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2008年04月23日現在
ディスクアレイコントローラ(SAS) (N8103-105)
Linuxサービスセット MIRACLE LINUX V4.0 (EM64T) (UL型番製品)
ディスクアレイコントローラ
(SAS)用ドライバ
Promise SuperTrak EX Series Driver for Linux
Version 3.6.0201.3

記号の意味は以下の通りです。
◎…ドライバを適用し動作可能
○…ドライバを適用し一部問題があるが動作可能
×…動作不可
動作確認環境 / 動作確認内容 / ドライバの適用方法

■動作確認環境 ↑UP

動作確認マシン: Linux BTO対応機種でディスクアレイコントローラ(SAS) N8103-105を接続した下記Express5800シリーズ

No. 動作確認マシン No. 動作確認マシン
1 Express5800/120Gc 2 Express5800/110Ek
3 Express5800/120Eh 4 Express5800/120Li
5 Express5800/i110Rh-1 6 Express5800/i120Rg-1
7 Express5800/110Rh-1 8 Express5800/120Rg-1
9 Express5800/120Ri-2

  • 上記以外の対象機種は、装置添付のソフトウェアおよび手順書を使用してインストールしてください。
■動作確認内容 ↑UP

No. 動作確認内容 結果 コメント
1 ドライバ適用後のシステム立ち上げ 問題なくシステムが起動することを確認
2 パーティションの作成/削除 正常に動作することを確認
3 ファイルシステムの作成、mount/umount 正常に動作することを確認
4 ディスクアレイコントローラ(SAS)配下のディスクにアクセス Read/Write/データ比較で問題ないことを確認
5 ランニング評価 Read/Write/データ比較を繰り返すTPにて48時間以上問題ないことを確認

■ドライバの適用方法 ↑UP

本ドライバのインストール概要

<<MIRACLE LINUX V4.0 for x86-64 インストールCD (1 of 2)を
使用して、OSのインストールを実施する場合>>

「Express5800/Linuxインストール代行サービス説明書」(以下、説明書と記載)の手順にて、 本ドライバ適用の際に手順の一部を読み替える必要があります。 以下の<適用順番(読み替え部分)>を参照の上、 インストールしてください。
また、必ず「■ML4.0 SP2およびSP2以降用ドライバの適用方法」を実施し、 カーネルをアップデート(2.6.9-42.7AX以降)してから運用してください。

以下の順番で、本ドライバを適用します。

<適用順番(読み替え部分)>
ML4.0 SP1(up/smpカーネル)のインストール方法について

ML4.0 SP2およびSP2以降用ドライバの適用方法

<<MIRACLE LINUX V4.0 SP2 for x86-64 インストールCD (1 of 2)を
使用して、OSのインストールを実施する場合>>

「Express5800/Linuxインストール代行サービス説明書」(以下、説明書と記載)の手順にてOSをインストールした後、 必ず「■ML4.0 SP2およびSP2以降用ドライバの適用方法」を実施し、 カーネルをアップデート(2.6.9-42.7AX以降)してから運用してください。

以下の順番で、本ドライバを適用します。

<適用順番>
ML4.0 SP2およびSP2以降用ドライバの適用方法

ドライバディスク

OS version ドライバディスク
 ML4.0 [2.6.9-11.19AX] 3.6.0200.0[Download]

本システムで動作検証したドライバ

BTO/PPサポートで提供しているカーネルで、現在対応してるドライバは、以下の一覧です。

kernel version Driver version
 2.6.9-11.19AX(smp) 3.6.0200.0[Download]
 2.6.9-34.21AX(smp) - SP1 3.6.0200.0[Download]
 2.6.9-42.7AX(smp) - SP2 3.6.0201.3[Download]
 2.6.9-42.10AX(smp) - アップデート 3.6.0201.3[Download]
 2.6.9-42.15AX(smp) - アップデート 3.6.0201.3[Download]
 2.6.9-42.16AX(smp) - アップデート 3.6.0201.3[Download]
 2.6.9-42.17AX(smp) - アップデート 3.6.0201.3[Download]
 2.6.9-42.18AX(smp) - アップデート 3.6.0201.3[Download]
 2.6.9-42.20AX(smp) - アップデート 3.6.0201.3 *1
 2.6.9-42.21AX(smp) - アップデート 3.6.0201.3 *1
 *1: PP・サポートサービスにて公開されているカーネルアップデートモジュールに含まれます。カーネルアップデート手順に従って
アップデートしてください。


ML4.0 SP1(up/smpカーネル)のインストール方法について

  1. ダウンロードしたドライバディスク用のファイルからドライバディスクを作成
  2. # dd if=stex-3.6.0200.0_2.6.9-11.19AX.img of=/dev/XXX
    注意1: /dev/XXXには、フロッピーディスクドライブを指定します。
  3. MIRACLE LINUX V4.0 SP1のインストール
  4. (1) 説明書に記載されている"1.2 Express5800/100シリーズ 再インストール"手順にてOSのインストールを開始します。
    (2) "ドライバディスクの適用方法について"の手順(1)〜(6)までを実施します。
    (3) "ドライバディスクの適用方法について"の手順(7)にて、[Yes]を選択します。
    (4) 再度、"ドライバディスクの適用方法について"の手順(4)の画面が表示されますので、本ドライバディスクを同様の手順で適用してください。
    (5) "Do you wish to load any more driver disks?"と表示されますので、[NO]を選択します。
    (6) "ドライバディスク適用方法について"以降のOSインストール手順については、説明書通りに"1.2.3 MIRACLE LINUX V4.0 SP1のインストール"まで行ってください。
  5. 説明書に記載されている"1.2.4 出荷時設定復元処理"の実施前に以下を実施
  6. (1) ダウンロードしたファイル(2.6.9-11.19AX および 2.6.9-34.21AX用ドライバ)を任意のディレクトリに格納
    (2) ダウンロードしたファイルをすべて展開
    # tar zxvf stex-3.6.0200.0_(kernel version).x86_64.tar.gz
    (3) 展開した2.6.9-11.19AX用ドライバをすべて適用
    # tar zxvf stex_2.6.9-11.19AX.x86_64.tar.gz -C /
    # tar zxvf stex_2.6.9-11.19AXsmp.x86_64.tar.gz -C /
    (4) 展開した2.6.9-34.21AX用ドライバをすべて適用
    # tar zxvf stex_2.6.9-34.21AX.x86_64.tar.gz -C /
    # tar zxvf stex_2.6.9-34.21AXsmp.x86_64.tar.gz -C /
  7. 説明書に記載されている"1.2.4 出荷時設定復元処理"を実施
  8. 再起動する前に以下を再度実施
  9. (1) 展開した2.6.9-11.19AX用ドライバをすべて適用
    # tar zxvf stex_2.6.9-11.19AX.x86_64.tar.gz -C /
    # tar zxvf stex_2.6.9-11.19AXsmp.x86_64.tar.gz -C /
    (2) 展開した2.6.9-34.21AX用ドライバをすべて適用
    # tar zxvf stex_2.6.9-34.21AX.x86_64.tar.gz -C /
    # tar zxvf stex_2.6.9-34.21AXsmp.x86_64.tar.gz -C /
    (3) ローダブルモジュールを自動起動にするための依存関係ファイルの作成
    # /sbin/depmod -aF /boot/System.map-(kernel version) (kernel version)
    (例:# /sbin/depmod -aF /boot/System.map-2.6.9-34.21AXsmp 2.6.9-34.21AXsmp)
    (4) インストールされたモジュールイメージの作成
    # /sbin/mkinitrd /boot/initrd-(grub.confのinitrd内容) (kernel version)
    (例:# /sbin/mkinitrd -f /boot/initrd-2.6.9-34.21AXsmp.img 2.6.9-34.21AXsmp)
    注意1: mkinitrdで作成するイメージファイルが 既に存在する場合、エラーとなります。 ファイルを削除して実行するか、-fオプションを使用してください。
    注意2: "/boot/initrd-xxxxxx.img already exists." が出力された場合は、正しくイメージファイルが作成されていません。
    (5) システムリブート
    # sync
    # reboot
サポート対象はKernel:2.6.9-42.7AX以降ですので、 続けて「ML4.0 SP2およびML4.0 SP2以降用ドライバの適用方法」を実施してください。

ML4.0 SP2およびML4.0 SP2以降用ドライバの適用方法

2.6.9-42.7AXまたは2.6.9-42.7AX以降のカーネルを使用される場合、必ず以下の手順で、ドライバを入れ替えてください。
  1. 2.6.9-42.7AX以降のカーネルを適用
  2. (1)2.6.9-42.7AX 〜 2.6.9-42.18AXの場合
    各カーネルの適用方法に関しては、「PP・サポートサービスの契約者向けweb」記載の リリースメモを参照し、適用方法の最後に記載されている「システムを再起動します。 」 以外を適用してください。
    (2)2.6.9-42.20AX以降の場合
    各カーネルの適用方法に関しては、 「PP・サポートサービスの契約者向けweb」記載のリリースメモを参照し、 適用してください。BTOに組み込まれているドライバを使用しますので、2.〜8. の手順は不要です。
  3. 既存ドライバの退避
  4. # cd /lib/modules/(kernel version)/kernel/drivers/scsi/
    # mv stex.ko stex.ko_org
  5. ダウンロードしたファイルを任意のディレクトリに格納
  6. ダウンロードしたファイルを展開
  7. # tar zxvf stex-3.6.0201.3_(kernel version).x86_64.tar.gz
  8. 展開したドライバを適用
  9. # tar zxvf stex_(kernel version).x86_64.tar.gz -C /
    (例:# tar zxvf stex_2.6.9-42.18AXsmp.x86_64.tar.gz -C /)
  10. ローダブルモジュールを自動起動にするための依存関係ファイルの作成
  11. # /sbin/depmod -aF /boot/System.map-(kernel version) (kernel version)
    (例:# /sbin/depmod -aF /boot/System.map-2.6.9-42.18AXsmp 2.6.9-42.18AXsmp)
  12. インストールされたモジュールイメージの作成
  13. # /sbin/mkinitrd /boot/initrd-(grub.confのinitrd内容) (kernel version)
    (例:# /sbin/mkinitrd -f /boot/initrd-2.6.9-42.18AXsmp.img 2.6.9-42.18AXsmp)
    注意1: mkinitrdで作成するイメージファイルが 既に存在する場合、エラーとなります。 ファイルを削除して実行するか、-fオプションを使用してください。
    注意2: "/boot/initrd-xxxxxx.img already exists." が出力された場合は、正しくイメージファイルが作成されていません。
  14. システムリブート
  15. # sync
    # reboot
ドライバ適用に関しての注意事項

  1. カーネルへドライバ適用後、必ず以下のコマンドにてドライバ versionを確認し、 ドライバが置き換わっていることを確認してください。


  2. # cat /proc/scsi/stex/X
    (Xは任意の数値。ご使用の環境によって異なります。)


    ***** SuperTrak EX8350/8300/16350/16300 Driver x.x.x.x*****
    ***** Copyright 2005 by Promise Technology, Inc. *****


    (例: ***** SuperTrak EX8350/8300/16350/16300 Driver 3.6.0201.3*****)

    注意1: x.x.x.xの箇所にドライバ versionが表示されます。

RAID管理ユーティリティについて

  1. N8103-105 ディスクアレイコントローラをご使用の際は、 「N8103-105 ディスクアレイコントローラ管理ユーティリティWeb-based Promise Array Manager Professional(WebPAM PRO)」を必ずインストールしてください。
    WebPAM PROは、以下のページに登録されている「ドライバ/ユーティリティ集」から、入手することが可能です。

    NEC 8番街 Linux on Express5800 -ダウンロード-


    WebPAM PROがインストールされていない場合、ディスクアレイの監視・管理ができず、縮退検知の遅れにつながる可能性があります。
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