 / c:SCSI-ID / d:LUN
■注意事項 ↑UP

  1. ディスクアレイ装置をご使用の際、LD Numberは、0から連続するLD Numberで作成願います。 0,1,4と作成した場合、LD Number:4がシステム起動時、認識できません。動的追加により認識は可能です。
  2. カーネルをバージョンアップする際、 modules.confの"alias scsi_hostadapterX lpfcdd(*2)"の先頭に"#"をつけてバージョンアップしてください。また、 ドライバを組み込む際、ご提供していないカーネルバージョンであれば、 "市販ディストリビューション動作確認情報"にあるソースから ドライバを作成し組み込んでいただくか、 上記提供しているカーネルバージョンであれば、上記手順でドライバを 組み込むことが可能です。
    *2:Version 7.1.14ご使用の場合は、lpfcと記載されています。
  3. 本ドライバの設定は、Fibre Channelコントローラを接続し、 ディスクアレイ装置を接続する前に実施してください。 なお、増設した場合のみでなく、出荷時にFibre Channelコントローラが接続されている場合でも上記設定が必要ですので、必ず実施願います。
  4. Fibre Channelスイッチ(N8190-119)接続の場合、 システム起動時に"!lpfcx:0222:DIe:Initial FLOGI timeout"という エラーメッセージが表示されますが、特に問題はございません。

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