NEC Express5800/140Hf SLES 10 for EM64T 動作確認情報

2007年10月29日

Express5800/140Hf
ディストリビューション	SUSE Linux Enterprise Server 10 for EM64T ( KERNEL 2.6.16.21-0.8 )

本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。
ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。

なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。

記号の意味

◎…当該ディストリビューションで動作可能
○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能
×…動作不可
－…未サポート

製品情報 / インストール確認 / HDD増設 / CPU増設 / メモリ増設 /
LAN増設 / バックアップ装置 /

■製品情報

ハードウェア製品情報はこちらを参照してください。

■インストール確認

■ハードウェア構成

構成	型番	機器名称	数
構成1 (オンボードRAID)	N8100-1223	Express5800/140Hf (ディスクレスモデル/64ビットIntel(R)Xeon MP(3.16G)/メモリ 2GB)	1
	N8150-199	増設用 36.3GB HDD(SAS,15krpm) (オンボードRAID,RAID5)	3
	N8101-304A	増設CPUボード (Xeon MP 3.16G/1M)	3
	N8102-217	2GB増設メモリボード(1GB x 2)	3
	N8102-258	増設メモリバックボード	1
構成2 (オンボードRAID)	N8100-1277	Express5800/140Hf (ディスクレスモデル/デュアルコアIntel(R)Xeon 7110M(2.60G)/メモリ 2GB)	1
	N8150-200	増設用 73.2GB HDD(SAS,15krpm)(オンボードRAID,RAID5)	3
	N8101-356	増設CPUボード (デュアルコア Xeon 2.60G/4M)	3
	N8102-219	8GB増設メモリボード(4GB x 2)	7
	N8102-258	増設メモリバックボード	3
構成3 (オンボードRAID)	N8100-1278	Express5800/140Hf (ディスクレスモデル/デュアルコアIntel(R)Xeon 7140M(3.40G)/メモリ 2GB)	1
	N8150-201	増設用 146.5B HDD(SAS,15krpm)(オンボードRAID,RAID5)	3
	N8150-201	増設用 146.5B HDD(SAS,15krpm)(オンボードRAID,RAID5)	3
	N8150-199	増設用 36.3GB HDD(SAS,15krpm) (オンボードRAID,RAID5)	3
	N8150-199	増設用 36.3GB HDD(SAS,15krpm)(オンボードRAID,RAID1)	2
	N8150-199	増設用 36.3GB HDD(SAS,15krpm) (オンボードRAID,RAID0)	2
	N8101-357	増設CPUボード (デュアルコア Xeon 3.40G/16M)	3
	N8154-13	増設用HDDケージ	1
	N8102-218	4GB増設メモリボード(2GB x 2)	2
	N8102-217	2GB増設メモリボード(1GB x 2)	1
	N8102-216	1GB増設メモリボード(512MB x 2)	4
	N8102-258	増設メモリバックボード	3

※BMCファームウェアが rev 00.27 未満の場合はアップデートを実施してください。こちらに掲載しています。

■動作確認

評価項目	結果			コメント
評価項目	構成1	構成2	構成3	コメント
OSのインストール	○ (注1)	○ (注1)	○ (注1)	CD-ROM からの Boot にてインストール。
X Window System の動作	◎	◎	◎	解像度 1024x768、色数 16bit で確認。
PS/2 マウス・キーボード	◎	◎	◎
標準LANポート	◎	◎	◎	ssh でログインできる、ftp で 100MB のファイルが転送できる。
標準LANポート二重化(Bonding)	◎ (注2)	◎ (注2)	◎ (注2)	ssh でログインできる、ftp で 100MB のファイルが転送できる。
CPUの認識	◎	◎	◎	cat /proc/cpuinfo にて、動作周波数、論理CPU数を確認。
メモリの認識	◎	◎	◎	cat /proc/meminfo にて総容量を確認。
作成パーティション数	14	14	14	ドライブ全領域を使用。
ハードドライブ	◎	◎	◎	ファイルのコピー/比較動作を確認。
CD-ROM ドライブ	◎	◎	◎
フロッピードライブ	◎	◎	◎
RAIDドライブの縮退動作 (Hotplug対応)	◎ (注3)	◎ (注3)	◎ (注3)	運用中にRAID構成のHDDを1つ取外しても、動作。
RAIDドライブの再構築 (Hotplug対応)	◎	◎	◎	運用中にDEADのDISKを交換すると、自動で再構築する。
負荷ランニング	12h	12h	12h	各ドライブ、ネットワーク・ドライブへの連続負荷時間。
再起動	10	10	10	繰りかえし回数。

(注1)
この構成は、ドライバのアップデートが必須です。LSI社サイトから該当物件「SLES10 3.13-1 02-OCT-07」( SLES10-ga-al3.13-1.zip )を入手し、ドライバディスク(フロッピィディスク)を作成しておきます。
以下の手順でインストールを行ってください。

ドライバディスクイメージ megaraid_sas-v00.00.03.13-1-sles10-ga-all.img を取り出し、ドライバディスクを作成します。
例) dd if=megaraid_sas-v00.00.03.13-1-sles10-ga-all.img of=/dev/fd0

インストール初期にF5キーを押し、あとはインストーラの表示にしたがってドライバを適用します。

ドライバの読み込みが終わった時点で、フロッピーディスクを取り出します。

あとは通常のインストール手順を実行します。

(注2)
Linuxに標準で搭載されている、Bondingドライバを使用します。
評価における設定の概要はこちらのページを参照してください。負荷分散(LB)機能は性能の検証が必要です。

(注3)
RAIDの状態は、ディスクトレイのLED等で確認できます。

■HDD増設

型番	機器名称	結果	評価概要
N8150-199	増設用 36.3GB HDD(SAS,15krpm)	◎	ファイルのコピー/比較動作を確認。
N8150-200	増設用 73.2GB HDD(SAS,15krpm)
N8150-201	増設用 146.5GB HDD(SAS,15krpm)

■CPU増設

型番	機器名称	数	結果	評価概要
N8101-304A	増設CPUボード(Xeon MP 3.16G/1M)	3	◎	cat /proc/cpuinfo にて、動作周波数、論理CPU数を確認。
N8101-356	増設CPUボード(デュアルコア Xeon 2.60G/4M)	3	◎	cat /proc/cpuinfo にて、動作周波数、論理CPU数を確認。
N8101-357	増設CPUボード(デュアルコア Xeon 3.40G/16M)	3	◎	cat /proc/cpuinfo にて、動作周波数、論理CPU数を確認。

■メモリ増設

型番	機器名称	数	結果	評価概要
N8102-216	1GB増設メモリボード(512MB x 2)	8	◎	cat /proc/meminfo にて総容量を確認。
N8102-217	2GB増設メモリボード(1GB x 2)	7	◎	cat /proc/meminfo にて総容量を確認。(標準メモリ含む)
N8102-218	4GB増設メモリボード(2GB x 2)	4	◎	cat /proc/meminfo にて総容量を確認。
N8102-219	8GB増設メモリボード(4GB x 2)	7	◎	cat /proc/meminfo にて総容量を確認。

■LAN増設

増設LANボードについては、オプションの動作確認ページ (こちら) を参照してください。

■バックアップ装置

バックアップ装置を接続した場合の本体装置の動作確認です。
バックアップ装置については、オプションの動作確認ページ (こちら) を参照してください。

■ハードウェア構成

接続	型番	機器名称	使用ドライバ	Version
接続1	N8103-95	増設ボード SCSIコントローラ (PCI,U160)	aic7xxx	7.0
接続2	N8103-75	増設ボード SCSIコントローラ (PCI-X,U320)	aic79xx	3.0

■動作確認

評価項目	結果		コメント
評価項目	接続1	接続2	コメント
バックアップ、リストア	◎	◎	tarコマンドの簡易動作。
再起動	5	5	繰り返し回数。

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