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ホーム > 製品 > コンピュータプラットフォーム > Express5800シリーズポータル > Linux on Express5800 > Linux動作確認情報 一覧 > Linux動作確認情報 詳細
2002年12月3日現在
Express5800/180Rc-4
ディストリビューション Red Hat Enterprise Linux AS Ver2.1
(KERNEL 2.4.9-e.3summit)
(XFree86-4.1.0-25)


      本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。
      ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。


      なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。

記号の意味は以下の通りです。
◎…当該ディストリビューションで動作可能
○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能
×…動作不可
−…未サポート
インストール評価 / CPU増設 / LANボード増設 / HDD増設 /
バックアップ装置 / ディスクアレイの動作確認 / AFT/ALB動作確認

■インストール評価 ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 Express5800/180Rc-4(ディスクレスモデル/Xeon MP 1.4GHz/メモリ 1GB) N8100-785 1 CD-ROM Bootにてインストール (注1)(注2)
キーボード認識、動作を確認。
マウス認識、動作を確認。
内蔵LAN認識、動作を確認。
2 増設用 36.3GB HDD N8150-132 1
3 ラックマウント用キーボード(W) N8570-13 1
4 マウス (2ボタン) N8170-05 1
     
(注1)
           
summitカーネルおよびカーネルソースのインストール方法

Red Hat Enterprise Linux AS Ver2.1インストール後に、以下の手順をroot権限で行ってください。

・カーネルのインストール
         
  1. Red Hat Enterprise Linux AS Ver2.1のINSTALL CD1から下記のパッケージをインストールします。

  2. #rpm -ivh kernel-summit-2.4.9-e.3.i686.rpm

  3. システムを再起動して、起動時のGRUBメニューでsummitカーネルを選択します。


以上でカーネルのインストールは終わりです。


・カーネルソースのインストール
  1. Red Hat Enterprise Linux AS Ver2.1のINSTALL CD2から下記のパッケージをインストールします。

  2. #rpm -ivh kernel-source-2.4.9-e.3.i386.rpm

  3. Red Hat Enterprise Linux AS Ver2.1のSOURCE CDから下記のパッケージをインストールします。

  4. #rpm -ivh kernel-2.4.9-e.3.src.rpm

  5. 下記のコマンドを実行してください。

  6. #cd /usr/src/linux-2.4.9-e.3
    #patch -p1 < /usr/src/redhat/SOURCES/linux-2.4.9-summit.patch
    #cp -f configs/kernel-2.4.9-i686-summit.config .config

  7. Makefileをエディタで開きEXTRAVERSIONの"custom"を"summit"に変更します。


  8. make cleanを実行

  9. #make clean

  10. make menuconfigを実行

  11. #make menuconfig

  12. Exitを選択します。


  13. "Do you wish to save your new kernel configuration?"と表示されたら、 Yesを選択します。


  14. make depを実行

  15. #make dep

以上でカーネルソースのインストールは終わりです。

           
(注2)
CD-ROMについては、DMAモードをOFFにして使用します。
インストール後に、/etc/rc.sysinitに以下の記述を追加し、再起動を行ってください。
       
            # disable ide-cd DMA
            for i in /proc/ide/hd[a-z]
            do
               MEDIA=`cat ${i}/media`
               if [ ${MEDIA} = "cdrom" ]
               then
                   /sbin/hdparm -d0 /dev/`basename ${i}`
               fi
            done
              
本設定はシステム起動時に実行され、再起動後に有効となります。
また、本設定はCD-ROMのみを対象とするため、HDDには影響ありません。        


■CPU ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 増設CPUボード(Xeon MP 1.4GHz) N8101-236 1 SMP動作を確認



■LANボード ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 100BASE-TX接続ボード N8104-85 1 telnetにて正常に動作することを確認。 (注1)
2 100BASE-TX接続ボード N8104-86 1 telnetにて正常に動作することを確認。 (注1)
3 1000BASE-SX接続ボード N8104-84 1 telnetにて正常に動作することを確認。
4 1000BASE-T接続ボード N8104-103 1 telnetにて正常に動作することを確認。

(注1)
このモデルの評価では、デフォルト設定される eepro100 が正常に動作しない場合がある為、 e100 を使用しております。
このため、インストール後に手動で e100 ドライバを適用する必要があります。
尚、弊社にて実施した e100 ドライバへの置き換え手順を以下に提示します。

(eepro100 → e100 ドライバ置き換え手順)
  1. インストール後、システムを起動します。
  2. /etc/modules.conf を以下のようにNIC枚数分、変更します。
    • (変更前) alias eth0 eepro100
    • (変更後) alias eth0 e100
  3. システムを再起動します。
  4. 再起動後に lsmod コマンドで e100 ドライバがロードされているかを確認します。
       

■HDD ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 SCSIコントローラ(HDD増設用) N8103-56 1 N8150-130を接続し正常に動作することを確認
2 増設用 18.1GB HDD N8150-130 2 SCSIコントローラ[N8103-56]、ディスクアレイコントローラ[N8103-53A]配下に接続
約30MBのファイルのコピー,DIFFを30回繰り返すTPで確認
ディスクアレイの動作確認を参照
3 増設用 36.3GB HDD N8150-132 1 AIC7899配下に接続
約30MBのファイルのコピー,DIFFを30回繰り返すTPで確認
4 増設用 73.2GB HDD N8150-133 1 AIC7899配下に接続
約30MBのファイルのコピー,DIFFを30回繰り返すTPで確認

■バックアップ装置 ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 SCSIコントローラ N8103-65 1 内蔵DAT、内蔵DLT、内蔵LTOを接続し正常に動作することを確認 (注1)
2 内蔵DAT N8151-12BC 1 SCSIコントローラ[N8103-65]配下に接続。
約30MBのファイルのBackup/Restore,DIFFを30回繰り返すTPで確認。
3 内蔵DLT N8151-17 1 SCSIコントローラ[N8103-65]配下に接続。
約30MBのファイルのBackup/Restore,DIFFを30回繰り返すTPで確認。
4 内蔵LTO N8151-40 1 SCSIコントローラ[N8103-65]配下に接続。
約30MBのファイルのBackup/Restore,DIFFを30回繰り返すTPで確認。


(注1)
OSをインストール後にSCSIコントローラ[N8103-65]を接続し 再起動を行った場合は、
自動でドライバをロードしない場合があります。
その場合は、以下の手順でドライバをロードします。

・ドライバのロード方法
  1. システム起動後以下のコマンドを実行します。
  2. #modprobe a100u2w
  3. #lsmod

  4. 上記lsmod コマンドで a100u2w ドライバがロードされ ているかを確認します。

・再起動後、自動でドライバをロードする方法
  1. /etc/rc.d/rc.sysinit ファイルの最後に『 modprobe a100u2w』 を追加します。


■ディスクアレイの動作確認 ↑UP

ハードウェア構成

構成1 (RAID1)
RAID1構成の環境にOSをインストール

Express5800
/180Rc-4
━ ディスクアレイ
コントローラ
(N8103-53A)
┳ 18.1GB HDD
(N8150-130)


RAID1構成


┗ 18.1GB HDD
(N8150-130)


※: 評価時、DACボード FW Rev. は出荷時設定で行っています。
[出荷時DACボード FW Rev.] AcceleRAID352 (N8103-53A) :6.00-08

OS基本インストール

No. 評価項目 結果 コメント
構成1
1 OSのインストール CD-ROM Boot インストール完了。(注1)
   
(注1)
  
ブートローダは「lilo」を使用。
     
   

DACボード配下のDISKの使用

No. 評価項目 結果 コメント
構成1
1 パーティション作成 容量:4GB,9GBのパーティションを確保。動作した。
2 ファイルシステム作成, mount, umount 正常に動作した。
3 RAIDボード配下のDISKの使用可否 データのコピー/Verifyを行い内容を確認。動作した。
4 DACボード配下のDISKがシステムドライブ時、2GB以上の領域へのデータのセーブ及び内容の確認
データのコピー/Verifyを行い内容を確認。動作した。

DISK障害時の動作

No. 評価項目 結果 コメント
構成1
1 DISK障害時(DEAD時)、AutoRebuild機能の動作を確認 DISKがDEAD状態になった時、Rebuild機能の動作
1.DEADになったDISKシステムが動作している状態で交換し
AutoRebuild機能が正常に動作した。

最大パーティション数

No. 評価項目 結果 コメント
構成1
1 最大利用可能パーティション数 6 同時にmount可能なパーティション数を測定

備考:N8103-53Aについて
  1. DACボード配下の各々のDISKの情報(online,Dead等)は、以下のファイルの内容を見ることにより確認可能(DACボード1枚でチャンネル0に接続している場合)
      /proc/rd/c0/current_status


■AFT(Adapter Fault Tolerance)/ALB(Adaptive Load Balancing)動作確認 ↑UP
 
No. 機器名称 型番 結果 評価概要
AFT ALB
1 100BASE-TX接続ボード N8104-85 2 AFT/ALB機能が正常に動作することを確認 (注1)
2 100BASE-TX接続ボード N8104-86 1 AFT/ALB機能が正常に動作することを確認 (注1)
3 1000BASE-SX接続ボード N8104-84 2 AFT機能が正常に動作することを確認 (注2)
4 1000BASE-TX接続ボード N8104-103 2 AFT機能が正常に動作することを確認 (注2)
   
AFT設定方法ALB設定方法についてはこちらを参照して下さい。   
(注1)
AFT/ALB機能を有効にするために、OS をインストール後に、Intel(R)社のWebよりDownloadしたドライバを適用して、評価を実施しました。

Intel(R)社の Web (2002.11.28現在)

(注2)
AFT機能を有効にするために、OS をインストール後に、Intel(R)社のWebよりDownloadしたドライバを適用して、評価を実施しました。

Intel(R)社の Web (2002.11.28現在)



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