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ホーム > 製品 > コンピュータプラットフォーム > Express5800シリーズポータル > Linux on Express5800 > Linux動作確認情報 一覧 > Linux動作確認情報 詳細
2010年5月25日
Express5800/E110b-1
ディストリビューション Debian GNU/Linux 5.0.4(x86/AMD64)
( KERNEL 2.6.26-2 )

      本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。
      ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。


      なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。

記号の意味
◎…当該ディストリビューションで動作可能
○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能
×…動作不可
−…未サポート
空欄…未確認
製品情報 / インストール確認 / 共通動作確認 / ハードウェア増設 / バックアップ動作

■製品情報 UP

型番 装置名称

N8100-1625Y
N8100-1626Y
Express5800/E110b-1 (3.5型ドライブ, 非冗長電源モデル)
デュアルコア Intel®Celeron® G1101 2.26GHz
デュアルコア Intel®Xeon® L3406 2.26 GHz

■インストール確認 UP

ハードウェア構成

構成 ドライブ 構成概要
1 SATA/SAS
DAC(LSI)
RAID1
N8103-116A/N8103-118A RAIDコントローラ (内蔵SATA/SAS HDD用) 1
増設用 HDD (RAID1) 2
2 SATA/SAS
DAC(LSI)
RAID5
N8103-117A/N8103-118A RAIDコントローラ (内蔵SATA/SAS HDD用) 1
増設用 HDD (RAID5) 3
3 SATA 増設用 HDD 3
4 SATA/SAS
DAC(PROMISE)
RAID1
N8103-109 RAIDコントローラ (内蔵SATA/SAS HDD用) 1
増設用 HDD (RAID1) 2
5 SATA/SAS
DAC(PROMISE)
RAID5
N8103-109 RAIDコントローラ (内蔵SATA/SAS HDD用) 1
増設用 HDD (RAID5) 3

動作確認

評価項目 結果 コメント
構成1,2 構成3 構成4,5
OSのインストール
(注1)

(注2)

(注1)
ディストリビューションの CD/DVD メディアから起動してインストール。
作成パーティション数 14
(注3)
14
(注3)
ドライブ全領域を使用。
ハードドライブ ファイルのコピー/比較動作を確認。
RAIDドライブの縮退動作 Hotplug対応の場合は、運用中にRAID構成のHDDを1つ取外す。
RAIDドライブの再構築 Hotplug対応の場合は、運用中にHDDを交換し自動で再構築すること。
負荷ランニング 12h 12h 各ドライブ、ネットワークへの連続負荷時間。
再起動 10
(注4)
10
(注4)
繰り返し回数。
(注1)
x86(32bit)版の場合、CPUを正常に認識させるため bigmemカーネルを適用してください。 適用方法は次項「共通動作確認」を参照してください。

(注2)
この構成はドライブを認識できません。

(注3)
インストール時に10個程度以上パーティションを作成するとドライブのフォーマット途中で先に進まなくなる場合があります。インストール時は最小限を設定し、インストール後に残りを作成するようにしてください。

(注4)
構成・設定によっては、稀にシャットダウン処理終了後にリセットがかからない現象が確認されています。この場合は手動などでの電源操作が必要です。

■共通動作確認 UP

評価項目 結果 コメント
X Window System の動作 解像度 1024x768、色数 16bit が表示される。
インストール直後の設定が適切でない場合は、設定しなおしてください。
マウス・キーボード X Window System における動作を確認。
標準LANポート
(注1)
sshでログインできる、ftpで100MBのファイルが転送できる。
CPUの認識 cat /proc/cpuinfo にて、動作周波数、論理CPU数を確認。
メモリの認識 cat /proc/meminfo にて総容量を確認。
最大メモリ実装 16
(注2)
(GB) 物理メモリ総容量
光ディスクドライブ ファイルのコピー/比較動作を確認。
フロッピードライブ
シリアル・ポート
(注3)
設定を行うことで、コンソール出力が表示され、ログインできる。
EXPRESSSCOPEエンジン2
リモートKVM/リモートメディア

(注4)
※ご利用には、N8115-03「リモートマネージメント拡張ライセンス」の購入が必要です。
リモートKVMでの解像度 1024x768、色数 16bit の表示
リモートメディア(DVD/FDD)の認識・使用
リモートKVM/リモートメディアを使用したインストール
(注1)
標準LANポート1 を使用するためにドライバのアップデートが必要です。intel社サイト または こちら からLANドライバを入手し以下の手順でアップデートしてください。使用したドライバパッケージは e1000e-1.1.19.tar.gz です。
  1. linux-headers のインストール
    インストールCDメディアをマウントし、次を行う。
    # apt-get install linux-headers-2.6.18-6-686
  2. gcc の設定
    # ln -s /usr/bin/gcc-4.1 /usr/bin/gcc
  3. e1000eドライバソースの展開
    # tar zxvf e1000e-1.1.19.tar.gz
  4. 以下を実施し、ドライバをmakeする。
    # cd e1000e-1.1.19/src
    # make clean
    # make install
  5. ドライバの組込み確認
    # modprobe -r e1000e
    # modprobe e1000e
  6. "lsmod"で組み込みを確認する。
  7. ネットワークの設定を行なう。("/etc/network/interface"の編集)
    例)
    auto lo
    iface lo inet loopback
    auto eth0
    iface eth0 inet static
    address 192.168.0.10
    network 192.168.0.0
    netmask 255.255.255.0
    broadcast 192.168.0.255
    gateway 192.168.0.1
  8. ネットワークの再起動
    # /etc/init.d/networking restart
  9. 以上に問題なければinitrd に組み込む
    例)
    # mkinitramfs -o /boot/initrd.img -2.6.18-6-686
  10. ネットワークで apt-get ができるように設定し、次を実施
    ( atp-get については Debian GNU/Linux のドキュメントを参照してください)
    # apt-get update
  11. システムメモリが4GB以上で bigmem カーネルを使用の場合次をおこなう。
    1. カーネルと headers をインストールする。
      # apt-get install linux-image-2.6.18-6-686-bigmem
      # apt-get install linux-headers-2.6.18-6-686-bigmem
    2. bigmemカーネルでシステム再起動後に 4. から 9. を再度行う。
(注2)
4GB以上のメモリを使用する場合は、bigmemカーネルを使用します。

(注3)
シリアルコンソール出力を行うカーネルパラメータを設定すると、グラフィカルなログイン画面で、キーボードが使用できなくなる場合があります。この問題が発生した場合は、シリアルコンソールからログインし、X Window System のプロセスを再起動してください。

(注4)
このOSでは、リモートKVMを利用した Textモードでのインストール時の表示に不具合があるため、Graphicalモードでのインストールを指定してください。

■ハードウェア増設 UP
増設可能なオプションは、本体に接続定義されている製品となります。

機器名称 結果
ハードディスクドライブ 3.5インチSATA
3.5インチSAS
バックアップ装置 (注1)
増設LANボード (注1)
(注1)
バックアップ装置/増設LANボードについては、オプションの動作確認ページ (こちら) を参照してください。

■バックアップ動作 UP
バックアップ装置を接続した場合の本体装置の動作確認です。

ハードウェア構成

接続 型番 機器名称 ドライバ
接続1 N8103-107 増設ボード SCSIコントローラ (U320) aic79xx
接続2 - オンボード USBコントローラ (USB2.0) -
接続3 N8103-104 増設ボード SASコントローラ (U320) mptsas

動作確認

評価項目 結果 コメント
接続1 接続2 接続3
バックアップ、リストア tar コマンドの簡易動作。
再起動 5 5 5 繰り返し回数。

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