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ホーム > 製品 > コンピュータプラットフォーム > Express5800シリーズポータル > Linux on Express5800 > Linux動作確認情報 一覧 > Linux動作確認情報 詳細
2009年6月30日
Express5800/GT110a
ディストリビューション Red Hat Enterprise Linux 5.3 (x86/x86_64)
( KERNEL 2.6.18-128.el5 )

      本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。
      ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。


      なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。

記号の意味
◎…当該ディストリビューションで動作可能
○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能
×…動作不可
−…未サポート
空欄…未確認
製品情報 / インストール確認 / Xen仮想環境 / 共通動作確認 / ハードウェア増設 / バックアップ動作

■製品情報 UP

型番 装置名称

N8100-1493Y
N8100-1494Y
N8100-1495Y
Express5800/GT110a (ディスクレスモデル)
Intel®Celeron®プロセッサー 430 1.80GHz
デュアルコア Intel®Pentium®プロセッサー E2160 1.80GHz
デュアルコア Intel®Xeon® プロセッサー E3110 3 GHz

■インストール確認 UP

ハードウェア構成

構成 ドライブ 構成概要
1 SATA/SAS-DAC(LSI)
RAID1
N8103-116A RAIDコントローラ 1
増設用 HDD (RAID1) 2
2 SATA/SAS-DAC(LSI)
RAID5
N8103-117A RAIDコントローラ 1
増設用 HDD (RAID5) 3
3 SATA 増設用 HDD 2
4 SATA/SAS-DAC(PROMISE)
RAID1
N8103-109 RAIDコントローラ 1
増設用 HDD (RAID1) 2
5 SATA/SAS-DAC(PROMISE)
RAID1
N8103-109 RAIDコントローラ 1
増設用 HDD (RAID1 + HotSpare) 3

動作確認

評価項目 結果 コメント
構成1,2 構成3 構成4,5
OSのインストール
(注1,2)

(注2)

(注2)
ディストリビューションの CD/DVD メディアから起動してインストール。
作成パーティション数 14 14 14 ドライブ全領域を使用。
ハードドライブ ファイルのコピー/比較動作を確認。
RAIDドライブの縮退動作 - Hotplug対応の場合は、運用中にRAID構成のHDDを1つ取外す。
RAIDドライブの再構築 - Hotplug対応の場合は、運用中にHDDを交換し自動で再構築すること。
負荷ランニング 12h 12h 12h 各ドライブ、ネットワークへの連続負荷時間。
再起動 10 10 10 繰り返し回数。
(注1)
インストール後にKMPモジュールを導入することで、以下のドライバをアップデートしてください。
megaraid_sas 00.00.04.01n-RH1

[KMPモジュール設定手順]

以下の設定を行うと、カーネルをアップデートした際に上記で導入した外部ドライバのバージョンに自動でアップデートされます。この設定を行わないでカーネルをアップデートすると、ドライバはカーネル標準のバージョンが適用されます。
  1. こちらの圧縮ファイルを展開したなかの、下記のディレクトリに移動します。
    # cd RHEL5_x86/driver → x86 (32bit) システムの場合
    # cd RHEL5_EM64T/driver → x86_64 (64bit) システムの場合

  2. 使用しているカーネルごとに、kmp ドライバパッケージをインストールします。
    カーネル 2.6.18-128.el5 を使用している場合
    # rpm -ivh --nosignature megaraid_sas/kmod-megaraid_sas-00.00.04.01n-RH1.*.rpm

    カーネル 2.6.18-128.el5PAE を使用している場合
    # rpm -ivh --nosignature */*-PAE-*.rpm

    カーネル 2.6.18-128.el5xen を使用している場合
    # rpm -ivh --nosignature */*-xen-*.rpm

  3. kmp common パッケージをインストールします。
    # rpm -ivh --nosignature */*noarch.rpm

  4. システムを再起動してください。
(注2)重要
インストール終了後、EDAC機能が有効にならない設定を行ってください。EDAC機能が有効になると、ハードウェアの保守に必要な「システムイベントログ」を記録できなくなります。
  1. /etc/modprobe.conf に下記を追記します。
    install *_edac /bin/true
    install edac_* /bin/true
  2. システムを再起動してください。
  3. lsmod コマンドのリストに「edac」という文字列がないことを確認します。

■Xen仮想環境 UP
Xen仮想環境については、こちらも参照してください。

評価項目 結果 コメント
完全仮想ドメインの作成 -
(注1)
作成・運用したドメイン数。
メモリを1-2GB割り当て、ゲストOS として RHEL4.5 または 5.3 をインストール。
準仮想ドメインの作成 2 作成・運用したドメイン数。
メモリを1-2GB割り当て、ゲストOS として RHEL5.3 をインストール。
仮想ドライブ ファイルのコピー/比較動作を確認。
仮想ネットワーク 外部ネットワークに対し ssh,ftp が動作する。
負荷ランニング(完全仮想) -
(注1)
各ドライブ、ネットワークへの連続負荷時間。
負荷ランニング(準仮想) 12h 各ドライブ、ネットワークへの連続負荷時間。
再起動 (dom0) 10 繰り返し回数。
再起動 (domU) 10
(注2)
繰り返し回数。
(注1)
完全仮想環境は、推奨しません。

(注2)
domU の起動・再起動が最初期にキャンセルされる場合があります。

■共通動作確認 UP

評価項目 結果 コメント
X Window System の動作 解像度 1024x768、色数 16bit が表示される。
インストール直後の設定が適切でない場合は、設定しなおしてください。
PS/2 マウス・キーボード
(注1)
X Window System における動作を確認。
標準LANポート sshでログインできる、ftpで100MBのファイルが転送できる。
CPUの認識 cat /proc/cpuinfo にて、動作周波数、論理CPU数を確認。
メモリの認識 cat /proc/meminfo にて総容量を確認。
最大メモリ実装 8
(注2)
(GB) 物理メモリ総容量
光ディスクドライブ ファイルのコピー/比較動作を確認。
フロッピードライブ
シリアル・ポート 設定を行うことで、コンソール出力が表示され、ログインできる。
(注1)
ランレベル5 での起動時に稀に問題が発生するため、/boot/grub/grub.conf を編集し、起動パラメータ rhgb を削除してください。

(注2)
RHEL 5 x86版で4GB以上のメモリを使用する場合は、PAEカーネルを使用します。

■ハードウェア増設 UP
増設可能なオプションは、本体に接続定義されている製品となります。

機器名称 結果
ハードディスクドライブ 3.5インチSATA
3.5インチSAS
バックアップ装置 (注1)
増設LANボード (注1)
(注1)
バックアップ装置/増設LANボードについては、オプションの動作確認ページ (こちら) を参照してください。

■バックアップ動作 UP
バックアップ装置を接続した場合の本体装置の動作確認です。

ハードウェア構成

接続 型番 機器名称 ドライバ
接続1 N8103-95 増設ボード SCSIコントローラ (U160) aic7xxx
接続2 N8103-75 増設ボード SCSIコントローラ (U320) aic79xx
接続3 N8103-107 増設ボード SCSIコントローラ (U320) aic79xx
接続4 - オンボード USBコントローラ (USB2.0) -

動作確認

評価項目 結果 コメント
接続1 接続2 接続3 接続4
バックアップ、リストア tar コマンドの簡易動作。
再起動 5 5 5 5 繰り返し回数。

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