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ホーム > 製品 > コンピュータプラットフォーム > Express5800シリーズポータル > Linux on Express5800 > Linux動作確認情報 一覧 > Linux動作確認情報 詳細
2010年6月29日
Express5800/GT110b-S
ディストリビューション Red Hat Enterprise Linux 4.8 (x86/x86_64)
( KERNEL 2.6.9-89.EL )

      本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。
      ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。


      なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。

記号の意味
◎…当該ディストリビューションで動作可能
○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能
×…動作不可
−…未サポート
空欄…未確認
製品情報 / インストール確認 / 共通動作確認 / ハードウェア増設 / バックアップ動作

■製品情報 UP

型番 装置名称

N8100-1595Y
N8100-1596Y
Express5800/GT110b-S 3.5型HDDモデル (空冷)
デュアルコア Intel®Pentium® G6950 2.80GHz
デュアルコア Intel®Core® i3-540 3.06GHz

N8100-1680Y
N8100-1597Y
Express5800/GT110b-S 2.5型HDDモデル (空冷)
デュアルコア Intel®Pentium® G6950 2.80GHz
デュアルコア Intel®Core® i3-540 3.06GHz

N8100-1598Y
N8100-1599Y
Express5800/GT110b-S 3.5型HDDモデル (水冷)
デュアルコア Intel®Pentium® G6950 2.80GHz
デュアルコア Intel®Core® i3-540 3.06GHz

N8100-1600Y
Express5800/GT110b-S 2.5型HDDモデル (水冷)
デュアルコア Intel®Core® i3-540 3.06GHz

■インストール確認 UP

ハードウェア構成

構成 ドライブ 構成概要
1 SATA/SAS
DAC(LSI)
RAID1
N8103-116A RAIDコントローラ (内蔵SATA/SAS HDD用) 1
増設用 HDD (RAID1) 2
2 SATA/SAS
DAC(LSI)
RAID5
N8103-117A RAIDコントローラ (内蔵SATA/SAS HDD用) 1
増設用 HDD (RAID5) 3
3 SATA 増設用 HDD 3
4 SATA/SAS
DAC(PROMISE)
RAID1
N8103-109 RAIDコントローラ (内蔵SATA/SAS HDD用) 1
増設用 HDD (RAID1) 2
5 SATA/SAS
DAC(PROMISE)
RAID5
N8103-109 RAIDコントローラ (内蔵SATA/SAS HDD用) 1
増設用 HDD (RAID5) 3

動作確認

評価項目 結果 コメント
構成1,2 構成3 構成4,5
OSのインストール
(注1,2)

(注1)

(注1,2)
ディストリビューションの CD/DVD メディアから起動してインストール。
作成パーティション数 14 14 14 ドライブ全領域を使用。
ハードドライブ ファイルのコピー/比較動作を確認。
RAIDドライブの縮退動作 Hotplug対応の場合は、運用中にRAID構成のHDDを1つ取外す。
RAIDドライブの再構築 Hotplug対応の場合は、運用中にHDDを交換し自動で再構築すること。
負荷ランニング 12h 12h 12h 各ドライブ、ネットワークへの連続負荷時間。
再起動 10 10 10 繰り返し回数。
(注1)
x86_64 環境では largesmp カーネルで運用する必要があります。
  1. インストールメディア「Install Disc 2」または 「Install DVD」をマウントし、largesmpカーネルをインストールします。
    # mount /media/cdrom
    # rpm -ivh /media/cdrom/RedHat/RPMS/kernel-largesmp-2.6.9-89.EL.x86_64.rpm
  2. インストールメディアを取り出してください。
    # eject
  3. /boot/grub/grub.conf を編集し「default=0」として、largesmp カーネルで起動する設定とします。
  4. システムを再起動してください。
  5. ドライバのアップデートを行います。(注2)参照。
(注2)
ディストリビューション標準のドライバで殆ど問題なく運用できますが、弊社の評価にて、限られた条件において問題があることが判明しています(下表)。これらの条件に該当する場合は以下の手順にて、修正ドライバを適用してください。
ドライバ 標準 更新 修正される問題
megaraid_sas 00.00.04.01-RH1 00.00.04.01n-RH1 - Tape装置接続時、I/Oエラーが発生する場合がある
stex 3.6.0101.2 4.6.0000.40 - Promise社最新ドライバ採用


[ドライバ適用手順]
  1. こちら(rhel48_N.zip) を入手し、/tmp にコピーします。
  2. 次を順に実行します。
    # cd /tmp
    # unzip rhel48_N.zip
    # cd x86/driver (← x86 システムの場合)
    # cd x86_64/driver (← x86_64 システムの場合)
  3. 使用しているカーネルバージョンを確認します。次のコマンドの結果の文字列を記録します。
    # uname -r
    2.6.9-89.ELlargesmp (←表示例。以下、この例にて説明します)
  4. 使用しているカーネルごとに、ドライバパッケージをインストールします。
    # tar zxvf megaraid_sas/*2.6.9-89.ELlargesmp*.tar.gz -C / (構成1,2 の場合)
    # tar zxvf stex/*2.6.9-89.ELlargesmp*.tar.gz -C / (構成4,5 の場合)
  5. ドライバの依存関係を設定します。
    # depmod -aF /boot/System.map-2.6.9-89.ELlargesmp 2.6.9-89.ELlargesmp
  6. initrd を作成します。
    # mkinitrd -f /boot/initrd-2.6.9-89.ELlargesmp.img 2.6.9-89.ELlargesmp
  7. システムを再起動してください。
  8. ドライババージョンを確認します。
    # modinfo megaraid_sas
    # modinfo stex

■共通動作確認 UP

評価項目 結果 コメント
X Window System の動作 解像度 1024x768、色数 16bit が表示される。
インストール直後の設定が適切でない場合は、設定しなおしてください。
マウス・キーボード X Window System における動作を確認。
標準LANポート sshでログインできる、ftpで100MBのファイルが転送できる。
標準LANポート二重化 (bonding) bondingドライバを使用し ssh,ftpが動作する。 こちらのページを参照。
CPUの認識 cat /proc/cpuinfo にて、動作周波数、論理CPU数を確認。
メモリの認識 cat /proc/meminfo にて総容量を確認。
最大メモリ実装 16 (GB) 物理メモリ総容量
光ディスクドライブ ファイルのコピー/比較動作を確認。
フロッピードライブ
シリアル・ポート 設定を行うことで、コンソール出力が表示され、ログインできる。

■ハードウェア増設 UP
増設可能なオプションは、本体に接続定義されている製品となります。

機器名称 結果
ハードディスクドライブ 2.5型SAS
2.5型SATA
2.5型SSD
3.5型SATA
バックアップ装置 (注1)
増設LANボード (注1)
(注1)
バックアップ装置/増設LANボードについては、オプションの動作確認ページ (こちら) を参照してください。

■バックアップ動作 UP
バックアップ装置を接続した場合の本体装置の動作確認です。

ハードウェア構成

接続 型番 機器名称 ドライバ
接続1 N8103-95 増設ボード SCSIコントローラ (U160) aic7xxx
接続2 N8103-75 増設ボード SCSIコントローラ (U320) aic79xx
接続3 N8103-107 増設ボード SCSIコントローラ (U320) aic79xx
接続4 - オンボード USBコントローラ (USB2.0) -
接続5 N8103-104A 増設ボード SASコントローラ (PCIe x8) mptsas

動作確認

評価項目 結果 コメント
接続1 接続2 接続3 接続4 接続5
バックアップ、リストア tar コマンドの簡易動作。
再起動 5 5 5 5 5 繰り返し回数。

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