MIRACLE LINUX V4.0 SP2の媒体を使用してインストールする場合は、本手順は不要です。
OSのインストール後、「ドライバの適用方法について」を参照し、ドライバを適用してください。 |
- ダウンロードしたドライバディスク用のファイルからドライバディスクを作成します。
- # dd if=ml40-x86_64-drv-stex-20061031.img of=/dev/XXX
注意1: |
/dev/XXXには、フロッピーディスクドライブを指定します。 |
- MIRACLE LINUX V4.0 for x86-64 インストールCDの1枚目をサーバにセットし、起動します。
- bootプロンプトに"linux dd"オプションを入力します。
- (例: boot: linux dd)
- "Do you have a driver disk?"と表示されますので、画面の指示にしたがってドライバディスクを適用してください。
- ドライバ適用後、画面の指示にしたがって、ML4.0のインストールを完了してください。
なお、詳細なOSのインストール方法については、「MIRACLE LINUX V4.0 - Asianux Inside インストレーションガイド」を参照してください。
- ML4.0のインストール後、ML4.0 SP1の媒体をセットし、MIRACLE LINUX社Webに掲載されている適用手順を参照し、ML4.0 SP1を適用してください。
ただし、ML4.0 SP1には本ドライバが含まれていません。ML4.0 SP1適用後、サーバを再起動せずに引き続き「ドライバの適用方法について」を参照し、ドライバを適用してください。
■ドライバの適用方法について
カーネルにドライバが含まれている場合がありますが、必ず以下の手順で、本ドライバに入れ替えてください。 |
- カーネルを適用
- # rpm -ivh kernel-(smp)-(kernel version).x86_64.rpm
- (例: # rpm -ivh kernel-smp-2.6.9-42.18AX.x86_64.rpm)
注意1: |
既にカーネルが適用されている場合は、再度実施する必要はありません。 |
- 既存ドライバの退避
- # cd /lib/modules/(kernel version)/kernel/drivers/scsi/
- # mv stex.ko stex.ko_org
注意1: |
既存ドライバがない場合は、本手順は実施する必要はありません。 |
- ダウンロードしたファイルを任意のディレクトリに格納
- ダウンロードしたファイルをすべて展開
- # tar zxvf stex-3.0.0.2_2.6.9-42.18AX.x86_64.tar.gz
- 展開したドライバを適用
- # tar zxvf stex_(kernel version).i686.tar.gz -C /
- (例:# tar zxvf stex_2.6.9-42.18AXsmp.x86_64.tar.gz -C /
- ローダブルモジュールを自動起動にするための依存関係ファイルの作成
- # /sbin/depmod -aF /boot/System.map-(kernel version) (kernel version)
- (例:# /sbin/depmod -aF /boot/System.map-2.6.9-42.18AXsmp 2.6.9-42.18AXsmp)
- インストールされたモジュールイメージの作成
- # /sbin/mkinitrd /boot/initrd-(grub.confのinitrd内容) (kernel version)
- (例:# /sbin/mkinitrd -f /boot/initrd-2.6.9-42.18AXsmp.img 2.6.9-42.18AXsmp)
- システムリブート
- # sync
- # reboot
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■ドライバ適用に関しての注意事項
- カーネルへドライバ適用後、必ず以下のコマンドにてドライバ versionを確認し、
ドライバが置き換わっていることを確認してください。
- # cat /proc/scsi/stex/X
- (Xは任意の数値。ご使用の環境によって異なります。)
- ***** SuperTrak EX8350/8300/16350/16300 Driver x.x.x.x*****
- ***** Copyright 2005 by Promise Technology, Inc. *****
- (例: ***** SuperTrak EX8350/8300/16350/16300 Driver 3.0.0.2*****)
注意1: |
x.x.x.xの箇所にドライバ versionが表示されます。
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- 動作確認は、下記ドライバソースで行っています。
- ■動作確認に使用したドライバソース
kernel version |
ドライバソース |
2.6.9-34.21AX(smp) |
2.9.0.16[Download] |
2.6.9-42.7AX(smp) |
3.0.0.2[Download] |
2.6.9-42.10AX(smp) |
2.6.9-42.15AX(smp) |
2.6.9-42.16AX(smp) |
2.6.9-42.17AX(smp) |
2.6.9-42.18AX(smp) |
- ドライバの最新情報は、以下のMIRACLE LINUX社URLを参照してください。
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http://www.miraclelinux.com/
-
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■RAID管理ユーティリティについて
- N8103-101/103 ディスクアレイコントローラ(SATA2)をご使用の際は、
「N8103-101/103 ディスクアレイコントローラ(SATA2)管理ユーティリティWeb-based Promise Array Manager (WebPAM)」を必ずインストールしてください。
WebPAMは、以下のページに登録されている「ドライバ/ユーティリティ集」から、入手することが可能です。
NEC 8番街 Linux on Express5800 -ダウンロード-
WebPAMがインストールされていない場合、ディスクアレイの監視・管理ができず、縮退検知の遅れにつながる可能性があります。
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