ディストリビューション
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Red Hat Enterprise Linux AS Ver2.1
(KERNEL
2.4.9-e.3summit) (XFree86-4.1.0-25) |
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本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。
ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。
なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。
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記号の意味は以下の通りです。 |
◎…当該ディストリビューションで動作可能
○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能
×…動作不可
−…未サポート
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■インストール評価 |
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No. |
機器名称 |
型番 |
数 |
結果 |
評価概要 |
1 |
Express5800/180Rc-4(ディスクレスモデル/Xeon MP 1.4GHz/メモリ 1GB) |
N8100-785 |
1 |
◎ |
CD-ROM Bootにてインストール (注1)(注2)
キーボード認識、動作を確認。
マウス認識、動作を確認。
内蔵LAN認識、動作を確認。
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2 |
増設用 36.3GB HDD |
N8150-132 |
1 |
3 |
ラックマウント用キーボード(W) |
N8570-13 |
1 |
4 |
マウス (2ボタン) |
N8170-05 |
1 |
- (注1)
- summitカーネルおよびカーネルソースのインストール方法
Red Hat Enterprise Linux AS Ver2.1インストール後に、以下の手順をroot権限で行ってください。
・カーネルのインストール
- Red Hat Enterprise Linux AS Ver2.1のINSTALL CD1から下記のパッケージをインストールします。
#rpm -ivh kernel-summit-2.4.9-e.3.i686.rpm
- システムを再起動して、起動時のGRUBメニューでsummitカーネルを選択します。
以上でカーネルのインストールは終わりです。
・カーネルソースのインストール
- Red Hat Enterprise Linux AS Ver2.1のINSTALL CD2から下記のパッケージをインストールします。
#rpm -ivh kernel-source-2.4.9-e.3.i386.rpm
- Red Hat Enterprise Linux AS Ver2.1のSOURCE CDから下記のパッケージをインストールします。
#rpm -ivh kernel-2.4.9-e.3.src.rpm
- 下記のコマンドを実行してください。
#cd /usr/src/linux-2.4.9-e.3
#patch -p1 < /usr/src/redhat/SOURCES/linux-2.4.9-summit.patch
#cp -f configs/kernel-2.4.9-i686-summit.config .config
- Makefileをエディタで開きEXTRAVERSIONの"custom"を"summit"に変更します。
- make cleanを実行
#make clean
- make menuconfigを実行
#make menuconfig
- Exitを選択します。
- "Do you wish to save your new kernel configuration?"と表示されたら、
Yesを選択します。
- make depを実行
#make dep
以上でカーネルソースのインストールは終わりです。
- (注2)
- CD-ROMについては、DMAモードをOFFにして使用します。
インストール後に、/etc/rc.sysinitに以下の記述を追加し、再起動を行ってください。
# disable ide-cd DMA
for i in /proc/ide/hd[a-z]
do
MEDIA=`cat ${i}/media`
if [ ${MEDIA} = "cdrom" ]
then
/sbin/hdparm -d0 /dev/`basename ${i}`
fi
done
本設定はシステム起動時に実行され、再起動後に有効となります。
また、本設定はCD-ROMのみを対象とするため、HDDには影響ありません。
■CPU |
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No. |
機器名称 |
型番 |
数 |
結果 |
評価概要 |
1 |
増設CPUボード(Xeon MP 1.4GHz) |
N8101-236 |
1 |
◎ |
SMP動作を確認 |
■LANボード |
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No. |
機器名称 |
型番 |
数 |
結果 |
評価概要 |
1 |
100BASE-TX接続ボード |
N8104-85 |
1 |
◎ |
telnetにて正常に動作することを確認。 (注1) |
2 |
100BASE-TX接続ボード |
N8104-86 |
1 |
◎ |
telnetにて正常に動作することを確認。 (注1) |
3 |
1000BASE-SX接続ボード |
N8104-84 |
1 |
◎ |
telnetにて正常に動作することを確認。 |
4 |
1000BASE-T接続ボード |
N8104-103 |
1 |
◎ |
telnetにて正常に動作することを確認。 |
- (注1)
- このモデルの評価では、デフォルト設定される eepro100 が正常に動作しない場合がある為、
e100 を使用しております。
このため、インストール後に手動で e100 ドライバを適用する必要があります。
尚、弊社にて実施した e100 ドライバへの置き換え手順を以下に提示します。
(eepro100 → e100 ドライバ置き換え手順)
- インストール後、システムを起動します。
- /etc/modules.conf を以下のようにNIC枚数分、変更します。
- (変更前) alias eth0 eepro100
- (変更後) alias eth0 e100
- システムを再起動します。
- 再起動後に lsmod コマンドで e100 ドライバがロードされているかを確認します。
■HDD |
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No. |
機器名称 |
型番 |
数 |
結果 |
評価概要 |
1 |
SCSIコントローラ(HDD増設用) |
N8103-56 |
1 |
◎ |
N8150-130を接続し正常に動作することを確認 |
2 |
増設用 18.1GB HDD |
N8150-130 |
2 |
◎ |
SCSIコントローラ[N8103-56]、ディスクアレイコントローラ[N8103-53A]配下に接続
約30MBのファイルのコピー,DIFFを30回繰り返すTPで確認
ディスクアレイの動作確認を参照 |
3 |
増設用 36.3GB HDD |
N8150-132 |
1 |
◎ |
AIC7899配下に接続
約30MBのファイルのコピー,DIFFを30回繰り返すTPで確認 |
4 |
増設用 73.2GB HDD |
N8150-133 |
1 |
◎ |
AIC7899配下に接続
約30MBのファイルのコピー,DIFFを30回繰り返すTPで確認 |
■バックアップ装置 |
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No. |
機器名称 |
型番 |
数 |
結果 |
評価概要 |
1 |
SCSIコントローラ |
N8103-65 |
1 |
◎ |
内蔵DAT、内蔵DLT、内蔵LTOを接続し正常に動作することを確認 (注1) |
2 |
内蔵DAT |
N8151-12BC |
1 |
◎ |
SCSIコントローラ[N8103-65]配下に接続。
約30MBのファイルのBackup/Restore,DIFFを30回繰り返すTPで確認。
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3 |
内蔵DLT |
N8151-17 |
1 |
◎ |
SCSIコントローラ[N8103-65]配下に接続。
約30MBのファイルのBackup/Restore,DIFFを30回繰り返すTPで確認。
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4 |
内蔵LTO |
N8151-40 |
1 |
◎ |
SCSIコントローラ[N8103-65]配下に接続。
約30MBのファイルのBackup/Restore,DIFFを30回繰り返すTPで確認。
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- (注1)
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OSをインストール後にSCSIコントローラ[N8103-65]を接続し
再起動を行った場合は、
自動でドライバをロードしない場合があります。
その場合は、以下の手順でドライバをロードします。
・ドライバのロード方法
- システム起動後以下のコマンドを実行します。
- #modprobe a100u2w
- #lsmod
上記lsmod コマンドで a100u2w ドライバがロードされ
ているかを確認します。
・再起動後、自動でドライバをロードする方法
- /etc/rc.d/rc.sysinit ファイルの最後に『 modprobe a100u2w』
を追加します。
■ディスクアレイの動作確認 |
 | ■ハードウェア構成
構成1
(RAID1) RAID1構成の環境にOSをインストール
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Express5800 /180Rc-4 |
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ディスクアレイ コントローラ (N8103-53A) |
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18.1GB
HDD (N8150-130) |
RAID1構成
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18.1GB
HDD (N8150-130)
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