マイクロソフト社から、Microsoft Internet Explorer 6に対するソフトウェア更新プログラムがリリースされました。
Microsoft Windows XP Service Pack 2およびMicrosoft Windows Server 2003 Service Pack 1をご使用されている場合、この更新プログラムを適用しますと、ActiveXコントロールを使用するWEBページをInternet Explorerで閲覧する際の操作方法が一部変更されますので、以下にお知らせします。
◆仕様変更の内容
Internet ExplorerがActiveXコントロールやJava AppletなどのWebプログラムを処理する方法が変更されます。
Macromedia FlashやWindows Media Playerなど、IE上でメディアが自動再生されるようなWebサイトを参照した場合、自動再生は従来どおり行われますが、「一時停止」や「早送り」 といったコントロールを行おうとすると(オブジェクトにマウスポインタを当てると)、下記ポップアップが表示されるようになります。
本ポップアップが表示された場合は、ガイドに従いクリックもしくはスペース/Enterキーを押下すれば、従来どおりコントロールボタンが有効になります。
Windows Media Playerの例(「MSNビデオ」より)

このActiveX更新プログラムに関する詳細については、下記のマイクロソフト社の情報をご参照下さい。
◆注意点【2006/5/19 Update】
(1) |
この更新プログラムは、2/28より単独パッチ(KB912945)で配布されていましたが、4/12よりIEロールアップパッケージ(累積的な更新プログラム)に吸収されて配布されています。
本IEロールアップパッケージは、4/12よりWindows Updateで[優先度の高い更新プログラム]として配布され、4/12のセキュリティリリース中にも含まれて配布されています。
【重要】
2/28の単独パッチ(KB912945)のみを適用されている方は、本IEロールアップパッケージの適用をお願いします。単独パッチ(KB912945)にはJavaの不具合等が含まれており、IEロールアップパッケージで修正されています。
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この更新プログラムの効果を一定期間無効にする「Compatibility Patch(互換性修正プログラム)」が、4/12にマイクロソフト社よりリリースされました。
Compatibility Patchはマイクロソフト社のダウンロードセンターより入手できます。 |
Windows Update、セキュリティリリースを適用される際には、本更新プログラムの影響をご理解いただいた上で適用ください。
更新プログラム適用に準備期間が必要な場合は、Compatibility Patchをご利用下さい。
◆Mate & VersaPro、Express5800における対応
2006年5月以降に発表される新商品より、この更新プログラムを予め適用して出荷いたします。なお、OSを再セットアップしても、この更新プログラムは適用されます。
- Express5800シリーズ【2006/5/19 Update】
2006年5月以降に製造される製品より、BTO出荷/プリインストールモデルが本更新プログラムを適用したイメージに順次切り替わります。またUL型番OS/装置添付OSについては、当面本更新プログラムを格納した媒体が同梱されるようになります(将来的にはバックアップCD-ROMに吸収されます)。
ご購入時期によっては、お手元に届く製品には適用されていない/同梱されていない場合もございますので、その場合はWindows Updateにて本更新プログラムを適用していただきますようお願いします。
【対象製品】
- Windows Server 2003 (Service Pack 1 必須モデルまたは必須構成時のみ)
- Windows Server 2003 x64 Edition
- Windows Server 2003 R2 / Windows Server 2003 R2 x64 Edition
- Windows XP Professional / Windows XP Professional x64 Edition
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