2007年04月02日現在
udevルール設定について (MIRACLE LINUX V4.0版)

お客様のご使用のシステムによりシステム再起動前後で同一デバイスに対する名前が変化することが理由で、 次の障害が発生する可能性があります。
  • rawデバイス(データベースなど)の場合、意図しないデバイスに書き込みが行われ、データ破壊が発生する場合があります。
  • システム再起動後、ファイルシステムを正しくマウントできず、システムブートに失敗する場合があります。
※上記以外の障害が発生する可能性もあります。


この障害を、以下の設定手順でデバイスファイル名を固定する(注1)ことにより、回避することが可能です。
注1:「デバイスファイル名を固定する」とは、システムの再起動後においても 同一デバイスに対する名前を同じものにすることを意味します。

対象

Fibre Channelスイッチに接続した複数のハードディスクをMIRACLE LINUX V4.0でご使用のお客様(注2)

注2:Fibre Channelスイッチに接続した複数のハードディスクへのアクセス全てを次の機能を介して行う場合、 機能自身がデバイスファイル名固定機能を有しているので対象外。
  • Logical Volume Manager (LVM2)
  • ソフトウェアRAID機能 (md)
       ※ただし、設定ファイル/etc/mdadm.conf内で“devices”タグの定義を行わないことが前提です。
  • StoragePathSavior for Linux(SPS)

設定手順

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