Express5800/B120b-Lw | |
ディストリビューション | Red Hat Enterprise Linux 6.0 (x86/x86_64) ( KERNEL 2.6.32-71.el6 ) |
本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。 ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。 なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。 |
記号の意味 |
◎…当該ディストリビューションで動作可能 ○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能 ×…動作不可 −…未サポート 空欄…未確認 |
製品情報 / インストール確認 / 共通動作確認 / ハードウェア増設 / バックアップ動作 |
■製品情報 | UP |
型番 | 装置名称 |
---|---|
N8400-096 N8400-097 |
Express5800/B120b-Lw 低電圧版 インテル® Xeon® プロセッサー L5640(2.26GHz,6C/12T) 低電圧版 インテル® Xeon® プロセッサー L5630(2.13GHz,4C/8T) |
■インストール確認 | UP |
■ハードウェア構成
構成 | ドライブ | 構成概要 | 数 |
---|---|---|---|
1 | SATA 単体接続 |
N8403-027 SATAインタフェースカード | 1 |
増設用 HDD | 2 | ||
2 | SATA/SAS LSI RAID1 |
N8403-026 RAIDコントローラ | 1 |
増設用 HDD (RAID1) | 2 |
■動作確認
評価項目 | 結果 | コメント | |
---|---|---|---|
構成1 | 構成2 | ||
OSのインストール | ◎ (注2,3) |
◎ (注1,2) |
ディストリビューションの CD/DVDメディアから起動してインストール。 |
作成パーティション数 | 14 | 14 | ドライブ全領域を使用。 |
ハードドライブ | ◎ | ◎ | ファイルのコピー/比較動作を確認。 |
RAIDドライブの縮退動作 | - | ◎ | 運用中にRAID構成のHDDを1つ取外しても、動作。 |
RAIDドライブの再構築 | - | ◎ | 運用中にDEADのDISKを交換すると、自動で再構築する。 |
負荷ランニング | 12h | 12h | 各ドライブ、ネットワークへの連続負荷時間。 |
再起動 | 10 | 10 | 繰り返し回数。 |
(注1)
インストール後にKMPモジュールを導入することで、以下のドライバをアップデートしてください。
megaraid_sas 00.00.04.028n-RH1
[KMPモジュール設定手順]
以下の設定を行うと、カーネルをアップデートした際に上記で導入した外部ドライバのバージョンに自動でアップデートされます。この設定を行わないでカーネルをアップデートすると、ドライバはカーネル標準のバージョンが適用されます。(注2)重要
- こちらの圧縮ファイルを展開したなかの、下記のディレクトリに移動します。
# cd x86/driver → x86 (32bit) システムの場合
# cd x86_64/driver → x86_64 (64bit) システムの場合
- 使用しているカーネルごとに、kmp ドライバパッケージをインストールします。
カーネル 2.6.32-71.el6 を使用している場合
# rpm -ivh --nodeps --nosignature megaraid_sas/kmod-megaraid_sas-00.00.04.028n-RH1.*.rpm
カーネル 2.6.32-71.el6xen を使用している場合
# rpm -ivh --nodeps ---nosignature */*-xen-*.rpm
- kmp common パッケージをインストールします。
# rpm -ivh ---nodeps --nosignature */*noarch.rpm
- システムを再起動してください。
インストール終了後、EDAC機能が有効にならない設定を行ってください。EDAC機能が有効になると、ハードウェアの保守に必要な「システムイベントログ」を記録できなくなります。(注3)重要
- /etc/modprobe.d/dist.conf に下記を追記します。
install *_edac /bin/true
install edac_* /bin/true
- システムを再起動してください。
- lsmod コマンドのリストに「edac」という文字列がないことを確認します。
これらの構成について GNOMEデスクトップ環境に含まれる gnome-disk-utility はハードドライブの故障を誤って検出するので削除することを推奨します。次のコマンドを実施してください。
rpm -e gnome-disk-utility
■共通動作確認 | UP |
評価項目 | 結果 | コメント |
---|---|---|
X Window System の動作 | ◎ | 解像度 1024x768、色数 16bit が表示される。 インストール直後の設定が適切でない場合は、設定しなおしてください。 |
マウス・キーボード | ◎ (注1) |
X Window System における動作を確認。 |
標準LANポート | ◎ | sshでログインできる、ftpで100MBのファイルが転送できる。 |
標準LANポート二重化 (bonding) | ◎ | bondingドライバを使用し ssh,ftpが動作する。 こちらのページを参照。 |
CPUの認識 | ◎ | cat /proc/cpuinfo にて、動作周波数、論理CPU数を確認。 |
メモリの認識 | ◎ | cat /proc/meminfo にて総容量を確認。 |
CPU実装 | 2 | (個) 物理CPU個数 |
メモリ実装 | 64 (注2) |
(GB) 物理メモリ総容量 |
光ディスクドライブ | ◎ | ファイルのコピー/比較動作を確認。 |
フロッピードライブ | ◎ | |
シリアル・ポート | ◎ | 設定を行うことで、コンソール出力が表示され、ログインできる。 |
(注1)
ブレード収納ユニット接続のPS/2マウスによるスクロールホイールでのスクロールはできません。
(注2)
確認した最大容量を記載しています。RHEL6 x86版は、メモリサイズ 16GB 以下までのサポートです。
■ハードウェア増設 | UP |
機器名称 | 結果 | |
---|---|---|
ハードディスクドライブ | 2.5型SATA | ◎ |
2.5型SAS | ◎ | |
N8404-001 増設HDDブレードAD106a | ◎ | |
N8404-003 増設HDDブレードAD106b | ◎ | |
増設LANボード | (注1) |
(注1)
増設LANボードについては、オプションの動作確認ページ (こちら) を参照してください。
■バックアップ動作 | UP |
■ハードウェア構成
接続 | 型番 | 機器名称 |
---|---|---|
接続1 | N8404-002 | テープブレードAT101a |
■動作確認
評価項目 | 結果 | コメント |
---|---|---|
接続1 | ||
バックアップ、リストア | ◎ | tar コマンドの簡易動作。 |
再起動 | 5 | 繰り返し回数。 |
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