Express5800/B120a | |
ディストリビューション | Red Hat Enterprise Linux 4.7 (x86/x86_64) ( KERNEL 2.6.9-78.EL ) |
本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。 ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。 なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。 |
記号の意味 |
◎…当該ディストリビューションで動作可能 ○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能 ×…動作不可 −…未サポート 空欄…未確認 |
製品情報 / インストール確認 / 共通動作確認 / ハードウェア増設 |
■製品情報 | UP |
型番 | 装置名称 |
---|---|
N8400-081 N8400-082 N8400-083 N8400-084 N8400-085 |
Express5800/B120a XeonプロセッサX5570(2.93GHz) XeonプロセッサE5504(2GHz) XeonプロセッサE5502(1.86GHz) XeonプロセッサX5550(2.66GHz) Xeonプロセッサ低電圧版L5520(2.26GHz) |
■インストール確認 | UP |
■ハードウェア構成
構成 | ドライブ | 構成概要 | 数 |
---|---|---|---|
1 | SATA 単体接続 |
N8403-027 SATAインタフェースカード | 1 |
増設用 HDD | 2 | ||
2 | SATA-DAC RAID1 |
N8403-026 RAIDコントローラ | 1 |
増設用 HDD (RAID1) | 2 | ||
3 | SAS-DAC RAID1 |
N8403-026 RAIDコントローラ | 1 |
増設用 HDD (RAID1) | 2 |
■動作確認
評価項目 | 結果 | コメント | ||
---|---|---|---|---|
構成1 | 構成2 | 構成3 | ||
OSのインストール | ◎ (注1,2,3) |
○ (注1,2,3) |
○ (注1,2,3) |
ディストリビューションの CD/DVDメディアから起動してインストール。 |
作成パーティション数 | 14 | 14 | 14 | ドライブ全領域を使用。 |
ハードドライブ | ◎ | ◎ | ◎ | ファイルのコピー/比較動作を確認。 |
RAIDドライブの縮退動作 | - | ◎ | ◎ | 運用中にRAID構成のHDDを1つ取外しても、動作。 |
RAIDドライブの再構築 | - | ◎ | ◎ | 運用中にDEADのDISKを交換すると、自動で再構築する。 |
負荷ランニング | 12h | 12h | 12h | 各ドライブ、ネットワークへの連続負荷時間。 |
再起動 | 10 | 10 | 10 | 繰り返し回数。 |
(注1)
この構成では、ドライバディスクを利用してインストールを行います。
megaraid_sas 00.00.03.18n-rh2 e1000 7.6.15.5-NAPI igb 1.2.44.9
[ドライバ適用手順](注2)
- EXPRESSBUILDER(DVD) のメニューから、RHEL4.7 を選択してドライバディスク (フロッピーディスク) を作成します。
- ディストリビューションの CD-ROM から起動し、「boot:」と表示されたところで次を入力してください。
x86 システム linux dd usb-handoff apic=bigsmp x86_64 システム linux dd usb-handoff - 表示に従ってドライバディスクを使用してください。
- 後は通常のインストールを行ってください。
x86_64 環境では largesmp カーネルで運用する必要があります。 「uname -r」コマンドを実行して「2.6.9-78.ELsmp」と表示された場合、 以下の手順にてlargesmp カーネルの環境を設定してください。(注3)重要
- インストールメディア「Install Disc 2」または 「Install DVD」をマウントし、largesmpカーネルをインストールします。
# mount /media/cdrom
# rpm -ivh /media/cdrom/RedHat/RPMS/kernel-largesmp-2.6.9-78.EL.x86_64.rpm
- インストールメディアを取り出してください。
# eject- EXPRESSBUILDER をマウントして、ドライバをアップデートしてください。
# mount /media/cdrom
# cd /media/cdrom/003/lnx/os/RHAS4_EM64T/driver/
# tar -C / -zxvf e1000/e1000_2.6.9-78.ELlargesmp.x86_64.tar.gz
# tar -C / -zxvf igb/igb_2.6.9-78.ELlargesmp.x86_64.tar.gz
# tar -C / -zxvf megaraid_sas/megaraid_sas_2.6.9-78.ELlargesmp.x86_64.tar.gz
# cd
# eject- initrd を再作成します。
# depmod -a -F /boot/System.map-2.6.9-78.ELlargesmp 2.6.9-78.ELlargesmp
# mkinitrd /boot/initrd-2.6.9-78.ELlargesmp.img 2.6.9-78.ELlargesmp- /boot/grub/grub.conf を編集し「default=0」として、largesmp カーネルで起動する設定とします。
- システムを再起動してください。
インストール終了後、EDAC機能が有効にならない設定を行ってください。EDAC機能が有効になると、ハードウェアのサポートに必要な「システムイベントログ」が記録されなくなります。
- /etc/modprobe.conf に下記を追記します。
install *_edac /bin/true
install edac_* /bin/true
- rebootします。
- lsmod コマンドのリストに「edac」という文字列がないことを確認します。
■共通動作確認 UP
評価項目 結果 コメント X Window System の動作 ◎ 解像度 1024x768、色数 16bit が表示される。
インストール直後の設定が適切でない場合は、設定しなおしてください。マウス・キーボード ◎
(注1)X Window System における動作を確認。 標準LANポート ○
(注2)sshでログインできる、ftpで100MBのファイルが転送できる。 標準LANポート二重化 (bonding) ◎ bondingドライバを使用し ssh,ftpが動作する。 こちらのページを参照。 CPUの認識 ◎ cat /proc/cpuinfo にて、動作周波数、論理CPU数を確認。 メモリの認識 ◎ cat /proc/meminfo にて総容量を確認。 最大CPU実装 2 (個) 物理CPU個数 最大メモリ実装 128
(注3)(GB) 物理メモリ総容量 光ディスクドライブ ◎ ファイルのコピー/比較動作を確認。 フロッピードライブ ◎ シリアル・ポート ◎ 設定を行うことで、コンソール出力が表示され、ログインできる。 (注1)
ブレード収納ユニット接続のPS/2マウスによるスクロールホイールでのスクロールはできません。
(注2)
ドライバ igb をアップデートしています。
(注3)
RHEL ES 4 x86/x86_64版は、メモリサイズ 16GB 以下までのサポートです。
RHEL AS 4 x86版は、メモリサイズ 64GB 以下までのサポートです。
RHEL AS 4 x86版で16GB以上のメモリを使用する場合は、hugememカーネルを使用します。
詳細は、Red Hat 社のドキュメントを参照してください。増設可能なオプションは、本体に接続定義されている製品となります。
■ハードウェア増設 UP
機器名称 結果 ハードディスクドライブ 2.5インチSATA ◎ 2.5インチSAS ◎ 増設LANボード (注1) (注1)
増設LANボードについては、オプションの動作確認ページ (こちら) を参照してください。
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