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ホーム > 製品 > コンピュータプラットフォーム > Express5800シリーズポータル > Linux on Express5800 > Linux動作確認情報 一覧 > Linux動作確認情報 詳細
2003年11月28日現在
Express5800/120Mf
ディストリビューション Red Hat Linux 9
(KERNEL 2.4.20-8smp)


      本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。
      ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。


      なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。

記号の意味は以下の通りです。
◎…当該ディストリビューションで動作可能
○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能
×…動作不可
−…未サポート
インストール評価 / CPU増設 / LANボード増設 / HDD増設 / バックアップ装置
/ ディスクアレイの動作確認 / AFT/ALB動作確認

■インストール評価 ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 Express5800/120Mf
(ディスクレスモデル/
Xeon Processor 2.40GHz/
メモリ 512MB)
N8100-908 1 CD-ROM Bootにてインストール(注1)(注2)。
キーボード/マウスの認識/動作、
内蔵LAN認識/動作を確認。
Hyper Threading の動作を確認。
2 増設用 18.1GB HDD (U320 15krpm) N8150-164 1
3 109型キーボード N8170-12 1
4 マウス (PS2/2ボタン) N8170-05 1
(注1)
内蔵SCSIに接続されている HDD にインストールする場合、ドライバディスクと以下の設定が必要となります。

・ドライバディスク作成方法

  1. aic79xx(Version:1.3.5)のドライバディスクを入手します。 ここより、 ファイル名: aic79xx_1.3.5_rh90.img.gz をダウンロードします。
  2. ダウンロードしたファイルを解凍してできるイメージファイルを "dd.img" にリネームします。
  3. DOSフォーマットされたフロッピーディスクをディスクドライブに入れて、ウィンドウズ上のコマンドプロンプトより下記コマンドを実行します。

    D:\>rawrite (注1)

    以下のメッセージに従い、ファイル名を入力します。
    Enter disk image source file name: dd.img [ENTER]

    以下のメッセージに従い、フロッピーディスクドライブ名を入力します。
    Enter terget diskette drive: a [ENTER]

    以下のメッセージに従い、 [ENTER]キーを押すとドライバディスクが作成されます。
    Please insert a formatted diskette into drive A: and press -ENTER-:

    (注1) rawrite.exe ファイルは Red Hat Linux 9 のインストール CD1 /dosutils に入っています。

以上でドライバディスク作成は完了です。


・ドライバインストール方法

  1. インストールCDを入れ、起動させます。

  2. インストーラの初期画面が表示されます。 ドライバアップデートモードでインストールするために、boot: と出力されているところで linux dd と入力します。

    boot: linux dd <enter>

  3. 以下のメッセージが表示されますので[Yes]を選択します。

    Do you have a driver disk ?

         [Yes]    [No]

  4. 以下のメッセージが表示されますので、"fd0"を選択し、その後[OK]を選択します。

    You have multiple devices which could serve as sources for a driver disk.
    Which would you like to use?

       fd0
       hdc

         [OK]    [Cancel]

  5. 以下の画面のとき、上記で作成したドライバディスクを入れ、[OK]を選択します。

    Insert your driver disk into /dev/fd0 and press "OK" to continue.

         [OK]    [Cancel]

  6. 以下メッセージが表示されますので、[NO]を選択します。

    Do you wish to load any more driver disks?

         [Yes]    [No]

    この表示から後は通常のインストール画面になります。

  7. インストール終了後、マシンを再起動します。

以上でドライバのインストールは完了です。

(注2)
CD-ROMについては、DMAモードをOFFにして使用します。 インストール後に、/etc/rc.sysinitに以下の記述を追加し、再起動を行ってください。

    # disable ide-cd DMA
    for i in /proc/ide/hd[a-z]
    do
       MEDIA=`cat ${i}/media`
       if [ ${MEDIA} = "cdrom" ]
       then
           /sbin/hdparm -d0 /dev/`basename ${i}`
       fi
    done
本設定はシステム起動時に実行され、再起動後に有効となります。 また、本設定はCD-ROMのみを対象とするため、HDDには影響ありません。

■CPU ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 増設CPUボード
(Xeon Processor 2.40GHz)
N8101-269 1 HyperThreding、smpカーネル動作を確認。

■LANボード ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 1000BASE-SX接続ボード N8104-84 1 telnet,FTPにて動作することを確認。
2 100BASE-TX接続ボード(2ch) N8104-86 1 telnet,FTPにて動作することを確認。
3 1000BASE-T接続ボード N8104-103 1 telnet,FTPにて動作することを確認。
4 100BASE-TX接続ボード N8104-111 1 telnet,FTPにて動作することを確認。
5 1000BASE-T接続ボード(2ch) N8104-113 1 telnet,FTPにて動作することを確認。

■HDD ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 増設用18.1GB HDD (U320 15krpm) N8150-164 1 オンボードのSCSIコネクタ(AIC7902)に接続(注1)
約20MBのファイルのコピー, DIFFで確認。
2 増設用 36.3GB HDD (U320 15krpm) N8150-165 1 オンボードのSCSIコネクタ(AIC7902)に接続(注1)、
約20MBのファイルのコピー, DIFFで確認。
3 ディスクアレイコントローラ[N8103-81]に接続(注2)、
約20MBのファイルのコピー, DIFFで確認。
3 増設用146.5GB HDD (U320 10krpm) N8150-171 1 オンボードのSCSIコネクタ(AIC7902)に接続(注1)、
約20MBのファイルのコピー, DIFFで確認。
2 ディスクアレイコントローラ[N8103-80]に接続(注2)、
約20MBのファイルのコピー, DIFFで確認。
(注1)
インストール評価」(注1)を参照願います。
(注2)
ディスクアレイの動作確認」の「OS基本インストール」(注1)を参照願います。

■バックアップ装置 ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 SCSIコントローラ オンボードSCSIコントローラ(AIC7902) 1 以下のテープデバイスを接続し、正常動作を確認。
2 内蔵DAT N8151-45 1 オンボードSCSIコントローラ(AIC7902)に接続、 約30MBのファイルのBackup/Restore、結果の比較により確認。
3 内蔵DAT N8151-51 1 オンボードSCSIコントローラ(AIC7902)に接続、 約30MBのファイルのBackup/Restore、結果の比較により確認。
4 内蔵AIT N8151-34B 1 オンボードSCSIコントローラ(AIC7902)に接続、 約30MBのファイルのBackup/Restore、結果の比較により確認。
5 内蔵AIT(注2) N8151-41A 1 オンボードSCSIコントローラ(AIC7902)に接続、 約30MBのファイルのBackup/Restore、結果の比較により確認。
6 内蔵AIT集合型 N8151-36 1 オンボードSCSIコントローラ(AIC7902)に接続、 mtxコマンドによるアームの操作と、 約30MBのファイルのBackup/Restore、結果の比較により確認。
7 SCSIコントローラ N8103-56 1 以下のテープデバイスを接続し、正常動作を確認(注1)。
8 内蔵LTO N8151-40 1 SCSIコントローラ[N8103-56]に接続、 約30MBのファイルのBackup/Restore、結果の比較により確認。
9 SCSIコントローラ N8103-65 1 以下のテープデバイスを接続し、正常動作を確認(注1)。
10 デバイス増設ユニット N8141-28A 1 SCSIコントローラ[N8103-65]に接続、
動作することを確認。
11 内蔵DAT N8151-45 1 SCSIコントローラ[N8103-65]に接続し、 約30MBのファイルのBackup/Restore、結果の比較により確認。
(注1)
OSをインストール後にSCSIコントローラを接続した場合、 以下の手順でドライバをロードします。

・ドライバのロード方法

  1. システム起動後以下のコマンドを実行します。

    [N8103-65]の場合
    # modprobe a100u2w

    [N8103-56]の場合
    # modprobe aic7xxx

  2. 下記コマンドで ドライバがロードされているかを確認できます。
    # lsmod

・再起動後、自動でドライバをロードする方法

  1. /etc/rc.d/rc.sysinit ファイルの最後に、上記コマンドを追加記入します。
(注2)
内蔵AIT(N8151-41A)はFW:01npの装置を使用して確認しました。

■ディスクアレイの動作確認 ↑UP

ハードウェア構成

構成1
RAID1構成の論理ドライブにOSをインストール

Express5800
/120Mf
━ ディスクアレイ
コントローラ
(N8103-80)
┳ 146.5GB HDD
(N8150-171)
RAID1構成

┗ 146.5GB HDD
(N8150-171)

構成2
RAID5構成の論理ドライブにOSをインストール

Express5800
/120Mf
━ ディスクアレイ
コントローラ
(N8103-81)
┳ 36.3GB HDD
(N8150-165)
RAID5構成

┣ 36.3GB HDD
(N8150-165)

┗ 36.3GB HDD
(N8150-165)

※  評価時、DACボード FW Rev. は出荷時設定で行っています。
MegaRAID U320 1ch (N8103-80) :1L23
MegaRAID U320 2ch (N8103-81) :1L23


OS基本インストール

No. 評価項目 結果 コメント
構成1 構成2
1 OSのインストール CD-ROM Boot インストール完了(注1)
(注1)
「N8103-80」「N8103-81」ドライバディスク作成、インストール手順

・ドライバディスク作成方法
  1. 下記、LSI LOGIC社のWebよりファイルをダウンロードします。
    LSI LOGIC社のWeb(2003.9.19現在)
      URL:   http://support.megaraid.com/support/dlresult.cfm
      (ファイル名:118JRH9.tgz バージョン:1.18j)
     
    1. Select a file productの項目で下記を選択します。
        MegaRaid320-1 - [520-1Ch]

    2. Select a file typeの項目で下記を選択します。
      Drivers

    3. Nextをクリックします。

    4. Drivers & Utilities のOS[Redhat 9.0] をクリックします。

    5. 注意事項をよく読み、同意した上で、I Agreeをクリックしてファイルをダウンロードしてください。

  2. ダウンロードした"118JRH9.tgz"ファイルを展開します。

  3. 展開されたmega118j/rh90ディレクトリにある"dud-rh90-118j.gz"ファイルを展開します。
    下記ファイルが作成されます
    dud-rh90-118j
  4. 展開したファイルを下記ファイル名にリネームします。
    dd.img
  5. DOSフォーマットされたフロッピーディスクをディスクドライブに入れて、ウィンドウズ上のコマンドプロンプトより下記コマンドを実行します。

    D:\>rawrite (注1)

    以下のメッセージに従い、ファイル名を入力します。
    Enter disk image source file name: dd.img [ENTER]

    以下のメッセージに従い、フロッピーディスクドライブ名を入力します。
    Enter terget diskette drive: a [ENTER]

    以下のメッセージに従い、 [ENTER]キーを押すとドライバディスクが作成されます。
    Please insert a formatted diskette into drive A: and press -ENTER-:

    (注1) rawrite.exe ファイルは Red Hat Linux 9 のインストール CD1 /dosutils に入っています。

以上でドライバディスク作成は完了です。


・ドライバインストール方法

  1. インストールCDを入れ、起動させます。

  2. インストーラの初期画面が表示されます。 ドライバアップデートモードでインストールするために、boot: と出力されているところで linux dd と入力します。

    boot: linux dd <enter>

  3. 以下のメッセージが表示されますので[Yes]を選択します。

    Do you have a driver disk ?

         [Yes]    [No]

  4. 以下のメッセージが表示されますので、"fd0"を選択し、その後[OK]を選択します。

    You have multiple devices which could serve as sources for a driver disk.
    Which would you like to use?

       fd0
       hdc

         [OK]    [Cancel]

  5. 以下の画面のとき、上記で作成したドライバディスクを入れ、[OK]を選択します。

    Insert your driver disk into /dev/fd0 and press "OK" to continue.

         [OK]    [Cancel]

  6. 以下メッセージが表示されますので、[NO]を選択します。

    Do you wish to load any more driver disks?

         [Yes]    [No]

    この表示から後は通常のインストール画面になります。

  7. インストール終了後、マシンを再起動します。

  8. 起動後、ドライバの確認を行います。

    "dmesg"コマンドを実行します。

    #dmesg | less

    以下の表示でドライババージョンが v1.18j であることを確認します。

    megaraid 1.18j (Release Date: Mon Jul 7 14:39:55 EDT 2003)

以上でドライバのインストールは完了です。


RAIDボード配下のDISKの使用

No. 評価項目 結果 コメント
構成1 構成2
1 パーティション作成 容量:4GBのパーティションを確保し、動作することを
確認
2 ファイルシステム作成, mount, umount 動作することを確認
3 RAIDボード配下のDISKの使用可否 データのコピー/Verifyを行い、動作することを確認
4 RAIDボード配下のDISKがシステムドライブ時、2GB以上の領域への データ のセーブ及び内容の確認
データのコピー/Verifyを行い、動作することを確認


DISK障害時の動作

No. 評価項目 結果 コメント
構成1 構成2
1 DISK障害時(DEAD時)のRebuild機能を確認 DISKがDEAD状態になった時、AutoRebuild機能が正常動作した。


最大パーティション数

No. 評価項目 結果 コメント
構成1 構成2
1 最大利用可能パーティション数 14 14 Linuxファイルシステム、 swap領域として同時に利用可能なパーティション数。


■AFT(Adapter Fault Tolerance)/ALB(Adaptive Load Balancing) 動作確認 ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
AFTALB
1 オンボード(1000BASE-T) N8100-908 2 - AFT機能が動作することを確認(注)
2 100BASE-TX接続ボード(2ch) N8104-86 1 AFT/ALB機能が動作することを確認(注)
3 100BASE-TX接続ボード N8104-111 2 AFT/ALB機能が動作することを確認(注)
4 1000BASE-SX接続ボード N8104-84 2 - AFT機能が動作することを確認(注)
5 1000BASE-T接続ボード N8104-103 2 - AFT機能が動作することを確認(注)
6 1000BASE-T接続ボード(2ch) N8104-113 1 - AFT機能が動作することを確認(注)
AFT設定方法 ALB設定方法 についてはこちらを参照して下さい。
(注)
AFT/ALB機能を有効にするために、OS をインストール後に、Intel(R)社の WebよりDownloadしたドライバを適用して、 評価を実施しました。(2003/9/19現在)

ドライバversionパッケージ名
e100ver2.3.27e100-2.3.27.tar.gz
e1000ver5.2.16e1000-5.2.16.tar.gz
iANSver2.3.61ians-2.3.61.tar.gz

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