ディ
ストリビューション |
Red Hat Linux 9
(KERNEL 2.4.20-8smp) |
|
本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。
ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。
なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。
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|
記号の意味は以下の通りです。 |
◎…当該ディストリビューションで動作可能
○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能
×…動作不可
−…未サポート |
■インストール評価 |
|
No. |
機器名称 |
型番 |
数 |
結果 |
評価概要 |
1 |
Express5800/120Ef
(ディスクレスモデル/
Xeon Processor 2.40GHz/
メモリ 256MB) |
N8100-889 |
1 |
◎ |
CD-ROM Bootにてインストール(注1)。
キーボード/マウスの認識/動作、
内蔵LANの認識/動作を確認。
Hyper Threading の動作を確認。 |
2 |
増設用 40GB HDD(IDE 7.2krpm) |
N8150-180 |
1 |
3 |
109型キーボード |
N8170-12 |
1 |
4 |
マウス (PS2/2ボタン) |
N8170-05 |
1 |
- (注1)
- CD-ROMについては、DMAモードをOFFにして使用します。
インストール後に、/etc/rc.sysinitに以下の記述を追加し、再起動を行ってください。
# disable ide-cd DMA for i in /proc/ide/hd[a-z] do MEDIA=`cat ${i}/media` if [ ${MEDIA} = "cdrom" ] then /sbin/hdparm -d0 /dev/`basename ${i}` fi done
本設定はシステム起動時に実行され、再起動後に有効となります。 また、本設定はCD-ROMのみを対象とするため、HDDには影響ありません。
■CPU |
|
No. |
機器名称 |
型番 |
数 |
結果 |
評価概要 |
1 |
増設CPUボード
(Xeon Processor 2.40GHz) |
N8101-269 |
1 |
◎ |
HyperThreding、smpカーネル動作を確認。 |
■LANボード |
|
No. |
機器名称 |
型番 |
数 |
結果 |
評価概要 |
1 |
1000BASE-SX接続ボード |
N8104-84 |
1 |
◎ |
telnet,FTPにて動作することを確認 |
2 |
100BASE-TX接続ボード(2ch) |
N8104-86 |
1 |
◎ |
telnet,FTPにて動作することを確認 |
3 |
1000BASE-T接続ボード |
N8104-103 |
1 |
◎ |
telnet,FTPにて動作することを確認 |
4 |
100BASE-TX接続ボード |
N8104-111 |
1 |
◎ |
telnet,FTPにて動作することを確認 |
5 |
1000BASE-T接続ボード(2ch) |
N8104-113 |
1 |
◎ |
telnet,FTPにて動作することを確認 |
■HDD |
|
No. |
機器名称 |
型番 |
数 |
結果 |
評価概要 |
1 |
増設用120GB HDD (ATA100 7.2krpm) |
N8150-168 |
1 |
◎ |
オンボードのIDEコネクタに接続
約20MBのファイルのコピー,DIFFで確認 |
2 |
○ |
ディスクミラーリングコントローラ[N8103-74]に接続(注1)
約20MBのファイルのコピー,DIFFで確認 |
2 |
増設用40GB HDD (ATA100 5.4krpm) |
N8150-180 |
3 |
◎ |
オンボードのIDEコネクタに接続
約20MBのファイルのコピー,DIFFで確認 |
3 |
増設用80GB HDD (ATA100 7.2krpm) |
N8150-181 |
1 |
◎ |
オンボードのIDEコネクタに接続
約20MBのファイルのコピー,DIFFで確認
|
4 |
増設用80GB HDD
(ATA100 7.2krpm, Hotplug対応) |
N8150-182 |
3 |
○ |
ディスクアレイコントローラ[N8103-73A]に接続(注2)
約20MBのファイルのコピー,DIFFで確認 |
5 |
増設用18.1GB HDD (U320 15krpm) |
N8150-159 |
3 |
○ |
ディスクアレイコントローラ[N8103-80]に接続(注3)
約20MBのファイルのコピー,DIFFで確認
|
6 |
SCSIコントローラ(HDD増設用) |
N8103-56 |
1 |
◎ |
下記のHDDを接続
|
7 |
増設用36.3GB HDD (U320 10krpm) |
N8150-157 |
1 |
◎ |
SCSIコントローラ[N8103-56]に接続
約20MBのファイルのコピー,DIFFで確認
|
8 |
増設用73.2GB HDD (U320 10krpm) |
N8150-158 |
1 |
◎ |
SCSIコントローラ[N8103-56]に接続
約20MBのファイルのコピー,DIFFで確認
|
- (注1)
- 「ディスクアレイの動作確認」の「OS基本インストール」(注3)を参照願います。
- (注2)
- 「ディスクアレイの動作確認」の「OS基本インストール」(注2)を参照願います。
- (注3)
- 「ディスクアレイの動作確認」の「OS基本インストール」(注1)を参照願います。
■バックアップ装置 |
|
No. |
機器名称 |
型番 |
数 |
結果 |
評価概要 |
1 |
SCSIコントローラ |
N8103-65 |
1 |
◎ |
下記テープデバイスを接続(注1)。 |
2 |
内蔵DAT |
N8151-45
|
1 |
◎ |
SCSIコントローラ[N8103-65]配下に接続、
約30MBのファイルのBackup/Restore、結果の比較により確認。 |
3 |
内蔵DAT |
N8151-51
|
1 |
◎ |
SCSIコントローラ[N8103-65]配下に接続、
約30MBのファイルのBackup/Restore、結果の比較により確認。 |
4 |
内蔵AIT |
N8151-34B
|
1 |
◎ |
SCSIコントローラ[N8103-65]配下に接続、
約30MBのファイルのBackup/Restore、結果の比較により確認。 |
5 |
内蔵AIT |
N8151-46A |
1 |
◎ |
SCSIコントローラ[N8103-65]配下に接続、
約30MBのファイルのBackup/Restore、結果の比較により確認。 |
6 |
内蔵AIT (注2) |
N8151-41A |
1 |
◎ |
SCSIコントローラ[N8103-65]配下に接続、
約30MBのファイルのBackup/Restore、結果の比較により確認。 |
(注1)
OSをインストール後にSCSIコントローラ[N8103-65]を接続した場合、
以下の手順でドライバをロードします。
・ドライバのロード方法
- システム起動後以下のコマンドを実行します。
- # modprobe a100u2w
- # lsmod
上記lsmod コマンドで a100u2w ドライバがロードされているかを確認します。
・再起動後、自動でドライバをロードする方法
- /etc/rc.d/rc.sysinit ファイルの最後に『modprobe a100u2w』を追加します。
(注2)
内蔵AIT(N8151-41A)は、FW:01upの装置を使用して確認しました。
■ディスクアレイの動作確認 |
 |
■ハードウェア構成
構
成1
RAID5構成の論理ドライブにOSをインストール
|
Express5800
/120Ef |
|
ディスクアレイ
コントローラ
(N8103-80) |
 |
18.1GB HDD
(N8150-159) |
RAID5構成 |
|
|
18.1GB
HDD
(N8150-159) |
|
 |
18.1GB
HDD
(N8150-159) |
|
構成2
RAID5構成の環境にOSをインストール
|
Express5800
/120Ef |
 |
ディ
スクアレイ
コントローラ
(N8103-73A) |
 |
増
設用HDDケージ
(N8150-166) |
 |
80GB
HDD
(N8150-182) |
RAID5構成
|
|
 |
80GB HDD
(N8150-182) |
|
 |
80GB HDD
(N8150-182) |
|
構
成3
RAID1構成の論理ドライブにOSをインストール
|
Express5800
/120Ef |
 |
ディスクミラーリング
コントローラ
(N8103-74) |
 |
120GB HDD
(N8150-168) |
RAID1構成 |
|
 |
120GB
HDD
(N8150-168) |
|
※ |
評価時、DACボード FW Rev. は出荷時設定で行っています。 |
|
MegaRAID U320 1ch (N8103-80) |
:1L23 |
|
MegaRAID i4 (N8103-73A) |
:P661 |
|
FastTrak100LP (N8103-74) |
:2.00.0070.06 |
■OS基本インストール
No. |
評価項目 |
結果 |
コメント |
構成1 |
構成2 |
構成3 |
1 |
OSのインストール |
○
(注1) |
◎
(注2) |
○
(注3) |
CD-ROM Boot インストール完了 |
- (注1)
- 構成3「N8103-80」ドライバディスク作成、インストール手順
・ドライバディスク作成方法
- 下記、LSI LOGIC社のWebよりファイルをダウンロードします。
LSI LOGIC社のWeb(2003.11.13現在)
URL:
http://support.megaraid.com/support/dlresult.cfm
(ファイル名:118JRH9.tgz バージョン:1.18j)
- Select a file productの項目で下記を選択します。
MegaRaid320-1 - [520-1Ch]
- Select a file typeの項目で下記を選択します。
Drivers
- Nextをクリックします。
- Drivers & Utilities のOS[Redhat 9.0] をクリックします。
- 注意事項をよく読み、同意した上で、I Agreeをクリックしてファイルをダウンロードしてください。
- ダウンロードした"118JRH9.tgz"ファイルを展開します。
- 展開されたmega118j/rh90ディレクトリにある"dud-rh90-118j.gz"ファイルを展開しま
す。
下記ファイルが作成されます
dud-rh90-118j
- 展開したファイルを下記ファイル名にリネームします。
dd.img
- DOSフォーマットされたフロッピーディスクをディスクドライブに入れて、ウィンドウズ上のコマンドプロンプトより
下記コマンドを実行します。
D:\>rawrite (注1)
以下のメッセージに従い、ファイル名を入力します。
Enter disk ../../../image source file name: dd.img [ENTER]
以下のメッセージに従い、フロッピーディスクドライブ名を入力します。
Enter terget diskette drive: a [ENTER]
以下のメッセージに従い、 [ENTER]キーを押すとドライバディスクが作成されます。
Please insert a formatted diskette into drive A: and press -ENTER-:
(注1) rawrite.exe ファイルは Red Hat Linux 9 のインストール CD1 /dosutils に入っています。
以上でドライバディスク作成は完了です。
・ドライバインストール方法
- インストールCDを入れ、起動させます。
- インストーラの初期画面が表示されます。 ドライバアップデートモードでインストールするために、boot:
と出力されているところで linux dd と入力します。
boot: linux dd <enter>
- 以下のメッセージが表示されますので[Yes]を選択します。
Do you have a driver disk ?
[Yes] [No]
- 以下のメッセージが表示されますので、"fd0"を選択し、その後[OK]を選択します。
You have multiple devices which could serve as sources for a driver
disk.
Which would you like to use?
fd0
hdc
[OK] [Cancel]
- 以下の画面のとき、上記で作成したドライバディスクを入れ、[OK]を選択します。
Insert your driver disk into /dev/fd0 and press "OK" to continue.
[OK] [Cancel]
- 以下メッセージが表示されますので、[NO]を選択します。
Do you wish to load any more driver disks?
[Yes] [No]
この表示から後は通常のインストール画面になります。
- インストール終了後、マシンを再起動します。
- 起動後、ドライバの確認を行います。
"dmesg"コマンドを実行します。
#dmesg | less
以下の表示でドライババージョンが v1.18j であることを確認します。
megaraid 1.18j (Release Date: Mon Jul 7 14:39:55 EDT 2003)
以上でドライバのインストールは完了です。
- (注2)
- N8103-73A は、RAID構成のライトポリシーがWrite Throughであると、
インストールに失敗することがあります。 RAIDを構成する際にライトポリシーをWrite Backに設定し、 インストールを実施してください。
インストール後にWrite Throughに設定しなおしてください。
- (注3)
- N8103-74 を使用した環境にインストールする場合、ドライバディスクと下記の設定が必要となります。
・ドライバディスク作成方法
- Promise
社のダウンロードサイト(2003.11.13現在) より対応したファイル( 3_ft2xrhb1.zip
)をダウンロードします。
- Select Productの項目で下記を選択します。
FastTrak100 LP
- Select Categoryの項目で下記を選択します。
Driver
- Select OSの項目で下記を選択します。
Red Hat Linux
- GOをクリックします。
- FastTrak TX/LP Series Red Hat Linux 8.0/9 Driver
をクリックし、ドライバをダウンロードします。
- ダウンロードしたファイルをFATフォーマット済みの1.44MBフロッピーディスクに展開します。
以上でドライバディスク作成は完了です。
・ドライバインストール方法
- インストールCDを入れ、起動させます。
- インストーラの初期画面で boot: と出ているところで下のパラメータを指定します。
※下記パラメータは、CD-ROM がオンボード IDE#3 に接続されている場合の設定です。
boot: expert ide0=0 ide1=0 ide2=0 ide3=0
ide4=0 ide5=0 ide6=0 ide7=0 ide8=0 ide9=0x1e8,0x3ee,11
- Deviceの画面で以下の表示がされますので[Yes]を選択します。
Do you have a driver disk ?
[Yes] [No]
- 以下の画面のとき、上記で作成したドライバディスクを入れ、[OK]を選択します。
Insert your driver disk and press "OK" to
continue.
[OK] [Cancel]
この表示から後は通常のインストール画面になります。
- ブートローダ−の設定画面で「高度なブートローダオプションの設定」にチェックを入れ、 「次」をクリックします。
- 一般カーネルパラメータの欄に以下のパラメータを指定します。 ※下記パラメータは、CD-ROM がオンボード
IDE#3 に接続されている場合の設定です。
boot: expert ide0=0 ide1=0 ide2=0 ide3=0
ide4=0 ide5=0 ide6=0 ide7=0 ide8=0 ide9=0x1e8,0x3ee,11
- "Congratualations"または"おめでとうございます"画面で、Ctrl-Alt-F2を押下し、
シェル画面に切り替えます。 ドライバディスクを挿入し、下記コマンドを実行してください。
#umount /tmp/fd0
#chroot /mnt/sys../../../image
#mount /dev/fd0 /mnt
#cd /mnt
#sh setup-ft
#cd /
#umount /mnt
#exit
- Ctrl-Alt-F7を押下し、"Exit"または"終了"を選択します。
以上でドライバのインストールは完了です。
■ RAIDボード配下のDISKの使用
No. |
評価項目 |
結果 |
コメント |
構成1 |
構成2 |
構成3 |
1 |
パーティション作成 |
○ |
◎ |
○ |
容量:4GBのパーティションを確保し、正常動作を確認。 |
2 |
ファイルシステム作成, mount, umount |
○ |
◎ |
○ |
正常動作を確認。 |
3 |
RAIDボード配下のDISKの使用可否 |
○ |
◎ |
○ |
データのコピー/Verifyを行い、正常動作を確認。 |
4 |
RAIDボード配下のDISKがシステムドライブ時、 2GB以上の領域へのデータのセーブ及び内容の確認。 |
○ |
◎ |
○ |
データのコピー/Verifyを行い、正常動作を確認。 |
■ DISK障害時の動作
No. |
評価項目 |
結果 |
コメント |
構成1 |
構成2 |
構成3 |
1 |
DISK障害時(DEAD時)のRebuild機能を確認 |
○ |
◎ |
○ |
DISKがDEAD状態になった時、 AutoRebuild機能が正常に動作した。 |
■ 最大パーティション数
No. |
評価項目 |
結果 |
コメント |
構成1 |
構成2 |
構成3 |
1 |
最大利用可能パーティション数 |
14 |
14 |
14 |
Linuxファイルシステム、 swap領域として同時に利用可能なパーティション数。 |
■AFT(Adapter Fault Tolerance)/ALB(Adaptive
Load Balancing) 動作確認 |
|
No. |
機器名称 |
型番 |
数 |
結果 |
評価概要 |
AFT |
ALB |
1 |
100BASE-TX接続ボード |
N8104-111 |
2 |
○ |
○ |
AFT/ALB機能が動作することを確認(注1)
|
2 |
100BASE-TX接続ボード(2ch) |
N8104-86 |
1 |
○ |
○ |
AFT/ALB機能が動作することを確認(注1)
|
3 |
1000BASE-SX接続ボード |
N8104-84 |
2 |
○ |
- |
AFT機能が動作することを確認(注1)
|
4 |
1000BASE-T接続ボード |
N8104-103 |
2 |
○ |
- |
AFT機能が動作することを確認(注1)
|
5 |
1000BASE-T接続ボード(2ch) |
N8104-113 |
1 |
○ |
- |
AFT機能が動作することを確認(注1)
|
※
AFT設定方法 、 ALB
設定方法 についてはこちらを参照して下さい。
- (注1)
- AFT/ALB機能を有効にするために、OS をインストール後に、Intel(R)社の
WebよりDownloadした最新ドライバを適用して、 評価を実施しました。(2003/11/13現在)
ドライバ |
version |
パッケージ名 |
e100 |
ver2.3.27 |
e100-2.3.27.tar.gz |
e1000 |
ver5.2.16 |
e1000-5.2.16.tar.gz |
iANS |
ver2.3.61 |
ians-2.3.61.tar.gz |
|