ここからサイト内共通メニューです。
サイト内共通メニューを読み飛ばす。
サイト内共通メニューここまで。
2008年02月21日現在
ディスクアレイコントローラ(SATA2)
(N8103-101/103)
ディストリビューション Red Hat Enterprise Linux ES 4 (EM64T)
ディスクアレイコントローラ
(SATA2)用ドライバ
Promise SuperTrak EX Series Driver for Linux
Version 2.9.0.13n/3.0.0.1/3.6.0100.3


      本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。
      ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。


      なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。

記号の意味は以下の通りです。
◎…ドライバを適用し動作可能
○…ドライバを適用し一部問題があるが動作可能
×…動作不可
動作確認環境 / 動作確認内容 / ドライバの適用方法

■動作確認環境 ↑UP

No. 接続機器名称 型番
1 Express5800/120Rg-1(XD2/1.60G(4)) SATAモデル N8100-1241 1
2 増設用80GB HDD N8150-207A 3
3 ディスクアレイコントローラ(SATA2) N8103-101/103 1
4 ライザカード N8116-09 1
5 内蔵SATAケーブル K410-149(00) 1


■動作確認内容 ↑UP

No. 動作確認内容 結果 コメント
1 ドライバ適用後のシステム立ち上げ 問題なくシステムが起動することを確認
2 パーティションの作成/削除 正常に動作することを確認
3 ファイルシステムの作成、mount/umount 正常に動作することを確認
4 ディスクアレイコントローラ(SATA2)配下のディスクにアクセス Read/Write/データ比較で問題ないことを確認
5 ランニング評価 Read/Write/データ比較を繰り返すTPにて48時間以上問題ないことを確認

■ドライバの適用方法 ↑UP

本ドライバのインストール概要

<<Red Hat Enterprise Linux ES 4 Update 4 (EM64T) Install Discを
使用して、OSのインストールを実施する場合>>

Red Hat Enterprise Linux ES 4 Update 4 (EM64T)の媒体を使用してインストールを実施します。 以下の手順を参照の上、インストールしてください。

<適用順番>
RHEL4 Update 4のインストール方法について

RHEL4 Update 4以降用ドライバの適用方法について
  (2.6.9-42.EL以降のカーネル適用によりドライバの入れ替えが必要な場合)

<<Red Hat Enterprise Linux ES 4 Update 5 (EM64T) Install Discを
使用して、OSのインストールを実施する場合>>

カーネルに組み込まれているドライバを使用しますので、以下の手順は不要です。 また、Update 5以降のカーネルを適用する場合も、カーネルに組み込まれているドライバを使用しますので、以下の手順は不要です。


<<Red Hat Enterprise Linux ES 4 Update 6 (EM64T) Install Discを
使用して、OSのインストールを実施する場合>>

Red Hat Enterprise Linux ES 4 Update 6 (EM64T) Install Discを使用してOSをインストールした後、 「■RHEL4 Update6およびUpdate6以降用ドライバの適用方法」を参照し、ドライバを適用してください。


動作確認に使用したドライバディスク

OS version ドライバディスク
 RHEL4 Update 4 [2.6.9-42.EL] 2.9.0.13n[Download]

動作確認に使用したドライバ

現在、動作確認しているカーネルとドライバの組み合わせは、以下の一覧です。

kernel version Driver version
 2.6.9-42.EL(smp) - Update 4 2.9.0.13n[Download]
 2.6.9-42.0.2.EL(smp) - Errata 2.9.0.13n[Download]
 2.6.9-42.0.3.EL(smp) - Errata 2.9.0.13n[Download]
 2.6.9-42.0.8.EL(smp) - Errata 2.9.0.13n[Download]
 2.6.9-42.0.10.EL(smp) - Errata 2.9.0.13n[Download]
 2.6.9-55.EL(smp) - Update 5 3.0.0.1 *1
 2.6.9-55.0.2.EL(smp) - Errata 3.0.0.1 *1
 2.6.9-55.0.6.EL(smp) - Errata 3.0.0.1 *1
 2.6.9-55.0.9.EL(smp) - Errata 3.0.0.1 *1
 2.6.9-55.0.12.EL(smp) - Errata 3.0.0.1 *1
 2.6.9-67.EL(smp) - Update 6 3.6.0100.3[Download]
 2.6.9-67.0.1.EL(smp) - Errata 3.6.0100.3[Download]
 2.6.9-67.0.4.EL(smp) - Errata 3.6.0100.3[Download]
 *1 : カーネルに組み込まれているドライバ


RHEL4 Update 4のインストール方法について

  1. ダウンロードしたドライバディスク用のファイルからドライバディスクを作成します。
  2. # dd if=stex-2.9.0.13n_2.6.9-42.EL-x86_64.img of=/dev/XXX
    注意1: /dev/XXXには、フロッピーディスクドライブを指定します。
  3. Red Hat Enterprise Linux ES 4 Update 4 (EM64T)の1枚目をサーバにセットし、起動します。
  4. bootプロンプトに"linux dd"オプションを入力します。
  5. (例: boot: linux dd)
  6. "Do you have a driver disk?"と表示されますので、画面の指示にしたがってドライバディスクを適用してください。
  7. ドライバ適用後、画面の指示にしたがって、OSのインストールを完了してください。
なお、詳細なOSのインストール方法については、「Red Hat Enterprise Linux 4インストールガイド」を参照してください。

RHEL4 Update 4以降用ドライバの適用方法について

2.6.9-42.EL以降のカーネルにはドライバが含まれていますが、 必ず以下の操作を実施して、本ドライバに入れ替えてください。 ただし、RHEL4 Update 4インストール時に自動で適用されるカーネルには、 すでに本ドライバが適用されているため、以下の操作を実施する必要はありません。
  1. 2.6.9-42.EL以降のカーネルを適用
  2. # rpm -ivh kernel-(smp)-(kernel version).x86_64.rpm
    (例: # rpm -ivh kernel-smp-2.6.9-42.0.10.EL.x86_64.rpm)
    注意1: 既にカーネルが適用されている場合は、再度実施する必要はありません。
  3. 既存ドライバの退避
  4. # cd /lib/modules/(kernel version)/kernel/drivers/scsi/
    # mv stex.ko stex.ko_org
  5. ダウンロードしたファイルを任意のディレクトリに格納
  6. ダウンロードしたファイルを展開
  7. # tar zxvf stex-2.9.0.13n_(kernel version).x86_64.tar.gz
  8. 展開したドライバを適用
  9. # tar zxvf stex_(kernel version).x86_64.tar.gz -C /
    (例:# tar zxvf stex_2.6.9-42.0.10.ELsmp.x86_64.tar.gz -C /)
  10. ローダブルモジュールを自動起動にするための依存関係ファイルの作成
  11. # /sbin/depmod -aF /boot/System.map-(kernel version) (kernel version)
    (例:# /sbin/depmod -aF /boot/System.map-2.6.9-42.0.10.ELsmp 2.6.9-42.0.10.ELsmp)
  12. インストールされたモジュールイメージの作成
  13. # /sbin/mkinitrd /boot/initrd-(grub.confのinitrd内容) (kernel version)
    (例:# /sbin/mkinitrd -f /boot/initrd-2.6.9-42.0.10.ELsmp.img 2.6.9-42.0.10.ELsmp)
    注意1: mkinitrdで作成するイメージファイルが 既に存在する場合、エラーとなります。 ファイルを削除して実行するか、-fオプションを使用してください。
    注意2: "/boot/initrd-xxxxxx.img already exists." が出力された場合は、正しくイメージファイルが作成されていません。
  14. システムリブート
  15. # sync
    # reboot
RHEL4 Update6およびUpdate6以降用ドライバの適用方法

2.6.9-67.EL以降のカーネルにはドライバが含まれていますが、 必ず以下の操作を実施して、本ドライバに入れ替えてください。
  1. 2.6.9-67.EL以降のカーネルを適用
  2. # rpm -ivh kernel-(smp)-(kernel version).x86_64.rpm
    (例: # rpm -ivh kernel-smp-2.6.9-67.0.4.EL.x86_64.rpm)
    注意1: 既にカーネルが適用されている場合は、再度実施する必要はありません。
  3. 既存ドライバの退避
  4. # cd /lib/modules/(kernel version)/kernel/drivers/scsi/
    # mv stex.ko stex.ko_org
  5. ダウンロードしたファイルを任意のディレクトリに格納
  6. ダウンロードしたファイルを展開
  7. # tar zxvf stex-2.9.0.13n_(kernel version).x86_64.tar.gz
  8. 展開したドライバを適用
  9. # tar zxvf stex_(kernel version).x86_64.tar.gz -C /
    (例:# tar zxvf stex_2.6.9-67.0.4.ELsmp.x86_64.tar.gz -C /)
  10. ローダブルモジュールを自動起動にするための依存関係ファイルの作成
  11. # /sbin/depmod -aF /boot/System.map-(kernel version) (kernel version)
    (例:# /sbin/depmod -aF /boot/System.map-2.6.9-67.0.4.ELsmp 2.6.9-67.0.4.ELsmp)
  12. インストールされたモジュールイメージの作成
  13. # /sbin/mkinitrd /boot/initrd-(grub.confのinitrd内容) (kernel version)
    (例:# /sbin/mkinitrd -f /boot/initrd-2.6.9-67.0.4.ELsmp.img 2.6.9-67.0.4.ELsmp)
    注意1: mkinitrdで作成するイメージファイルが 既に存在する場合、エラーとなります。 ファイルを削除して実行するか、-fオプションを使用してください。
    注意2: "/boot/initrd-xxxxxx.img already exists." が出力された場合は、正しくイメージファイルが作成されていません。
  14. システムリブート
  15. # sync
    # reboot
ドライバ適用に関しての注意事項

  1. 上記手順にてドライバを適用した後、必ず以下のコマンドにてドライバ versionを確認し、ドライバが置き換わっていることを確認してください。


  2. # cat /proc/scsi/stex/X
    (Xは任意の数値。ご使用の環境によって異なります。)


    ***** SuperTrak EX8350/8300/16350/16300 Driver x.x.x.x*****
    ***** Copyright 2005 by Promise Technology, Inc. *****
    注意1: x.x.x.xの箇所にドライバ versionが表示されます。

  3. 動作確認は、下記ドライバソースで行っています。
動作確認に使用したドライバソース

kernel version ドライバソース
 2.6.9-42.EL(smp) - Update 4 2.9.0.13n[Download]
 2.6.9-42.0.2.EL(smp) - Errata
 2.6.9-42.0.3.EL(smp) - Errata
 2.6.9-42.0.8.EL(smp) - Errata
 2.6.9-42.0.10.EL(smp) - Errata
 2.6.9-67.EL(smp) - Update 6 3.6.0100.3[Download]
 2.6.9-67.0.1.EL(smp) - Errata
 2.6.9-67.0.4.EL(smp) - Errata
  1. ドライバの最新情報は、以下のPromise社URLを参照してください。


  2. http://www.promise.com/

    「Support」の「Downloads」からSuperTrak EX8350 または SuperTrak EX4350を参照してください。

RAID管理ユーティリティについて

  1. N8103-101/103 ディスクアレイコントローラ(SATA2)をご使用の際は、 「N8103-101/103 ディスクアレイコントローラ(SATA2)管理ユーティリティWeb-based Promise Array Manager (WebPAM)」を必ずインストールしてください。
    WebPAMは、以下のページに登録されている「ドライバ/ユーティリティ集」から、入手することが可能です。

    NEC 8番街 Linux on Express5800 -ダウンロード-


    WebPAMがインストールされていない場合、ディスクアレイの監視・管理ができず、縮退検知の遅れにつながる可能性があります。
戻る ↑UP
Copyright NEC Corporation. 1994- All rights reserved.