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ホーム > 製品 > コンピュータプラットフォーム > Express5800シリーズポータル > Linux on Express5800 > Linux動作確認情報 一覧 > Linux動作確認情報 詳細
2002年6月13日現在


Express5800/120Me

ディストリビューション

Red Hat Linux 7.2
(KERNEL 2.4.7-10smp)
(XFree86-4.1.0)



      本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。
      ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。


      なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。

記号の意味は以下の通りです。
◎…当該ディストリビューションで動作可能
○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能
×…動作不可
インストール評価 / CPU増設 / LANボード増設 / HDD増設 / バックアップ装置
無停電電源装置(UPS) / ディスクアレイの動作確認 / AFT/ALB動作確認

■インストール評価 ↑UP

    
No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1Express5800/120Me(ディスクレスモデル/Xeon 2.4GHz/メモリ 256MB /109型キーボード・2ボタンマウス本体標準添付) N8100-831 1 CD-ROM Bootにてインストール
キーボード認識、動作を確認
マウス認識、 動作を確認
内蔵LAN認識、動作を確認
PXEネットワークインストール(100BASE-TX)を確認
2 増設用 36.3GB HDD N8150-148 1
3 マウス (3ボタン) N8170-04 1


(注1)
Red Hat Linux 7.2のパッケージに入っているe1000ドライバでは、正常に動作しないためIntel(R)社のWebよりDownloadしたドライバをmakeして、評価を実施しました。

Intel(R)社の Web(2002.6.12現在) より Download
URL: http://appsr.intel.com/scripts-df/Detail_Desc.asp?ProductID=415&DwnldID=2897
(e1000ドライバ:e1000-4.2.17.tar.gz)

(注2)
CD-ROMについては、DMAモードをOFFにして使用します。
インストール後に、/etc/rc.sysinitに以下の記述を追加し、再起動を行ってください。

       
            # disable ide-cd DMA
            for i in /proc/ide/hd[a-z]
            do
               MEDIA=`cat ${i}/media`
               if [ ${MEDIA} = "cdrom" ]
               then
                   /sbin/hdparm -d0 /dev/`basename ${i}`
               fi
            done

本設定はシステム起動時に実行され、再起動後に有効となります。
また、本設定はCD-ROMのみを対象とするため、HDDには影響ありません。


■CPU ↑UP


No.機器名称型番結果 評価概要
1 増設CPUボード N8101-244 1 マルチプロセッサ動作を確認




■LANボード ↑UP


    
No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 100BASE-TX接続ボード N8104-85 1 telnetにて正常に動作することを確認
2 100BASE-TX接続ボード N8104-80 1 telnetにて正常に動作することを確認
3 1000BASE-T接続ボード N8104-103 1 telnetにて正常に動作することを確認
4 1000BASE-SX接続ボード N8104-84 1 telnetにて正常に動作することを確認
(注1)
このモデルの評価では、デフォルト設定される eepro100 が正常に動作しない場合がある為、e100 を使用しております。
このため、インストール後に手動で e100 ドライバを適用する必要があります。
尚、弊社にて実施した e100 ドライバへの置き換え手順を以下に提示します。

(eepro100 → e100 ドライバ置き換え手順)
  1. インストール後、システムを起動します。
  2. /etc/modules.conf を以下のようにNIC枚数分、変更します。
    • (変更前) alias eth0 eepro100
    • (変更後) alias eth0 e100
  3. システムを再起動します。
  4. 再起動後に lsmod コマンドで e100 ドライバがロードされているかを確認します。
(注2)
Red Hat Linux 7.2のパッケージに入っているe1000ドライバでは、正常に動作しないためIntel(R)社のWebよりDownloadしたドライバをmakeして、評価を実施しました。

Intel(R)社の Web(2002.6.12現在) より Download
URL: http://appsr.intel.com/scripts-df/Detail_Desc.asp?ProductID=415&DwnldID=2897
(e1000ドライバ:e1000-4.2.17.tar.gz)

                                   
■HDD ↑UP


No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 SCSIコントローラ(HDD増設用) N8103-56 1 N8150-147を接続し正常に動作を確認
2 増設用 18.1GB HDD N8150-147 1 AIC7899配下に接続
約30MBのファイルのコピー,DIFFを30回繰り返すTP で確認

(注)
ブートローダは「lilo」を使用。



■バックアップ装置 ↑UP


No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 内蔵DAT N8151-12BC 1 AIC7899配下に接続
約30MBのファイルのBackup/Restore、DIFFを30回 繰り返すTPで確認
2 内蔵DAT N8151-26 1 AIC7899配下に接続
約30MBのファイルのBackup/Restore、DIFFを30回 繰り返すTPで確認
3 内蔵AIT N8151-28 1 AIC7899配下に接続
約30MBのファイルのBackup/Restore、DIFFを30回 繰り返すTPで確認
4 内蔵LTO N8151-40 1 AIC7899配下に接続
約30MBのファイルのBackup/Restore、DIFFを30回 繰り返すTPで確認  
5 SCSIコントローラ N8103-65 1 外付DAT集合型を接続し正常に動作することを確認
6 外付DAT集合型 N8560-23 1 SCSIコントローラ[N8103-65]配下に接続
約30MBのファイルのBackup/Restore、DIFFを30回繰り返すTPで確認
mtxでのメディア入れ替えが正常にできることを確認

(注)
SCSIコントローラ[N8103-65]用ドライバ a100u2wを自動でロードする為、下記設定を行ってください。

       
             1. /etc/modules.conf に追記します。
   alias scsi_hostadapter a100u2w
2. /boot/initrd をリネイムします。 例)SMPカーネルの場合         #mv /boot/initrd-2.4.7-10smp.img /boot/initrd-2.4.7-10smp.org
3. /boot/initrd を作成します。
#mkinitrd /boot/initrd-2.4.7-10smp.img 2.4.7-10smp

再起動後ドライバは自動でロードされます。


■無停電電源装置 ↑UP


           
No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1無停電電源装置 (Smart-UPS相当 / 1400VA) N8180-13 1 ケーブルは[N8580-39]を使用。 PowerChutePlus v.4.5.3を使用することにより、以下の動作を確認。 (注1)
- 電源異常時のshutdown (注2)
     
UPSインタフェースキット (Linux用) N8580-39 1

(注1)

APC Smart-UPSでは、PowerChutePlus v.4.5.3を使用します。genpowerdでは正常に動作しません。
PowerChutePlus Version.4.5.3は以下のURLからダウンロードすることができます。

http://ss.apc.co.jp/download/ ※2002.6.12現在

   1.上記URLの"ソフトウェア製品"を選択して、[GO]をクリックする。
   2.下記の項目をクリックして、"PowerChutePlus-4.5.3-1.i386.rpm"ファイルをダウンロード
    して下さい。
    "PowerChute plus v.4.5.3 for Linux on i386 (for glibc-based distributions ) RPM file"

   ・インストール方法

    #rpm -ivh PowerChutePlus-4.5.3-1.i386.rpm


(注2)
本機では、OS側から通常のシャットダウンを行った場合に、シャットダウン後自動で電源OFFはしません。
ただし、シャットダウン後に自動的に無停電電源装置(以下 UPSとする)側から、電源供給を停止することは可能です。
xpowerchuteのメニューからシャットダウンしてください。
  1. xpowerchuteを起動
    # cd /usr/lib/powerchute
    # ./xpowerchute

  2. xpowerchuteからマシンをシャットダウン
    [System] ⇒ [Shutdown Server Now ...]

また停電発生時等、シャットダウン後に自動的にUPSからの電源供給を停止することも可能です。
この場合はあらかじめPowerChutePlusに以下のように設定を行います。

(例) シャットダウン開始遅延時間:30秒、電源OFF遅延時間:180秒とする場合。

  1. xpowerchuteを起動
    # cd /usr/lib/powerchute
    # ./xpowerchute

  2. シャットダウン開始遅延時間設定
    [Configuration] ⇒ [Event Actions …] ⇒ [UPS On Battery] ⇒[Shut Down Server] ⇒ [Options] ⇒ Begin Shutdown Sequence In 30 Seconds

  3. 電源OFF遅延時間設定
    [Configuration] ⇒ [UPS Shutdown Parameters] ⇒ UPS Turn Off Delay 180

  4. マシンを再起動する

シャットダウン完了後に電源OFF動作となるように時間を設定してください。 シャットダウン中に電源がOFFされるとデータ等が壊れます。正しく設定してください。
なお、各UPSのバックアップ時間についてはシステム構成ガイドを参照してください。



■ディスクアレイの動作確認 ↑UP

ハードウェア構成

構成1 (RAID1)
RAID1構成の環境にOSをインストール

Express5800
/120Me
━ ディスクアレイ
コントローラ
(N8103-52)
┳ 18.1GB HDD
(N8150-147)


RAID1構成


┗ 18.1GB HDD
(N8150-147)

構成2 (RAID1)
RAID1構成の環境にOSをインストール

Express5800
/120Me
━ ディスクアレイ
コントローラ
(N8103-53A)
┳ 18.1GB HDD
(N8150-147)


RAID1構成


┗ 18.1GB HDD
(N8150-147)

構成3(RAID5)
RAID5構成の環境にOSをインストール

Express5800
/120Me
━ ディスクアレイ
コントローラ
(N8103-64)
┏ 18.1GB HDD
(N8150-105)


RAID5構成

  ┃ ┣ 18.1GB HDD
(N8150-105)
  DISK増設
ユニット
(N8141-26A)
┻ 18.1GB HDD
(N8150-105)

※: 構成1,2,3の差異は、RAIDボード、HDD N型番の違いです。
※: 評価時、DACボード FW Rev. は出荷時設定で行っています。
[出荷時DACボード FW Rev.] AcceleRAID160 (N8103-52) :6.00-08
AcceleRAID352 (N8103-53A) :6.00-08
Megaraid 471 (N8103-64) :NEC4
※: 構成1のときのハードディスク N8150-105 はDisk増設ユニット用の増設用ハードディスクです。


OS基本インストール

    
No. 評価項目 結果 コメント
構成1 構成2 構成3
1 OSのインストール CD-ROM Boot インストール完了。
(注)
ディスクアレイコントローラN8103-52、N8103-53A使用時、fdiskを使用してOSのインストールができません。
OSのインストールはDisk Druidを使用してパーティションを作成してインストールして下さい。



DACボード配下のDISKの使用

No. 評価項目 結果 コメント
構成1 構成2 構成3
1 パーティション作成 パーティションを確保。動作した。
2 ファイルシステム作成, mount, umount 正常に動作した。
3 RAIDボード配下のDISKの使用可否 cpコマンドでデータのセーブを行い内容を確認。動作した。
4 DACボード配下のDISKがシステムドライブ時、2GB以上の領域へのデータのセーブ及び内容の確認
cpコマンドでデータのセーブを行い内容を確認。動作した。



   (注) ディスクアレイコントローラN8103-52、N8103-53A使用時、fdiskでパーティションの作成ができない為、
         fdiskをアップデートしてパーティションを作成して下さい。
       尚、今回は下記モジュールにて評価しております。

        * Update Archive名 : util-linux-2.11f-17.i386.rpm
        * Download URL : 下記の部分をクリックしてファイルをダウンロードして下さい。

       説明ページ http://www.redhat.com/support/errata/RHBA-2001-153.html
                                    ※ 2002.6.12現在でのリンク先

       モジュール ftp://updates.redhat.com/7.2/en/os/i386/util-linux-2.11f-17.i386.rpm
                                    ※ 2002.6.12現在でのリンク先

        * Download URLからダウンロードするパッケージは、説明ページで掲載されているアップデートの他、
          fdiskコマンドもアップデートされています。
   
        * アップデートの方法 : 下記の通りコマンドラインから入力して下さい。

        #rpm -Uvh util-linux-2.11f-17.i386rpm



DISK障害時の動作

     
No. 評価項目 結果 コメント
構成1 構成2 構成3
1 DISK障害時(DEAD時)、AutoRebuild機能の動作を確認 DISKがDEAD状態になった時、Rebuild機能の動作
1.DEADになったDISKシステムが動作している状態で交換し
AutoRebuild機能が正常に動作した。

備考:N8103-52、N8103-53Aについて
  1. DACボード配下の各々のDISKの情報(online,Dead等)は、以下のファイルの内容を見ることにより確認可能(DACボード1枚でチャンネル0に接続している場合)
      /proc/rd/c0/current_status




■AFT(Adapter Fault Tolerance)/ALB(Adaptive Load Balancing)動作確認 ↑UP

        
No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 100BASE-TX接続ボード N8104-85 2 AFT/ALB機能が正常に動作することを確認
2 100BASE-TX接続ボード N8104-80 1 AFT/ALB機能が正常に動作することを確認
3 1000BASE-T接続ボード N8104-103 2 AFT/ALB機能が正常に動作することを確認
4 1000BASE-SX接続ボード N8104-84 2 AFT機能が正常に動作することを確認
   
AFT設定方法 ALB設定方法についてはこちらを参照して下さい。    
(注)
AFT/ALB機能を有効にするために、Red Hat Linux 7.2 をインストール後に、 Intel(R)社のWebよりDownloadしたドライバをmakeして、評価を実施しました。
Intel(R)社の Web(2002.6.12現在) より Download

URL: http://appsr.intel.com/scripts-df/Detail_Desc.asp?ProductID=415&DwnldID=2895
(iANSパッケージ:iANS-1.7.17.tar.gz)

URL: http://appsr.intel.com/scripts-df/Detail_Desc.asp?ProductID=415&DwnldID=2897
(e1000ドライバ:e1000-4.2.17.tar.gz)

URL: http://appsr.intel.com/scripts-df/Detail_Desc.asp?ProductID=416&DwnldID=2896
(e100ドライバ:e100-2.0.30.tar.gz)


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