2007年10月31日現在
Linux環境での注意事項について

N8103-99 ディスクアレイコントローラ(0ch)をLinux環境でご使用される場合、以下の注意事項があります。

  1. リビルド機能動作中のシステム起動について

    リビルド機能(*1) 動作中、システムを起動すると起動時、 PANICが発生することがあります。 そのため、リビルド機能動作中は、システムを起動(再起動も同様)しないでください。 システムの起動は、リビルド機能の動作が完了したことを確認の上、実施してください。
    もし、上記問題でシステムが起動出来なかった場合は、以下の手順にてシステムを起動してください。

    上記問題によりシステムが起動出来ない場合

    以下の手順で、システムを起動してください。
    1. 本ディスクアレイコントローラのWebBIOS(*2)を起動
      本体装置の電源を投入し、POST画面に以下メッセージが表示されるタイミングで、 <Ctrl>+<H>を押下する。
      LSI MegaRAID SAS-MFI BIOS Version 〜
       〜
      HA - x (Bus x Dev x) MegaRAID SAS 8300XLP
       〜
      Press <Ctrl><H> for WebBIOS.
    2. WebBIOS上でリビルド機能の動作を完了
      以下の手順にて、リビルド機能の動作を完了させてください。
      • Adapter Selection画面にてAdapter Noを選択し、[start]をクリックする。
      • MegaRAID BIOS Configuration Utility Virtual Configurationメニューの Physical Drives 画面にて、"REBUILD"表示されている "PDn: DGn: REBUILD: xxxxMB: yyyy" のHDDを選択する。
        注意: nはPhysical Drive番号または Disk Groups番号、xxxxはHDD容量、yyyyはHDD情報を示す。
      • MegaRaid BIOS Configuration Utility Physical Drive画面の Physical Drive Stateが、"REBUILD"から"ONLINE"になるまで待つ。
      • Physical Drive Stateが"ONLINE"と表示されたら、リビルド機能の動作は完了です。
    3. システムの再起動
      WebBIOSを終了して、システムを再起動してください。

    (*1) ディスク故障等でディスク交換時に動作する修復機能
    (*2) 本ディスクアレイコントローラに組み込まれている コンフィグレーションユーティリティ(添付されているユーザーズガイド参照)

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