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2002年11月01日現在
Fibre Channelコントローラ(N8190-100)
ディストリビューション Red Hat Linux 7.2
(KERNEL 2.4.7-10smp)
(XFree86-4.1.0)

Fibre Channel用ドライバ QLogic Driver(qla2200.o) for Linux - Version 6.0b20


      本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。
      ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。


      なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。

記号の意味は以下の通りです。
◎…ドライバを適用し動作可能
○…ドライバを適用し一部問題があるが動作可能
×…動作不可
動作確認環境 / 動作確認内容 / ドライバの適用方法 / 注意事項

■動作確認環境 ↑UP

No. 機器名称 型番
1 Express5800/120Lf (ホットプラグ ライトモデル / PentiumIII-S 1.13G / メモリ 256MB) N8100-840 1
2 増設用18.1GB HDD N8150-144 1
3 Fibre Channelコントローラ (FibreChannelディスクアレイ装置(ST12000)接続用) N8190-100 1
4 Fibre Cannelディスクアレイ装置 (ST12000) N8190-82 1
5 デュアルポート機構 N8190-88 1
6 Fibre Channelケーブル K410-105(05),(10) 1


■動作確認内容 ↑UP

No. 動作確認内容 結果 コメント
1 ドライバ適用後のシステム立ち上げ 問題なくシステムが起動することを確認
2 パーティションの作成/削除 正常に動作することを確認
3 ファイルシステムの作成、mount/umount 正常に動作することを確認
4 Fibre Channelコントローラ配下のディスクにアクセス Read/Write/データ比較で問題ないことを確認
5 ランニング評価 Read/Write/データ比較を繰り返すTPにて48時間以上問題ないことを確認
6 ケーブルの抜差し(障害時の擬似確認) アクセスしていたコマンドが異常終了することを確認

■ドライバの適用方法 ↑UP

ドライバの適用方法

使用したドライバ [ Download ]
  1. 以下パッケージがインストールされていることを確認
    ・kernel-headers-2.4.7-10.i386.rpm
    ・kernel-source-2.4.7-10.i386.rpm
  2. ダウンロードしたドライバを任意のディレクトリに格納
  3. ダウンロードしたファイルを解凍
    # tar xzvf qla2x00src-v6.0b20.tgz
  4. ドライバのMake方法及びインストール
    <smp環境の場合>
    # make clean
    # make all SMP=1 OSVER=linux-2.4
    # cp ./qla2200.o /lib/modules/(Kernel Version)/kernel/drivers/scsi/
    <up環境の場合>
    # make clean
    # make all OSVER=linux-2.4
    # cp ./qla2200.o /lib/modules/(Kernel Version)/kernel/drivers/scsi/
  5. /etc/modules.confに以下内容を追加
    options scsi_mod max_scsi_luns=X (Xは任意の数値[LUN認識最大数])
    alias scsi_hostadapterX qla2200 (Xは任意の数値)
      ※ 既にqla2x00の記述がある場合は、qla2x00をqla2200に変更してください。
  6. ローダブルモジュールを自動起動するため依存関係ファイルの作成
    # depmod -a
  7. インストールされたモジュールイメージの作成
    <GRUBをブートローダとして使用する場合>
    # /sbin/mkinitrd /boot/(grub.confのinitrd内容) (Kernel Version)
    (例:# /sbin/mkinitrd /boot/initrd-2.4.7-10smp.img 2.4.7-10smp)
    <LILOをブートローダとして使用する場合>
    # /sbin/mkinitrd /boot/(lilo.confのinitrd内容) (Kernel Version)
    (例:# /sbin/mkinitrd /boot/initrd-2.4.7-10smp.img 2.4.7-10smp)
  8. mkinitrdで作成するイメージファイルが既に存在する場合、エラーとなります。ファイルを削除して実行するか、-fオプションを使用してください。 "/boot/initrd-xxxxxx.img already exists."が出力された場合は、正しくイメージファイルが作成されておりません。
  9. liloの再インストール (GRUB使用時、不必要)
    # lilo -v
    ※ /etc/lilo.confの修正が必要な場合は、修正後実行。
  10. システムリブート
    # sync
    # reboot
ドライバ適用に関しての注意事項

  1. ドライバの最新情報は、以下QLogic社URLを参照してください。

    http://www.qlogic.com/

    ※「Drivers / Software」からQLA2200を参照してください。

  2. Logical Drive作成後、システムを再起動せずに以下コマンドを実行しても動的追加はできません。システムの再起動を行い新たに作成したLogical Driveを認識させるか、ドライバのUnload/Loadにより、新たに作成したLogical Driveを認識させてください。

    # echo "scsi add-single-device a b c d" > /proc/scsi/scsi
    ( a:ホストアダプタ番号 / b:ホストアダプタ上のSCSIチャネル番号 / c:SCSI-ID / d:LUN )
■注意事項 ↑UP

  1. ディスクアレイ装置を御使用の際、LUNは、0から連続する番号で作成願います。
    0,1,4と作成した場合、LUN:4がシステム起動時、認識できません。システム再起動後、動的追加により認識は可能です。
  2. システム起動時、Fibre Cannelディスクアレイ装置 (ST12000)の構成によって、"PSEUDO Device"が表示されます。本デバイスは、ディスクアレイ装置に全くLUNが存在しない場合、OSから認識されないため、自動的にディスクアレイ装置が生成します。システム起動時にこの"PSEUDO Device"へのアクセスでエラーの表示がされますが、ディスクアレイ装置を制御するためにあるデバイスであり、通常のアクセスができません。そのため、エラー表示されることは特に問題はありません。
  3. KernelをVersion Upする際は、modules.confの"alias scsi_hostadapterX qla2200"の先頭に"#"をつけてVersion Upしてください。ドライバを組み込む際は、再度ソースから上記手順でドライバを組み込むことが可能です。ただし、動作検証は上記で記載されたKernel Versionでのみ行っております。
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