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ホーム > 製品 > コンピュータプラットフォーム > Express5800シリーズポータル > Linux on Express5800 > Linux動作確認情報 一覧 > Linux動作確認情報 詳細
2003年11月27日現在
Express5800/110Eg
ディストリビューション Red Hat Linux 9
(KERNEL 2.4.20-8)


      本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。
      ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。


      なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。

記号の意味は以下の通りです。
◎…当該ディストリビューションで動作可能
○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能
×…動作不可
−…未サポート

インストール評価
/ LANボード増設 / HDD増設 / バックアップ装置
/ ディスクアレイの動作確認 / AFT/ALB動作確認

■インストール評価 ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 Express5800/110Eg
(ディスクレスモデル/
Pentium4 2.4BGHz/
メモリ 256MB)
N8100-913 1 CD-ROM Bootにてインストール (注1)
キーボード認識、動作を確認。
マウス認識、動作を確認。
内蔵LAN認識、動作を確認。
2 増設用 40GB HDD N8150-180 1
3 109型キーボード(W) N8170-12 1
4 マウス (2ボタン) N8170-05 1
   
(注1)
CD-ROMについては、DMAモードをOFFにして使用します。
インストール後に、/etc/rc.sysinitに以下の記述を追加し、再起動を行ってください。
       
            # disable ide-cd DMA
            for i in /proc/ide/hd[a-z]
            do
               MEDIA=`cat ${i}/media`
               if [ ${MEDIA} = "cdrom" ]
               then
                   /sbin/hdparm -d0 /dev/`basename ${i}`
               fi
            done
            
本設定はシステム起動時に実行され、再起動後に有効となります。
また、本設定はCD-ROMのみを対象とするため、HDDには影響ありません。

■LANボード ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 1000BASE-SX接続ボード N8104-84 1 telnet,FTPにて正常に動作することを確認。
2 100BASE-TX接続ボード N8104-86 1 telnet,FTPにて正常に動作することを確認。
3 100BASE-TX接続ボード N8104-111 1 telnet,FTPにて正常に動作することを確認。
4 1000BASE-T接続ボード N8104-103 1 telnet,FTPにて正常に動作することを確認。
5 1000BASE-T接続ボード N8104-113 1 telnet,FTPにて正常に動作することを確認。


■HDD ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 SCSIコントローラ(HDD増設用) N8103-56 1 N8150-157を接続し正常に動作することを確認。
2 増設用 40GB HDD N8150-180 1 オンボードIDE配下に接続。
約30MBのファイルのコピー,DIFFを30回繰り返すTPで確認。
2 ディスクミラーリングコントローラ[N8103-74] 配下に接続。
ディスクアレイの動作確認を参照(注1)
2 ディスクアレイコントローラ[N8103-73A]配下に接続。
ディスクアレイの動作確認を参照(注2)
3 増設用 36.3GB HDD N8150-157 1 SCSIコントローラ[N8103-56] 配下に接続。
約30MBのファイルのBackup/Restore,DIFFを30回繰り返すTPで確認。
3 ディスクアレイコントローラ[N8103-80] 配下に接続。
約30MBのファイルのコピー,DIFFを30回繰り返すTPで確認。
ディスクアレイの動作確認を参照(注3)

(注1)
「OS基本インストール」(注1)を参照願います。

(注2)
「OS基本インストール」(注2)を参照願います。

(注3)
「OS基本インストール」(注3)を参照願います。

■バックアップ装置 ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 SCSIコントローラ N8103-65 1 内蔵DATを接続し正常に動作することを確認。 (注1)
2 内蔵DAT N8151-12BC 1 SCSIコントローラ[N8103-65]配下に接続。
約30MBのファイルのBackup/Restore,DIFFを30回繰り返すTPで確認。
3 内蔵DAT N8151-45 1 SCSIコントローラ[N8103-65]配下に接続。
約30MBのファイルのBackup/Restore,DIFFを30回繰り返すTPで確認。
4 内蔵DAT N8151-51 1 SCSIコントローラ[N8103-65]配下に接続。
約30MBのファイルのBackup/Restore,DIFFを30回繰り返すTPで確認。
5 内蔵AIT N8151-34B 1 SCSIコントローラ[N8103-65]配下に接続。
約30MBのファイルのBackup/Restore,DIFFを30回繰り返すTPで確認。

(注1)
OSをインストール後にSCSIコントローラ[N8103-65]を接続し 再起動を行った場合は、
自動でドライバをロードしない場合があります。
その場合は、以下の手順でドライバをロードします。

・ドライバのロード方法
  1. システム起動後以下のコマンドを実行します。
  2. #modprobe a100u2w
  3. #lsmod
    上記lsmod コマンドで a100u2w ドライバがロードされているかを確認します。

・再起動後、自動でドライバをロードする方法
  1. /etc/rc.d/rc.sysinit ファイルの最後に『 modprobe a100u2w』 を追加します。


■ディスクアレイの動作確認 ↑UP

ハードウェア構成

構成1 (RAID1)
RAID1構成の環境にOSをインストール

Express5800
/110Eg
━ ディスクミラーリング
コントローラ
(N8103-74)
┳ 40GB HDD
(N8150-180)


RAID1構成


┗ 40GB HDD
(N8150-180)

構成2 (RAID1)
RAID1構成の環境にOSをインストール

Express5800
/110Eg
━ ディスクアレイ
コントローラ
(N8103-73A)
┳ 40GB HDD
(N8150-180)


RAID1構成


┗ 40GB HDD
(N8150-180)

構成3 (RAID5)
RAID5構成の環境にOSをインストール

Express5800
/110Eg
━ ディスクアレイ
コントローラ
(N8103-80)
┳ 36.3GB HDD
(N8150-157)
RAID5構成

┣ 36.3GB HDD
(N8150-157)

┗ 36.3GB HDD
(N8150-157)

※  構成1,2,3の差異は、RAIDボード、HDDの違いです。
 
※  評価時、DACボード FW Rev. は出荷時設定で行っています。
FastTrak100LP (N8103-74) :2.00.0070.06
MegaRAID i4(N8103-73A) :P661
MegaRAID U320(N8103-80) :1L23

OS基本インストール

No. 評価項目 結果 コメント
構成1 構成2 構成3
1 OSのインストール


CD-ROM Boot インストール完了。 (注1)(注2)(注3)
(注1)
構成1「N8103-74」ドライバディスク作成、インストール手順

・ドライバディスク作成方法
  1. 下記、Promise社のWebよりファイルをダウンロードします。
    Promise社のWeb(2003.9.16現在)
      URL:   http://www.promise.com/support/download/download_eng.asp
      (ファイル名:3_ft2xrhb1.zip バージョン:1.03.0.1)
    1. Select Productの項目で下記を選択します。
        FastTrak100 LP

    2. Select Categoryの項目で下記を選択します。
      Driver

    3. Select OSの項目で下記を選択します。
      RedHat

    4. GOをクリックします。

    5. FastTrak TX/LP Series RedHat Driverをクリックし、ドライバをダウンロードします。

  2. ダウンロードした3_ft2xrhb1.zipをFATフォーマット済みの1.44MBフロッピーディスクに展開します。

以上でドライバディスク作成は完了です。


・ドライバインストール方法

  1. インストールCDを入れ、起動させます。

  2. インストーラの初期画面が表示されます。boot: と出力されているところで以下のパラメータを指定します。

    boot: linux ide0=0x1f0,0x3f6,14 ide1=0x170,0x376,15 ide2=0 ide3=0 ide4=0 ide5=0 ide6=0 ide7=0 ide8=0 ide9=0 expert
  3. 以下のメッセージが表示がされますので[Yes]を選択します。

    Do you have a driver disk ?

         [Yes]    [No]

  4. 以下のメッセージ表示がされますので "fd0" を選択し、[OK]を選択します。

    You have multiple devices which could serve as sources for a driver disk.
    Which would you like to use?

         fd0
         hdc

         [Ok]    [Cancel]

  5. 以下の画面のとき、上記で作成したドライバディスクを入れ、[OK]を選択します。

    Insert your driver disk into /dev/fd0 and press "OK" to continue.

         [OK]    [Cancel]

  6. ブートローダ−の設定画面で「高度なブートローダオプションの設定」にチェックを入れ、 「次」をクリックします。

  7. 一般カーネルパラメータの欄に以下のパラメータを指定します。
    ide0=0x1f0,0x3f6,14 ide1=0x170,0x376,15 ide2=0 ide3=0 ide4=0 ide5=0 ide6=0 ide7=0 ide8=0 ide9=0

  8. "Congratualations"または"おめでとうございます"画面で、Ctrl-Alt-F2を 押下しドライバのインストールを行います。 ドライバディスクを挿入し、下記コマンドを実行してください。

    #umount /tmp/fd0
    #chroot /mnt/sysimage
    #mount /dev/fd0 /mnt
    #cd /mnt
    #sh setup-ft
    #cd /
    #umount /mnt/
    #exit

  9. インストールの終了
    Ctrl-Alt-F7を押下し、"Exit"または"終了"を選択します。

    再起動後ドライバは自動でロードされます。

以上でドライバのインストールは完了です。

(注2)
N8103-73A は、RAID構成のライトポリシーがWrite Throughであると、インストールに失敗することがあります。RAIDを構成する際にライトポリシーをWrite Backに設定し、インストールを実施してください。
インストール後にWrite Throughに設定しなおしてください。
(注3)
構成3「N8103-80」ドライバディスク作成、インストール手順

・ドライバディスク作成方法
  1. 下記、LSI LOGIC社のWebよりファイルをダウンロードします。
    LSI LOGIC社のWeb(2003.9.16現在)
      URL:   http://support.megaraid.com/support/dlresult.cfm
      (ファイル名:118JRH9.tgz バージョン:1.18j)

     
    1. Select a file productの項目で下記を選択します。
        MegaRaid320-1 - [520-1Ch]

    2. Select a file typeの項目で下記を選択します。
      Drivers

    3. Nextをクリックします。

    4. Drivers & Utilities のOS[Redhat 9.0] をクリックします。

    5. 注意事項をよく読み、同意した上で、I Agreeをクリックしてファイルをダウンロードしてください。

  2. ダウンロードした"118JRH9.tgz"ファイルを展開します。

  3. 展開されたmega118j/rh90ディレクトリにある"dud-rh90-118j.gz"ファイルを展開します。
    下記ファイルが作成されます
    dud-rh90-118j
  4. 展開したファイルを下記ファイル名にリネームします。
    dd.img
  5. DOSフォーマットされたフロッピーディスクをディスクドライブに入れて、ウィンドウズ上のコマンドプロンプトより下記コマンドを実行します。

    D:\>rawrite (注1)

    以下のメッセージに従い、ファイル名を入力します。
    Enter disk image source file name: dd.img [ENTER]

    以下のメッセージに従い、フロッピーディスクドライブ名を入力します。
    Enter terget diskette drive: a [ENTER]

    以下のメッセージに従い、 [ENTER]キーを押すとドライバディスクが作成されます。
    Please insert a formatted diskette into drive A: and press -ENTER-:

    (注1) rawrite.exe ファイルは Red Hat Linux 9 のインストール CD1 /dosutils に入っています。

以上でドライバディスク作成は完了です。


・ドライバインストール方法

  1. インストールCDを入れ、起動させます。

  2. インストーラの初期画面が表示されます。 ドライバアップデートモードでインストールするために、boot: と出力されているところで linux dd と入力します。

    boot: linux dd <enter>

  3. 以下のメッセージが表示されますので[Yes]を選択します。

    Do you have a driver disk ?

         [Yes]    [No]

  4. 以下のメッセージが表示されますので、"fd0"を選択し、その後[OK]を選択します。

    You have multiple devices which could serve as sources for a driver disk.
    Which would you like to use?

       fd0
       hdc

         [OK]    [Cancel]

  5. 以下の画面のとき、上記で作成したドライバディスクを入れ、[OK]を選択します。

    Insert your driver disk into /dev/fd0 and press "OK" to continue.

         [OK]    [Cancel]

  6. 以下メッセージが表示されますので、[NO]を選択します。

    Do you wish to load any more driver disks?

         [Yes]    [No]

    この表示から後は通常のインストール画面になります。

  7. インストール終了後、マシンを再起動します。

  8. 起動後、ドライバの確認を行います。

    "dmesg"コマンドを実行します。

    #dmesg | less

    以下の表示でドライババージョンが v1.18j であることを確認します。

    megaraid 1.18j (Release Date: Mon Jul 7 14:39:55 EDT 2003)

以上でドライバのインストールは完了です。


RAIDボード配下のDISKの使用

No. 評価項目 結果 コメント
構成1 構成2 構成3
1 パーティション作成 容量:4GBのパーティションを確保し、正常に動作することを確認。
2 ファイルシステム作成, mount, umount 正常に動作することを確認。
3 RAIDボード配下のDISKの使用可否 データのコピー/Verifyを行い、正常に動作することを確認。
4 RAIDボード配下のDISKがシステムドライブ時、2GB以上の領域へのデータのセーブ及び内容の確認
データのコピー/Verifyを行い、正常に動作することを確認。

DISK障害時の動作

No. 評価項目 結果 コメント
構成1 構成2 構成3
1 DISK障害時(DEAD時)、AutoRebuild機能の動作を確認 DISKがDEAD状態になった時、AutoRebuild機能が正常に動作に動作することを確認。

最大パーティション数

No. 評価項目 結果 コメント
構成1 構成2 構成3
1 最大利用可能パーティション数 14 14 14 同時にmount可能なパーティション数



■AFT(Adapter Fault Tolerance)/ALB(Adaptive Load Balancing)動作確認 ↑UP
 
No. 機器名称 型番 結果 評価概要
AFT ALB
1 100BASE-TX接続ボード (2ch) N8104-86 1 AFT/ALB機能が正常に動作することを確認
(注1)
2 100BASE-TX接続ボード N8104-111 2 AFT/ALB機能が正常に動作することを確認
(注1)
3 1000BASE-SX接続ボード N8104-84 2 - AFT機能が正常に動作することを確認
(注2)
4 1000BASE-T接続ボード N8104-103 2 - AFT機能が正常に動作することを確認
(注2)
5 1000BASE-T接続ボード (2ch) N8104-113 1 - AFT機能が正常に動作することを確認
(注2)
   
AFT設定方法 ALB設定方法 についてはこちらを参照して下さい。
(注1)
AFT/ALB機能を有効にするために、OS をインストール後に、Intel(R)社のWebよりDownloadしたドライバを適用して、評価を実施しました。

Intel(R)社の Web (2003.9.16現在)


(注2)
AFT機能を有効にするために、OS をインストール後に、Intel(R)社のWebよりDownloadしたドライバを適用して、 評価を実施しました。

Intel(R)社の Web (2003.9.16現在)

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