Japan

8番街
2010年01月15日現在
1000BASE-T接続ボード(N8104-126)
Linux基本サービスセット Red Hat Enterprise Linux AS 3 (EM64T) (UL型番製品)
1000BASE-T用ドライバ
Intel Driver for Linux - Version 7.2.9nec1-NAPI
記号の意味は以下の通りです。
◎…ドライバを適用し動作可能
○…ドライバを適用し一部問題があるが動作可能
×…動作不可
動作対象環境 / 動作確認内容 / ドライバの適用方法 / 注意事項

■動作対象環境 ↑UP

動作確認マシン: Linux BTO対応機種で1000BASE-T接続ボード(N8104-126) をサポートしているExpress5800/100シリーズ

No. 接続機器名称 型番
1 スイッチングハブ(ES1000/208T) N468G-N11 1
2 1000BASE-T接続ボード N8104-126 2
3 LANケーブル - 2

■動作確認内容 ↑UP

No. 動作確認内容 結果 コメント
1 基本動作確認 ping/telnet/ftpコマンドが正常に動作することを確認
2 Jumbo Frame機能の確認 パケットサイズ(MTU:2048/4096/8192/9000)を変更して正常に動作することを確認
3 二重化機能(対障害性:Fault Tolerance)の確認 正常に動作することを確認
4 ランニング評価 Read/Write/データ比較を繰り返すTPにて48時間以上問題ないことを確認
5 通信速度固定評価 スイッチングハブの設定を10H/10F/100H/100F/1GFに設定し正常に動作することを確認

二重化機能
ディストリビューションにパッケージングされている Bondingドライバを使用して、 評価を実施しました。 Bondingドライバの使用方法については、以下を参考にしてください。

Linuxシステム内のドキュメント(例):
/usr/src/linux-(カーネルバージョン)/Documentation/networking/bonding.txt

※(カーネルバージョン)は、現在ご使用のカーネルバージョンです。

■ドライバの適用方法 ↑UP

ドライバの適用方法

本システムで動作確認したドライバ

BTO/PPサポート、NECサポートポータルで提供しているカーネルで、現在対応してるドライバは、以下の一覧です。

Kernel version Driver version
 2.4.21-47.EL - Update8 7.2.9nec1-NAPI [Download]
 2.4.21-50.EL - Update9 7.2.9nec1-NAPI *1
 2.4.21-52.EL - Errata 7.2.9nec1-NAPI *1
 2.4.21-53.EL - Errata 7.2.9nec1-NAPI *1
 2.4.21-57.EL - Errata 7.2.9nec1-NAPI *1
 2.4.21-58.EL - Errata 7.2.9nec1-NAPI *1
 2.4.21-60.EL - Errata 7.2.9nec1-NAPI *1
 2.4.21-63.EL - Errata 7.2.9nec1-NAPI *1
*1: PPサポート、NECサポートポータルで公開されているカーネルアップデートモジュールに含まれます。 カーネルアップデート手順に従ってアップデートしてください。

本1000BASE-T接続ボードを接続した状態でシステムを起動すると、 ハードウェア設定ツールのKudzuが起動する場合があります。 Kudzuが起動した際は、「Configure」を選択してネットワーク設定を実施してください。

[ ドライバをDownloadして使用する場合 ]

  1. 既存ドライバの退避
    # cd /lib/modules/(カーネルバージョン)/kernel/drivers/net/e1000
    # mv e1000.o e1000.o_org
  2. ダウンロードしたファイルを任意のディレクトリに格納
  3. ダウンロードしたファイルを展開し、ドライバを適用
    # tar -zxvf e1000_2.4.21-47.EL_x86_64.tgz -C /
  4. ローダブルモジュールを自動起動するため依存関係ファイルの作成
    # depmod -a
  5. インストールされたモジュールイメージの作成
    # /sbin/mkinitrd /boot/(grub.confのinitrd内容) (カーネルバージョン)
    (例:# /sbin/mkinitrd -f /boot/initrd-2.4.21-47.EL.img 2.4.21-47.ELsmp)
    注意1: mkinitrdで作成するイメージファイルが 既に存在する場合、エラーとなります。 ファイルを削除して実行するか、-fオプションを使用してください。
    注意2: "/boot/initrd-xxxxxx.img already exists." が出力された場合は、正しくイメージファイルが作成されておりません。
  6. システムリブート
    # sync
    # reboot
■注意事項 ↑UP

  1. netdumpは動作しません。
戻る ↑UP