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2008年01月17日現在
1000BASE-T接続ボード(N8104-114)
ディストリビューション MIRACLE LINUX V4.0 - Asianux Inside(EM64T)
1000BASE-T用ドライバ
Marvell Driver for Linux - Version 8.40.2.3
Marvell Driver for Linux - Version 8.41.2.3

      本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。
      ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。


      なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。

記号の意味は以下の通りです。
◎…ドライバを適用し動作可能
○…ドライバを適用し一部問題があるが動作可能
×…動作不可
動作確認環境 / 動作確認内容 / ドライバの適用方法 / 注意事項

■動作確認環境 ↑UP

No. 接続機器名称 型番
1 Express5800/100シリーズ *1 *2 - 1
2 スイッチングハブ(ES1000/208T) N468G-N11 1
3 1000BASE-T接続ボード N8104-114 2
4 LANケーブル - 2
*1:MIRACLE LINUX V4.0(EM64T)に対応している機種のみ対象 ( [システム構成ガイド] → [OS対応状況]参照 )
*2:1000BASE-T接続ボード(N8104-114)の実装に対応している機種のみ対象 ( [システム構成ガイド]参照 )

■動作確認内容 ↑UP

No. 動作確認内容 結果 コメント
1 基本動作確認 ping/telnet/ftpコマンドが正常に動作することを確認
2 Jumbo Frame機能の確認 パケットサイズ(MTU:2048/4096/8192/9000)を変更して正常に動作することを確認
3 netdump機能の確認 正常に動作することを確認
4 二重化機能(対障害性:Fault Tolerance)の確認 正常に動作することを確認
5 ランニング評価 Read/Write/データ比較を繰り返すTPにて48時間以上問題ないことを確認
6 通信速度固定評価 スイッチングハブの設定を10H/10F/100H/100F/1GFに設定し正常に動作することを確認

二重化機能
ディストリビューションにパッケージングされている Bondingドライバを使用して、 評価を実施しました。 bondingドライバの使用方法については、以下を参考にしてください。

Linuxシステム内のドキュメント(例):
/usr/src/linux-(カーネルバージョン)/Documentation/networking/bonding.txt

※(カーネルバージョン)は、現在ご使用のカーネルバージョンです。

■ドライバの適用方法 ↑UP

ドライバの適用方法

本システム用に作成したドライバ

現在、動作確認しているカーネルとドライバの組み合わせは、以下の一覧です。

Kernel version Driver version
 kernel:2.6.9-34.21AX(smp/largesmp) - SP1 8.40.2.3 [ Download ]
 kernel:2.6.9-42.7AX(smp/hugemem) - SP2 8.41.2.3 *1
 *1:カーネルに組み込まれているドライバ

本1000BASE-T接続ボードを接続した状態でシステムを起動すると、 ハードウェア設定ツールのKudzuが起動する場合があります。 Kudzuが起動した際は、「Configure」を選択してネットワーク設定を実施してください。

[ ドライバをDownloadして使用する場合(2.6.9-34.21AX) ]
  1. 既存ドライバの退避
    # mv /lib/modules/(カーネルバージョン)/kernel/drivers/net/sk98lin/sk98lin.ko
    /lib/modules/(カーネルバージョン)/kernel/drivers/net/sk98lin/sk98lin.ko_org
  2. ダウンロードしたドライバのインストール
    <Kernel:2.6.9-34.21AX(smp/largesmp)ご使用の場合>
    # tar zxvf sk98lin_nec-8.40.2.3-3_2.6.9.x86_64.tgz -C /
  3. /etc/modprobe.confに以下内容を追加
    alias ethX sk98lin(Xは任意の数値)
    注意: /etc/modprobe.confに"alias ethX sky2"が記述されている場合、 先頭に"#"を追加してください。
  4. ローダブルモジュールを自動起動するため依存関係ファイルの作成
    # depmod -a
  5. インストールされたモジュールイメージの作成
    # /sbin/mkinitrd /boot/(grub.confのinitrd内容) (カーネルバージョン)
    (例:# /sbin/mkinitrd -f /boot/initrd-2.6.9-34.21AXsmp.img 2.6.9-34.21AXsmp)
    注意1: mkinitrdで作成するイメージファイルが既に存在する場合、 エラーとなります。 ファイルを削除して実行するか、-fオプションを使用してください。
    注意2: "/boot/initrd-xxxxxx.img already exists."が出力された場合は、 正しくイメージファイルが作成されておりません。
  6. システムリブート
    # sync
    # reboot

[ カーネルに組み込まれているドライバを使用する場合 ]

ドライバは、Ethernetコントローラを接続した状態で起動すると、自動的にロードされますが、以下の操作を実施してください。
  1. /etc/modprobe.confに以下内容を追加
    alias ethX sk98lin(Xは任意の数値)
    注意: /etc/modprobe.confに"alias ethX sky2"が記述されている場合、 先頭に"#"を追加してください。
  2. ローダブルモジュールを自動起動するため依存関係ファイルの作成
    # depmod -a
  3. インストールされたモジュールイメージの作成
    # /sbin/mkinitrd /boot/(grub.confのinitrd内容) (カーネルバージョン)
    (例:# /sbin/mkinitrd -f /boot/initrd-2.6.9-42.7AXsmp.img 2.6.9-42.7AXsmp)
    注意1: mkinitrdで作成するイメージファイルが既に存在する場合、 エラーとなります。 ファイルを削除して実行するか、-fオプションを使用してください。
    注意2: "/boot/initrd-xxxxxx.img already exists."が出力された場合は、 正しくイメージファイルが作成されておりません。
  4. システムリブート
    # sync
    # reboot
■注意事項 ↑UP

  1. 本ドライバの設定は、1000BASE-T接続ボード(N8104-114)を接続した場合に実施してください。 なお、増設した場合のみでなく、出荷時に本接続ボードが接続されている場合でも上記設定が必要ですので、 必ず実施願います。
  2. ドライバの設定がAutonego(default値)で、スイッチングハブを固定設定にした場合、 以下のメッセージが出力される場合があります。本メッセージはIEEE 802.3u規格に準拠 していない構成のため、出力しています。ドライバとスイッチングハブを同じ設定にしてください。
    ethX: -- ERROR --
    Class: Hardware failure
    Nr: 0xe0
    Msg: Link Partner not Auto-Neg. able
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