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2007年09月06日現在
Fibre Channelコントローラ(N8190-100)
ディストリビューション Red Hat Enterprise Linux ES 2.1
Fibre Channel用ドライバ
QLogic Driver(qla2200.o) for Linux - Version 6.06.00b13
QLogic Driver(qla2200.o) for Linux - Version 6.06.00
QLogic Driver(qla2200.o) for Linux - Version 6.06.10
QLogic Driver(qla2200.o) for Linux - Version 7.01.01-RH1

      本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。
      ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。


      なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。

記号の意味は以下の通りです。
◎…ドライバを適用し動作可能
○…ドライバを適用し一部問題があるが動作可能
×…動作不可
動作確認環境 / 動作確認内容 / ドライバの適用方法 / 注意事項

■動作確認環境 ↑UP

No. 機器名称 型番
1 Express5800/120Re-2 (X/2.40G(512) / メモリ 256MB) N8100-818 1
2 増設用18.1GB HDD N8150-161 1
3 Fibre Channelコントローラ (FibreChannelディスクアレイ装置(ST12000)接続用) N8190-100 1
4 Fibre Cannelディスクアレイ装置 (ST12000) N8190-82A 1
5 デュアルポート機構 N8190-88A 1
6 Fibre Channelケーブル K410-105(05),(10) 1

■動作確認内容 ↑UP

No. 動作確認内容 結果 コメント
1 ドライバ適用後のシステム立ち上げ 問題なくシステムが起動することを確認
2 パーティションの作成/削除 正常に動作することを確認
3 ファイルシステムの作成、mount/umount 正常に動作することを確認
4 Fibre Channelコントローラ配下のディスクにアクセス Read/Write/データ比較で問題ないことを確認
5 ランニング評価 Read/Write/データ比較を繰り返すTPにて48時間以上問題ないことを確認
6 ケーブルの抜差し(障害時の擬似確認) アクセスしていたコマンドが異常終了することを確認

■ドライバの適用方法 ↑UP

ドライバの適用方法

本システムで動作確認したドライバ

現在、動作確認しているカーネルとドライバの組み合わせは、以下の一覧です。

kernel version Driver version
 2.4.9-e.12(smp) 6.06.00b13 [ Download ]
 2.4.9-e.27(smp) 6.06.00 [ Download ]
 2.4.9-e.49(smp) 6.06.10 [ Download ]
 2.4.9-e.57(smp) 6.06.10 [ Download ]
 2.4.9-e.62(smp) OSに組み込まれているドライバを使用
 2.4.9-e.65(smp) OSに組み込まれているドライバを使用
 2.4.9-e.68(smp) OSに組み込まれているドライバを使用
 2.4.9-e.70(smp) OSに組み込まれているドライバを使用
 2.4.9-e.71(smp) OSに組み込まれているドライバを使用
 2.4.9-e.72(smp) OSに組み込まれているドライバを使用

[ OS内のドライバを使用する場合 ]

ドライバは、Fibre Channelコントローラを接続した状態で起動すると、自動的にロードされますが、以下の操作を実施してください。
  1. /etc/modules.confに以下内容を追加
    options scsi_mod max_scsi_luns=X (Xは任意の数値[LUN認識最大数])
    alias scsi_hostadapterY qla2200 (Yは任意の数値)
    注意1: options行では、全てのパラメータを1行で 記載してください。改行(\)は使用できません。
    注意2: Yは、ドライバのロード順番に影響が ありますので、起動時に上記内容が書かれた場合も含め、 システム起動で使用するドライバよりも後で起動するように設定願います。
  2. ローダブルモジュールを自動起動するため依存関係ファイルの作成
    # depmod -a
  3. インストールされたモジュールイメージの作成
    # /sbin/mkinitrd /boot/(grub.confのinitrd内容) (カーネルバージョン)
    (例:# /sbin/mkinitrd -f /boot/initrd-2.4.9-e.72smp.img 2.4.9-e.72smp)
    注意1: mkinitrdで作成するイメージファイルが 既に存在する場合、エラーとなります。 ファイルを削除して実行するか、-fオプションを使用してください。
    注意2: "/boot/initrd-xxxxxx.img already exists." が出力された場合は、正しくイメージファイルが作成されておりません。
  4. システムリブート
    # sync
    # reboot

[ ドライバをDownloadして使用する場合 ]

  1. 使用カーネルバージョン用の以下パッケージがインストールされていることを確認
    ・kernel-source-(カーネルバージョン).i386.rpm
    ・Kernel-headers-(カーネルバージョン).i386.rpm
  2. ダウンロードしたドライバを任意のディレクトリに格納
  3. ダウンロードしたファイルを解凍
    # tar xzvf qla2x00src-(ドライババージョン).tgz
  4. ドライバのMake方法及びインストール
    <smp/hugemem環境の場合>
    # make clean
    # make all SMP=1
    # make install
    <up環境の場合>
    # make clean
    # make all
    # make install
  5. /etc/modules.confに以下内容を追加
    options scsi_mod max_scsi_luns=X (Xは任意の数値[LUN認識最大数])
    alias scsi_hostadapterY qla2200 (Yは任意の数値)
    注意1: options行では、全てのパラメータを1行で 記載してください。改行(\)は使用できません。
    注意2: Yは、ドライバのロード順番に影響が ありますので、起動時に上記内容が書かれた場合も含め、 システム起動で使用するドライバよりも後で起動するように設定願います。
  6. ローダブルモジュールを自動起動するため依存関係ファイルの作成
    # depmod -a
  7. インストールされたモジュールイメージの作成
    # /sbin/mkinitrd /boot/(grub.confのinitrd内容) (カーネルバージョン)
    (例:# /sbin/mkinitrd -f /boot/initrd-2.4.9-e.57smp.img 2.4.9-e.57smp)
    注意1: mkinitrdで作成するイメージファイルが 既に存在する場合、エラーとなります。 ファイルを削除して実行するか、-fオプションを使用してください。
    注意2: "/boot/initrd-xxxxxx.img already exists." が出力された場合は、正しくイメージファイルが作成されておりません。
  8. システムリブート
    # sync
    # reboot
ドライバ適用に関しての注意事項

  1. ドライバの最新情報は、以下QLogic社URLを参照してください。

    http://www.qlogic.com/

    「Downloads」 -> 「Legacy QLogic Products」からQLA2200を参照してください。

  2. Logical Drive作成後、システムを再起動せずに 以下コマンドを実行しても動的追加はできません。 システムの再起動を行い新たに作成したLogical Driveを認識させるか、 ドライバのUnload/Loadにより、新たに作成したLogical Driveを 認識させてください。

    # echo "scsi add-single-device a b c d" > /proc/scsi/scsi
    ※ a:ホストアダプタ番号 / b:ホストアダプタ上のSCSIチャネル番号 / c:SCSI-ID / d:LUN
■注意事項 ↑UP

  1. ディスクアレイ装置をご使用の際、LUNは、0から連続する番号で 作成願います。
    0,1,4と作成した場合、LUN:4がシステム起動時、認識できません。 システム再起動後、動的追加により認識は可能です。
  2. システム起動時、Fibre Cannelディスクアレイ装置 (ST12000)の構成によって、 "PSEUDO Device"が表示されます。 本デバイスは、ディスクアレイ装置に全くLUNが存在しない場合、 OSから認識されないため、自動的にディスクアレイ装置が生成します。 システム起動時にこの"PSEUDO Device"へのアクセスでエラーの表示がされますが、 ディスクアレイ装置を制御するためにあるデバイスであり、 通常のアクセスができません。 そのため、エラー表示されることは特に問題はありません。
  3. システムをインストールする場合は、 本Fibre Channelコントローラにディスクアレイ装置を接続しない状態でインストールし、 上記設定後、ディスクアレイ装置の接続をしてください。
  4. カーネルをバージョンアップする際、modules.confの"alias scsi_hostadapterY qla2200" の先頭に"#"をつけてVersion Upしてください。 ドライバを組み込む際は、再度上記手順でドライバを組み込むことが可能です。

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