Express5800/B120b-h | |
ディストリビューション | CentOS 5.8 (x86/x86_64) ( KERNEL 2.6.18-308.el5 ) |
本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。 ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。 なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。 |
記号の意味 |
◎…当該ディストリビューションで動作可能 ○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能 ×…動作不可 −…未サポート 空欄…未確認 |
製品情報 / インストール確認 / 共通動作確認 / ハードウェア増設 |
■製品情報 | UP |
型番 | 装置名称 |
---|---|
N8400-104 N8400-103 N8400-102 N8400-100 N8400-099 |
Express5800/B120b-h 低電圧版 インテル® Xeon® プロセッサー L5630 (2.13GHz) 低電圧版 インテル® Xeon® プロセッサー L5640 (2.26GHz) インテル® Xeon® プロセッサー E5645(2.4GHz) インテル® Xeon® プロセッサー X5650 (2.66GHz) インテル® Xeon® プロセッサー X5680 (3.33GHz) |
■インストール確認 | UP |
■ハードウェア構成
構成 | ドライブ | 構成概要 | 数 |
---|---|---|---|
1 | SSD 単体接続 |
増設用 SSD | 1 |
2 | SSD 単体接続 |
増設用 SSD | 2 |
■動作確認
評価項目 | 結果 | コメント |
---|---|---|
構成1,2 | ||
OSのインストール | ◎ (注1,2) |
ディストリビューションの CD/DVDメディアから起動してインストール。 |
作成パーティション数 | 14 | ドライブ全領域を使用。 |
ハードドライブ | ◎ | ファイルのコピー/比較動作を確認。 |
RAIDドライブの縮退動作 | - | I/Oアクセス、reboot実施 |
RAIDドライブの再構築 | - | I/Oアクセス、reboot実施 |
負荷ランニング | 12h | 各ドライブ、ネットワークへの連続負荷時間。 |
再起動 | 10 | 繰り返し回数。 |
(注1)
インストール後にKMPモジュールを導入することで、以下のドライバをアップデートしてください。
ドライバ 標準 更新 修正される問題 megaraid_sas 00.00.05.40-rh2 00.00.05.40n-rh2 I/O高負荷でkdump時にドライバ内でpanicすることがある
[KMPモジュール設定手順]
以下の設定を行うと、カーネルをアップデートした際に上記で導入した外部ドライバのバージョンに自動でアップデートされます。この設定を行わないでカーネルをアップデートすると、ドライバはカーネル標準のバージョンが適用されます。(注2)重要
- こちらの圧縮ファイルを展開したなかの、下記のディレクトリに移動します。
# cd RHEL5_x86/driver → x86 (32bit) システムの場合
# cd RHEL5_EM64T/driver → x86_64 (64bit) システムの場合
- 使用しているカーネルごとに、kmp ドライバパッケージをインストールします。
カーネル 2.6.18-308.el5 を使用している場合
# rpm -ivh --nodeps --nosignature megaraid_sas/kmod-nec-megaraid_sas-00.00.05.40n*.rpm
カーネル 2.6.18-308.el5PAE を使用している場合
# rpm -ivh --nodeps --nosignature megaraid_sas/*-PAE-*.rpm
- kmp common パッケージをインストールします。
# rpm -ivh --nodeps --nosignature megaraid_sas/*noarch.rpm
- システムを再起動します。
インストール終了後、EDAC機能が有効にならない設定を行ってください。EDAC機能が有効になると、ハードウェアの保守に必要な「システムイベントログ」を記録できなくなります。
- /etc/modprobe.conf を編集し、下記を追記します。
install *_edac /bin/true
install edac_* /bin/true
- システムを再起動します。
- lsmod コマンドのリストに「edac」という文字列がないことを確認します。
■共通動作確認 | UP |
評価項目 | 結果 | コメント |
---|---|---|
X Window System の動作 | ◎ | 解像度 1024x768 が表示される。 インストール直後の設定が適切でない場合は、設定しなおしてください。 |
マウス・キーボード | ◎ (注1) |
X Window System における動作を確認。 |
標準LANポート | ○ (注2) |
sshでログインできる、ftpで100MBのファイルが転送できる。 |
標準LANポート二重化 (bonding) | ◎ | bondingドライバを使用し ssh,ftpが動作する。 こちらのページを参照。 |
CPUの認識 | ◎ | cat /proc/cpuinfo にて、動作周波数、論理CPU数を確認。 |
メモリの認識 | ◎ | cat /proc/meminfo にて総容量を確認。 |
CPU実装 | 2 | (個) 物理CPU個数 |
メモリ実装 | 64 (注3) |
([GM]B) 動作確認した物理メモリ総容量 |
光ディスクドライブ | ◎ | ファイルのコピー/比較動作を確認。 |
フロッピードライブ | ◎ | |
シリアル・ポート | ◎ | 設定を行うことで、コンソール出力が表示され、ログインできる。 |
EXPRESSSCOPEエンジン2 リモートKVM/リモートメディア |
◎ | ・リモートKVMでの解像度 1024x768 の表示 ・リモートメディア(DVD/FDD)の認識・使用 ・リモートKVM/リモートメディアを使用したインストール |
(注1)
ブレード収納ユニット接続のPS/2マウスによるスクロールホイールでのスクロールはできません。
(注2)
デフォルトでは、Magic Packet以外のパケットを受信してもWake on LANが実行される設定になっています。以下の手順で設定を変更してください。(注3)
- /etc/rc.d/rc.local を編集し、以下を追加します。(eth0の設定を変更する場合)
/usr/sbin/ethtool -s eth0 wol g- rebootします。
- "ethtool eth0" を実行し、"Wake-on : g" となっていることを確認します。
x86版で4GB以上のメモリを使用する場合は、PAEカーネルを使用します。
x86版は、メモリサイズ 16GB までのサポートです。
■ハードウェア増設 | UP |
機器名称 | 結果 | |
---|---|---|
ハードディスクドライブ | 2.5型SSD | ◎ |
増設LANボード | (注1) |
(注1)
増設LANボードについては、RHEL5 オプションの動作確認ページ (こちら) を参照してください。
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