Express5800/E110b-M | |
ディストリビューション | CentOS 6.2 (x86_64) ( KERNEL 2.6.32-220.el6 ) |
本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。 ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。 なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。 |
記号の意味 |
◎…当該ディストリビューションで動作可能 ○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能 ×…動作不可 −…未サポート 空欄…未確認 |
製品情報 / インストール確認 / 共通動作確認 / ハードウェア増設 |
■製品情報 | UP |
型番 | 装置名称 |
---|---|
N8100-1635Y | Express5800/E110b-M Intel®Atom® N450 1.66GHz |
■インストール確認 | UP |
■ハードウェア構成
構成 | ドライブ | 構成概要 | 数 | 1 | SATA | 増設用 HDD | 1 |
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■動作確認
評価項目 | 結果 | コメント |
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構成1 | ||
OSのインストール | ◎ (注1,2,3) |
ディストリビューションの CD/DVD メディアから起動してインストール。 |
作成パーティション数 | 14 | ドライブ全領域を使用。 |
ハードドライブ | ◎ | ファイルのコピー/比較動作を確認。 |
負荷ランニング | 12h | 各ドライブ、ネットワークへの連続負荷時間。 |
再起動 | 10 | 繰り返し回数。 |
(注1)
カーネルパラメータ「nohz=off」を設定してください。この設定を行わないと、1)システム時計が異常に遅れる、2)起動時にハードドライブが認識されないことがある、などの問題が発生します。
カーネルパラメータの設定は、以下のタイミングでそれぞれ実施してください。(注2)重要
- OSインストール時
インストールDVDから起動し「Install or upgrade an existing system」を選択したところでTabキーを押してください。画面中央部に「vmlinuz initrd=initrd.img」と表示されますので「nohz=off」と追記してからENTERキーを押してください。あとは通常のインストールを行います。
- OSインストール終了後の再起動時
OSインストール終了後の再起動で「CentOS 6.2 ・・・ in xx seconds...」と表示されたところでTabキーを押してください。GNU GRUB画面に変わったらeキーを押し、カーソルをkernel行に合わせ、更にeキーを押します。「nohz=off」と追記してENTERキーを押し、最後にbキーを押してOSを起動します。
- OSインストール後
OS起動後、/boot/grub/grub.confを編集して、kernel行に「nohz=off」を追記してください。
インストール終了後、EDAC機能が有効にならない設定を行ってください。EDAC機能が有効になると、ハードウェアの保守に必要な「システムイベントログ」を記録できなくなります。(注3)重要
- /etc/modprobe.d/dist.conf を編集し、下記を追記します。
install *_edac /bin/true
install edac_* /bin/true
- システムを再起動します。
- lsmod コマンドのリストに「edac」という文字列がないことを確認します。
これらの構成について GNOMEデスクトップ環境に含まれる gnome-disk-utility はハードドライブの故障を誤って検出するので削除することを推奨します。次のコマンドを実施してください。
rpm -e gnome-disk-utility
■共通動作確認 | UP |
評価項目 | 結果 | コメント |
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X Window System の動作 | ◎ | 解像度 1024x768、色数 16bit が表示される。 インストール直後の設定が適切でない場合は、設定しなおしてください。 |
マウス・キーボード | ◎ | X Window System における動作を確認。 |
標準LANポート | ◎ | sshでログインできる、ftpで100MBのファイルが転送できる。 |
標準LANポート二重化 (bonding) | ◎ | bondingドライバを使用し ssh,ftpが動作する。 こちらのページを参照。 |
CPUの認識 | ◎ | cat /proc/cpuinfo にて、動作周波数、論理CPU数を確認。 |
メモリの認識 | ◎ | cat /proc/meminfo にて総容量を確認。 |
メモリ実装 | 2 | (GB) 動作確認した物理メモリ総容量 |
光ディスクドライブ | ◎ | ファイルのコピー/比較動作を確認。 |
フロッピードライブ | ◎ | |
シリアル・ポート | ◎ | 設定を行うことで、コンソール出力が表示され、ログインできる。 |
EXPRESSSCOPEエンジン2 リモートKVM/リモートメディア |
◎ | ※ご使用には、N8115-03「リモートマネージメント拡張ライセンス」の購入が必要です。 リモートKVMでの解像度 1024x768、色数 16bit の表示 リモートメディア(DVD/FDD)の認識・使用 リモートKVM/リモートメディアを使用したインストール |
■ハードウェア増設 | UP |
機器名称 | 結果 | |
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ハードディスクドライブ | 2.5型SATA | ◎ |
2.5型SSD | ◎ |
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