Express5800/R110b-1 | |
ディストリビューション | CentOS 4.8 (x86/x86_64) ( KERNEL 2.6.9-89.EL ) |
本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。 ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。 なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。 |
記号の意味 |
◎…当該ディストリビューションで動作可能 ○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能 ×…動作不可 −…未サポート 空欄…未確認 |
製品情報 / インストール確認 / 共通動作確認 / ハードウェア増設 / バックアップ動作 |
■製品情報 | UP |
型番 | 装置名称 |
---|---|
N8100-1636 N8100-1637 N8100-1638 | Express5800/R110b-1 (2.5インチHDDモデル) デュアルコア Intel®Pentium® G6950 2.80GHz クアッドコア Intel®Xeon® X3430 2.40GHz クアッドコア Intel®Xeon® X3460 2.80 GHz |
N8100-1582 N8100-1583 | Express5800/R110b-1 (2.5インチHDDモデル, 冗長電源) クアッドコア Intel®Xeon® X3430 2.40GHz クアッドコア Intel®Xeon® X3460 2.80 GHz |
N8100-1584 N8100-1585 | Express5800/R110b-1 (3.5インチHDDモデル) デュアルコア Intel®Pentium® G6950 2.80GHz クアッドコア Intel®Xeon® X3430 2.40 GHz |
■インストール確認 | UP |
■ハードウェア構成
構成 | ドライブ | 構成概要 | 数 |
---|---|---|---|
1 | SATA/SAS DAC(LSI) RAID1 |
N8103-116A/N8103-118A RAIDコントローラ (内蔵SATA/SAS HDD用) | 1 |
増設用 HDD (RAID1) | 2 | ||
2 | SATA/SAS DAC(LSI) RAID5 |
N8103-117A/N8103-118A RAIDコントローラ (内蔵SATA/SAS HDD用) | 1 |
増設用 HDD (RAID5) | 3 | ||
3 | SATA | 増設用 HDD | 3 |
4 | SATA/SAS DAC(PROMISE) RAID1 |
N8103-109 RAIDコントローラ (内蔵SATA/SAS HDD用) | 1 |
増設用 HDD (RAID1) | 2 | ||
5 | SATA/SAS DAC(PROMISE) RAID5 |
N8103-109 RAIDコントローラ (内蔵SATA/SAS HDD用) | 1 |
増設用 HDD (RAID5) | 3 |
■動作確認
評価項目 | 結果 | コメント | ||
---|---|---|---|---|
構成1,2 | 構成3 | 構成4,5 | ||
OSのインストール | ◎ (注1,2,3) |
◎ (注1,2,3) |
◎ (注1,2,3) |
ディストリビューションの CD/DVD メディアから起動してインストール。 |
作成パーティション数 | 14 | 14 | 14 | ドライブ全領域を使用。 |
ハードドライブ | ◎ | ◎ | ◎ | ファイルのコピー/比較動作を確認。 |
RAIDドライブの縮退動作 | ◎ | - | ◎ | Hotplug対応の場合は、運用中にRAID構成のHDDを1つ取外す。 |
RAIDドライブの再構築 | ◎ | - | ◎ | Hotplug対応の場合は、運用中にHDDを交換し自動で再構築すること。 |
負荷ランニング | 12h | 12h | 12h | 各ドライブ、ネットワークへの連続負荷時間。 |
再起動 | 10 | 10 | 10 | 繰り返し回数。 |
(注1)
ドライバディスクを使用してインストールを行います。以下のドライバが適用されます。
megaraid_sas 00.00.04.01n-RH1 stex 4.6.0000.40 e1000e 1.1.19
[ドライバ適用的順](注2)
- こちら(rhel48_GW.zip) を解凍し、フロッピーディスクイメージ ( dd.img ) からドライバディスクを作成してください。
rhel48_GW/RHES4_x86/driver/driverdisk/dd.img (← x86 システムの場合)
rhel48_GW/RHES4_EM64T/driver/driverdisk/dd.img (← x86_64システムの場合)- ディストリビューションの CD/DVD メディアから起動し、「boot:」と表示されたところで次を入力してください。
linux dd usb-handoff- 指示に従い、ドライバディスクを適用してください。
- あとは、通常通りのインストールを行います。
x86_64 環境では largesmp カーネルで運用する必要があります。(注3)重要
- インストールメディア「Install CD」または 「Install DVD」をマウントし、largesmpカーネルをインストールします。
# mount /media/cdrom
# rpm -ivh /media/cdrom/CentOS/RPMS/kernel-largesmp-2.6.9-89.EL.x86_64.rpm
- インストールメディアを取り出してください。
# eject- /boot/grub/grub.conf を編集し「default=0」として、largesmp カーネルで起動する設定とします。
- システムを再起動してください。
- ドライバのアップデートを行います。
[ドライバ適用手順]
- こちら(rhel48_GW.zip) を入手し、/tmp にコピーします。
- 次を順に実行します。
# cd /tmp
# unzip rhel48_GW.zip
# cd rhel48_GW/RHES4_EM64T/driver/
# tar zxvf e1000e/*largesmp*.tar.gz -C /
# tar zxvf megaraid_sas/*largesmp*.tar.gz -C /
# tar zxvf stex/*largesmp*.tar.gz -C /
# depmod -aF /boot/System.map-2.6.9-89.ELlargesmp 2.6.9-89.ELlargesmp
# mkinitrd -f /boot/initrd-2.6.9-89.ELlargesmp.img 2.6.9-89.ELlargesmp- 再起動します。
インストール終了後、EDAC機能が有効にならない設定を行ってください。EDAC機能が有効になると、ハードウェアの保守に必要な「システムイベントログ」を記録できなくなります。
- /etc/modprobe.conf に下記を追記します。
install *_edac /bin/true
install edac_* /bin/true
- rebootします。
- lsmod コマンドのリストに「edac」という文字列がないことを確認します。
■共通動作確認 | UP |
評価項目 | 結果 | コメント |
---|---|---|
X Window System の動作 | ◎ | 解像度 1024x768、色数 16bit が表示される。 インストール直後の設定が適切でない場合は、設定しなおしてください。 |
マウス・キーボード | ◎ | X Window System における動作を確認。 |
標準LANポート | ○ (注1) |
sshでログインできる、ftpで100MBのファイルが転送できる。 |
標準LANポート二重化 (bonding) | ◎ | bondingドライバを使用し ssh,ftpが動作する。 こちらのページを参照。 |
CPUの認識 | ◎ | cat /proc/cpuinfo にて、動作周波数、論理CPU数を確認。 |
メモリの認識 | ◎ | cat /proc/meminfo にて総容量を確認。 |
最大メモリ実装 | 32 (注2) |
(GB) 物理メモリ総容量 |
光ディスクドライブ | ◎ | ファイルのコピー/比較動作を確認。 |
フロッピードライブ | ◎ | |
シリアル・ポート | ◎ | 設定を行うことで、コンソール出力が表示され、ログインできる。 |
EXPRESSSCOPEエンジン2 リモートKVM/リモートメディア |
◎ (注3) |
※ご利用には、N8115-03「リモートマネージメント拡張ライセンス」の購入が必要です。 リモートKVMでの解像度 1024x768、色数 16bit の表示 リモートメディア(DVD/FDD)の認識・使用 リモートKVM/リモートメディアを使用したインストール |
(注1)
標準LANドライバをアップデートしています。
(注2)
x86版で16GB以上のメモリを使用する場合は、hugememカーネルを使用します。
Intel®Pentium® G6950 搭載の N8100-1636 N8100-1584 については、メモリの搭載は最大で 16GB まで可能です。
(注3)
OSインストール時にリモートメディアを使用してドライバディスクを適用する際、「Insert Driver Disk」の画面でドライバディスクを認識しない場合は、「Back」を押して「Driver Disk Source」の画面に戻り、デバイスを指定し直してください。(例:scd0 → sda)
■ハードウェア増設 | UP |
機器名称 | 結果 | |
---|---|---|
ハードディスクドライブ | 2.5インチSAS | ◎ |
2.5インチSATA | ◎ | |
2.5インチSSD | ◎ | |
3.5インチSATA | ◎ | |
バックアップ装置 | (注1) | |
増設LANボード | (注1) |
(注1)
バックアップ装置/増設LANボードについては、RHEL4 オプションの動作確認ページ (こちら) を参照してください。
■バックアップ動作 | UP |
■ハードウェア構成
接続 | 型番 | 機器名称 | ドライバ |
---|---|---|---|
接続1 | N8103-107 | 増設ボード SCSIコントローラ (U320) | aic79xx |
接続2 | - | オンボード USBコントローラ (USB2.0) | - |
接続3 | N8103-104A | 増設ボード SASコントローラ | mptsas |
■動作確認
評価項目 | 結果 | コメント | ||
---|---|---|---|---|
接続1 | 接続2 | 接続3 | ||
バックアップ、リストア | ◎ | ◎ | ◎ | tar コマンドの簡易動作。 |
再起動 | 5 | 5 | 5 | 繰り返し回数。 |
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