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ホーム > 製品 > コンピュータプラットフォーム > Express5800シリーズポータル > Linux on Express5800 > Linux動作確認情報 一覧 > Linux動作確認情報 詳細
2010年10月7日
Express5800/R110c-1
ディストリビューション Red Hat Enterprise Linux 4.8 (x86/x86_64)
( KERNEL 2.6.9-89.EL )

      本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。
      ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。


      なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。

記号の意味
◎…当該ディストリビューションで動作可能
○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能
×…動作不可
−…未サポート
空欄…未確認
製品情報 / インストール確認 / 共通動作確認 / ハードウェア増設 / バックアップ動作

■製品情報 UP

型番 装置名称

N8100-1692
N8100-1693
N8100-1694
Express5800/R110c-1 (2.5型ドライブ, 非冗長電源モデル)
Intel®Pentium® G6950 (2C/2T) 2.80GHz
Intel®Xeon® X3430 (4C/4T) 2.40GHz
Intel®Xeon® X3470 (4C/8T) 2.93GHz

N8100-1695
N8100-1696
Express5800/R110c-1 (2.5型ドライブ, 冗長電源モデル)
Intel®Xeon® X3430 (4C/4T) 2.40GHz
Intel®Xeon® X3470 (4C/8T) 2.93GHz

N8100-1697
N8100-1698
Express5800/R110c-1 (3.5型ドライブ, 非冗長電源モデル)
Intel®Pentium® G6950 (2C/2T) 2.80GHz
Intel®Xeon® X3430 (4C/4T) 2.40GHz

■インストール確認 UP

ハードウェア構成

構成 ドライブ 構成概要
1 3.5型 SATA
LSI RAID
N8103-129 RAIDコントローラ(256MB, RAID0/1/10)
増設用 HDD
2 3.5型 SATA
LSI RAID
N8103-130 RAIDコントローラ(256MB, RAID0/1/5/6/10/50)
増設用 HDD
3 3.5型 SATA
PROMISE RAID
N8103-128 RAIDコントローラ(128MB RAID0/1/10)
増設用 HDD
4 3.5型 SATA
PROMISE RAID
N8103-134 RAIDコントローラ(512MB RAID0/1/5/6/10/50)
増設用 HDD
5 3.5型 SATA
単体接続
増設用 HDD

動作確認

評価項目 結果 コメント
構成1,2 構成3,4 構成5
OSのインストール
(注1,2,3)

(注1,2,3)

(注1,2,3)
ディストリビューションの CD/DVD メディアから起動してインストール。
作成パーティション数 14 14 14 ドライブ全領域を使用。
ハードドライブ ファイルのコピー/比較動作を確認。
RAIDドライブの縮退動作 RAID 0 は除く
RAIDドライブの再構築 RAID 0 は除く
負荷ランニング 12h 12h 12h 各ドライブ、ネットワークへの連続負荷時間。
再起動 10 10 10 繰り返し回数。
(注1)
ドライバディスクを使用してインストールを行います。以下のドライバが適用されます。
megaraid_sas 00.00.04.01n2-RH1
stex 4.6.0000.40
e1000e 1.1.19-NAPI

[ドライバ適用的順]
  1. こちら(rhel48_GW2.zip) を解凍し、フロッピーディスクイメージ ( dd.img ) からドライバディスクを作成してください。
    RHES4_x86/driver/driverdisk/dd.img (← x86 システムの場合)
    RHES4_EM64T/driver/driverdisk/dd.img (← x86_64システムの場合)
  2. ディストリビューションの CD/DVD メディアから起動し、「boot:」と表示されたところで次を入力してください。
    linux dd usb-handoff
  3. 指示に従い、ドライバディスクを適用してください。
  4. あとは、通常通りのインストールを行います。
(注2)
x86_64 環境では largesmp カーネルで運用する必要があります。
  1. インストールメディア「Install CD」または 「Install DVD」をマウントし、largesmpカーネルをインストールします。
    # mount /media/cdrom
    # rpm -ivh /media/cdrom/RedHat/RPMS/kernel-largesmp-2.6.9-89.EL.x86_64.rpm
  2. インストールメディアを取り出してください。
    # eject
  3. /boot/grub/grub.conf を編集し「default=0」として、largesmp カーネルで起動する設定とします。
  4. システムを再起動してください。
  5. ドライバのアップデートを行います。
    [ドライバ適用手順]
    1. こちら(rhel48_GW2.zip) を入手し、/tmp にコピーします。
    2. 次を順に実行します。
      # cd /tmp
      # unzip rhel48_GW2.zip
      # cd RHES4_EM64T/driver/
      # tar zxvf e1000e/*largesmp*.tar.gz -C /
      # tar zxvf megaraid_sas/*largesmp*.tar.gz -C /
      # tar zxvf stex/*largesmp*.tar.gz -C /
      # depmod -aF /boot/System.map-2.6.9-89.ELlargesmp 2.6.9-89.ELlargesmp
      # mkinitrd -f /boot/initrd-2.6.9-89.ELlargesmp.img 2.6.9-89.ELlargesmp
    3. 再起動します。
(注3)重要
インストール終了後、EDAC機能が有効にならない設定を行ってください。EDAC機能が有効になると、ハードウェアの保守に必要な「システムイベントログ」を記録できなくなります。
  1. /etc/modprobe.conf に下記を追記します。
    install *_edac /bin/true
    install edac_* /bin/true
  2. rebootします。
  3. lsmod コマンドのリストに「edac」という文字列がないことを確認します。

■共通動作確認 UP

評価項目 結果 コメント
X Window System の動作 解像度 1024x768、色数 16bit が表示される。
インストール直後の設定が適切でない場合は、設定しなおしてください。
マウス・キーボード X Window System における動作を確認。
標準LANポート
(注1)
sshでログインできる、ftpで100MBのファイルが転送できる。
標準LANポート二重化 (bonding) bondingドライバを使用し ssh,ftpが動作する。 こちらのページを参照。
CPUの認識 cat /proc/cpuinfo にて、動作周波数、論理CPU数を確認。
メモリの認識 cat /proc/meminfo にて総容量を確認。
最大メモリ実装 32 (GB) 物理メモリ総容量
光ディスクドライブ ファイルのコピー/比較動作を確認。
フロッピードライブ
シリアル・ポート 設定を行うことで、コンソール出力が表示され、ログインできる。
EXPRESSSCOPEエンジン2
リモートKVM/リモートメディア

(注2)
ご使用には、N8115-03「リモートマネージメント拡張ライセンス」の購入が必要です。
リモートKVMでの解像度 1024x768、色数 16bit の表示
リモートメディア(DVD/FDD)の認識・使用
リモートKVM/リモートメディアを使用したインストール
(注1)
標準LANドライバをアップデートしています。

(注2)
OSインストール時にリモートメディアを使用してドライバディスクを適用する際、「Insert Driver Disk」の画面でドライバディスクを認識しない場合は、「Back」を押して「Driver Disk Source」の画面に戻り、デバイスを指定し直してください。(例:scd0 → sda)

■ハードウェア増設 UP
増設可能なオプションは、本体に接続定義されている製品となります。

機器名称 結果
ハードディスクドライブ 3.5インチSATA
バックアップ装置 (注1)
増設LANボード (注1)
(注1)
バックアップ装置/増設LANボードについては、オプションの動作確認ページ (こちら) を参照してください。

■バックアップ動作 UP
バックアップ装置を接続した場合の本体装置の動作確認です。

ハードウェア構成

接続 型番 機器名称 ドライバ
接続1 N8103-107 増設ボード SCSIコントローラ (U320) aic79xx
接続2 - オンボード USBコントローラ (USB2.0) -
接続3 N8103-104A 増設ボード SASコントローラ mptsas

動作確認

評価項目 結果 コメント
接続1 接続2 接続3
バックアップ、リストア tar コマンドの簡易動作。
再起動 5 5 5 繰り返し回数。

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