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2008年01月31日現在
ディスクアレイコントローラ(N8103-90)
ディストリビューション MIRACLE LINUX V4.0 - Asianux Inside
ディスクアレイコントローラ用ドライバ
LSI MegaRAID SAS RAID Driver for Linux
- Version 00.00.03.05

      本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。
      ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。


      なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。

記号の意味は以下の通りです。
◎…ドライバを適用し動作可能
○…ドライバを適用し一部問題があるが動作可能
×…動作不可
動作確認環境 / 動作確認内容 / ドライバの適用方法 / 注意事項

■動作確認環境 ↑UP

No. 接続機器名称 型番
1 Express5800/120Rj-2(XQ/2.50G(2x6M)) N8100-1411 1
2 ディスクアレイコントローラ N8103-90 1
3 増設バッテリ N8103-94 1
4 Disk増設ユニット N8141-37 1
5 増設筐体接続SASケーブル K410-137 1

■動作確認内容 ↑UP

No. 動作確認内容 結果 コメント
1 ドライバ適用後のシステム立ち上げ 問題なくシステムが起動することを確認
2 パーティションの作成/削除 正常に動作することを確認
3 ファイルシステムの作成、mount/umount 正常に動作することを確認
4 ディスクアレイコントローラ配下のディスクにアクセス Read/Write/データ比較で問題ないことを確認
5 ランニング評価 Read/Write/データ比較を繰り返すTPにて48時間以上問題ないことを確認

■ドライバの適用方法 ↑UP

ドライバの適用方法

本システムで動作確認したドライバ

現在、動作確認しているカーネルとドライバの組み合わせは、以下の一覧です。

Kernel Version Driver Version
 2.6.9-42.7AX(smp/hugemem) - SP2 00.00.03.05 [ Download ]
 2.6.9-42.18AX(smp/hugemem) - アップデート 00.00.03.05 *1
 *1 : カーネルに組み込まれているドライバ

[ カーネルに組み込まれているドライバを使用する場合 ]

ドライバは、ディスクアレイコントローラコントローラを接続した状態で起動すると、自動的にロードされます。

[ ドライバをDownloadして使用する場合 ]

  1. 既存ドライバの退避
    # cd /lib/modules/(カーネルバージョン)/kernel/drivers/scsi/megaraid/
    # mv megaraid_sas.ko megaraid_sas.ko_org
  2. ダウンロードしたファイルを任意のディレクトリに格納
  3. ダウンロードしたファイルを展開
    # tar zxvf megasas-(ドライババージョン)_(カーネルバージョン).i686.tar.gz
    (例:# tar zxvf megasas-03.05_2.6.9-42.7AX.i686.tar.gz)
  4. 展開したドライバを適用
    # tar zxvf megasas_(カーネルバージョン).i686.tar.gz -C /
    (例:# tar zxvf megasas_2.6.9-42.7AXsmp.i686.tar.gz -C /)
  5. ローダブルモジュールを自動起動するため依存関係ファイルの作成
    # /sbin/depmod -aF /boot/System.map-(カーネルバージョン) (カーネルバージョン)
    (例:# /sbin/depmod -aF /boot/System.map-2.6.9-42.7AXsmp 2.6.9-42.7AXsmp)
  6. インストールされたモジュールイメージの作成
    # /sbin/mkinitrd /boot/initrd-(grub.confのinitrd内容) (カーネルバージョン)
    (例:# /sbin/mkinitrd -f /boot/initrd-2.6.9-42.7AXsmp.img 2.6.9-42.7AXsmp)
    注意1: mkinitrdで作成するイメージファイルが 既に存在する場合、エラーとなります。 ファイルを削除して実行するか、-fオプションを使用してください。
    注意2: "/boot/initrd-xxxxxx.img already exists." が出力された場合は、正しくイメージファイルが作成されておりません。
  7. システムリブート
    # sync
    # reboot

ドライバ適用に関しての注意事項

  1. ドライバの最新情報は、以下LSI社URLを参照してください。

    http://www.lsi.com/

    「Support & Downloads」→ 「Storage」→「Downloads」から「MegaRAID SAS 8480E」を参照してください。

RAID管理ユーティリティについて

  1. RAID管理ユーティリティ「Universal RAID Utility」は、ディスクアレイコントローラの管理、監視を行うアプリケーションです。必ずインストールしてください。
    RAID管理ユーティリティのインストールおよび操作方法、機能については、「EXPRESSBUILDER」DVDに格納されている「Universal RAID Utility(Linux版) ユーザーズガイド」を参照してください。
■注意事項 ↑UP

  1. システムBIOSのブートディスクの順序が変更され、ブートローダの起動ができなくなる場合があります。 本問題が発生する場合、ブートローダがインストールされているディスクをブートディスクとするようにシステムBIOSの設定を変更してください。
  2. ディスクアレイコントローラを接続した場合、パーティション情報が乱れてしまい、 正常にディスクへアクセスができなくなる場合があります。 本問題が発生する場合、 「EXPRESSBUILDER」DVDに格納されているインストレーションサプリメントガイド内に記載されている、 「トラブルシューティング」の「ディスク増設後、アプリケーションが実行できない。」 「ディスク増設後、swap パーティションがマウントできない。」を参照してください。

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