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2007年04月26日現在
LANインターフェース(1000BASE-T)
Linuxバンドルモデル Red Hat Enterprise Linux ES 4 (Linuxバンドルモデル製品)

1000BASE-T用ドライバ
Intel Driver for Linux - Version 7.2.9nec1-NAPI

記号の意味は以下の通りです。
◎…ドライバを適用し動作可能
○…ドライバを適用し一部問題があるが動作可能
×…動作不可
動作確認環境 / 動作確認内容 / ドライバの適用方法 / 注意事項

■動作確認環境 ↑UP

動作確認マシン: LinuxバンドルモデルでLANインターフェース(1000BASE-T)を使用する下記Express5800/100シリーズ

No. 動作確認マシン
1 Express5800/110Gd
2 Express5800/110Gc-C

No. 接続機器名称 型番
1 スイッチングハブ(ES1000/208T) N468G-N11 1
2 LANケーブル - 2

■動作確認内容 ↑UP

No. 動作確認内容 結果 コメント
1 基本動作確認 ping/telnet/ftpコマンドが正常に動作することを確認
2 Jumbo Frame機能の確認 パケットサイズ(MTU:2048/4096/8192/9000)を変更して正常に動作することを確認
3 netdump機能の確認 正常に動作することを確認
4 二重化機能(対障害性:Fault Tolerance)の確認 正常に動作することを確認
5 ランニング評価 Read/Write/データ比較を繰り返すTPにて48時間以上問題ないことを確認
6 通信速度固定評価 スイッチングハブの設定を10H/10F/100H/100F/1GFに設定し正常に動作することを確認

二重化機能
ディストリビューションにパッケージングされている Bondingドライバを使用して、 評価を実施しました。 bondingドライバの使用方法については、以下を参考にしてください。

Linuxシステム内のドキュメント(例):
/usr/src/linux-(Kernel Version)/Documentation/networking/bonding.txt

※(Kernel Version)は、現在ご使用のKernel Versionです。

■ドライバの適用方法 ↑UP

動作検証に使用したドライバ

現在、動作検証しているカーネルとドライバの組み合わせは、以下の一覧です。

kernel version Driver version
 2.6.9-42.EL(smp/hugemem) 7.2.9nec1-NAPI[Download]
 2.6.9-42.0.2.EL(smp/hugemem) 7.2.9nec1-NAPI[Download]
 2.6.9-42.0.3.EL(smp/hugemem) 7.2.9nec1-NAPI[Download]
 2.6.9-42.0.8.EL(smp/hugemem) 7.2.9nec1-NAPI[Download]
 2.6.9-42.0.10.EL(smp/hugemem) 7.2.9nec1-NAPI[Download]

ドライバの適用方法について

2.6.9-42.EL以降のカーネルにはドライバが含まれていますが、 必ず以下の操作を実施して、本ドライバに入れ替えてください。
  1. 2.6.9-42.EL以降のカーネルを適用
  2. # rpm -ivh kernel-(smp/hugemem)-(kernel version).i686.rpm
    (例: # rpm -ivh kernel-smp-2.6.9-42.0.10EL.i686.rpm)
    注意1: 既にカーネルが適用されている場合は、再度実施する必要はありません。
  3. 既存ドライバの退避
  4. # cd /lib/modules/(kernel version)/kernel/drivers/net/e1000
    # mv e1000.ko e1000.ko_org
  5. ダウンロードしたファイルを任意のディレクトリに格納
  6. ダウンロードしたファイルを展開
  7. # tar zxvf e1000_(kernel version)_i686.tgz
  8. 展開したドライバを適用
  9. # tar zxvf e1000_(kernel version)_i686.tgz -C /
    (例:# tar zxvf e1000_2.6.9-42.0.10.EL_i686.tgz -C /)
  10. ローダブルモジュールを自動起動にするための依存関係ファイルの作成
  11. # /sbin/depmod -aF /boot/System.map-(kernel version) (kernel version)
    (例:# /sbin/depmod -aF /boot/System.map-2.6.9-42.0.10.EL 2.6.9-42.0.10.EL)
  12. インストールされたモジュールイメージの作成
  13. # /sbin/mkinitrd /boot/initrd-(grub.confのinitrd内容) (kernel version)
    (例:# /sbin/mkinitrd -f /boot/initrd-2.6.9-42.0.10.EL.img 2.6.9-42.0.10.EL)
    注意1: mkinitrdで作成するイメージファイルが 既に存在する場合、エラーとなります。 ファイルを削除して実行するか、-fオプションを使用してください。
    注意2: "/boot/initrd-xxxxxx.img already exists." が出力された場合は、正しくイメージファイルが作成されていません。
  14. システムリブート
  15. # sync
    # reboot
■注意事項 ↑UP

  1. JumboFrameを設定すると受信性能が著しく劣化ことがあります。JumboFrameを使用する場合、 以下回避手順に従って設定してください。
【回避手順】
    1. JumboFrameを設定したいLANポートの以下ファイルに"MTU=X"を追加してください。
    2. /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ethY

      注意1: Xは、任意のMTUサイズ。Yは、任意の数値。
    3. システムをリブートしてください。
    4. # sync
      # reboot
    5. ifconfigコマンドで、MTU値が期待している値になっていることを確認してください。
    6. # ifconfig
または、以下のコマンドラインでも回避できますが、再起動時に毎回設定する必要があります。
# ifdown ethY
# ifconfig ethY mtu X
# ifup ethY
注意1: Xは、任意のMTUサイズ。Yは、任意の数値。
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