ディストリビューション
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MIRACLE LINUX V3.0 - Asianux Inside
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Fibre Channel用ドライバ
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Emulex Driver for Linux - Version 7.1.14
Emulex Driver for Linux - Version 7.3.2
Emulex Driver for Linux - Version 7.3.6
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本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。
ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。
なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。
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記号の意味は以下の通りです。 |
◎…ドライバを適用し動作可能
○…ドライバを適用し一部問題があるが動作可能
×…動作不可
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■動作確認環境
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No. |
接続機器名称 |
型番 |
数 |
1 |
Express5800/120Lh(X/3DG(1)) |
N8100-941 |
1 |
2 |
増設用18.1GB HDD |
N8150-161 |
1 |
3 |
Fibre Channelコントローラ |
N8190-120 |
1 |
4 |
iStorage WB210E |
NF9330-SS07 |
1 |
5 |
SFPモジュール |
NF9330-SF02 |
2 |
6 |
iStorage WB3240 |
NF9320-SS01 |
1 |
7 |
SFPモジュール |
N8190-42 |
2 |
8 |
Fibre Channelスイッチ |
N8190-119 |
1 |
9 |
SFPモジュール |
N8190-103 |
2 |
10 |
FCケーブル |
NF9310-SJ01,SJ02,SJ03,SJ04 |
4 |
11 |
iStorage S1500ディスクアレイ装置 (ディスク9台/RAID-6) |
NF1500-SR40 |
1 |
12 |
iStorage S2300ディスクアレイ装置 (ディスク3台/RAID-5) |
NF2300-SR412 |
1 |
■動作確認内容
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|
No. |
動作確認内容 |
結果 |
コメント |
1 |
ドライバ適用後のシステム立ち上げ |
◎ |
問題なくシステムが起動することを確認 |
2 |
パーティションの作成/削除 |
◎ |
正常に動作することを確認 |
3 |
ファイルシステムの作成、mount/umount |
◎ |
正常に動作することを確認 |
4 |
Fibre Channelコントローラ配下のディスクにアクセス |
◎ |
Read/Write/データ比較で問題ないことを確認 |
5 |
ランニング評価 |
◎ |
Read/Write/データ比較を繰り返すTPにて48時間以上問題ないことを確認 |
6 |
ケーブルの抜差し(障害時の疑似確認) |
◎ |
アクセスしていたコマンドが異常終了することを確認 |
■ドライバの適用方法
|
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■ドライバの適用方法
■本システムで動作確認したドライバ
現在、動作確認しているカーネルとドライバの組み合わせは、以下の一覧です。
kernel version |
Driver version |
2.4.21-9.38AX(smp/hugemem) - アップデート |
7.1.14 [ Download ] |
2.4.21-20.29AX(smp/hugemem) - SP1 |
7.3.14 *1 |
2.4.21-37.18AX(smp/hugemem) - SP2 |
7.3.2 *1 |
2.4.21-47.22AX(smp/hugemem) - SP3 |
7.3.6 *1 |
2.4.21-47.24AX(smp/hugemem) - アップデート |
7.3.6 *1 |
2.4.21-47.26AX(smp/hugemem) - アップデート |
7.3.6 *1 |
2.4.21-47.28AX(smp/hugemem) - アップデート |
7.3.6 *1 |
2.4.21-47.29AX(smp/hugemem) - アップデート |
7.3.6 *1 |
[ カーネルに組み込まれているドライバを使用する場合 ]
ドライバは、Fibre Channelコントローラを接続した状態で起動すると、自動的にロードされますが、以下の操作を実施してください。
|
- /etc/modules.confに以下内容を追加
<N8190-119ご使用の場合>
- options lpfc lpfc_inq_pqb_filter=1 lpfc_topology=0
- alias scsi_hostadapterX lpfc(Xは任意の数値)
<上記以外の環境の場合>
- options lpfc lpfc_inq_pqb_filter=1 lpfc_topology=6
- alias scsi_hostadapterX lpfc(Xは任意の数値)
-
注意1: |
options行では、全てのパラメータを1行で記載してください。改行(\)は使用できません。 |
注意2: |
Xは、ドライバのロード順番に影響がありますので、
起動時に上記内容が書かれた場合も含め、
システム起動で使用するドライバよりも後で起動するように設定願います。 |
注意3: |
"alias scsi_hostadapterY lpfcdd"の
記述が既に存在する場合、削除して下さい。 |
- 認識するディスクアレイ装置及び認識順番を固定にする場合
(必要な場合のみ)
- 「Fibre Channelスイッチ」をご使用のお客様で、認識するディスクアレイ装置及び認識順番を固定する場合、
/etc/modules.confの"options lpfc ..."に以下パラメータを追加願います。
なお、本手順は例ですので、詳しくはEmulex社URLを参照願います。
本設定が必要な環境は、「Fibre Channelスイッチ」に複数のディスクアレイ装置が接続されている環境をご使用のお客様です。
-
例: |
options lpfc ... lpfc_scan_down=0 lpfc_automap=0 lpfc_fcp_bind_method=3 lpfc_fcp_bind_DID=0111e8:lpfc0t00,0110ef:lpfc0t01 → DIDの設定の仕方 |
-
注意: |
options行では、全てのパラメータを1行で記載してください。改行(\)は使用できません。 |
- ローダブルモジュールを自動起動するため依存関係ファイルの作成
- # depmod -a
- インストールされたモジュールイメージの作成
- # /sbin/mkinitrd /boot/(grub.confのinitrd内容) (カーネルバージョン)
- (例:# /sbin/mkinitrd -f /boot/initrd-2.4.21-47.29AXsmp.img 2.4.21-47.29AXsmp)
-
注意1: |
mkinitrdで作成するイメージファイルが
既に存在する場合、エラーとなります。
ファイルを削除して実行するか、-fオプションを使用してください。 |
注意2: |
"/boot/initrd-xxxxxx.img already exists."
が出力された場合は、正しくイメージファイルが作成されておりません。
|
- システムリブート
- # sync
- # reboot
[ ドライバをDownloadして使用する場合 ]
- 使用カーネルバージョン用の以下パッケージがインストールされていることを確認
- ・kernel-source-(カーネルバージョン).i386.rpm
- ダウンロードしたドライバを任意のディレクトリに格納
- ダウンロードしたファイルを解凍
- # tar xzvf lpfc_2.4_driver_kit-7.1.14-1.tar.gz
- 解凍されたディレクトリに移動
- # cd lpfc_2.4_driver_kit-7.1.14-1
- パッケージのインストール
- # rpm -ivh lpfcdriver-7.1.14-1.noarch.rpm
-
注意: |
ドライバは自動的にmakeされますが、
以下のように再makeを行なってください。 |
- ソースが展開されたディレクトリへ移動
- # cd /usr/src/lpfc
- ドライバのMake方法及びインストール
- # make clean
- # make build
- # make install
- /etc/modules.confに以下内容を追加
<N8190-119ご使用の場合>
- options lpfc lpfc_inq_pqb_filter=1 lpfc_topology=0
- alias scsi_hostadapterX lpfc(Xは任意の数値)
<上記以外の環境の場合>
- options lpfc lpfc_inq_pqb_filter=1 lpfc_topology=6
- alias scsi_hostadapterX lpfc(Xは任意の数値)
-
注意1: |
options行では、全てのパラメータを1行で記載してください。改行(\)は使用できません。 |
注意2: |
Xは、ドライバのロード順番に影響がありますので、
起動時に上記内容が書かれた場合も含め、
システム起動で使用するドライバよりも後で起動するように設定願います。 |
注意3: |
"alias scsi_hostadapterY lpfcdd"の
記述が既に存在する場合、削除して下さい。 |
- 認識するディスクアレイ装置及び認識順番を固定にする場合
(必要な場合のみ)
- 「Fibre Channelスイッチ」をご使用のお客様で、認識するディスクアレイ装置及び認識順番を固定する場合、
/etc/modules.confの"options lpfc ..."に以下パラメータを追加願います。
なお、本手順は例ですので、詳しくはEmulex社URLを参照願います。
本設定が必要な環境は、「Fibre Channelスイッチ」に複数の
ディスクアレイ装置が接続されている環境をご使用のお客様です。
-
例: |
options lpfc ... lpfc_scan_down=0 lpfc_automap=0 lpfc_fcp_bind_method=3 lpfc_fcp_bind_DID=0111e8:lpfc0t00,0110ef:lpfc0t01 → DIDの設定の仕方 |
-
注意: |
options行では、全てのパラメータを1行で記載してください。改行(\)は使用できません。 |
- ローダブルモジュールを自動起動するため依存関係ファイルの作成
- # depmod -a
- インストールされたモジュールイメージの作成
- # /sbin/mkinitrd /boot/(grub.confのinitrd内容) (カーネルバージョン)
- (例:# /sbin/mkinitrd -f /boot/initrd-2.4.21-9.38AXsmp.img 2.4.21-9.38AXsmp)
-
注意1: |
mkinitrdで作成するイメージファイルが
既に存在する場合、エラーとなります。
ファイルを削除して実行するか、-fオプションを使用してください。 |
注意2: |
"/boot/initrd-xxxxxx.img already exists."
が出力された場合は、正しくイメージファイルが作成されておりません。
|
- システムリブート
- # sync
- # reboot
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■DIDの設定の仕方(例)
- 最初はDIDの設定を行わず、「ドライバの適用方法」を参照の上、ドライバを組み込みシステムを再起動。
- システム再起動後、以下のコマンドを実行。
- # cat /proc/scsi/lpfc/*
- 上記コマンドラインを実行すると以下のように表示(例)されますので、DIDの値をメモしてください。
- Emulex LightPulse FC SCSI 7.3.6
- Emulex LP1050 2Gb PCI-X Fibre Channel Adapter on PCI bus 02 device 28 irq 18
- SerialNum: MM34733096
- Firmware Version: 1.91A5 (M2F1.91A5)
- Hdw: 1001206d
- VendorId: 0xf09510df
- Portname: 10:00:00:00:c9:2b:6a:60 Nodename: 20:00:00:00:c9:2b:6a:60
- Link Up - Ready:
- PortID 0x11000
- Fabric
- Current speed 2G
- lpfc0t00 DID 0111e8 WWPN 23:00:00:00:4c:51:7f:65 WWNN 20:00:00:00:4c:51:7f:65
- lpfc0t01 DID 0110ef WWPN 21:00:00:00:4c:51:7f:65 WWNN 20:00:00:00:4c:51:7f:65
- 上記データを参照して、 以下の設定を行ってください。
- /etc/modules.confの"options lpfc ..."に"lpfc_fcp_bind_DID"パラメータを追加願います。
- なお、上記の場合は、以下のようになります。
- 例:options lpfc ... lpfc_fcp_bind_DID=0111e8:lpfc0t00,0110ef:lpfc0t01
-
注意: |
options行では、全てのパラメータを1行で記載してください。改行(\)は使用できません。 |
− 注意事項 −
- 1システム上に複数のアレイディスク装置が接続されている場合、同じAL-PAにならないようにAL-PAスイッチの設定を行ってから作業願います。
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■ドライバ適用に関しての注意事項
■注意事項
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- カーネルをバージョンアップする際、modules.confの"alias scsi_hostadapterX lpfc"
の先頭に"#"、"options lpfc ..."がある場合、先頭に"#"をつけてバージョンアップしてください。
また、ドライバを組み込む際、再度上記手順でドライバを組み込むことが可能です。
- システムをインストールする場合は、本Fibre
Channelコントローラにディスクアレイ装置を接続しない状態でインストールし、
上記設定後、ディスクアレイ装置の接続をしてください。
- 複数のLUNを認識させたい場合、上記「ドライバの適用方法」の1.に
"options scsi_mod max_scsi_luns=Y"の記述を追加することで、設定したY分のLUNを認識させることが可能です。
なお、 ディスクアレイ装置にiStorage Sシリーズをご使用の場合、本設定の必要はありません。
- iStorage S1500 ディスクアレイ装置、iStorage WB210Eの動作検証は、
上記で記載された2.4.21-37.18AX(SP2)以降のカーネルバージョンでのみ確認しております。
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